1回
2021/12 訪問
「瞬」?「かぶと」?いや、これからは「英」(はなぶさ)でしょ〜??(^^)
シャルドネ
鰻の白焼き
大根
いくらの醤油漬け
彗、シャア
伊吹のよもぎ茶
煮切りを用いた醤油やき
モエ、シャンパン
イケメンのマスター
うなぎの春巻き
紅茶。この後に最初のシャルドネ飲むと…あら不思議。とってもマイルドに!
うなぎの白焼き、カラスミ掛け、万願寺唐辛子
きのこ鍋のきのこ
トロっとしてます
ジョージアのオレンジワイン
オレンジ色
お米はゆめしずく
南部鉄器で炊いたうなぎの釜飯
お漬物
Zinfandel 赤ワイン
お米のアイス
山田錦の日本酒をかけます。美味しくなった〜!
お土産にお米とおにぎり四つ
2021/12/28 更新
このタイトルに「ピン」と来た方、「え?何だって?」なんて思われた方は全国美味しいものを食べ歩いてるグルメな方に間違いありませんね。
岐阜駅から車で北に20分くらいのところにある鰻屋さん。
洋食つばきの近くです。と、言ってわかる方も岐阜、名古屋以外の方なら多分食通です。
でもこの鰻英さんは、鰻屋さん、というにはあまりにもイメージが違いすぎるかもしれません。
いわゆる鰻丼、鰻重を出すお店とは全くコンセプトの違う、別世界のお店です。(夜も鰻丼だけでも食べられます)
シェフはイタリアン出身で以前はここもイタリア料理店でした。
しかも中田英寿さんそっくりのイケメン!!!(^_^)/~
そして、ワインのソムリエと日本酒の唎酒師(ききざけし)の資格を持ってらっしゃいます。
そのシェフが鰻屋さんにチェンジ!
したがって、うなぎの修行は一切していません。
よく、
串刺し3年、裂き8年、焼き一生、などと言いますし、
秘伝のタレは継ぎ足し、継ぎ足しで、味を守る、
なんて言いますが、
このお店はそんな固定概念は一切排除されてます。(笑)
つまり、焼きは自分流。タレは1週間で作り替え、です。(笑)
でも結局お料理は美味しければいいわけで、早速いただくことにしました。
鰻会席 12000円。
それに
アルコールペアリング(5種以上) 6500円〜
を頼みました。
ワインや日本酒に詳しいシェフがその日の料理に合ったお酒、あるいはお客さんの好みを感じ取ってチョイス、提供してくださいます。
ちなみに鰻会席を頼むとJR岐阜駅からタクシーで、無料送迎してくれます。
県外からのお客さんがほとんどだからだそうです。
これで安心して飲めますね。(^^)
まずはワインから。
△冬のシャルドネ 飲みやすいですね。初めにいくらかお話して、最初はスパークリング系が定番だけどあたしには少し重めのワインがいいかな?と、シャルドネをチョイスしたとのことです。
あたしはお酒のことはよくわからないのですが、おいしいのはわかりました。
ワインをグラスに入れてスワリングしてくださいます。手つきがマジックのようです!
エンターテイメントですね~~~。
〇カニの餡、しんじょう大根、鰻の白焼き 最初の一品です。ウナギは一人1匹、宮崎産だそうです。
鰻・・・!おお~~。表面パリッパリだけど中がすごいホワッホワですね!!!地焼きです!関西風と言っていいのかどうかわかりませんが・・・??素晴らしい焼き具合です。「外はパリッと中ふんわり」よくおいしいウナギの誉め言葉で使いますが・・・これは本当に素晴らしいですね。次元の違う焼き方というか。美味しいです。カニ身もしっかりはいってます。
〇いくら醤油づけ、オータムポエム、海老芋 いいイクラですね。今はなかなかいいイクラが入らないとのこと。漬けから出る汁をソースとしてオータムポエムや海老芋をいただきます。美味しい。オータムポエムはシャキシャキですね。
△彗 別名シャア。 日本酒が出てきました。香りがいいです。有名なお酒ですけど初めて飲みました。
*ジャンシスロビンソン グラスは有名なジャンシスロビンソンを使っているとのこと。薄いわ~。。。チーンとかしたらだめよ~。あたしがこの前お友達にプレゼントしたリーデルのグラスより全然いいわ・・・(^^;)
△伊吹のよもぎ茶 口直しによもぎ茶が出てきました。
〇煮切りだげで焼いてる醤油焼き 七味、わさびなど 醤油餡のジュレでいただきます。山椒が効いてるジュレです。ウナギはやはりサクサクしていますし中はジューシーとはこのことですね!!!
△モエシャンパン、ネクター 飲みやすいシャンパンです。料理に合わせて甘めに当ててるとのことです。
〇鰻英のスペシャリテ、鰻の春巻き 中にドライチェリーが入っています。蒲焼のタレで味付けしているとのこと。ウナギもぱりぱりですが春巻きもサクサクですね!!!
※さっきも書きましたが、鰻は宮崎産で、このお店では鰻の皮を丁寧に剥ぐそうです。これによって臭みをとるとのこと。一般のウナギ屋さんでは大量に調理するためにこの工程はやってられないので、臭みがのこるから濃い味のたれをつけて焼くのだとか。
ここ、英さんは一人ひとりに丁寧に調理するから皮も剥いで、焼き方もじっくりと最高の焼き具合のウナギを提供してるし、たれの味でごまかすのでは無く、薄めのたれでうなぎ本来のおいしさを味わってもらえる、とおっしゃってました。
確かにここのウナギは普通のウナギ屋さんのウナギとは焼き加減、お味、ともに違います。おいしいです。
〇鰻の白焼き、カラスミ掛け、万願寺唐辛子 カラスミのほのかな塩味でいただきます。いいお味。わさびもちょうどいいですね。唐辛子も辛くなくて美味しいです。
△紅茶が出ました。口直し。
※しかしここからが面白いです。紅茶を飲んでから先ほどのシャルドネをもう1杯・・・。飲むと・・・おお!味がガラッと変わります!タンニンの味が消されてマイルドになりました!面白い!
〇きのこ鍋 きのこいっぱいです!!鍋に入れると鰻が柔らかくなります。関東風とはちょっと違いますがそんな感じの柔らかさ! きのこ一杯でお鍋がすごいトロ味がありますね!茗荷が効いています。
△ジョージア産オレンジワイン ワインの発祥地ジョージアのワイン。アダルトで官能的なワイン。独特の製法でオレンジ色なのでオレンジワインというそうです。
※お米は佐賀県のゆめしずく。
△Zinfandel 赤ワイン 渋めのワインでした。
□山田錦のアイスクリーム ちょっと食べてみて、何のアイスか当ててみて、と言われました・・・お米のアイスというのはわかりました。 それにお酒をかけていただきます。感じがすっかり変わります。おいしい。
〇釜飯 やはりこれがメインになるかな?南部鉄器で炊いた釜飯。ご飯がとても美味しいし、鰻もかわらず美味しいですね!
ここはやはりシェフのサービスが売りの一つですね。
それにウナギの焼き方はどことも違っていい焼き加減でした。
店は古民家の利用でとても雰囲気はいいです。
あたしは本当にワインのことは詳しくなくて、ただ飲んでみて酸味があるとか…渋みがあるとか、濃いとかあっさりとか感じたままの感想しかないのですが…、中には嫌な感じのワインもありますが、ここのは全部美味しく感じました。やはりお料理とのマッチングがいいのかな?マッチングは楽しいです。
食べきれなかった分、おにぎりを4つとお米までお土産にいただきました。
実は最後に岐阜駅近くまで送っていただいたのですが、車の中にお土産を忘れて帰ってきてしまいました。
そしたら後から電話がかかってきて、岐阜駅近くまでわざわざ届けてくださいました。
感謝と共に恐縮してしまいました。
ありがとうございました。
ごちそうさまでした。