2回
2025/08 訪問
鳥取の恵みを存分に味わえる宿「観水庭こぜにや」の夕食
鳥取旅行で宿泊した「観水庭こぜにや」さん。まずお伝えしたいのは、宿泊施設としての接客が本当に素晴らしかったこと。細やかな心遣いが随所に感じられ、到着直後から気持ちよく過ごせました。
そして楽しみにしていた夕食。この日の献立は「日本海と大地の恵み」と題された会席料理でした。
白烏賊そうめんは透き通るような身が甘く、歯切れの良さも印象的。鳥取和牛のステーキは柔らかさと旨味が段違いで、噛むほどに肉の味が広がります。普段なかなか口にできないような食材を、丁寧に仕立てた料理でいただけるのは贅沢のひと言。
さらに、旬の魚介を使ったお造りや野菜の天ぷら、貝のバピヨットなど、一皿一皿に工夫と季節感が感じられました。料理の盛り付けも美しく、目でも楽しめる内容です。
正直、鳥取はなかなか訪れる機会が少ない場所ですが、この宿であれば何度でも泊まりたくなると思えるほど。食事もおもてなしも一級品で、旅の思い出を豊かにしてくれる宿でした。
2025/09/20 更新
鳥取旅行2日目の朝、宿泊先「観水庭こぜにや」さんでいただいた朝食もまた素晴らしいものでした。
テーブルには、炊きたての鳥取産こしひかりを中心に、地元の味覚がずらり。山陰産白烏賊の細造りは朝から贅沢な一品で、その甘みとねっとり感に驚かされます。干し鰈の焼き物は香ばしく、白ごはんがどんどん進みました。
温泉玉子は彩り豊かな野菜あんがかかっており、優しい味わい。湯豆富は鳥取産の大豆を100%使用していて、大豆本来の旨味が感じられました。小鉢にはするめいか粕漬けや豆富竹輪、きくらげの佃煮など、郷土らしいおかずが並び、どれもご飯の良き友。
さらに、味噌汁はしじみがたっぷりで身体に沁みわたり、デザートのフルーツ入りヨーグルトがさっぱりと食後を締めてくれます。
夕食に続き、朝食も手間を惜しまない丁寧な仕事ぶりが感じられ、料理に力を入れている宿だということを改めて実感しました。旅行の朝を清々しい気持ちで迎えられる、そんな食事でした。