4回
2021/02 訪問
美味しいフレンチでお腹いっぱい。これぞ幸せ。
3回目の大石さん。
いつも通りシェフのトーク・スタッフのおもてなしと、美味しい料理のオンパレードにお腹も心も満腹になりました。
ちなみに今回は初めてランチの訪問。
結論料理にディナーとの違いは全くなく(当たり前ですが)、ここのフレンチをディナーで食べて幸せな気持ちで布団に入るのもいいですが、次の日のダメージを気にされる方はランチでも十分に堪能できるかと。
僕も体を考えたらランチの方がいいかも。
今回のメニューは冬と春を混合したような構成。
お肉2皿メインではなく一皿にメイン級の食材を2つ使うような形になってました。今回はランプと牛タン。
またプラス料金で信じられないくらい厚切りにしたトリュフとフォアグラのパイ包み焼を頼めるようになってましたが、お金持ちの方はぜひどうぞ。
今回は約3割くらいがオーダーされてらっしゃいました。
■バター茶
■牛肉とグジェール キャビア
■コンソメジュレ バフン雲丹 黒鮑 ボタンエビ カリフラワーのムース
■スマの洋風寿司
■スッポンのコンソメ パイ包み
■八寸(ホワイトアスパラ、パテアンクルート、野菜のゼリー寄せ、フォアグラと根セロリ)
■せとかとフォアグラの最中
■白子のパン粉焼き
■ピジョンの中華風揚げ焼き
■甘鯛の鱗焼 スープドポワソン
■牛ランプのロティ 牛タンの塊焼 百合根のパイ包み
■虎フグのご飯
■13皿目のカレー
■苺のミルフィーユ
■あんぽ柿のサンド
特に印象に残ったのは甘鯛。
かなり身は生に近い火入れですが、皮のパリパリ感との対比は流石であり、量やトークの面白さなど他の部分で話題になることが多い当店ですがフレンチとして素晴らしいレベルにあることがわかる一皿。
そしてソースもたっぷりで悶絶級の美味しさであり、スープドポワソンとお芋のピュレの組み合わせに甘鯛の旨味がバッチリハマってました。
厚焼よりもさらに厚い「塊焼」で提供された牛タンも非常にセンセーショナルでしたし、ご飯のトラフグも白子と身と皮と、余すことなくフグを味わえる素晴らしい〆。
魚料理からはほぼ全ての皿を大盛りにしていただける好意にもあやかり(写真は同伴者のものなので大盛りではないです)、かなり食べる僕でも心地よい満腹感でフィニッシュ。
コース構成としては若干パイを使う料理が多くそれだけちょっと重すぎると感じることもありましたが、お互いノンアルコールを一杯ずつで62000円くらいのお会計で、使われている食材や量や皿数を考えれば納得です。
1人30,000円級のおまかせコースのお店でも、最後まで感動もなければお腹いっぱいにもならないお店もある中、こちらは居心地良い空間で楽しく美味しいお料理をこれでもかと食べられる点で、唯一無二であり問答無用で大好きなお店の一つです。
コースの内容も2月〜3月、4月〜5月と2ヶ月頻度のペースでかわるので飽きないのも魅力。
実質予約が取れるのも最速2ヶ月後取れればラッキーくらいのお店なのでちょうど良いと言えばちょうど良い。
同じくらいの値段でもっと格式ある空間で、ビシッと襟付きシャツやジャケットを着て、吟味されたワインを嗜むことができるとは思いますが、下戸でとにかく美味しい料理を楽しく食べたいという僕みたいな方にはこれ以上ないお店だと思います。
また必ずお伺いします。
ごちそうさまでした。
2021/02/21 更新
2020/10 訪問
再訪 味以上の何かで心も満たされるフレンチ
再訪。
初回から5ヶ月後じゃないとメインどころのディナーは予約ができない人気ぶりも、ここに一度訪問すればその理由が必ずわかるんではないかと。
結論から言うと今回も素晴らしいディナーでした。
今から次が楽しみになるお店って中々ないですがここはまさにそう。
ボリュームが多いとか、接客が楽しいとか、味以外の評価が先にたってしまいがち、というか本当にその通りなので、それは全く間違いないのですが、ここのコンソメジュレや野菜のゼリー寄せといった繊細な料理を食べると、ミシュランレベルのフレンチのそれよりもはるかに高いレベルで成り立っていると思います。
根本の味の部分も僕は大好きで、もしかしたら最も再訪したいと思えるお店はどこかと聞かれて挙がるお店かもしれないです。
ここのカウンターに座る3時間半。
美味しくて、楽しくて、心が癒される感じがしますね。
■バター茶
■蟹とキャビアのグジェール
■雲丹とコンソメジュレ
■ノドグロの洋風寿司
■すっぽん、エビ出汁のスープ
■八寸 鮎のカダイフ揚げ パテアンクルート 野菜のゼリー寄せ
■フォアグラ最中 イチジク
■真鯛 海老芋のソース
■秋田ポーク
■スイカのグラニテ
■あか牛
■鮑ご飯 焦がしバターソース
■13皿目のカレー
■シャインマスカット お酒のアイス
■モンブラン
コンソメジュレとか野菜のゼリー寄せは言わずもがな。
グジェールやフォアグラ最中もそれはそれは美味しい。
魚料理の海老芋のソースも素晴らしく、肉料理の火入れも抜群でした。
メインのお肉から鮑ご飯、カレーも全て大盛りにしていただき完食。
このカレーがほんとに美味しいんですよねー、複数回訪問されている方は多くの方がカレー大盛りが多いのもうなづけます。
あと、これだけ食べて当日はお腹パンパンにも関わらず次の日は全くもたれてないのも、しっかりと油分などを調整してコース構成してくれてるからこそ。
ほとんどお酒を飲まない僕たち2人で60,000円ちょいと安くはないですがまた年明け楽しみに伺います。
ごちそうさまでした。
2020/10/04 更新
2020/05 訪問
めちゃくちゃ美味しいし、居るだけで楽しい
【まとめ】
料理はとにかく美味しい。
何より居るだけで楽しい。
無条件で再訪したいと思える銀座フレンチ。
【感想】
絶対再訪したい
☆×4.6
説明不要の超人気店かつ予約困難店。
機会に巡り合ってお伺いできました。
銀座にあるビルの二階。
検温や空気清浄機などの対策はばっちり。
カウンターのみのフレンチですが、挨拶などはお寿司屋さんのような元気の良さ。
正式な場というより、気のおけない友達と美味しいものを心ゆくまでいただく、という場面がしっくりきます。
シェフの料理についてのご説明、スタッフとの掛け合いなど見てるだけで楽しい時間が過ごせます。
レストランにいるというより劇場にいるような、食事付きのトークショーのような感覚。
そして料理は素材を見ただけでも想像できるんですが食べてもやっぱり超美味しいので何もいう事はございませんという感じ。
今回のメニュー
■バター茶
甘さ控えめのミルクティーのような食前の飲み物。
■キャビア、卵黄、グジェール、ホタルイカ、帆立
手に直接お渡しいただいて一口で。
キャビアとグジェールのチーズの香りがお口いっぱいに広がり、帆立、ホタルイカのペーストなども旨味の相乗効果を発揮。幸せの味ですねー。
■ウニ、アワビ、ボタンエビ カリフラワームースとコンソメジュレ
めちゃくちゃ淡い味わいのコンソメジュレと甘さ控えめのカリフラワームース。
アワビなど素材が引き立ってます。
■トロカツオの洋風寿司
スマとバルサミコを合わせたご飯をシャリに見立てて一緒にいただきます。
■蕪 スッポンのコンソメ
優しい蕪のの甘みでほっこり。
ジュレといいこれといい基本のコンソメが抜群に美味い。
■八寸
テリーヌ、アスパラ、カニのサラダなど美しい前菜盛り合わせ。
特に野菜のゼリー寄せが絶品。
なんでこんなに野菜が甘いのだ、、、
■最中 フォアグラムース、金柑、カカオニブ
フォアグラと果物を合わせた定番な組み合わせ。
カカオニブが入っているので、そこにチョコレート的な味わいが加わって、よりデザートのような感覚。
■栄螺 パセリバター
中には椎茸と筍も。
エスカルゴを日本の食材で表現したという面白い料理でした。
■キンキ、白アスパラ
超極太の白アスパラはドイツ産。
春は至る所でホワイトアスパラをいただきますね。
キンキに里芋と筍を合わせたソースもたっぷりで嬉しいですが、個人的にはもう少しはっきりした味付けの方が好みでした。
■仔羊
羊を2種類の調理法で。
特に羊に抵抗がない僕にはどちらも美味しかったですが、特に骨がついていない部分のお肉が羊とは想像できない食感、肉汁で驚き。
■グラニテ
スイカのグラニテで口直し。
■飛騨牛
メインのお肉が2つ出るなんて幸せ。
赤身のお肉で脂身はほぼないのにこの旨み。
火入れはここ最近で1番好みで、中は歯がいらないぐらいの柔らかさなのに外はカリッと。
■オマール海老の炊き込みごはん
海老の味噌などを余すところなく入れて炊いたご飯は旨味の爆弾でした。
目を瞑ってしまうおいしさ。
■カレー
端材の牛肉がごろごろ入ったあっさりカレー。
あまり期待してなかったんですがこれもめっちゃ美味しい笑
主役級の皿が続いたこのタイミングで食べるから美味しいと感じるカレーとな。
■イチゴのミルフィーユ リンゴシャーベット
ミルフィーユも間違いないおいしさ。
最後にがっかりさせないところも素晴らしい。
いやー、お腹いっぱいです。
私はサンペレグリノ、同伴者はワイン2杯で合計6万ちょい。
グラスは若干高めな印象。
飲まれる方はペアリング、もしくはボトルの方がコスパ良さそうです。
終始お客様のお腹具合を聞いてくれるところなど、ここにしかないボスピタリティが溢れています。
料理も美味しくて、スタッフも素晴らしくて、再訪しないわけにはいかないお店です。
みんなそう思うだろうから予約も簡単には取れないってことも超納得でした。
ごちそうさまでした。
2020/05/23 更新
4回目の大石さん。
本日はディナーです。
今回は春メニューということでしたが、ところどころ初夏を感じさせるものもちらほら。マンゴーとか。
〆あたりで普通の胃袋ではない僕達もお腹いっぱいになれるところと、それぞれ一皿一皿しっかり美味しく、そして何よりこの空間にいること自体楽しいのが通ってしまう理由ですね。(言うまでもなく全て大盛りにしていただきました、感謝)
今日のお客様は全員が3回以上の来店歴がある方々ということで、雰囲気も非常に良かったなぁ。
一斉スタートかつカウンターのみなのでそこら辺の運の良さが雰囲気に非常に関わってくるのです。
■バター茶
■ホタルイカとキャビアのグジェール
■カリフラワーのムース コンソメジュレ バフンウニ
■すっぽんのコンソメ 蕪
■八寸 桜鱒の燻製 ホワイトアスパラ うずらのパテ
■苺とフォアグラの最中
■椎茸 ブルーチーズのソース
■ローストチキン
■スイカのグラニテ
■金目鯛 筍のソース
■ランプのロースト 塊タン
■オマール海老のご飯
■カレー
■枇杷
■マンゴーとココナッツのカスタードのパイ
お互いノンアルコールをいっぱいずつ頼んで2人で63000円くらいでした。
毎回このくらいです。
ある程度昨年のメニューから似たり寄ったりの皿が多いですが、使われている素材などは微妙に変化してます。
多分何回もいただいてるはずなのですが、今日はオマールご飯のおいしさが格別でした。
あと塊タンは前回食べた時よりも格別に美味しかったなぁ、火入れなのか個体差なのか、こんなにいいお肉特有の甘味を感じたタンは初めてだったかも。
一年前などから比べると結構席の予約が取りやすくなっているとは言えますが、とはいえ日々満席であることは間違いない超人気店。
季節毎に必ずお伺いしたいお店です。
ごちそうさまでした。