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夜の点数:4.9
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¥30,000~¥39,999 / 1人
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料理・味 -
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何から何までやっぱり完璧でした。
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2020/06/07 更新
【まとめ】
ミシュラン三つ星。日本で唯一無二の超有名フレンチ。
前菜からメインまで極上の皿が続く至極のコース。
感想を書くのが無意味かと思えるほど素晴らしい。
【感想】
ぜひ再訪したい
☆×4.9
カンテサンスに伺う機会に恵まれました。
説明不要の三つ星フレンチ。
五反田から歩くこと10数分。
ちょっと高級感あるショッピングビル1階にお店はあります。
夜二回転目だったので同じ時間のお客様がほぼ同時に着席してコーススタート。
サービスの方の人数、そしてその中のソムリエの人の数、そんじゃそこらのレストランでは考えられない充実度。
お客の服装は様々ですが男性はジャケット着ている人が7〜8割。スーツの方も若干。
ダイニングでは写真NGということもあり、食べることらにかなり集中できる空間です。
今回いただいたメニューはこちら。
写真なし、かつほぼ朧げなら記憶のみなので参考まで。
■ほうれん草のサブレ
アミューズのクッキー生地にナッツとほうれん草とお肉のフィンガーフード。
これが唯一よくわからなかった皿かも。
■新玉ねぎのスープ 雲丹
冷たく爽やかな初夏にぴったりなアミューズ。
雲丹たっぷり。
■山羊乳のババロア
スペシャリテ。一口食べて悶絶。
山羊のミルク、百合根、マカダミア、オリーブオイル、そして塩。
一緒に食べることで体感したことのない化学反応が。
なんだこれ、うますぎる。
甘味、塩味、苦味が一挙に口の中で広がるような。これだけでも再訪したいと思えるお皿です。
■穴子 アスパラ
これも素晴らしかった。
網焼きや蒸しなど様々な調理法で火入れされた穴子はプリッとした歯切れの良さがありながらも穴子本来のほろっとした柔らかさがあるという初体験の食感。
こんなの食べたことない。美味しすぎる。
■ミル貝とズッキーニ レモンとハーブのソース
レモンとハーブなんて爽やかさ一辺倒になるはずがコクがあるソースが素晴らしい。
■フォアグラのクレープ
フォアグラのテリーヌとナッツ、そしてキュウリ。
なんとクレープで巻いて手でいただきます。
きゅうりの食感があることで重たくなく、かつ新しい料理になってます。何本でも食べたい。
■金目鯛
皮目のみパリッと、中はジューシーさを残すように半生の火入れ。
ソースは3種類のキノコを使ったものとワインを使った泡状のもの。
ガルニは貝のエキスを染み込ませたパスタでくるんだそら豆。
それぞれが凄まじく手が混んでるのが伝わり、それぞれが圧倒的に美味しい。
■牛ハラミ
ジャガイモのペーストと共に焼き上げられたマッシュルームと共に。
外側はかなりカリッと強めにローストされてますが、中身は低音のオーブンでじっくりと火入れ。
ありふれた表現ですが口で溶けます、、、
■コーヒーのソルベ ラムレーズン
レーズンがかけられた洋酒強め、苦めのグラニテのようなデザート。
好みではないですがさっぱりと。
■パッションフルーツ レモンのサワークリーム
パッションフルーツをくりぬいた器に層状に構成。なかなかの酸味です。
プチプチ食感がクセになる。
■焼きパイナップルケーキ ココナッツミルクのムース
パイナップルケーキの熱でとろけるココナッツミルクのクリームが秀逸。
■メレンゲのアイスクリーム
山羊乳と並ぶ定番。海水を吹きかけて仕上げ。
コースの最後だからこそ美味しさが倍増する感じ。
これ、最初とかに食べたらあんまり感動しないんだろうなぁ。
バニラの香りがない分どこまでも滑らかな食感がリッチ。
私はガス入りのミネラルウォーター、同伴者はグラスワイン一杯で63000円ちょい。
約2時間の滞在、
そして嬉しい発見だったのは結構お腹いっぱいに。
フュージョン系でよくある食べた気がしないポーションというよりも、特に魚料理、お肉料理は他店と比べてもしっかりとした量がありました。
って書いておきながら思うのは、おそらくお客それぞれ食べ方などを見て調整しているのかな。ほぼワイン飲まずに食べていた私たちはパンのなくなるスピードも早かったのでその辺気を使ってくれたのかも。
最後にシェフにお見送りされてお店を後に。
いやはや凄いことはわかってましたが、上がりきったハードルをしっかり超えてくる凄さ。
さすがとしか言いようがありません。
ありがたいことに最近は素晴らしいお店に行く機会も増えてましたが、やっぱりここだからこその唯一無二感を十二分に感じられました。
また行く機会を楽しみに。
ごちそうさまでした。