4回
2025/11 訪問
改めて日本を好きになります
今回はななしの庵さんです。
独自の進化をされております。食材がいい盛岡ならではの調理方法です。ここは、その中でもより自然に近い食材、独自性が高い食材と出会えます。生産者さんとの繋がりの濃さがなせるものですね。
美味しいだけではなく、日本のポテンシャルを感じられるのは、ここでしか味わえない素晴らしさだなと思います。
もはや病み付きです。
とても美味しかったです。
ごちそうさまでした。
ほうれん草の祖先にくるみのソースをかけたもの くるみが甘く香ばしくて美味しかったです。
相棒です。
きのこのスープです。味が濃く、いろんな味がして面白かったです。
キノコ色々入ってます。
カジカとアイナメです。珍しいですね。
白子に自家製のしその実漬けを載せたものです。いい塩梅でした。
アイナメだったかな。。美しいですね。
鮑です。文句無し
自家製シメサバに大根を巻きました。大根の食感と自家製の酢、鯖の脂がとても良いバランスでした。
苔むす石 という名前です。
ふのりにキノコだったか。。
カジカさんです。お鍋でもいただきました。自家製ポン酢もよき。
割りスープにしました。
ご飯の一生 炊き上がる少し前です。まだ混ざりあっていない感じはしますがこれはこれで。
だんだん水と米が混ざって甘味が強くなってきます。
完成形 甘味と食感がしっかりしてます。
エクストラタイム たまごと自家製の梅干し。
2025/11/26 更新
2025/04 訪問
+αを毎度くれる
たとえ遠方にいても、ここにはたまに来たくなる。ななしの庵さんは私にとってそんなお店です。
前に書いた内容と重複しますが、ここに来ると、日本人が日本で積み上げてきた歴史というものを感じます。
ここまで、日本を見つめ、日本に特化した料理店はないと思います。
料理がおいしいというのはもちろんベースとしてありますが、それだけではなく、
①日本人だけど知らないこと、残していきたいことを勉強させてもらえる。
②①を共有できる初対面の素晴らしい人たちと出会えるシェフの人柄。
ことがこのお店のすばらしさの本質だと思いました。
毎度素晴らしい経験をさせてもらえる、こういうのを宝物というのかもしれませんね。
台湾の緑茶 1杯目 まだ少し薄いかな
台湾の緑茶 2杯目 緑茶だが、ウーロン茶っぽい。
台湾の緑茶 3杯目 さらに味が濃く深くなっていく。面白いなお茶。
若竹煮+ふきのとうの茎 雌株を焼くことで粘りと味の濃さが出る、ふきのとうの茎はぎりぎりの季節感だが、いい苦みと食感。筍は言わずもがなですね。出汁も最小限にして食材のおいしさを感じられました。
アスパラ焼き 太さに味の濃さが出ているし、味が逃げない技法がしっかり出ています
サヨリとカレイのお造り 右の梅と昆布の合わせ物が非常に深みがありよかった
鰹正宗 カツオとか肉感があり、苦みがあるものに合う。
ウニの山にんじん乗せ 果実酢と穀物酢の柔らかい味わいと酸味がバランスをとってくれている
まるゆべしと行者ニンニクの茶わん蒸し
天ぷら1 アスパラ
天ぷら2 こごみ
天ぷら3 こしあぶら
天ぷら4 いたどり
天ぷら5 タラの芽
目光・椎茸・こごみ
牡蠣の海藻巻き揚げ
鹿かな、牛かな・・・。忘れてしまった。
ごはん一式 TKGだけど最高の素材のTKGだと思う
ばっけの生キャラメル
2025/05/02 更新
2025/02 訪問
文化遺産というべき特異性
久しぶりに訪問させていただいた当店。
改めて感じるのは、その特異性かと思う。
ここは昔の日本人の知恵や調理技術をとても大事にしている。
発酵が調理にとても高いレベルで生かされており、酸味・塩味・うまみはしっかりとありながら、それぞれに丸みがあり、胃腸にも優しく調和性も高くなっている。素材も素材の王国であれ岩手県各所で自らとってきた玄米、野菜、キノコ、山菜やカニ、魚介類などが使われており、鮮度・味ともにレベルが高いと思う。
各料理のコメントは写真を参照いただきたい。
知ってほしいと思いつつ、知られると自分が生きにくくなるというジレンマを抱えながらこのコメントを書いている。
お水:湧水を汲んだもので癖がない。元々水が美味しい盛岡なのだが脱帽
烏龍茶:たぶん、日本の在来種。日本茶と烏龍茶の中間の味。いいとこ取りですごく飲みやすい。
ベアレンビール:地ビール 黒ビール版
人参餅、黒豆、かんぴょう漬け、クルミソース添え
人参餅は2種類使用。食感と味の違いがいいバランス。かつ、餅が
丸ゆべし(柚子の保存食)と白子の茶碗蒸し
とんぼ赤
とんぼ赤（裏面）
ひっつみ 醤油粕とカラスミを添えて ひっつみの弾力と味の強さに醤油粕とカラスミの塩味がいいバランスでした
次は毛ガニですとのこと。
毛ガニ①ほぼ生 米ぬかの発酵による酸味を活用しており、カニに合う絶妙な酸味
毛ガニ②毛ガニのカニ味噌しゃぶしゃぶ 味噌の強さよりカニの味が強い気もしたが、発想が素晴らしいと思う。
よえもん
よえもん（裏面）
亀の尾
亀の尾（裏面）
亀の尾（裏面）2
毛ガニ③身のカニ味噌和え 文句無し。
タラとワカメのお吸い物 鱈は釣ってきたもので身がしっかりしまっている。ワカメは旬。予め焼くことで塩味と粘りを強調。梅干しを作るときの紫蘇を添えており、鱈の脂身をスッキリさせるいいアクセントになる。本日
鳥むね肉のキノコソース漬け キノコは秋にとったものを保存食として再活用。胸肉は適度に水分を残しており、食べやすい。かつ、キノコの出汁がしっかり出ている。本日ベスト1
権化(日本酒)① 室町時代の製法らしい。癖のない果実酒の感じ。アルコールのうっとうしさが全くなく、糀の発酵による酸味と米の甘味が非常に飲みやすい。これは衝撃。
権化①裏面 これ買います。
権化(日本酒)② よりスモーキーなものがお好みの方はこれ。
権化② 裏面
牛のレバーにリンゴのジャムを添えたもの。 無添加だが、チョコレートかと思うくらい甘い。衝撃。
イチゴをクルミでコーティングしたものに山葡萄のジャムを添えたもの
玄米ご飯(玄米8割)、白菜の漬け物、マスの塩焼き、わらびの漬け物、ばっけみそ
湧水で作った信玄餅
2025/02/14 更新
2024/05 訪問
雰囲気すらも味わいの一部
食べログで投稿された先人のおかげで出会えたこのお店。
インスタもしくはフェイスブックでの予約限定・定時開始という制約はあるものの、それを乗り越えたものだけが出会えるこのお店。と思ってほしい。
カウンター6席のみ。強気だ。
と思いきや、厨房に見えるのは巨大な山ウド。アスパラ。姫竹。あとは知識不足だが、何やら見たことがないサイズの山菜達。
このサイズ感は見たことがないと興奮を覚えつつ、いただいたのは下記の通り。名称はうろ覚えなので、間違えているのはご愛嬌としていただきたい。
・姫竹焼き
・わらびのヤリイカ包み。漬けタケノコ山椒ベースのタルタルソース仕立て
・山ウドの葉と茎の天ぷら
・平目のお造り。肝あえを添えて。
・真蛸とウニのお造り
・アスパラの煮びたし
・サクラマス焼き さやえんどうのソースを添えて
・お肉料理（ひれだったか…。）記憶がない。
全般的に、材料の品質が今まで見たことがないクラスの一級品。
素材の味を生かす調理法にも感動を覚えつつ、一緒に席を共にした方ともお話をすることができていい空間・時間を過ごさせていただくことができた。
食べることが好きな人が来るべき店かなと感じる。ここだけ間違えなければきっと満足いく時間を過ごせるはずだと思う。
2024/05/26 更新
ランキングと口コミで探せるグルメサイト
グルメキュレーションサイト
毎日の外食が楽しくなるグルメ情報
日本人の古来より大事にしている素材・調理方法を大事にしているお店だと感じます。
食べることが好きな方にはきっと気に入っていただけると思いますので、ぜひ一度ご賞味ください。
2025/02/14 更新