かわうそ氏さんのマイ★ベストレストラン 2015

◎内子の和蝋燭を中心に電気照明なしで作られた最高の空間で、芸術品ともいうべき料理の数々をいただける。
◎地元の魚、肉、野菜をふんだんに使った地元愛溢れる料理にも感動！

内子町。
江戸時代に蝋、和紙の生産で栄えた町並みがそのまま残る町。
狭いエリアに人口１．６万人。
その町がそのまま生きている。

内子の和蝋燭は、今では１軒しか作るお店がないとのこと。
そのお店は古い町並みの保存地区にありますが、若い７代目が
和蝋燭の特徴を直接説明してくれました。

オーベルジュ内子。
レストランに電気照明はゼロ。
照明はその和蝋燭と、洋蝋燭、ランプのみ。
暗い。でも、暗さゆえに目から入る情報は料理と一緒に行ったメンバーのみ。
だから落ち着く。

料理は写真にある通り。
どれも地元産にこだわったもの。
特に印象に残ったのは、

・自家菜園の春菊の茶碗蒸し　ブイヤベース風

茶碗蒸しというよりブイヤベーススープ。
甲殻類系の旨味が出まくっているスープに新鮮な春菊の旨味が
よく合っている。

・宇和海産鯛のトミーノチーズ焼き

ふんわり焼き上げられたタイに地元で作られたトミーノチーズが
ベストマッチ。
パプリカのソースの塩気と合わせることで絶妙な美味しさに。

・伊予牛フィレ肉と内子産菜花のクレープ包み　マデラソース

ホロホロの伊予牛フィレ肉がサクサクのクレープに包まれてます。
ソースが甘めなんですけど、フィレ肉とよく合ってます。
普段あんまり肉を食べないうちのばあちゃんが即完食してましたw


翌朝の朝食は和と洋から選べます。

僕は和にしましたが、地元野菜フルーツのスムージーから始まり（和なのか？w）、
メインは鯛のカマ焼き。
鯛とは思えない脂のノリ。

でも本当のメインはご飯かも。
小さなカマで炊き上げられ、カマのまま出てきます。
ご飯が立っているとはこのことか。。。

他に離れの部屋も、掛け流しの温泉も、湯たんぽなど
その他の最高のおもてなしも評価ポイントはいろいろ
あるんですが、食べログですのでそれらは評価対象外。

これで１人２．５万円でしたが、安すぎると思います。

今度はゆっくり何泊もしたいです。

【２０１６．７　訪問】

その後も何度か訪問させてもらってます。

美味しいんですが、その後、いくつか気になる点が出てきました。

まず、酒を飲まない人は連れていけないこと。
これは店のコンセプトだからしょうがないですが、ソフトドリンクは基本ありません。
酒飲みのお店だから。
だから酒を飲まない人を連れていくと相当気まづいことになります。

あと、料理のポーションはどれも小さめ。
これも酒飲みの店だから。
基本つまみなのであって、腹を膨らませるお店ではないんです。

この２点はしっかり理解してから訪問しましょう！

【２０１５．４　訪問】

まずもって十六公里（里の正しい漢字が出ない、、。）で、１６ミリと読む店名のオシャレさ加減でもう勝負あったという感じがします。

店内は１０人ちょっとでいっぱいになる感じ。
カウンター席からは調理場がよく見えます。

突き出しはカブやら大根やら菜っ葉に白いソースがかかったもの。もうこの時点で上品さにノックアウト。。

ピータン豆腐は、セロリやらネギやらがどっさり入った薬味がこれでもかっ！！とピータンの上に乗ってます。これが食欲をそそる、そそる。

油淋鶏はぷりっぷりの鶏もさることながら、やっぱりタレがすごい！甘くて酸っぱくてニンニクも入って、さらには鶏の衣に入ったピリ辛の刺激が絶妙なバランスで食欲を刺激します。タレだけでご飯食べたい、、。

名物の腸詰は、中華独特のはっかくの香りが一気に本格感を出します。そこに味噌風味のソースとパクチーを合わせて食べると、これもまた奇跡のバランス！！

そのほか春巻もシューマイも豚肉唐揚げ炒めも、どれも凝ってて、記憶に残る逸品。
豚肉の唐揚げ炒めも薬味パラダイス！ニンニク揚げも加わって食欲ドーピングは最高潮に！w

甕出し紹興酒ハイボールも、紹興酒がしっかり入ってガンガン進みます！

これだけの料理と酒で一人４０００円。。
ありがたすぎて、感謝の念しかありません。。

通いたい名店です。
一人で来ている方も多かったし、今度はふらっと一人で来てもいいかもと思いました。

◎瀬戸内の美味しい魚のおいしさを引き立てる控えめな味付けが最高！
◎小ぶりゆえに旨味の強い魚を味わえる！

しまなみ海道の中頃にある神の島「大三島」にあるお宿。
大山祇神社の参道にあります。

大山祇神社。
古代からの歴史がある由緒ある神社。
武具関係の国宝や重要文化財の約４割がこの神社の所有だというからビックリ。
もちろん参拝して宝物館にも行きましたが、奈良時代からの宝物や、
源義経や頼朝など名だたる武将が献上した刀や鎧がゾロゾロ。

こんなすごい神社であるにもかかわらず、
参道はものすごい寂れっぷり。
しまなみ海道ができて、車で気軽にこられるように
なった反面、大三島に泊まる人が少なくなってしまったのかも
しれません。

こちらの旅館も建物は相当に古いです。
ただ、そんなことはどうでもよくなるくらいにお料理は素晴らしい。

夕食は食事処で。

お刺身ではカンパチ、エンガワなどのほか、ヒラメが１匹！
豪華！

でもそれ以上に焼き物、煮物が素晴らしかった。

煮物はタモリと呼ばれる白身魚。別名瀬戸タイ。
瀬戸内海でしか取れないタイだそうです。
これが煮付けとして１人１匹出てきました。
甘めに煮付けられていますが、煮付け方が絶妙。

適度に脂ののった白身のおいしさを殺さず、引き立てる
絶妙な控えめな味付け。
素晴らしいです。

さらに小ぶりなタイは１人１匹焼き物として出てきます。
これまた塩気が絶妙。
身はふっくらとしていてほのかに甘味も感じる。
小ぶりなタイだからこその繊細かつ上品なおいしさなんだと
思います。
ついているレモンはもちろん瀬戸内レモン。
そのままかぶりつけるくらいの優しい酸味。
これがタイの優しい味に絶妙に合う！

その他茶碗蒸しや鴨鍋なども全部素晴らしかったですが、
鯛めしも良かった。
鯛の旨味がご飯全体に染み込んでいて、先ほどのレモンを
ちょっとかけたら最高に美味しかった。

朝食はかなり小ぶりな鯛の干物を網で自分で焼くのがメイン。
この鯛の干物が甘めで、旨味の塊。
芽ひじき煮は、海藻感満点で、これが本当の芽ひじきかと
気づかされました。

また行きたいです！

真鶴の舟盛りは、いつも別のお店でいただいていました。
一番有名なお店で。
そちらのお店も非常に良いのですが、今回他のお店はどうなんだろうと
思って行ってみたこちらのお店は、大当たりでした。
正直こちらのお店の方が、味的にもコスパ的にも上だと思います。

４５００円の舟盛りコースにしました。

先付（青魚とキノコ、フルーツのヨーグルト和え）
自家製塩辛
アジのたたき
アジの骨せんべい
サザエのつぼ焼き
えぼ鯛の焼き物
漬物
ご飯

これに舟盛りです。
舟盛りは、

伊勢海老１匹（生きてる）
ヒラメ１匹（尾頭付）
イカ１匹
ツブ貝
ハマチ数切れ
金目鯛数切れ
などなど

ヒラメが１匹って、どんだけ太っ腹なんですか！！
醤油のほかにも、ポン酢、酢味噌などいろんな食べ方で
食べられるので全く飽きない！！

伊勢海老、甘い！！ぷりっぷり！！

でも僕が感動したのは、舟盛りから引き上げて作ってくれる
イカゲソの天ぷらと伊勢海老の味噌汁。

イカゲソの天ぷらといえば、呼子の名物ですが、
こっちも全く負けてない。
揚げ方が上手なんだと思いますが、衣はサクサク、
身はぷりっぷりという奇跡の食感。
そして甘い。
関東でこれが食えるんだと思って感動しました。

伊勢海老の味噌汁は期待通りの海老の甘み。

正直言って、これで４５００円は安すぎます。
真鶴の新定番はこちらに決めました！

俳優座劇場の裏手にある雑居ビルの４階。
エレベーターが押しボタン式の超レトロなもの。
なんかすごい、、。
４階についてもドーンと扉があるのと、黒猫夜営業中と手書きで書いたものしかなく、本当にここで大丈夫なのか、、。という不安感がよぎります。

でも扉を開けると、一気にオシャレ中華屋さんに！


メニューにはとにかく知らない料理がいっぱい、、。
生ザーサイ？鴨の脳みそ？？とにかく怪しいw

いろいろ頼みましたが、絶対押さえておくべきは、

・クレープ餃子（鉄板で供され、一旦崩して、もんじゃのようにおこげを作りながら食べます。エンターテイメント！）
・黒酢酢豚（黒酢の甘い餡がたまらない！でっかい固まりの肉をナイフとフォークで切り分けます。これもエンターテイメント！）
・麻婆豆腐（まっかっか！！辛美味い！）

あとは、生ザーサイの辛い鍋もうまかったー。めちゃ辛かったけど。ザーサイはちょっと固めの冬瓜って感じ。甘くて美味しい野菜なんですね。

紹興酒も死ぬほど種類があって、好きな人にはたまらないと思います。

とにかく楽しいお店です。もちろん美味しい。
食はエンターテイメントなんだと改めて実感させられたお店でした。

やっぱり荒木町は違うと思わせてくれるお店でした。

正直いままで食べたお蕎麦の中で一番美味しかった。

白い上品な見た目だけど、しっかり蕎麦の香りが自己主張してる美味しいお蕎麦。
もうこれだけで行く価値があります。

蕎麦湯もすごかった。
トロトロの濃厚蕎麦湯。
タレで割らずにそのままでもいただきましたが、それでもうまい。
蕎麦そのものの味と香りが味わえます。

お店を後にしてからもしばらく口の中が蕎麦の香りで満たされてたくらいに濃厚。
あんな蕎麦湯は初めてです。

蕎麦の他にも小料理が楽しめますが、こちらも上品！１８００円で３品の小料理が楽しめるちょっとしたコースを頼みましたが、なんと鱧が出てきましたwすごい。
小料理は美味しいけど、そんなに感動はなかったんですが、やっぱり蕎麦ですね。蕎麦がうまい！

日本酒もご主人がいろいろ合うお酒を勧めてくれます。どれも１合９８０円と均一価格だったのも、荒木町で飲むにはうれしいシステムでした！

うまい蕎麦が食べたくなったら、また行きます！！

鹿児島料理のコースが、黒豚しゃぶしゃぶ、焼酎２合付きで４５００円（税抜き）という
おそるべきコストパフォーマンスということで来店。

突き出しからいろいろ楽しませてくれます。
見たこともないピーマンみたいな形のトマト。
ナスの味噌煮。ゴーヤの酢漬け。山菜のごま油炒め。
体によさそうなものばっかりなのが嬉しいなぁ。

とにかくボリュームがすごい。

鳥刺は２人前とは思えない量。
さつまあげも１人に大きめのが１個。

通常のコース料理だけでも結構なボリュームなんですが、
それに輪をかけて、おかみさんがサービスでどんどん出してくれる
料理のすごいボリュームw
作りすぎちゃったから食べる？とか
間違えて出しちゃった！
とかいって、ガンガン出してくれましたw

野菜の冷製スープ、絶品だったなぁ。トマトとオクラがダシのきいた
冷たいスープによく合ってた。

ハンバーグがこれまた絶品。
デミグラスソースの旨みがすごかった。
家庭料理っぽく、でも小洒落た洋食屋さんで出してもおかしくない
くらいのお味。
サービスで出て来ちゃうなんてすごい。。

コース料理に戻ると、「とんこつ」なる、豚の軟骨とお肉が柔らかく
煮込まれた甘い角煮みたいなものが出て来ました。
これも地元の有名な料理なんですかね。はじめてたべました。
コラーゲンたっぷり！
お肉もほろほろ。幸せ。。

正直黒豚しゃぶしゃぶに到達するまでにお腹はすでにいっぱいw
それでもしゃぶしゃぶも食べれちゃいました。

溶き卵にスープをいれたものにつけていただきます。
ポン酢とか一切いれない。
でもスープは濃すぎるわけじゃない。
旨みとほんのちょっとの塩気で勝負。
これは本当に自信がないとできないことだと思います。

カツオベースのスープがやさしい味に仕上げてくれました。

本当にもう一口も入らない状態の満腹感でギブアップ。

それでも最後に塩むすびとお菓子をお土産にいただきました。
翌日塩むすびを食べましたが、これまた美味しい！
米粒がつやつやしてて、一粒一粒が立ってる。
久々に美味しいおむすびをたべました。

こんなに満足させてくれて、コース外のビールも飲んでひとり
５０００円ちょい。

鹿児島に来たらまた来ます！

１月２日に訪問。三が日中ということもあり、殆どの店が閉まっている中、こちらは開いてました！
お客様もびっしり！

随園別館はなんというか、本場中国のエネルギーみたいな物がみなぎってて、それも魅力の一つです。

とりあえず頼んだのは名物水餃子。
１０個単位で頼むことになります。

今回は友人と２人で訪れましたが、１０個で十分。

肉厚な皮は超モチモチ！これだけでボリューム満点！
中身は肉汁がじゅわーっと出てきて、まるで小籠包を食べているかのような気分。
餡にしっかり味がついています。
ウマい！！

僕はここの水餃子を超える餃子には、海外も含めまだ１回も出会ったことがありません。
本当においしい！

他には回鍋肉や野菜炒めを頂きましたが、どれもハズレがありません。

お酒もそこそこ飲みましたが、１人３０００円ほど。
これだけうまくて、この値段はすごい！

リピート必須です！

いやー、久々に感動的なカレーに出会いました！

旅行ついでに寄ってみました。
日曜の午後１時でしたが、あまり混んでません。

でも、ココナッツカレーが切れてたから、もうちょっと前の時間は混んでたのかも知れません。

２種類のカレーをチョイスするセットを注文。税込１２００円。

僕が頼んだのは、カシミールカレーと、ほうれん草とヨーグルトのカレー。ナンはなくサフランライスのみ。

カシミールカレーは、真っ赤っかでかなり辛い！でも慣れてくるとクセになる辛さ。
ほうれん草とヨーグルトのカレーは、ヨーグルトの酸味がしっかり存在感を発揮してて、いままでに食べたことのない味！しめじともマッチしてて美味しい！

そして、ツレが食べてたマサラカレーも拝借w
これが超絶うまい！！！
なんなんだ、これは？！
辛いは辛いが、旨味が強い。
他のカレーもそうだったけど、スパイスをきちんと使った辛さのバランスの良さ以上に、なんか日本人が好きな旨味が超列に主張してる。
ダシとか入れてるんじゃないか？ってくらいw

今度はマサラカレーオンリーで食べたいです。

◎最高級黒毛和牛100％のハンバーグはジューシーで旨味溢れる逸品！
◎泡状の醤油がおしゃれでエンターテイメント性も素晴らしい！
○サラダ、スープ、ご飯もちゃんと美味しい！

以前夜に来たこともあるんですが、連れてきてもらって値段とか
よくわからなかったので評価対象外。
夜も美味しかった記憶がありますが、今回はランチに。

こんなに素晴らしいお店なのに平日１２時すぎに行って、すんなり
入れました。

頼んだのは黒毛和牛のハンバーグ。１０００円（税抜き）。
ソースが３種類から選べます。
にんにく醤油と泡醤油と、もう１種類は玉ねぎのソースだったかな？（うろ覚え）
珍しい泡醤油をチョイス。
そういえば夜にも泡醤油が登場してました。

泡醤油は醤油を泡状にして四角いキューブ状にしたもの。
これを熱い肉に乗せると、徐々に溶けていくんです。
おしゃれー！

ハンバーグは登場までに１５分ほど。
大きさは標準的。
ナイフを入れると、肉汁がたっぷり出てくる！
味も黒毛和牛ならではの旨味がしっかり！

ちょっと濃いめの味付けなので、わさびが合います。
泡醤油とわさびの相性も抜群ですしね！

正直この満足感で１０００円（税抜き）は安すぎます！

サラダも付け合わせも野菜がたっぷりなのも嬉しかった！

また来ます！