4回
2025/01 訪問
おしゃれな料理と確かな美味しさ
年に数回しか伺うことが出来ないラフィットさんですが、行くたびにやはり戻ってきたいと思うお店です。
今年初の来訪でしたが、晴れていて景色も良く、最高の時間を過ごすことが出来ました。
◯うずらの卵
燻製醤油に漬けたうずらの卵。表面は微粒に粉砕したかつお節をまぶしてありました。
表面だけ膜が張っているような独特な食感で、中から黄身が弾けるように溢れます。燻製された卵はやはり美味しいですね。
◯アオリイカと生ハムの白菜巻
自家菜園の白菜で巻いたアオリイカのタルタルと地鶏の生ハムの一品。オランデーズソースや宮崎県産キャビアとレモンのペーストを添えてありました。
一口で頂くお料理で、白菜とアオリイカの食感、オランデーズソースの濃厚でコクのある旨みにキャビアやレモンのアクセントが効いています。美しくかつも美味しい一品でした。
◯バターナッツカボチャクリーム
バターナッツカボチャクリームをベースに、フレッシュバジルでマリネしたサザエ、カルダモン、ターメリックを組み合わせた一品。
バターナッツカボチャの心地よい甘みに、爽やかな風味を纏ったサザエの旨みが良いハーモニーになっています。カルダモンやターメリックのエッセンスも味の複雑さ、アクセントになっていました。
◯対馬穴子のフリット
白ワインと白ごまのソースと一緒に頂きます。揚げたてのサクサクとした食感に、中の穴子のふわっとした食感は感動的。ソースとの相性も抜群です。毎度ラフィットさんのフリットは衣ごと味わえる食べごたえのある美味しさです。
◯地蛸のヴァプール
自家製のフロマージュブランにトマトのソース、アマランサスを組み合わせた目を引くような鮮やかな一品。
地ダコのしっかりした食感とハーブの香りの良さに食べていて気持ちが良いです。フロマージュブランとトマトのソースのシャープな味わいが一層タコの味を引き立てていました。
◯平戸のヒラメ
平戸のヒラメに、蕪とポワロー葱のクリームにうきはの富有柿を組み合わせた一品。最後にヒラメの出汁にゆずを加えたソースをかけて完成です。
富有柿の上品な甘みがヒラメの白身魚らしい上品らしい甘みに合っています。ソースも旨みがありつつ、さっぱりした風味で美味しく頂けました。
◯猪と里芋のフラン
地鶏と蛤のコンソメをかけて完成です。コンソメの合わせ方も面白く、どちらの旨みも強く風味が立っているのに喧嘩せず共存していました。猪の野性味ある美味しさに、フランの優しい味わいも良いバランスで作られていました。
◯甘鯛のムニエル
焦がしバターで火を入れた甘鯛のムニエルに栗カボチャのリゾットと鹿児島阿久根の地海老のソースの組み合わせです。
地海老のソースの旨みが抜群で、甘鯛の柔らかさ、栗かぼちゃのリゾットの美味しさどれをとっても最高でした。
◯豊の香クイーンビーフのヒレ肉のロースト
赤ワインソースに付け合わせがスギタケ、赤キャベツのシュークルート、タルティーボ、ムカゴ、銀杏の内容でした。
豊の香クイーンビーフは初めて頂きましたが、噛めば噛むほど旨みが溢れてくるような肉質で、藁焼きの香りと焼き目のパリッと感がさすがの火入れで、とても美味しいお肉でした。
◯熟成栗のムース、ローズマリーの香りをつけたミルクアイス、カカオのスポンジデザート
感動のデザートでした。熟成栗のムースの濃厚な味わいに豊かな風味がとても印象的で、ミルクアイスもローズマリーの香りが心地よく、スポンジデザートの軽さも最高でした。
◯お茶菓子
・アカマツの葉で作った作りたてのわらび餅
・青糸海苔のフィナンシェ
・地元のかりんのパート・ド・フリュイ
一品目からデザートまで、料理の見た目は勿論、味も確かな美味しさがあり、ハーブの使い方や食材の組み合わせ方のどれをとってもセンスのあるお料理でした。
次回も楽しみです。
うずら
アオリイカと生ハムの白菜巻
バターナッツカボチャクリーム
自家製バターと糸島の海藻塩
天草オリーブオイル
対馬穴子のフリット
地ダコのヴァプール
平戸のヒラメ
猪と里芋のフラン
猪と里芋のフラン
甘鯛のムニエル
豊の香クイーンビーフのヒレ肉のロースト
みかんのアイスキャンディ
熟成栗のムース、ローズマリーの香りをつけたミルクアイス、カカオのスポンジデザート
お茶菓子
2025/03/03 更新
2023/04 訪問
最高峰のランチ
久しぶりのメゾンラフィットさんへ。都心から来るまで1時間程の那珂川町といった立地でありながら、食べログ2023 Bronzeも受賞されている超人気店です。
そのため、予約が現在ほぼ年に1度程のペースに。
現在はランチ、ディナー共に同じメニューでされていて、コース料金は20000円となっています。
今回も晴天の好条件で伺うことが出来ました。ソムリエさんからも「日頃の行いが良いからですよ。」と、気分が上がる一言は気持ちが良いですね笑
木のお皿、ナフキンを包む木の円枠、外の景色と那珂川町の自然を感じます。
●リガトーニの詰め物
パスタのリガトーニをスナックのように揚げてある一品。中の詰め物は糸島のフロマージュブランや地元の猪のリエットでした。リガトーニの周りに旨みのあるパウダーがまぶしてあり、口に入れた瞬間に旨みを感じる仕上げでした。中のチーズと猪のリエットは良い風味を感じさせ、お酒に合う味でした。
●菊芋のポタージュ
菊芋のポタージュと勝手に題していますが、自家製のパンチェッタが主役とも言える一品で、本当にパンチェッタが絶品でした。まぶしてある菊芋チップスの食感も良く、菊芋のポタージュの中にうずらの温玉がまた一段とコクのある料理に仕上げていました。1度に何度も変化を楽しめる料理でした。
●カプレーゼ仕立ての一品
地元のミニトマト、馬肉で作った生ハムや糸島のモッツァレラチーズのムースとオゼイユで作ったジェノバソースの組み合わせで、まるでカプレーゼのような一品でした。
チーズのムースのコクが深く、フレッシュな味わいでした。馬肉の生ハムの塩味とミニトマトの甘み、ジェノバソースの旨みが良い形でミックスされていました。
●対馬の穴子のフリット
ふきのとうで作ったデュクセルや宮崎産のキャビアが添えられた対馬の穴子のフリット。
塩の代わりに宮崎県産キャビアを使う贅沢っぷりです。
薄くサクッとした衣と穴子のフワフワ感が最高の食感を作り上げています。ふきのとうの苦味で穴子の甘みが引き立てられていました。キャビアの塩味も勿論美味です。
●坂井農園のアスパラガスの一品
タコ、パプリカ、坂井農園のアスパラガスが組み合わせられた一品。色彩豊かな料理で、タコの食感と新鮮なアスパラガスが印象的でした。パプリカのパウダーは酸味と辛味がわずかにあってアクセントになっていました。
●アオリイカの一品
アオリイカとカリフラワーやケールのクリーム、八朔の組み合わせ。こちらも色彩豊かでおしゃれな料理。ハーブの香りも良く、爽快感を感じる一品。野菜の食感が良く、イカの甘みが際立っていました。
●新玉葱と蛤のフラン
ふわふわの食感、香りの心地よさ、凄く気持ちが良くなる一品でした。蛤の身も厚く、プリプリしています。
ほんのりとカレーのようなスパイスも感じるも、全体的に甘い仕上がりでとても美味でした。ずっと食べられるような感覚になる絶品でした。
●マナガツオのムニエル
マナガツオのムニエルの付け合せは有機ニンニクを用いたマッシュポテトに、脇山のお米をバルサミコ酢で和えたものが下に敷かれていました。ソースは甲殻類で作ったもので非常にコクと旨みに溢れるソースでした。マナガツオは脂がのっていて上品な美味しさでした。ソースとの相性も抜群で、お米の酸っぱさは全体の味をまとめていました。
●ポンカンのアイスキャンデー
お口直しにポンカンのアイスキャンディー。チュッパチャップスのような可愛いサイズ感で、果肉も含まれており果実のおいしさが詰まっています。
●米仕上げ牛のフィレ肉
メインは大分豊後牛の米仕上げ牛のフィレと季節の野菜が添えられたプレートに、仕上げとして米仕上げ牛で作ったコンソメをかけて頂き、卓上で完成します。
大変柔らかく、くどくない上品な脂と旨みの詰まった肉汁がたまりません。そのお肉をナイフで切る度にわずかに溢れた肉汁がコンソメスープへ溶け出し、スープ自体のおいしさもどんどん増していき、最終的にとても上品なコンソメスープが完成しました。いつまでも余韻に浸れます。
●ラフィット風ショートケーキ
デザートのプレートは”ショートケーキ”。確かにスポンジとクリームとイチゴの組み合わせですが、大変芸術的でダイナミックな仕上げで、ショートケーキと言われて初めて脳が情報処理してくれます。クリームの濃厚なミルク感にまず感動し、今まで食べたことのないレベルにしっとりふわふわしたスポンジに感嘆が漏れます。イチゴの酸味も可愛らしく、大変美味しいデザートでした。あと10皿食べても胃もたれしなさそうでした。
最後にお茶菓子はヘーゼルナッツのチョコレート、金柑、焼き立てマドレーヌでした。ドリンクはオーガーニックのペルーのコーヒー、ハーブティーはトルコの手摘みのカモミール、ラベンダー、タイム、マウンテンセージ、リンデンから選ぶ形です。ハーブティーの種類の豊富さが凄いです。
あっという間の3時間で、幸せの時間でした。
次回は来年になってしまいますが、今から非常に楽しみになっています。
リガトーニ、フロマージュブラン、猪のリエット
菊芋ポタージュ
ミニトマト、馬肉の生ハム、モッツァレラチーズのムース、オゼイユのジェノバソース
対馬の穴子フリット
アスパラガスの一品
アオリイカ、ケール、八朔、カリフラワー
新玉葱と蛤のフラン
マナガツオのムニエル
ポンカンアイスキャンディー
米仕上げ牛ヒレ
ショートケーキ
2023/05/27 更新
2022/08 訪問
空間ごと味わう
福岡屈指の人気フレンチ店、メゾンラフィットさんへようやく今回来訪出来ました。
超予約困難店で、数ヶ月待ちは必至です。
ラフィットさんは那珂川町にあり、公共交通機関ではなかなか行きづらい立地になっています。基本的には車、もしくは乗り継いで最後はタクシーになってくるでしょうか。
今回はランチ利用させて頂き、2組でした。どうやらランチコース自体は本年度の3月に終了となるようで、来年度4月(2023/4~)は昼・夜同じコース1本にされるようです。食材、料理へのこだわり、提供組数を考えると致し方ないと思われます。
このメゾンラフィットさん、2008年にオープンされ、こだわりの空間作りのため、シェフ自ら建築も手掛けられたそうです。入店してすぐに目の前に広がる里山の田園風景は長閑で、時間軸が自ずとゆっくりとなります。
この空間の中で頂くことで、工藤シェフのこだわりの料理が一層感動深いものになります。
1品目は敷地内で採られた南瓜のスープ。敷地内で南瓜が採られていることにまず驚き。まさしく地産地消です。
中には対馬産のサザエ、宮崎県産キャビア、唐津産赤ウニ、ハヤトウリがそれぞれの風味をしっかり出しつつ、お互いに邪魔をしないで風味を引き立てていました。ハヤトウリはまるでメロンのような甘い風味で、新鮮でした。
2品目はトマトとモッツァレラチーズに生ハム。このモッツァレラチーズがコクが強く、非常に美味でした。主役はチーズと感じた料理です。このチーズがあればワインが何杯でも美味しく頂けるでしょう笑
3品目は鮎のフリット。鮎の旬は初夏から夏にかけてですから、旬どストライクです。
ソースはサバイヨンソース、デュクセルといった聞き慣れないソース。サバイヨンソースは卵黄をベースに作るソースで、ほのかな酸味も感じつつ味わえました。デュクセルは鮎肝を使用しててほのかな苦味を感じつつ、締まる味になりました。最終的には両方のソースを混ぜながら味わいました。
マイクロキュウリは小さいひょうたんのような形をしており、初めて見る野菜でした。どうやら市販ではないようです。ほのかにキュウリのような味わいがあり、不思議でした。
4品目は玄海産のクエと蕪です。クエの脂身と蕪のシンプルな味わいが良い一品。
5品目はヨシエビのスープ。エビの旨味が凝縮していて、その旨味とトウモロコシの甘さの相性が抜群です。パプリカの食感のアクセントも良いです。
6品目は鱧のポシェ。ここに鱧出汁のコンソメをかけることで完成します。鱧の下にはバルサミコ酢の酢飯があり、まるで雑炊のような料理です。
フワフワな鱧の脂と酢飯の酸味、出汁の香りのハーモニーが絶妙で、これでこの料理は完成したのだと納得しました。
7品目はスイカキャンディーでお口直し。思ったより固くて、本当にキャンディーでびっくりしました笑 意外と食べるのに時間がかかり、生のスイカをそのままペロペロと舐めながら食べているような不思議な感覚でした。
8品目のメインは米仕上げ牛のカイノミでした。この米仕上げ牛は大分豊後で飼育されている牛で、その名の通り飼料用の米を食べさせて育てているようです。非常に身が柔らかく、クドくなく、口の中に旨さが残る味わいでした。
ここからデザートになります。ここでのドリンクにもこだわりが。
コーヒー豆は那珂川の自家焙煎珈琲屋さんのもので、凄く香りが良かったです。ハーブティーは3種類から選ぶもので、今回カモミールティーにしました。トルコ原産のもので、ハーブを浸すとどんどん抽出され、おしゃれに仕上がりました。
デザートも映える一品。ミルクアイスの甘さがデザート感を引き出し、崩しながら合わせて食べるとまた味が様々に変化していくのが面白く、なおかつ美味しかったです。
ヨモギのフィナンシェも絶品。只々美味しいの一言でした。
景色、味共に大満足で、視覚、嗅覚、味覚の3つが本当に癒やされます。ソムリエとの会話の楽しさも居心地が良くなり、このお店の人気の一端でしょう。
次回の4月がまた楽しみです。
敷地内のかぼちゃ、対馬のサザエ、唐津の赤うに、宮崎県産キャビア 、ハヤトウリ
糸島産トマト、生ハム、モッツァレラチーズ
マイクロきゅうり、ロケットセルバチコのルッコラ、鮎のフリット、サバイヨンソース、デュクセル
玄界産のクエ、蕪
豊前のヨシエビ、焼きパプリカ、朝採れトウモロコシ
長洲の鱧のポシェ、地元野菜、鱧出汁のコンソメ
スイカキャンディー
豊後の米仕上牛のカイノミ、甘長唐辛子
ハーブティー、コーヒー
ミルクアイス、甘夏、鬼灯、ムラング
ヨモギのフィナンシェ
2023/01/22 更新
季節を感じられるメゾンラフィットさんのコースは四季折々頂きたいですね。
今回のコース内容は以下でした。
◯無花果と日南キャビアの一品
無花果と宮崎の日南のキャビアに、気泡を含ませたスナックを組み合わせた一品。
無花果の甘みと無花果らしい香りがキャビアの旨みとよく合い、無花果の食感やスナックのほろける感じも面白く、後から口に広がるチーズの風味も心地よいです。
◯タワラマゼランのクリーム、真桑瓜、あまごのコンフィ
タワラマゼランというじゃがいもで作ったクリームに真桑瓜、あまごのコンフィを組み合わせた一品。バーベナやフィンガーライムの清涼感も感じられます。
ラフィットさんらしい繊細なバランスと食材の組み合わせを感じる一品。
初めて頂いたタワラマゼランのクリームの甘み、あまごのコンフィのすっきりした旨みに、上品な甘みも加わり、真桑瓜のフレッシュな甘さの合わせ方が素晴らしいです。
芋のチップスやナッツ、フィンガーライムの食感の複雑さも、美味しさとして感じられますね。
◯霧島オリーブポークのハムとトマト、胡瓜のマリネ
霧島オリーブポークのハムをメインにトマト、胡瓜のマリネ、ペンタスを組み合わせた一品。
オリーブポークハムはしっとりと大変柔らかい肉質で、トマトの種類も様々で酸味や甘みとバラエティに富んでいます。胡瓜のマリネのシャキシャキ感に、ハーブの香りも爽やかで、ハムのちょうどよい塩味も美味でした。
◯天草たまんごの一品
天草たまんごの濃厚な卵黄にオランデーズソースのコク、スパイスを効かせたパン粉の香ばしさがまとまり、天草たまんごのポテンシャルを最大限に引き出しています。
卵らしい独特な臭みが全くなく、余韻まで楽しめます。ワインとの相性も抜群でした。
◯カサゴのフリット
フリットのサクサク感でカサゴのプリッとした身質が更に美味しく感じられます。ヴァンブランソースもよく合っており、発酵した蕪の葉とししとうの薬味のアクセントで味が更に深みを増していました。
◯アコウとヤギのミルクのブルーチーズ、桃、赤紫蘇
一見、組み合わせがバラバラに思えますが、見事にマッチさせてる一皿でした。
アコウのプリプリ感と旨み、あかつきという桃のシャキシャキ感、ヤギのミルクで作ったブルーチーズソースは、アコウの出汁も組み合わせてあり、マイルド感とブルーチーズならではの風味、そして旨みを感じました。アコウ自体はヘベスでマリネされていて、赤紫蘇と合わせてさっぱりと爽やかに頂けました。
◯阿久根のタカエビとフラン
焼きあごと地鶏のコンソメスープをかけて完成です。
タカエビの頭でとったアメリケーヌソース、甲殻類の食をそそる香りがたまらないです。タカエビはぷりぷりで濃厚な甘みがあり、フランのふわふわの食感と甘さにマッチします。朝採れのとうもろこしのシャキシャキ感も最高のアクセントでした。
◯猪と地蛸のラグーパスタ
近隣で採れた猪と地蛸のラグーのパスタ。麺はおそらくリガトーニで、この食感とソースの合い方が素晴らしいです。
地蛸は柔らかく仕上げてあり、ホロッとした食感になっています。蛸自体に旨みがしっかりあり、それがラグーの旨みとよく合います。麺はしっかり噛み応えがあり、この濃いめのソースとの相性が良いですね。
◯糸島二丈の夏鹿のロースト
メインは夏鹿のロースト。赤ワインソースに、付け合せはオカワカメ、むかご(オカワカメの根)、ハマワカメ、トマティーヨ、ハーブはプルピエ。初めて耳にしたり、頂くような食材のオンパレードで、まさしく新しい食体験です。
夏鹿は程よい肉の柔らかさに、臭みがなくしっとりとした肉質で、濃厚な味わいを感じる絶品でした。トマティーヨのシャキシャキ感とサルサソース感はまたすぐにでも頂きたくなるような、病みつきになる味です。
◯スイカのアイスキャンディ
お口直しは夏っぽさのスイカのアイスキャンディ。
◯ジューシーオレンジ、ミルクアイス、ソーヴィニヨンブランゼリー
能古島産のジューシーオレンジと油山の牧場ミルクのアイス、ソーヴィニヨンブランゼリーのデザート。ジューシーオレンジのさっぱりした味わいに、ミルクアイスの甘み、ソーヴィニヨンブランゼリーの爽やかな風味はまとめると夏感のある美味しいデザートでした。メレンゲのサクサク感も心地よいです。
◯三奈木の黒糖で作ったわらび餅
お茶菓子として上質なわらび餅でした。
◯シナモンとカルダモンのケーキ、ブルーベリー
しっとりとした食感でふわっとシナモンやカルダモンの風味が鼻に抜けるのが良いです。
今後も通い続けたいお店です。