2回
2018/11 訪問
相変わらず美味しい山羊料理の数々
ゴートシチュー
山羊肉とシェーブルチーズのブルスケッタ
2018/11/30 更新
2016/05 訪問
オリジナリティあふれる沖縄ビストロ
沖縄産の山羊をフレンチやイタリアンで食べさせるという、オリジナリティあふれる店があると聞いて行ってみました。
・山羊のコッパ・ロマーナ
山羊の肉やホルモンのテリーヌです。しかし、一口目はふんわりと山羊の匂いがしたものの、その後はただのミュゾー風のテリーヌに感じてしまいました。
・山羊のカルパッチョ
山羊の腿や腕、肩ロースやバラ肉を低温調理器でミディアム程度に火を通したカルパッチョ。テリーヌと比べると山羊っぽいが、これも歯応えがあるとはいえ、食べやすい。
と、ここでハタと気づく。
「山羊っぽさに物足りなくなっている…‼︎」
宜野座村の「やかそば」で食べた山羊そばのインパクトが強すぎて、ちょっとやそっとの山羊臭じゃ通用しなくなってしまったのです。言ってみれば山羊中毒？
メインは山羊の赤ワイン煮込みにしようと思っていたのですが、ここの料理はどれも量が多くて断念。テーブルに小皿が置いてあるので、どうもシェアすることを前提にしているみたいですね。
・栄町プッタネスカ
最後にスパゲティをオーダー。アンチョビの代わりに沖縄のワタガラスを使っているというけれど、これも物足りない…もうちょっとクセが欲しい…どうなってしまったんだ私の舌。
万人の舌に合わせて調理するシェフの腕前は素晴らしいけれど、沖縄食材に慣れた人には物足りない。でも、マニアックな舌に合わせていたら店が立ち行かないだろうしなぁ…
他にも伊江島の合鴨やら沖縄産シェーブルチーズやら魅力的な食材を使った料理がいっぱい。山羊料理に目が行きがちですが、実は正統派のビストロ。グラスワインも安いし、再訪は必至です。
山羊のコッパ・ロマーナ
アミューズ:モリンガのグリッシーニと島人参のポタージュ
山羊のカルパッチョ
栄町プッタネスカ
2016/05/19 更新
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2年半ぶりの再訪。その間にお店もだいぶ進化したようで、メニューを見れば魚料理にも力を入れているのが分かる。でも、やはり山羊料理をオーダー。
チャーム:山羊肉とシェーブルチーズのブルスケッタ
まずは初心者向けの料理。山羊肉はほのかに香り、温めたシェーブルが風味を増して、実に旨い。席料以上の価値があります。
・ゴートシチュー 1980円(税込)
メニューによれば中級者向け。と言っても宮古島産の雌の山羊肉はそもそも臭みが無く、山羊独特の香りはむしろ長所に転じていて、中級者向けなんてことはなく、ぜひ多くの人に勧めたい料理でした。トリッパ風に内臓や島野菜も煮込んであり、実に滋味深い。
ちなみに上級者向けとは、山羊の血と内臓を使った「赤ホルモンのハリッサ風味 そのブラッドソースと」だそうです。なるほど、これはちょっと無理かな〜
グラスワインのグレードも上がり、その分ちょっと値段も上がりましたが、690円からで、まだまだ手頃と言えます。
・マレンマンテ ロッソ トスカーナ 690円
カベルネフラン75、シラー25。ともすると口の中が渇くようなタンニンを感じるカベルネフランだが、シラーを混ぜることによって果実味を増し、うまく渋みを消している。今年の安旨大賞をあげたいくらいバランスが良くて旨い。
以前はいかにもバイトという感じのホール担当だったけど、今は明るく楽しく料理を説明してくださる方のおかげで居心地はすこぶる良い。次回こそおすすめ山羊以外の料理を食べたい…と思いつつ、また山羊料理をオーダーしてしまうのだろうなぁ。