あらら??さんが投稿したイタリア料理 ノンナジーニャ(長野/滋野)の口コミ詳細

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あらら?? (50代後半・男性・長野県) 認証済

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イタリア料理 ノンナジーニャ滋野、田中/イタリアン

1

  • 昼の点数:5.0

    • ¥4,000~¥4,999 / 1人
      • 料理・味 5.0
      • |サービス 5.0
      • |雰囲気 5.0
      • |CP 5.0
      • |酒・ドリンク 5.0
1回目

2025/08 訪問

  • 昼の点数:5.0

    • [ 料理・味5.0
    • | サービス5.0
    • | 雰囲気5.0
    • | CP5.0
    • | 酒・ドリンク5.0
    ¥4,000~¥4,999
    / 1人

料理と会話と雰囲気と

東御市を東西に貫く国道18号線
そのすぐ南側、旧中山道とほぼ並行して走る県道165号線を南東方向へ少し進む。はじめて、この道が「東部望月線」という名を持つことを知った。言われてみれば、旧東部町から望月町方面へ抜ける道筋なのだから納得だ

この沿道には
「ふるさとの草生」や「鹿曲」といった店がある。前者は、前人未到とも言える迫力の「為右衛門そば」。一方後者のかき揚げ丼は、軽い気持ちで手を出すと後悔するほどのサイズで、いずれもデカ盛り愛好家の私にはたまらない存在だ。そしてこの辺りはかつて仕事で頻繁に訪れた地域で、風景にも馴染みがある。本日連れて行っていただいたのは、そんなよく知る場所から少し入ったところにある、瀟洒なお店であった


「Nonna Ginia ノンナジーニャ」
南向きで見晴らしのよい、明るい敷地に建つ、洋風の建物。洋瓦とスタッコ外壁の可愛らしい外観は、個人住宅。マスターにお訊ねしたら、2階はご自身の住まいとのよし。せっかく店をおこすのだから、凝ったつくりにしたかった。というだけあって、こだわりのデザインがかっこいい。間仕切り壁の角を丸くふわりと納めてみたり、化粧梁をさっと見せてみたり。といって
「これカッコいいでしょ!」
とでしゃばったりする事もない、奥床しくもお洒落なつくりがじつによい


こちらはイタリアンときいて
日常的に大盛り街中華あるいは、デカ盛りカツカレーくらいしか食べていない身としては、イタリアンってナニ?という感じなのだ。身の回りには和風ナポリタンかピザトーストくらいしかない、…などという事はないが、ファーストチョイスではないので、ややドキドキしている


こちらは
基本コースメニューとなっている。

Aランチ
Bランチ
Cランチ

と3種ある。それぞれ構成が違うのだが、前菜、パスタ、メイン料理、デザートがそれぞれ数種類ずつ用意されているので、いろいろ楽しむことが出来る。私のオーダーは


「Bランチ」4800円
以下、登場順にお知らせしていく。

【前菜】高知県産 カツオのタタキ風 サラダ仕立て ワラビのソース
大ぶりに切り取られたカツオのタタキ数切れと、野菜類、オクラ、ミニトマト、新じゃが、カリフラワー、サニーレタスなどを、ドレッシングと共に合わせたもの。カツオがぷりっぷりなのだ。いつも食べている冷凍ものとは天と地の差くらいあったぞ。いったいナニと比べているのか。野菜どももシャキッとしている。そしてドレッシング。ワラビのソースというが、軽い酸味と滋味ふかく味わいがすごい。あの酸味は梅だったのか?きいてくればよかった


【パスタ】スパゲッティ 石川県産イワシのウイキョウソース(パスタ・コン・サルデ)
スパゲッティとイワシ?どのような組み合わせになるのか。最初は別のものとするつもりだったが、好奇心が勝ってしまった。イワシといえば生ぐさくなりはしないか。恐る恐るという感じではあったがさにあらず。しっかり出汁を効かせた、優しくも硬派な味わい。この手の料理は大量ガーリックで、というパターンが多そうだが、そうはいかないのがノンナジーニャ流という事か。たった今調べてみたら、パスタ・コン・サルデとはシチリア島のご当地パスタなのだとか。ヴィト・コルレオーネやマイケル・コルレオーネも食べたのか。美味いものを前に想像力(妄想?)が羽ばたいていく


【メイン料理】東御市産 「夏鹿」モモ肉のロースト
地元産の鹿を用いた、という事であろうか。牛・豚・鶏の肉はさんざ食べているが、鹿肉とはあまり出くわした事がない。脂肪分の少ない、赤身肉は火入れの具合が最高でとてもさっぱり。ソースは、…忘れてしまった。映画「若大将シリーズ」のどれかで馬肉と鹿肉と、なんて話をしていたからかもしれない。もちろん盛大にスベったが。そえられた野菜のミルフィーユもよかった。薄切りにしたトマト、ズッキーニ、なす、じゃがいもなど重ねてグリルして、という凝ったもの。あああ野菜が美味いのは幸せだ

【デザート】ティラミス
「ティラミスってチーズケーキなんだよね」
と言ったのは高校の同級生であったOくんだ。こちらもさほど知識はないから
「ふぅぅん、そーなんだァ」
と、FUJIYAカップ入りのティラミスをオトコふたりで食べたのは1988年くらいであったか。マスカルポーネチーズを用いているから、チーズケーキの一種ではあろうが、なんとなくバブルなデザート、というイメージは抜けない。


そうはいっても、このティラミス
バブルっぽくないぞ。などというと叱られそうだが、サラリと一歩も二歩も引いている。いやティラミスだけではない、料理全般がサラリとしていて嫌味がない。イタリアンといえば、びしっとガーリック!というイメージがなくもないが、こちらはさにあらず。あくまでも素材と味わいで勝負。食事は料理だけではなく、会話も雰囲気もよくあるべきでしょう。そんなマスターの心意気が伝わってくるようであった。うーむ、名店は違う

2025/08/16 更新

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