あらら??さんが投稿した文佳(長野/長野)の口コミ詳細

レビュアーのカバー画像

あらら?の食堂♡

メッセージを送る

あらら?? (50代後半・男性・長野県) 認証済

この口コミは、あらら??さんが訪問した当時の主観的なご意見・ご感想です。

最新の情報とは異なる可能性がありますので、お店の方にご確認ください。 詳しくはこちら

利用規約に違反している口コミは、右のリンクから報告することができます。 問題のある口コミを報告する

文佳権堂、善光寺下、市役所前/食堂

1

  • 昼の点数:4.5

      • 料理・味 4.0
      • |サービス 4.0
      • |雰囲気 5.0
      • |CP 4.0
      • |酒・ドリンク -
1回目

2025/10 訪問

  • 昼の点数:4.5

    • [ 料理・味4.0
    • | サービス4.0
    • | 雰囲気5.0
    • | CP4.0
    • | 酒・ドリンク-

初めての文佳

好奇心が極端に強い方だ
なにかにつけ、知らない知識を得ることに激しい喜びを感ずるものである。基本的にマニア、オタク気質なのだろう。郷土史のなかの、ほんのひと駒のような出来事が、中央の歴史と重要なつながりを持っている、なんて事実を知ると、胸の奥がじんわりと熱くなり、激しい喜びを感じる。真面目な知識に限らず、ちょっとした“トンデモ情報”にも心惹かれてしまう。たとえば、FBIが捕まえたという宇宙人の写真が、実はドイツのタブロイド紙がエイプリルフールに発表したジョークだったとか、昔のコカコーラには本当にコカの葉から抽出した薬剤が入っていたとか、そんな話を知るだけで胸が高鳴る。ジャンルも真偽も問わず、とにかく「知る」という行為そのものが好きなのだ


読書も音楽も同じ
未知のジャンルや作家、アーティストに出くわした瞬間、心臓が跳ねる。腹が震えるほど嬉しい。新しい刺激に出会うたび、自分の世界が広がっていく感覚を覚える。それがこのうえなく楽しい。幸い、収集癖がないことが救いといえば救いだろう。もし私にコレクターの性質まで備わっていたら、部屋はとっくに本とCDと資料で埋め尽くされていただろう


とはいえ、ここ数年
どうもその「未知との出会い」に対する情熱が少しずつ減退してきている気がする。気質そのものは何も変わっていない。新しい世界に出会えば、これまでどおりとてつもなく嬉しいし、知ることへの感動もある。しかし、のめり込んでいくと、どうにも疲れてしまうのだ。面白くて仕方がないのに、どこかで息が切れる。熱中すればするほど、体がついてこない。結果として、しばらく寝込んでしまうことさえある。体調を立て直すのに時間がかかるのだ。体力がなくなった、ということだろう。悲しい話だが、知ることには体力がいるのだ


体力の衰えは
思わぬところに影響を及ぼしている。たとえば昼食をとる店の選び方にもだ。以前は新しい店を見つけるたび、積極的に足を運んでいた。ところが最近は、食べに行く店がすっかり固定化されてしまった。ラーメンならあの店、定食ならあそこ、カレーならあの角の店。気がつけば、どんな日でも同じようなルートをたどっている。もちろん、ライフスタイルの変化もある。弁当持参が日常となり、外食そのものが減ったという事情もあるが、それにしても少し面白みに欠ける。知らない味や空気に触れる機会が減ってしまったことを、どこかで惜しく思っている。そんなわけで、本日は思いつきで、初めての定食屋に入ってみることにした。


「文佳」
長野市内でも有数の老舗定食屋さんで、昔から近隣の方々や信大生のお腹を満たしてきたという。商売柄、市内・県内のあちこちを巡り歩いてきたが、この辺りとはなぜか縁がなかった。したがって今回が初訪問


初めての店というのは
何もかもが新鮮だ。広い土間の中央にテーブル席が並び、奥には厨房。入口脇と厨房前にカウンター席。昔ながらの定食屋らしい、


メニューは

ごはん類
うどん類
ラーメン類
冷やし類(夏季限定)

と、実にわかりやすい構成。どれも手頃な価格で、庶民の味方という印象だ


「カツカレー大盛り」1100円
通常のカツカレーが950円で、大盛りがプラス150円。いまどき、カツカレーが1500円を超える店も珍しくない中で、この価格設定はありがたい。文佳マンセー!


まったりとしたドロドロ系のカレーが丸皿いっぱい
典型的な“定食屋カレー”スタイル。ご飯の量も、カツの大きさも、一目ではわからないほど。隙間から、トマトやキャベツ、キュウリなどの野菜が顔をのぞかせている


カツを一口
デカい。厚さは1.5センチはあるだろうか。衣は厚く、カレーに浸かってもなおサクサク感を保っている。肝心のカレーは、いわゆる「定食屋の甘いカレー」ではなく、意外にもスパイシー。ご飯の量も、大盛りといっても食べやすい範囲で、満足感がありながらも重たくない。秋山食堂や乙妻食堂のような破壊的なボリュームではないが、十分に満たされる量


サラダはカレーの下
ルーの熱で軽く蒸された野菜は甘味が増し、実においしい。こういうさりげない工夫に、老舗の知恵を感じる。なるほど、長年愛され続けてきた理由がわかる


久しぶりの初訪問
緊張もあったが、期待以上に楽しい時間だった。やはり「初めての体験」は良い。心が生き返るようだ。疲労困憊だの、年齢がどうのと言っている場合ではない。新しいものに出会う喜びは、いくつになっても失われない。好奇心の炎は、たとえ小さくなっても、決して消えない。文佳のカツカレーを食べながら、そんなことを思った。これからもまだまだ、走っていこう。向かっていこう。新しい世界の扉を、またひとつ開いていこうではないか

2025/10/25 更新

エリアから探す

すべて

開く

北海道・東北
北海道 青森 秋田 岩手 山形 宮城 福島
関東
東京 神奈川 千葉 埼玉 群馬 栃木 茨城
中部
愛知 三重 岐阜 静岡 山梨 長野 新潟 石川 福井 富山
関西
大阪 京都 兵庫 滋賀 奈良 和歌山
中国・四国
広島 岡山 山口 島根 鳥取 徳島 香川 愛媛 高知
九州・沖縄
福岡 佐賀 長崎 熊本 大分 宮崎 鹿児島 沖縄
アジア
中国 香港 マカオ 韓国 台湾 シンガポール タイ インドネシア ベトナム マレーシア フィリピン スリランカ
北米
アメリカ
ハワイ
ハワイ
グアム
グアム
オセアニア
オーストラリア
ヨーロッパ
イギリス アイルランド フランス ドイツ イタリア スペイン ポルトガル スイス オーストリア オランダ ベルギー ルクセンブルグ デンマーク スウェーデン
中南米
メキシコ ブラジル ペルー
アフリカ
南アフリカ

閉じる

予算

営業時間

ページの先頭へ