9回
2020/12 訪問
もうね、どうしようない複雑な気持ち。
年内に閉業前にどうしても伺いたかったお店。帰省と同時にお昼に伺いました。朝の9時過ぎから最近は夜の9時ごろまでの通しの営業です。久しぶりの訪問なのであ母さんが私に気がつくまで少しタイムラグがあります。いつものように豚肉好きとしては豚バラ、上シロおよび瓶ビールを注文。お母さんは重い腰をあげて奥へ、ストーブの上には何故かサンドウィッチとコーヒー。サンドウィッチは少し焦げてホットサンド様になっている。しばらくして注文の品を持ってきていただく。ビールで喉を潤し、長年使われて鉄板自体が層になって厚くなっている上に豚バラおよび上シロを置く。しばらくして話題は閉業の話ですが.......。プライベートの事なので、詳しくは書けませんが結果から言うと、とてもとても重い事情でもう少し営業されるみたいですが、どうしよもない複雑な気持ちになりました。気丈にも頑張っているお母さん、無理しないで下さいね。泣きたくなったらいつもの場所に行ってもいいので。
追伸
ちなみに追加注文のタイミングは難しく、お母さんが立ち上がった時ににしてくださいね。何度も立ったり座ったりするのが大変だと思うので。
あと天井の謎の穴は煙を外に出すダクトになっているとの事。
2020/12/17 更新
2020/02 訪問
もういう事はありません
本来ならば今年の1月に閉業される予定だったのですが、1年程延長する事になったみたいで、その事は聞いておりましたが、実際、営業されているのを見ない事には安心できないと思い帰省した当日の夜に伺いました。暖簾を見て思わず「やってる〜!!」と声を上げてしまいました。早速、店に入るとお婆ちゃんの姿が・・・。コロナの影響かお客さんは先にも後にもありませんでしたが、ゆっくりと喋ることができました。牛すじの煮込みのサービスもいただけて言うことなしでした。あと何回伺えるかわかりませんが、もう少し頑張って下さい。
追伸
何回も伺っていますが、今回、天井に謎の穴があるのをはじめて発見しました。
2020/03/05 更新
2019/11 訪問
最後の訪問のつもりの巻。
とうとうその日が来たと思いつつ来店。先客は2人で鉄板を突っついておりました。お母さんはご健在で親母ギャグをかましつつ接客されておりました。カウンター席の1番隅に座り、瓶ビール、シロそして豚バラを注文しました。味はいつもの安心する味。そのうちに後2人が来店、カウンター席はなんとなく満席になりました。本来ならいろいろ聞きたい事がありましたが、接客で忙しいそうでした。シロを2人前追加注文し、お母さんとお店の雰囲気を楽しみました。最後お会計の時にこっそり、来年の閉業のことを尋ねると、「心配せんでいいよ」との事。まだ、閉業はしないと認識してお店を後にしました。
2019/11/30 更新
2019/05 訪問
みなさんから慕われているお母さん。
久しぶりの訪問。早い夕方に伺いました。先客0でお母さんが座ってました。早速、瓶ビールを注文し、アテに漬け物をお願いしましたが無くて、山菜のぜんまいがきました。いつものように、豚バラ、シロ、牛バラ、ホホ肉を注文しました。焼き台は年季が入っていて、普通は鉄板が使えば使うほど、使用後にタワシなどで洗うので、薄くなっていくとおもうのですが、鈴見の鉄板は思い出が残っており、地層の様に厚くなっています。それはさておき、早速、お肉を焼きながらやってると、ひとりのお客さんがガンド(ブリの一歩手前)を一尾差し入れてきました(もちろんタダ)。魚自体とても大きく60cm程あり、お母さんは喜んで早速さばき始めました。とはいえ小さな体でなかなかさばくことは難しいとは思いますが、一生懸命格闘されてました。追加で注文するのも悪いので、合間をみて会計をお願いしたところ、お母さん「ビールとシロと豚バラやけ?」私「えーっと、後、牛バラとホホ、あっ、そしてぜんまいです。」お母さん「ぜんまいはいいわ、サービス」私「ありがとうございます」。来年の正月明けに閉業されるので、あと行けても1回か2回、なるべく行こうと思いました。
2019/05/22 更新
2018/12 訪問
とうとうその日が••••。
帰省時にいつも伺うお店、昭和8年生まれのお母さんが朝から晩まで、お一人で切り盛りされております。帰省して当日の夕方はやくに伺い、L字のカウンターの一番左側に着席しました。先客は0でテレビの音だけが響いています。今回は前回のように不在でなく、調理場にいらっしゃいました。瓶ビールとお漬物、豚バラおよび2人前のシロを注文しました。その間もお肉の仕込みをやりつつお話タイム。ここのシロが大好きと言うと一人前さらにサービスしていただけました。その後、仕込みをしていた牛バラも注文しました。話の流れで一年後の正月明けにお店をたたむとの事。それを聞いてショックですが、ご老体なのに何十年も休み無しに営業されていて(正月も休みなし)体力的にも限界なのはよくわかっておりました。とても残念ですが、残り一年でできるだけ通いたいと思いました。
2019/01/17 更新
2018/08 訪問
よわったね〜。
前回伺ってから約一年ぶりの訪問です。前回、後継?というか元々お客さんだった方がお店を手伝っていて、80歳過ぎのお母さんの後継ができて、鈴見焼肉さんは安泰だと安心して帰ったのですが・・・・。午後四時過ぎにお店に到着し早速店内へ、入り口はおろか窓、奥の勝手口まで全て全開ですが、人の気配がありません。「すみませ〜ん!」と何度か声をかけるも返事なし。まさか!!!と思い更に奥に行っても人影がありませんでした。暫くして入り口に人影が・・・お母さんでした。聞くとタレを作るために醤油を買い出しに行っていたとの事。色んな意味で心配しました。お母さんも「お客さん?」とお互いにびっくりしました。早速カウンターに着席し、暑かったのでビールを注文。焼き物もいつものようにシロとブタバラを注文しました。もちろん、いつもの味で安心していたところ、タレを作り始めました。秘伝のタレという事で教えてもらえないと思っておりましたが、お母さんの方から「うちのタレは砂糖を入れないの」「醤油、玉ねぎ、リンゴ・・・」と全て教えていただきました。追加で牛バラ及びシロを注文しました。ところで、若い男性の店員さんは?との質問に「やめてもらった」との事。え〜〜!!?と思いましたが、いろいろあったみたいで、「1人が楽や、1人で40年もやってきたし」と言われ、理由も聞けず店を後にしました。でも、営業時間は朝の10時から夜の11時までで、且つ年中無休なので無理しないでください。
追伸
タレに砂糖は使わないと言っておりましたが、タレを作る過程で白い粉を沢山入れていたのはなんだったのだろう。やはり秘伝だったのかもしれない。
2018/09/12 更新
2017/08 訪問
無くなってはいけないお店
約一年ぶりの訪問です。帰省した当日の夜?に伺いました。外も明るいので店内も明るいのですが・・・。店内に入って厨房を見ると母さんの姿が見えませんでした。まさか?と思いました。しかし、L字型のカウンター端を見て安心しました。後から話を聞くと、最近足腰が悪くなり立ってるのも大変だとの事。厨房には息子さんと思しき方が仕事をこなしていましたが、これも後から聞くと元お客さんで、神奈川県で仕事をされていたのですが、ある縁で、お店を手伝うことになったみたいです。季節外れの筍の煮物やこれまた季節外れの筍ご飯(写真失念)そして、ナスの煮物をご馳走して頂きました。焼き物はシロ、豚バラ、牛バラを注文。シロおよび豚バラは安定感のあるので美味しさ、牛バラは牛バラというよりもロースっぽい感じで美味しくいただけました。今回、お母さんともよく話せて、最初は小立野で飲み屋をやっていた事、今の場所に移って、ダマされて借金をいっぱい抱えた事、そして、このお店を開業して約半世紀経った事を聞きました。色々苦労されていており、最近お身体も良くないのと、再訪は1年後になりそうなので只々お母さんの健康を祈るばかりです。
2017/09/02 更新
2015/08 訪問
時が止まっているお店です。
1年ぶりの訪問です。このお店に再訪したくて、帰省したと言っても過言ではありません。およそ1年前、実母が入院しまして帰省しました。その日の晩御飯何食べようかと思い、検索していて偶然見つかったお店です。プレハブ(失礼)みたいな外観のお店で写真を見た瞬間、お店に向かってました。駅からも遠く、観光客の来訪率はほぼ0%。実際、お店を見て感激しました。10人程座れるL字型のカウンターに、肉を焼くガスコンロが併設されており、自分で焼くシステムになっております。もちろん、焼いた煙で燻される昔ながらの有煙店です。推定70代後半のお母さんがお一人で切り盛りしており、その感動が忘れられませんでした。ご高齢なお母さんの体調も心配だったので、帰省の当日の夜に伺いました。1年ぶりですが、外観は変化なし、さっそく店内に入ってみると、時が止まっておりました。先客は3人、そのうちのお一人は、ほぼ毎日来ているだろうと思われるおじいちゃん(1年前にもいました)。もちろんお母さんもご健在でした。店内も綺麗とは言えないのですが、落ち着きます。ビール、豚バラ、シロを注文しました。豚バラは油がのって美味しく、カリカリに焼いて食べます。一方シロは自分好みの肉薄タイプ。これは焼き過ぎに注意しながら食べました。追加でシロと今度はホホ肉を注文。ホホ肉は噛んだ時のねっとり感がたまらなく美味しくいただけました。最後の方に40代と思われる男性の方が、助っ人に来たので、お母さんも無理せずお店を続けることができると思い、お店を後にしました。再訪は1年後になると思いますが、元気でお体を大切にして下さい。
追伸
メニューの牛スジは注文しないで下さい。1年前に大黒店 駅前店と同じ焼くタイプの牛スジかと思い注文した所、牛スジの煮込みで、お母さんが冷凍されている牛スジの煮込みを大変な思いをしながら鍋で解凍していたので。
2016年10月
やはり時間が止まっておりました。1年ぶりの訪問です。午前中に金沢市駅に着いて、用事を済ませ夕方に伺いました。先客は大学生と思われる男性と中年の男性の2人。ここは予約なしで入れる貴重なお店です。L字のカウンターにガスの焼き台が8つほど、コンロのうえの鉄板は前の人の使い回しなので、潔癖性の人は食べる事は出来ません。早速、席に座りビール、豚バラ、シロを注文しました。耳が少し遠くなられたのか、注文を何度か聞かれました。ビールで喉をうるおしていると、お肉が到着しました。ここのシロも私の好きな薄いタイプ、さっと火が通り独特な感触と風味が口の中に広がります。お母さんと常連さんとの会話を楽しみながらどんどんお肉を焼いていきます。頰肉も柔らかく臭みもありませんでした。最後、また1年後に来る事を約束し店を後にしました。
2016/11/08 更新
色々あって久々です。仕事が忙し過ぎたりして今に至る。
御年80代ののお母さんに会うために、金沢に行った時に必ず行くお店。朝?からやっているので、午前中に金沢駅に着いて1時間以内にはビール片手にシロを突っついております。頼むメニューは決まっておりまして、シロ、豚バラ、豚ホホ肉の豚づくしです。ずっと続けて欲しいのですが、正直このお店は後継者がいない為、行けるうちにいっぱい行きたいお店です。