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1回
昼の点数:4.2
2015/12 訪問
さらしな生一本、田舎そば
足利市内の山の中腹にある、織姫神社。恋人たちの聖地と呼ばれる観光名所です。下から石段を登っていくこともできますが、車で,すぐそばの織姫駐車場まで行くことができます。赤い本殿を見つつ、石段を19段降りたところに、こちらの店があります。縄暖簾がかかった入り口から入ると、店員さんが迎えてくれます。店内、窓側のテーブル席と、座敷席多数。日差しが入る窓側のテーブル席へ着席。窓からは足利市内が見渡せる、いい景色になっています。座敷席には、蕎麦教室で使うものと思われる、蕎麦打ちの道具がたくさん置かれています。メニューは、冷たいそばが、おせいろ、田舎そば、石臼手挽きそば、十割そば、さらしな生一本と蕎麦の種類で5種類。加えてかわり蕎麦がゆず切り。温かい蕎麦も、かけ、花巻、にしん、鴨汁、鴨南蛮。どれも全部食べてみたいのですが、さらしな生一本はさらしな粉十割とのことで幻の蕎麦といわれているそうで、これを食べてみましょう。普通のもりにするか、冷やかけでやまといも添えのものが選べるのですが、普通のもりでいただくことにしました。さらに、田舎そばも注文しました。店員さんから、先にどちらを?と聞かれたのでさらしなのほうを先にいただくことにしました。店主さんが、時々店内を見にきたりしています。店員さんは女性の方で何人かいらっしゃいましたがどなたも接客はしっかりしていて、好感が持てます。少し待っていると、やってきたのがさらしな生一本。透き通るかのような真っ白の細い蕎麦がこじんまりとした丸い変わった形のざるに盛られています。ここまで細くて、しかも繊細そうなので、きっと水切りをしすぎると切れてしまうのでしょう水気を含んだ状態です。箸で持つと、ひと塊になってしまいますので慎重にすこしずつ持ち上げていただきます。蕎麦だけでいただくと、本当に細い蕎麦で口の中に香りを運びつつ、すぐに終わってしまう感じ。つゆにつけてもいいのですが薬味の紫大根といっしょに食べたのが一番良かったと思います。この細さ、白さは、相当な蕎麦打ちの技術が必要だと思います。そして、さらしなが終わったころ、田舎そばが来ました。こちらは正反対の太くて、赤や白や黒の粒粒も見える、田舎そば。基本の色はそれほど濃くありません。これは、もう、数本口に含み、噛み締めていただくことになります。歯ごたえも十分、粒も砕かれて、だんだんそばの香りが強くなっていきます。こちらはすこしつゆを付けると、香りが増した気がしました。一番細くて白い蕎麦と、一番太くていろんな色が混じっている蕎麦、こんなにレンジが広いものを一緒にいただけるということに感激してしまいました。蕎麦湯が来て、つゆにいれると、フワッとかつおだしの香りが広がり、これも美味。もっとおなかに余裕があれば、普通のせいろも十割も手挽きもいただきたいところですがこれは次回のお楽しみとすることにしましょう。気取ったり、能書きを述べたりすることなく、おいしいそばありますよ、くらいの雰囲気で食べることができるのが、とても素晴らしいと思いました。
2015/12/31 更新
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家族・子供と
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女子会
合コン
大人数の宴会
接待
一人で入りやすい
知人・友人と
禁煙 分煙を含む
喫煙可
ワインあり
日本酒あり
焼酎あり
オシャレな空間
カップルシート
カウンター席
ソファー席
座敷
足利市内の山の中腹にある、織姫神社。恋人たちの聖地と呼ばれる観光名所です。
下から石段を登っていくこともできますが、車で,すぐそばの織姫駐車場まで行くことができます。
赤い本殿を見つつ、石段を19段降りたところに、こちらの店があります。
縄暖簾がかかった入り口から入ると、店員さんが迎えてくれます。
店内、窓側のテーブル席と、座敷席多数。日差しが入る窓側のテーブル席へ着席。
窓からは足利市内が見渡せる、いい景色になっています。
座敷席には、蕎麦教室で使うものと思われる、蕎麦打ちの道具がたくさん置かれています。
メニューは、冷たいそばが、おせいろ、田舎そば、石臼手挽きそば、十割そば、さらしな生一本と
蕎麦の種類で5種類。加えてかわり蕎麦がゆず切り。
温かい蕎麦も、かけ、花巻、にしん、鴨汁、鴨南蛮。
どれも全部食べてみたいのですが、さらしな生一本はさらしな粉十割とのことで
幻の蕎麦といわれているそうで、これを食べてみましょう。
普通のもりにするか、冷やかけでやまといも添えのものが選べるのですが、
普通のもりでいただくことにしました。
さらに、田舎そばも注文しました。店員さんから、先にどちらを?と聞かれたので
さらしなのほうを先にいただくことにしました。
店主さんが、時々店内を見にきたりしています。店員さんは女性の方で何人かいらっしゃいましたが
どなたも接客はしっかりしていて、好感が持てます。
少し待っていると、やってきたのがさらしな生一本。
透き通るかのような真っ白の細い蕎麦がこじんまりとした丸い変わった形のざるに盛られています。
ここまで細くて、しかも繊細そうなので、きっと水切りをしすぎると切れてしまうのでしょう
水気を含んだ状態です。箸で持つと、ひと塊になってしまいますので
慎重にすこしずつ持ち上げていただきます。蕎麦だけでいただくと、本当に細い蕎麦で
口の中に香りを運びつつ、すぐに終わってしまう感じ。つゆにつけてもいいのですが
薬味の紫大根といっしょに食べたのが一番良かったと思います。
この細さ、白さは、相当な蕎麦打ちの技術が必要だと思います。
そして、さらしなが終わったころ、田舎そばが来ました。
こちらは正反対の太くて、赤や白や黒の粒粒も見える、田舎そば。基本の色はそれほど濃くありません。
これは、もう、数本口に含み、噛み締めていただくことになります。
歯ごたえも十分、粒も砕かれて、だんだんそばの香りが強くなっていきます。
こちらはすこしつゆを付けると、香りが増した気がしました。
一番細くて白い蕎麦と、一番太くていろんな色が混じっている蕎麦、こんなにレンジが広いもの
を一緒にいただけるということに感激してしまいました。
蕎麦湯が来て、つゆにいれると、フワッとかつおだしの香りが広がり、これも美味。
もっとおなかに余裕があれば、普通のせいろも十割も手挽きもいただきたいところですが
これは次回のお楽しみとすることにしましょう。
気取ったり、能書きを述べたりすることなく、おいしいそばありますよ、くらいの雰囲気で
食べることができるのが、とても素晴らしいと思いました。