shinn679さんが投稿したラ・トゥーエル(東京/神楽坂)の口コミ詳細

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この口コミは、shinn679さんが訪問した当時の主観的なご意見・ご感想です。

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ラ・トゥーエル神楽坂、牛込神楽坂、飯田橋/フレンチ

32

  • 夜の点数:4.8

    • ¥20,000~¥29,999 / 1人
      • 料理・味 4.8
      • |サービス 4.8
      • |雰囲気 4.8
      • |CP 4.8
      • |酒・ドリンク -
  • 昼の点数:4.8

    • ¥30,000~¥39,999 / 1人
      • 料理・味 4.8
      • |サービス 4.7
      • |雰囲気 4.7
      • |CP 4.7
      • |酒・ドリンク 4.7
12回目

2021/07 訪問

  • 昼の点数:4.6

    • [ 料理・味4.6
    • | サービス4.6
    • | 雰囲気4.6
    • | CP4.5
    • | 酒・ドリンク-
    ¥20,000~¥29,999
    / 1人

鮎のミルフィーユはマストメニュー

5月以来13回目の訪問。
神楽坂のお気に入りフレンチです。
今回は山本シェフの夏のスペシャリテである鮎のミルフィーユを食べに来ました。
こちらに初めて来たのはおそらく2016年頃で、その時もこの鮎を食べて衝撃を受けており、今回で4回目の山本シェフの鮎です(笑)

■感想
恐らく同じシェフの同じメニューとしては、1番多く食べているメニューである鮎のミルフィーユ。
しかし飽きるどころか、毎年食べる毎に受ける印象が異なり、感動は深まるばかり。 
いろんなフレンチを食べ歩いて私の舌や嗜好が毎年変化しているのもあるでしょうし、いろんなフレンチの鮎料理を食べる事によって経験値が上がり、このメニューの感じ方が毎年が違うのかも知れません。
構成としては、パートブリックの生地に鮎、ウルカ、イチジク、サマートリュフをミルフィーユ状に重ねて焼いたもの。
ソースは赤ワインに肝を溶かしたシヴェのソース。更に山椒のオイルや紫蘇、木の芽のアクセント。
これだけ複雑な味を文字通り重ねたメニューであり、食べると口の中での余韻、残響時間が長く、時間と共に受ける味わいがどんどん変化していくと言うか。
兎に角複雑、重厚、コクのある味わいです。
鮎料理に関してこのようなアプローチのメニューは唯一無二。
これはラトューエルで絶対食べるべきメニューであり、恐らく8月中はお願いすればやってくれると思いますので、鮎好きの方にはオススメします。

■本日の18000円(税抜き)コース内容は以下の通り
❶レモングラスのソルベ、抹茶パウダー、塩

❷ガスパチョ
トマト、ムラサキタマネギ、ハモ、パプリカ、タマリンド
他店とは印象の異なるガスパチョで激うま。
もっといっぱい食べたかった(笑)

❸竹炭のタルト、サバ、コーヒー
サバ感はかなり薄めで、これはかなり奥の方にそのテイストが隠れているような印象。
喉の奥をくすぐられような感じです。

❹アワビと野菜のサラダ
今年はオペレーションの関係でメリメロサラダができない代わりに出して頂いた一皿。
大振りのアワビがゴロゴロ入ったサラダで、鴨ナス、オクラ、トマト、ズッキーニなどを、出汁で煮込んだ物に、ウニ、イワナシ、ウミブドウ、アワビの煮汁のジュレ。
私の印象は完全に大好きなメリメロサラダ。
食べると旨過ぎて、そして懐かしくて半泣きになります。
特にアワビの柔さ、コンソメの染み込んだ旨味の塊感は、完全に言葉を失い頭を抱え込みます。
このアワビの旨さは一流の中華で食べるよりもうまいです。

❺藁で燻したカツオ、ジュンサイ、キャビア、コリアンダー、カタバミ
宮崎のへべすの酸味を効かせた野菜と魚介のコンソメスープがさっぱりしていて、この猛暑で疲れた胃袋には快適な旨さ。

❻鹿児島県産天然車海老
黒ビールを使ったフリット、イカ墨のチップ、枝豆と蓼のソース
高級食材が続きます(笑)
天然ならではのパワフルな甲殻類の旨味爆発。
トウモロコシ、ホアジャオとのハーモニー。

❼鮎のミルフィーユ

❽鮎のコンソメ
先日六本木の『オルタナティブ』でも鮎のコンソメ飲みましたが、当然ですが全く違う印象。
山本シェフのコンソメも素晴らしい旨味の塊。

❾ブレス産ハト
マダムからの説明によると、鉄分を感じてもらう為、ハトとイワシのピューレ、アメリカンチェリーを一緒に食べてくれとの事。
初めて食べる組み合わせで正直これは私には難しかった(笑)
時たま山本シェフのハイレベルな難問に答えが見つからない時があり、これはまだまだ私の修行不足でしょう。

もも肉のフリットは、わかりやすいテイストで美味いし、付け合わせの蓮根のコロッケもネットリした食感と蓮根特有の甘みが出ていて素晴らしい。その他にジロール茸、ツルムラサキ。

キャラメルのフラン、パッションフルーツ

➓マンゴーのタルト
出てきた瞬間、
お〜❗️
と叫んでしまったデセール。
最近の山本シェフのデセールは、更に芸術的になってますが、今回も強烈です。
マンゴーを薄ーくカットして、薔薇の花のようです。
お皿全体に薄っすら甘口ワインのゼリーが敷かれていて、タルトの他にマンゴーのみで作ったアイスクリーム。
美的センスの無いアラフィフのオヤジでも感動してしまう美しさ。
そして食べると見た目だけではありませんでした。
絶妙なタルト生地の塩気がたまらないし、中に入っている何かのクリーム?と、マンゴーとのハーモニーが完璧過ぎる。

11.ハーブティー、お茶菓子

あ〜鮎のミルフィーユ、この夏もう一回食べに来ようか本気で悩む私でした(笑)

  • 鮎のミルフィーユ

  • アワビと野菜のサラダ

  • マンゴータルト

  • ハト、イワシのピューレ

  • 鹿児島県産天然車海老 黒ビールを使ったフリット、イカ墨のチップ、枝豆と蓼のソース

  • 藁で燻したカツオ、ジュンサイ、キャビア、コリアンダー、カタバミ

2021/09/18 更新

11回目

2021/05 訪問

  • 昼の点数:4.6

    • [ 料理・味4.6
    • | サービス4.6
    • | 雰囲気4.6
    • | CP4.5
    • | 酒・ドリンク-
    ¥20,000~¥29,999
    / 1人

山本シェフ渾身の一皿

2ヶ月毎に通っている神楽坂にある私のお気に入りフレンチで、12回目の訪問。
前回3月の訪問で黒トリュフのパイ包み焼きを初めて食べて昇天した私。
その時の衝撃は未だに脳裏に焼き付いております。
今回はどんな感動が待っているのかワクワクしながら、日曜日のランチにオヤジ1匹フレンチで訪問です。

■感想
食べ物は美味ければ、正直ビジュアルはあんまり気にしない私ですが、本日はフレンチってやっぱり見た目の美しさも大事だようなぁと改めて勉強させられました。
元々山本シェフのお料理は毎回、美しいビジュアルでしたが本日は更に手が混んでました。
特に4皿目に登場した、毛蟹とアオリイカのサラダ。
これは山本シェフ渾身の一皿であり、超〜強烈(笑)
提供された瞬間は、そのビジュアルに唸ってしまいました。
シロートの私でもこれ作るのにどんだけ手間をかけてるかがわかります。そして山本シェフの気合いがビシビシ伝わってきて浮かれた気持ちで軽々しく食べられるような代物では無く、心して食べるのでした。
食べても当然美味いのですが、それ以上に視覚的効果があまりにも激しく、正直味わう事に集中できないほど(笑)
私が通っているフレンチのシェフの中でも、この古典的な美しさは随一でしょう。そもそも位置皿にはシャガールの絵が描かれており、山本シェフの芸術家肌をビシビシ感じます。
次回は、いよいよ山本シェフのスペシャリテである『鮎のミルフィーユ』を7月に予約させて頂きました。

■ コース内容の説明は事前に聞かないで、毎回何が出てくるかドキドキコース(笑)
本日の18000円のコース内容は以下の通り。

❶アミューズ
レモングラスのソルベ、抹茶パウダー、塩

❷サブレにしたヨモギ、スモークサーモンのリエット、鱒のキャビア、ヨーグルト

❸そら豆
そのまま火を入れただけのそら豆と、うっすらチーズ風味のニョッキは優しいそら豆のテイストでこれはジワジワ来る旨さ。

❹ 毛蟹とアオリイカのサラダ
お〜❗️
出てきた瞬間、唸ってしまいました(笑)
美し過ぎる❗️
まるでロブションで出てくるようなこれでもか感が強烈なビジュアル(笑)
構成は上から
キャビア
毛蟹とアオリイカのサラダ
フェンネルのムース
オマールのジュレ
周りにサワークリームと花穂紫蘇を散りばめてます。

❺新玉ねぎのスープ
本日1番印象に残ったメニュー。
新玉ねぎのスープにフランボワーズで甘酸っぱくした新玉ねぎのムースと、ラングスティーヌ(赤座エビ)、琵琶、自家製ピクルス、エストラゴンの構成。
ひと口飲むと頭を抱え混んでフリーズするほど奥が深い旨さ。
優しい玉ねぎの甘味とシェリービネガーの酸味、琵琶のフルーティな甘味など、超〜多重な味の組み合わせで、それら個々の味が次々と舌を刺激します。
でも最後にはちゃんと1つの方向に集結してこれは超絶美味かったです。
山本シェフでしか味わえない計算し尽くされた味でした。

※番茶に生姜とクローブを効かせた物。
フルーティ

❻桜鱒のミキュイ
グリーンピースのクレープで包まれた桜鱒のミキュイ、モリーユ茸、モリーユ茸とヴァンジョーヌ(黄色ワイン)のソース、ココナッツの身の泡のソース、バナナのフリット
これはかなりハイレベルな味の組み合わせ、相当な複雑感。
咀嚼しているうちにきっちり一つのゴールがあって素晴らしい味わい。

※紅茶のスパークリング、柑橘をほのかに効かせてます。

❼あいなめのポワレ、トマトを使ったマリニエールソース、コリアンダー風味。ホワイトアスパラガス、タケノコ、トマトのソース。
あいなめそのものが、濃厚な旨味で素晴らしい。

❽フランス産仔牛ヒレ肉のロースト、ジュのソース。桜海老、ジロール茸、フランス産グリーンアスパラガス、新タマネギ。
出てきた瞬間、香ばしい桜海老の香りが広がり食欲を掻き立てます。
桜海老と牛肉の組み合わせは何気に初めてかも。
一緒に食べるとこれが実に相性がいい。

❾ピスタチオとヘーゼルナッツのケーキ
フランボワーズと赤ピーマンのアイス
ブラックベリーのサワークリーム

➓ハーブティー
八角のフィナンシェ、食用ホオヅキ

  • 毛蟹とアオリイカのサラダ

  • 新玉ねぎのスープ

  • 桜鱒のミキュイ

  • 仔牛のロースト

  • ピスタチオとヘーゼルナッツのケーキ フランボワーズと赤ピーマンのアイス ブラックベリーのサワークリーム

2021/09/18 更新

10回目

2021/03 訪問

  • 夜の点数:4.8

    • [ 料理・味4.8
    • | サービス4.8
    • | 雰囲気4.8
    • | CP4.8
    • | 酒・ドリンク-
    ¥40,000~¥49,999
    / 1人

最終奥義『黒トリュフのパイ包み焼き』に挑戦

2ヶ月毎に通っている神楽坂のお気に入りフレンチで、1月以来11回目の訪問。銀座レカン出身の山本シェフの正に王道のフレンチを堪能できます。
今回は事前に大好きなリエーヴル・ア・ラ・ロワイヤル(王家の野ウサギ)をお願いしていたのですが、山本シェフから残念ながらウサギが手に入らなかったと連絡が入り、その代わりに勧められたのがなんと、、、

『黒トリュフのパイ包み焼き』

以前帝国ホテル『レセゾン』の口コミで見たことがありましたがあまりにも高額メニューのため私とは無縁の食べ物であり、そして憧れのメニューでした。
それにしても何たる偶然か。
実はつい先日、通っている某フレンチのシェフからもこのメニューを勧められて乗っかってしまい、後日黒トリュフのパイ包み焼きを食べる予定であり、まるで意中の2人の女性からいきなり同時に逆告白されたような(笑)
そして運命の選択を迫られます(笑)
しかし山本シェフのそれも是非とも食べてみたいと言う強欲に魔が刺した私は山本シェフにもお願いするのでした。

暴風雨の日曜日のランチにオヤジ一匹フレンチで突撃です。
一番乗りで到着すると、本日も満員御礼との事で流石の人気です。
ちなみに私は昨晩の夕食そして当日の朝食を抜いて万全の胃袋で臨むのですが、この日の私は朝からいつもと違う緊張に包まれます(笑)
なんたって黒トリュフのパイ包み焼きだけで1皿18000円であり、もし合わなかったらどうしようとか、支払い金額にびびる私(笑)
私の食べ歩き人生で間違いなく1皿として最高額のメニューになります。

■感想
早速黒トリュフのパイ包み焼きの感想ですが一言で言えば、、、
これは人を駄目にする麻薬的な旨さであり、正に危険な劇物、禁断の果実です(笑)
私はトリュフは香りを楽しむものであり、食べる物ではないと思ってました。
スライスしたトリュフを食べてもそんなに萌えるものでもないし。
しかしパイ包み焼きでしっとり火入れされた黒トリュフ50グラムを丸々食べると、その圧倒的存在感と独創的な風味に完全に味覚、嗅覚、思考能力は停止します。
例えるならその香りに酔っ払った様な高揚感(笑)
ファーストコンタクトはまずその食感に驚きます。生煮えのじゃがいものようなザクザク感。そして当然食べたこのない味でなんかピンと来ません。
と感じたのは一瞬でその数秒後に、口から鼻を抜けて脳天直撃の強烈な香りと共に経験したことの無いパワフルな旨さが、ドッカーンと一気に脳天まで突き抜けて爆発し、シャットダウン(思考停止)します(笑)
味の複雑さとその情報量が多すぎて脳が受け止められなくなるのです。
これはまるで強制的に思考停止にするテレビアニメ「呪術廻戦」の五条悟の領域展開『無量空処』にハマったような感覚(笑)

山本シェフの説明では、黒トリュフのパイ包み焼きを都内でやっているのは、帝国ホテル『レセゾン』や、白金『コートドール』、四谷『北島亭』などごく少数のお店だけだと。
そして各お店でその仕立ても異なり、山本シェフはあえて生焼けにし、ザクザクした歯応えを残した仕上げにしていて、シェフはそれが1番美味いとのこと。
北島亭なんかはもっと火が入っていて、栗のようなフォクフォクした仕立てだそうです。

私の感覚として1番近い食材としてはニンニクかもですが、兎に角別世界の食べ物でした。
今回私はこの黒トリュフのパイ包み焼きをストレートに美味いと感じる事ができましたが、これはかなり人を選ぶメニューでしょうか。
これは正に禁断の果実であり、この味は知らなかった方が良かったかも(笑)
果たして来年、我慢する事ができるでしょうか(笑)
山本シェフの話ではフレッシュの黒トリュフは3月いっぱいとの事であり、シーズンに3回くらいは要望に応えてラトューエルでも提供しているとの事。ご興味のある方はお試しあれ。

■本日の15000円(税抜き)のコース+黒トリュフのパイ包み焼き18000円(税抜き)の内容は以下の通り

❶レモングラスのアイスクリーム抹茶パウダー、塩

❷レンズ豆、畑のキャビアと言われるとんぶり、ブロッコリーのピューレ、サクラのゼリー、トリュフ
ひと口サイズですが、春を感じさせる食材が凝縮していて、土臭さも感じます。

❸和牛のブレザオラ(生ハム)とボタンエビ、菊の酢漬け、キャビア。燻製を効かせていてサワークリームとの素晴らしいハーモニー。

❹貝の盛り合わせ
出てきた瞬間、門前仲町『パッソアパッソ』のジビエのアンティパストを思い出すようなデラックス感と美しさ。
春を感じさせる貝類のボイルの盛り合わせで構成は、ミルガイ、ホッキ、カキ、ハマグリ、アワビ、カメノコ、ツブガイ、アカガイ、アサリ
トマトの旨味を凝縮したジュレ、フェンネルのピューレ、砂を模した畳イワシ、ノリを粉状にした魚粉もあり。

❺ホワイトアスパラガスのシャルロット
食べるとまずスライスしたアスパラガスのシャキシャキ感がいい。そしてホワイトアスパラガスのムースとウニのハーモニー。
更にアスパラガスのスープにミントのオイルで、アスパラガスをいろいろな調理法で堪能。

❻ノドグロ、ホタルイカ、カブのピューレ
ノドグロだけでも破壊力のある旨さですが、ノドグロから出汁を取ったスープがこれまた旨味の塊です。このスープに何か分かりませんがリキュールの様な初体験の風味がしたのは気のせい?
付け合わせにグリルしたカブ、干したカブ、キャビア。

❼黒トリュフのパイ包み焼き
マダムがレリーフの様な美しい模様の入った純白のお皿に仕上げ前のパイ包み焼きを載せて持って来て下さり、まずは撮影タイム(笑)
その姿を見て一気にテンションアップです(笑)
お〜なんか王冠の様な装飾で普段見慣れているパイ包み焼きとは全くオーラが違うぞ(笑)
そして仕上げの為にいったん下がりしばし待つのですが、その間私のニヤニヤが止まりません。
そしてこんなに緊張して待ったのは初めて(笑)

山本シェフ直々に説明に来てくれます。
パイ包み焼きの中には丸々50gの黒トリュフとフォアグラ、そして牛肉の赤ワイン煮込みに根セロリ、ニンジン、野菜。
香りを逃がさない為にカットしないで提供されるのですが、ここに自ら入刀するのはマジで勇気入りました(笑)
ナイフを入れると、強烈な香りが溢れ出てもう平常心ではいられません。(笑)
また食べている最中はペリグーソースの存在を感じないほどの黒トリュフの塊のパワーが凄すぎ(笑)
しかしパイ包み焼きを食べ終わり残ったソースをパンで舐めて初めて、このペリグーソースも半端ない旨さである事に気づくくらいです。
食べ終わった後、その強烈なインパクトに頭は真っ白になり放心状態。
明日のジョーの様に燃え尽きます(笑)
やっと平常心に戻れたのはハーブティーを飲み終えてからでした。
これは人が食べてはいけない食べ物であり、正に麻薬です。(笑)

そしてこれがメインかと思いきや、追加のソースをかけに出て来た山本シェフが『メインは別にあります』とシレーと言って厨房に下がります。
マジかよ(笑)
私の胃袋的にはまだ余裕がありましたが、気持ちの満足度は既に絶頂を迎え満たされていました(笑)

❽シストロン仔羊のパイ包み焼き
またしてもマダムがニコニコしながら、カット前の何かを持ってきます。
なんとシストロン産仔羊のパイ包み焼きです(笑)
山本シェフが完全に私を堕としにかかります(笑)
黒トリュフのパイ包み焼きの興奮がおさまらない中、シストロン産仔羊の2段攻撃に私は完全に堕ちるのでした。
オーストラリア産やニュージーランド産の仔羊に比べると、おとなしめな羊独特の香り。それでいて羊独特の旨味はロゼール産よりも濃厚で気品を感じるテイストで私は1番好きな産地です。
ジュのソースも粘度たっぷりで濃厚な旨さ。
ソラマメ、ユリネ、ジロール茸、スナップエンドウ、グリーンアスパラガスなどのガルニも完璧で、もう何も言えねぇ!

更に別皿でフランボワーズビネガーで和えたピサンリ(西洋タンポポ)のサラダが。
独特の苦味の奥にほんのり甘味が効いていて、更に水菜のようなシャキシャキした食感が凄くて、これはツボにハマる旨さでした。

❾キャラメルのフラン、パッションフルーツ

➓タルトタタン
山本シェフのデセールは、毎回芸術的ですが今回も凄い。
正にアートの様な美しさです。
ノワゼットのムースの上にタルトタタンを載せた二層構造の上にシナモンのクランブル、リンゴの風味のチップをふりかけ、ミルクチョコレートのチュイルでサンドしたもの。
タルトタタンの味も一言では語れない旨さでしが、1番感動したのはシードルクリームの味。
あとシードルビネガー。

11.ミントティー、お茶菓子

黒いダイヤと呼ばれる黒トリュフ。私は今回その味そのものを堪能できました。希少でありその価値からあまりにも高額な食材ですが、このメニューが存在する理由を身をもって体験できた様な気がします。
マダムからはフレンチ好きならいつかは通るべき道ですと言われましたが、私の食べ歩きもとうとうここまで来てしまったのかと自分を呪うのでした(笑)

  • 黒トリュフのパイ包み焼き

  • 黒トリュフのパイ包み焼きの断面

  • シストロン産仔羊のパイ包み焼き

2021/09/18 更新

9回目

2021/01 訪問

  • 昼の点数:4.7

    • [ 料理・味4.7
    • | サービス4.7
    • | 雰囲気4.7
    • | CP4.5
    • | 酒・ドリンク-
    ¥20,000~¥29,999
    / 1人

山本シェフのスープドポワソン、ソース・アルビュフェラに感動

昨年11月以来、10回目の訪問。
2か月に1回のペースで通っている神楽坂のフレンチで、『銀座レカン』出身のベテラン山本シェフによる王道クラッシックフレンチが堪能できます。
冷たい雨の降る土曜日のランチに、オヤジ1匹フレンチです。
今回の訪問の目的は、昨年2月に食べて超〜感動したニンジンのムースで、昨年11月に来た時にリクエストしておきました。
私の大好きな銀座の老舗フレンチ『ルマノアールダスティン』系列で食べるニンジンムースとは、味も見た目もアプローチが全く異なり、とにかく山本シェフの芸術家オーラ全開な手の込んだビジュアルと、複雑な味わいがたまりません。
このメニューは、山本シェフの鮎のミルフィーユ、メリメロサラダと並んで、ラトューエルで絶対食べるべきマストメニューでしょう。

■感想
いや〜今月は私の好みばかりで全皿ホームランでした。
1番印象に残ったメニューが選べないほど、最後まで感動の連続。
1年ぶりに再会したニンジンムースは相変わらずの旨さであり、更に初めて食べる山本シェフの作る超濃厚スープドポワソンに感動し、メインのソースアルブュッフュラの切れ味でトドメを刺されます。
正に怒涛の攻撃で、本日も山本シェフの料理に120%の満足感を頂きました。

■本日の18000円のコース内容は以下の通り
はっさくのジュース

❶レモングラスのアイスクリーム、塩、抹茶パウダー

❷柚子で香り付けした赤カイ、ウド、白味噌とマスタードのエスプーマ

❸炭で燻したフォアグラ、イチジクのマルメラード、セップ茸
鶏のスープ

❹ニンジンムース
・ムラサキニンジン
・キントキニンジン
・シロニンジン
・キンビニンジン
の4種類のニンジンを使い、それぞれ種類毎にオレンジジュースに漬けてニンジンパウダーでまぶしたり、チリ味、ヨーグルト味、カカオなど手を加えてます。
そしてそれらを花形にカットし、その下にそれぞれのニンジンムースを。
更にその下にはコンソメジュレ、ボタンエビ、生ウニと更に和牛の『ブレザオラ』と言われる生ハムが塩気を加えてます。
ニンジンの甘味、ウニ、ボタンエビの旨み、コンソメジュレがそれらをうまくまとめていて素晴らしいハーモニーです。
O型の私はガバ〜とスプーンでまとめてすくって食べたいところですが、こんな美しくて手の込んだお料理は、流石に1つ1つのニンジン毎に丁寧にスプーンですくって堪能させて頂きました(笑)

❺オマールエビとトランペット茸のフリカッセ、ラビオリ
濃厚なオマールエビのビスクのようなソースに、カルダモンがパンチを効かせていてたまりません。

❻氷見の寒ぶり
藁で炙した寒ぶりは、食べるとほぼ生で脂ののりが半端ないです。
そこにクジョウネギ、焦がしネギ、フリットにしたネギと、タマネギを鶏のブイヨンで煮たソースを合わせて食べると、燻製の香りは鼻から抜け、寒ぶりの脂の甘味とネギの香ばしさ、ブイヨンの旨味との素晴らしいハーモニーで、これは唸りました。
正に味わい、食感、香り3方向からやられます(笑)

❼スープドポワソン
マダムが両手にそれぞれお皿を持って登場。
何だろうとワクワクしながら見るとなんとスープドポワソン!
実は山本シェフのスープドポワソンを食べるのは初めてであり、聞くと山本シェフもあんまり作らないとの事。
早速飲むと我がスープドポワソン人生で過去最高の濃度と旨さです。口の中に入れると、一瞬で膜が張り口の中に纏わりつくような濃厚さです。
更にバゲットにニンニクがバッチリ効いたアイオリソースをつけて、スープドポワソンと食べるとこれが抜群の相性。
もうこれは旨すぎて完全にフリーズ、思考停止してしまいました。
山本シェフの説明では本場フランスのスープドポワソンは、これよりももっとドロドロで日本のスープドポワソンはサラサラ過ぎるとの事でした。

❽鶏肉のロースト、ソース・アルビュフェラ
昨年11月に六本木『オルタナティブ』で食べたキジとソース・アルビュフェラに感動して以来、完全にキジにハマってしまった私。
12月のラトゥーエルのInstagramを見ていたら、なんと大好物のこのメニューの写真がアップされてます。
慌てて電話してなんとか12月に予約を入れようとしましたが予定が合わず、結局諦める事に。
そして1月の本日の予約にキジが入ればとの事でしたが、コロナの影響もあり残念ながらキジは入らず。
しかし山本シェフのご好意でなんと名古屋コーチンに近い品種の鶏肉を使って出して頂き、感謝感謝です。
ソース・アルビュフェラとは、シロートの私がネットで調べると鶏の出汁にトリュフ、フォアグラなどから作るソース。
フォアグラの風味が強くとにかく濃厚な旨味が口の中にドカーンと広がります。
で山本シェフのソース・アルビュフェラですが、期待以上の旨さでした。
オルタナティブのソースとはまた違ったテイストで、山本シェフの顔が浮かぶような繊細なところまでこだわったソース。
流石に鶏肉の味はキジ独特の風味に及ばないところはありますが、その肉質は歯応えがありトータルとしてはとても満足の行くものでした。
またマダムが提供時に
「ソースは足りなかったら言ってください。おかわりあります!」
と何とも嬉しい一言。
私はソースをバンバン鶏肉に付けて正に汁だくでガンガン食べます(笑)
速攻サービスマンにソースのおかわりをお願いしました(笑)
また付け合わせのトランペット茸、髭大根もソースに付けてもう最高の贅沢です。
いや〜山本シェフのソース・アルビュフェラ、最高でした。
ありがとうございました。

❾ハバナシガーとモヒート
葉巻をイメージしたデセール。
カカオのシガーロールにウィスキーの香りを混ぜたゼリーとチョコレートのクリームで葉巻のような香りを演出。
更にタバコの灰に見立てたメレンゲとこの中にコーヒーのクリームが潜んでいて、これを付けながら食べると言う演出。
前回の松ぼっくりに見立てたモンブランに続き、山本シェフの創作意欲、凄いです。
更にモヒートをイメージしたジンとラム酒のグラニテの味も正に大人の味わい。

➓ハーブティー
お茶菓子

本日も山本シェフの技術を感じる旨さでした。
次回の予約を入れさせて頂き、早くも楽しみな私でした。


  • ニンニクのムース

  • 鶏、ソース・アルビュフェラ

  • 氷見寒ぶり

  • オマールエビとトランペット茸のフリカッセ

  • ハバナシガーとモヒート

  • レモングラスのアイスクリーム

  • ハッサクのジュース

  • 柚子で香り付けした赤カイ、ウド、白味噌とマスタードのエスプーマ

  • 炭で燻したフォアグラ、イチジクのマルメラード、セップ茸

  • スープドポワソン

  • アイオリソース

2021/09/18 更新

8回目

2020/11 訪問

  • 昼の点数:4.5

    • [ 料理・味4.5
    • | サービス4.5
    • | 雰囲気4.5
    • | CP4.5
    • | 酒・ドリンク-
    ¥20,000~¥29,999
    / 1人

9月以来9回目の訪問。
2ヶ月に1度のペースで通っている、神楽坂にある私のお気に入りフレンチです。
今回も日曜日のランチにオヤジ1匹フレンチです。
昨年から本格的に通い始めた私ですが、振り返ると6月、9月、2月、4月、5月、7月、9月に来ており、秋に来るのは初めてであり、何が出てくるのかワクワクの中での訪問です。
12時前に到着すると1番乗り。
毎回山本シェフにお任せコースをお願いしていて、席に座ってからマダムと相談して本日もあえてコース内容は事前に聞かない事に(笑)
その方がワクワクが最後まで持続です。

■感想
いろいろフレンチを食べ歩いてる私ですが、当店オーナーシェフの山本シェフのお料理は、なんと言ってもその見た目の美しさが段違いです。かなりの芸術家肌と思われ1つのアート作品みたいです。
たまに超美しい写真が山本シェフのインスタにアップされてますので、参照ください。
そしてその味は見た目に比例して、とても高貴な味わい。品が良いとゆうか。
かと言ってその味は、ロブション出身のお店に多い品が良すぎてあまり印象に残らないような事は無く、技術に裏打ちされたガツンとくる味わいで力強く記憶に残ります。
本日1番印象に残ったのはオマールエビを使った一皿。出てきた瞬間、アラフィフの私でも感動する美しさです。
今年の2月に食べてメッチャ感動したニンジンを使った『花畑』を彷彿させるビジュアルの美しさです。
そして食べると、トマトとアールグレイで香り付けしたソースとオマールエビ、イチジク、ビネグレットであえたトマトの見事なハーモニー。
食べた事ない味覚であり、感動の域に。
次回は、いよいよ今年2月に食べて超〜感動したニンジンを使ったお花畑に再会できるとの事で、1月に予約を入れさせて頂きました。


■本日の16000(税抜)円のコース内容は以下の通り

❶レモングラスのアイスクリーム

❷イワシのムース、焼きナスのピューレ

❸カニのクロケット、ミモレットチーズ
アサツキとアワビの肝のパイ包み焼き

❹オマールエビ、トマト、フレッシュの無花果、バターナッツカボチャ、タマネギのムース

❺アワビ茸のフリット、椎茸のフリカッセ
など4種類のキノコにトリュフとキノコの出汁を泡立ててカプチーノ仕立てにしたものに、トリュフをフリフリ。
到着するとキノコの芳醇な香りでクラクラ来る一皿。あまりのキノコ感にキノコ中毒になってバカになりそうな旨さでした(笑)

❻スズキのポワレ
レモンクリーム、バジルのソース、キャメリゼしたグリーントマトでさっぱり。更に生の落花生がいいアクセント。

❼ スコットランド産雷鳥のロースト、ジュのソース、春菊のジュレ
食べると舌に纏わりつくようなねっとりとした肉質。
独特のほろ苦さが売りの雷鳥ですが、熟成がかなり進んでいるのか、強烈な香りが鼻から抜けていきます。私には修行不足なパンチ力でした(笑)
付け合わせはつる紫、セップ茸、トランペット茸
山本シェフによると、コロナの影響でヨーロッパからのジビエがなかなか入らないとの事です。

今日はそんなに苦しくならなかったなあ〜と安心していたら、マダムからもう一皿ありますと。
私の胃袋は完全に山本シェフにバレてます(笑)

❽鴨のラグーのラビオリ、アニスの香りを利かせたスープ仕立て

キャラメルのフラン、パッションフルーツでお口直し。

❾デセール
モンブラン
出てきたお皿を見てアラフィフのオヤジは、思わずカワイイと言ってしまいた(笑)
写真見てください!
ほうじ茶のチュールを使って松ぼっくりを表現しており、素晴らしい再現力と美しさ。
構成はマロンクリームと、その下に酸味のあるサワークリーム、更に中心部にカシスのソース。
見た目に負けない、素晴らしい味わい。
専門のスイーツ屋さんで食べなくても、美味しいフレンチレストランのモンブランで十分満足とゆうか感動です。
付け合わせに洋梨のアイスクリームとキンカンとラム酒の香りをつけた栗の渋皮煮

❾ハーブティーとお茶菓子
八角のマドレーヌ
生チョコ
シャインマスカット

お店に1番はじめに来たはずなのに、結局シェフ、マダムと話し込んでしまい、気づけば4時で最後の客に(笑)
お邪魔しました。

2020/11/16 更新

7回目

2020/09 訪問

  • 昼の点数:4.6

    • [ 料理・味4.6
    • | サービス4.6
    • | 雰囲気4.6
    • | CP4.6
    • | 酒・ドリンク-
    ¥15,000~¥19,999
    / 1人

アイルランド産牛の衝撃

7月以来の8回目の訪問。
2ヶ月に1回のペースで通っている神楽坂の大好きなフレンチです。
本日は、フレンチ布教活動の一環で友人を誘っての訪問。彼とは『天現寺小野』や四谷『はらまさ』、神楽坂『虎白』、銀座『小十』、赤坂『詠月』など主に和食系のお店に一緒に行きましたが、本格的なフレンチは経験無いとの事なので、連れて来ました。
食に興味がある男であり、そうゆう人間には美味い店を紹介したくなるのが、フーディーの性でしょうか。
当店の山本シェフですが銀座『レカン』や今はなき『ジョージアンクラブ』を経て、2012年からラ・トゥーエル料理長に。そして2015年から当店のオーナーシェフとして活躍されております。
見た目は完全にフランス人の様な風貌のイケメンシェフです。
私が本格的に通い始めたのは昨年からですが、その料理の印象は、ベテランシェフの圧倒的な技術でフレンチの王道的な味を体験させてくれるお店だと思います。
日曜日のランチにで訪問すると、本日もコロナの影響で減席してる中での満員御礼です。

■感想
本日も感動の美味しさと、私の胃袋を見透かされてる様な見事なポーション。
そんな中でも1番感動したのは、なんと言ってもメインのアイルランド産牛の炭火焼。
フレンチを食べ歩いてる私ですが、アイルランド産の牛肉は初体験であり、衝撃でした。
1ヶ月ドライエイジングをかけた熟成肉は、その独特の鼻から抜ける香りや、ネットリとした食感が和牛とは全く異なり強烈な印象でした。そしてその肉の味はマジで感動〜。食べているとなんだか狩猟民族である欧米人が肉をむさぼり食う気持ちが理解できたような、ワイルドな気分になりました(笑)
山本シェフ曰く海外で1番美味い牛肉はアイルランド産だと断言されただけあって、さすがはプロが勧める牛肉の味でした。

■本日のコースですが、いつものディナーコースのムニュラフィネをお願いしておきました。

❶レモングラスのアイスクリーム、抹茶パウダー、塩

❷ハモ、キューリ、フルーツトマト、赤キャベツのガスパチョ

❸ニンジンのムースと甲殻類の殻から出汁を取ったジュレ、生ウニ
銀座の老舗フレンチ『ルマノワールダスティン』やそこから独立されたシェフ達のニンジンムースを散々食べてきましたが、全く違うアプローチで、私には斬新でした。

❹ハマグリのスープ、青海苔のジュレ、潤菜、

❺パン

❻オマールエビのロースト
ソースは殻か取った出汁にシェリー酒とカカオの苦味を利かせたもの。
そこにインカの目覚めとイチジクの甘味。
更に唐辛子のピリピリ感とレモンの皮の酸味、苦味。
超〜複雑な未体験な味わいで、これは唸る旨さでした。

❼甘鯛の鱗焼き
相変わらずお美しいマダムがニコニコしながらフルポーションです!と持ってきます(笑)
超巨大かつ厚みも凄い甘鯛にたっぷりのトランペット茸とサマートリュフ。
鱗のパリパリ、サクサク感は申し分ありません。
このパリパリ感はお店によってかなり差が出るところですが、当店のパリパリ感は、当然完璧な仕上がりです。
シャンパンの泡のソースとトランペット茸のピューレのソースも激うまです。

❽アイルランド産熟成牛の炭火焼
シェフが真顔でアメリカンポーションですいませんと言いながから出てきます。
見ると強烈なポーションで、シェフ曰く250gありますと(笑)
この時点で、私の胃袋は結構いい感じでしたが、コースの最後でまさかの250gの肉塊。なんとも嬉しい愛情盛りです(笑)
ソースはシンプルに骨から取った出汁とシェリービネガーのソース。
いや〜肉を食った感Maxです(笑)

❾キャラメルのフラン、パッションフルーツ

➓デセール
リキュールで香りを付けたヨーグルト、フランボワーズソース、ピスタチオのアイス、ベルベーヌでマリネした白桃、キクラゲ

11.ハーブティー、お茶菓子

いや〜本日も大満足でしたが、私と同じくらい大食いの友人も満足してくれ、フレンチにハマり込んだ模様(笑)


  • 熟成1ヶ月のアイルランド産牛の炭火焼

  • オマールエビのロースト、インカの目覚め、イチジク

  • 甘鯛の鱗焼き

  • ハマグリのスープ

  • ハモのガスパチョ

2020/11/15 更新

6回目

2020/07 訪問

  • 昼の点数:4.7

    • [ 料理・味4.7
    • | サービス4.7
    • | 雰囲気4.7
    • | CP4.7
    • | 酒・ドリンク4.7
    ¥20,000~¥29,999
    / 1人

圧倒的な山本シェフの技術

5月以来の訪問。
私が尊敬し全幅の信頼を置いているベテラン山本シェフのフレンチレストランです。
日曜日のランチにオヤジ1匹フレンチです。
コース内容は事前にシェフのお任せコース(ムニュ・ラフィネ)をお願いしており、何が出てくるのかワクワクの中での訪問でした。

■感想
本日で6回目の訪問ですが、通えば通うほど山本シェフの技術、レシピの深さに圧倒されてしまいます。
特に本日のメニューは、山本シェフの1皿にかける想い、何を感じさせたいのか、狙っている味はなんなのか、シロートの私にはハイレベル過ぎて、理解するのに必死でついていくのがやっとでした。
まるで間違ってハイレベルの進学校に入学してしまったような。なんか凄いお店にハマってしまったなぁと。(笑)
今回は久しぶりにグルヌイユ(カエル)も堪能させて頂き大満足。
グルヌイユ好きの方は、シェフにお願いすれば用意して頂けるかと。
今回は特別編成で通常コースとは異なると思われます。
コース内容は以下の通りです。

❶レモングラス
当店の定番アミューズ。味覚を呼び覚ますためのひと口シャーベット。

❷キューリの冷製スープ
さっぱりしたキュウリにオマールエビの旨味とミントオイルのアクセント。

❸ブランダード(タラのコロッケ)

❹パン

❺アワビのカッペリーニ
シェフが気合が入ると夏に作るという1皿との事。
超〜細かく刻んだアワビに、キュウリ、海藻、キャビアが入っていて、山形名物のだしの高級バージョン(笑)
食べてみるとアワビの濃厚な旨味の中にも意外にさっぱりしていて、細〜いカッペリーニと実に良く絡んで美味しい。
優しいハーモニーです。
それにしてもこの物凄いボリュームが早速ヤバい(笑)

❻グルヌイユ(食用カエル)
高級食材であるグルヌイユを食べるのは、数年前に『ルマンジュドュー』で食べて以来2回目の経験で食べ慣れない食材でしたが、深い味わいで初めて美味いと思いました。
一つは冷製仕立てのグルヌイユ。クレソンのジュレ、キャビア、潤菜。
もう一つはフリットにしたグルヌイユでカレーパウダーなど4種類の味付けです。
カエルのモモ肉でちっちゃーいので、一瞬の興奮(笑)

❼ケンサキイカのグリル
このイカも凄かったですね〜。抜群の火入れでプリップリで、激うま。
更に付け合わせの花ズッキーニの中にイカ墨が入っているのですが、これが超〜濃厚。
様々なハーブとイカ、イカスミと食べると感動のハーモニーで、激うまです。

❽メバルのポワレ、桜海老
パリパリに焼かれたメバルとズッキーニと紹興酒ソース。
更にアメリケーヌソースで絡めた鴨ナス、トマトのハーモニー。
脂ののったメバルだけでも十分美味いのですが、いろんな組み合わせで味を楽しめて素晴らしい。

❾京都産鴨
鴨の皮にカカオ肉を貼りつけてローストしたもので、山本シェフ直々にソースをかけにきます。
シェフがわざわざかけに来ただけあって、このソースがやばかった!
鴨の内蔵とコニャックと赤ワインで、手間暇かけたソースとの事。
もう香りだけでそのヤバさは、ビンビン伝わりましたが、パリパリの鴨にたっぷりソースを絡めて食べると、酸味の利いた強烈な深い味わい。
リエーヴルアラロワイヤルのソースと並ぶ感動もののソースでした。
シェフには恥ずかしくて、ソースおかわりなんて言えません(笑)
更にイチジクとオレンジのピューレの味変アイテムでもう私の味覚は完全に崩壊しました。この料理は完全に鴨よりもソースが主役でした。
ガルニのジロール茸、万願寺唐辛子も文句ない旨さ。

➓キャラメルのフラン、パッションフルーツ
こちらもシェフの定番メニュー。
これを食べて、興奮した味覚のアイシング。

11.森の香りをイメージしたデセール
松の葉のアイスクリーム、チョコレートのムース、ローズマリーで香り付け。
ゴボウ、サマートリュフで土臭さを演出。
食べていて本当に森の中にいるような精神的な安定感を感じました。奥深いテイスト。

12.ハーブティ

13.お茶菓子
食用ほおづき
生チョコレート
あと何か(笑)

好きなお店に通って、常連になる事。
これは美味い料理を食べる上で私は欠かせない事だと思ってます。
通うとシェフも、いろいろなものを出してくるし、私もそれを全力で受け止めます。
そのシェフの味わいを理解するというか。シェフの味わいを勉強させて頂くというか。
また来ます。

  • 鴨のロースト

  • メバルのポワレ

  • ケンサキイカのグリル

  • グルヌイユ

  • アワビのカッペリーニ

  • キュウリの冷製スープ

2020/07/27 更新

5回目

2020/05 訪問

  • 昼の点数:4.7

    • [ 料理・味4.7
    • | サービス4.7
    • | 雰囲気4.7
    • | CP4.7
    • | 酒・ドリンク4.7
    ¥10,000~¥14,999
    / 1人

1年ぶりのメリメロサラダに涙

4月以来5回目の訪問。
偶然にもマイレビの味甘様が、こちらのレビューを投稿した翌日の訪問であり、味甘様とは最近ニアミスが続きます(笑)
本日はフレンチ布教活動として、日頃ラーメン二郎を一緒に食べ歩いている相棒と、日曜日のランチでこちらを訪問してきました。
この相棒は、私の大好きな恵比寿『セリエ』と赤坂『タンモア』に連れて行き、かなりフレンチの味に目覚めて来たようなので、今回は満を持して『ラ・トューエル』に案内しました。
3つのお店ともそれぞれ個性があり、相棒にはその違いを堪能してもらうのも今回の目的の1つです。
更に本日の本命は昨年の6月に食べて超〜感動した『メリメロサラダ』を食べることであり、予約時にお願いしておきました。
日曜日の開店10分前に到着すると一番乗り。
コロナ対策で現在はテーブルを間引いての営業であり、私の他に若いお洒落なカップル3組がこの後入って来ました。
デュカティの真っ赤なポロシャツの私と、マリリンモンローの派手なシャツの相棒のオヤジ2人組は明らかに浮いてたでしょうか。

■感想
ごちゃ混ぜと言う意味のメリメロ。
1年ぶりのメリメロサラダを食べて、そのあまりの旨さと懐かしさにマジで半泣きしてしまいました。この季節限定メニューは、絶対に食べるべき1皿でしょう。
詳細は後述しますが見た目はサラダです。しかしかなり手間のかかるメニューとの事で、様々な野菜毎にそれぞれ調理法を変え、更にソースも変え、正に味の多重構造。
普通の人なら経験したことない幅のある味わいと感動を得られる事間違い無しです。ラーメン二郎の食べ過ぎでスッカリ野菜に目覚めてしまった私には感動の1皿です。

更に今回、期待してたこの季節限定のスペシャリテ『鮎のミルフィーユ』も登場してくれたのでこれ以上お店に望むことは何もありませんでした。
本日も感動の連続&大満足でした。

本日の内容が通常のランチコースなのか、特別編成なのかわかりませんが、1万円のランチコースは以下の通りです。

※八朔のジュース
毎回飲んでます。お酒を飲まない人にはおすすめ。

❶レモングラスのソルベと抹茶パウダー
シェフの定番アミューズ。優しい酸味、苦味、そして塩味の組み合わせで、まずは舌のアイドリングです。

❷アオヤギ、キャビア、コンソメジュレ
アオヤギが当然ですが生臭さはなく旨味の塊です。

❸パン
大食いの私よりも、更にポテンシャルの高い相棒はパンをおかわりしまくって5つ完食。藤原紀香さんクリソツのマダムも笑ってました。
聞くとお店の最高記録は6つとか。

❹カニのクロケット、豚足のクロケット
一口サイズですが、その一口の中にそれぞれギュッと旨味がつまってます。更にりんごのピュレと食べると塩気と甘味、酸味の見事なハーモニーです。

❺メリメロサラダ
アスパラガス、菜の花、水茄子、ビーツ、アーティチョーク、アスパラソバージュなど30種類以上の野菜を、フレッシュ、グリル、ボイルなど様々な調理方法を施した野菜のサラダ仕立て。
さらにフランヴォワーズのヴィネグリットソース、カラマンシーのヴィネグリットソース、エシャロットとニンニクを利かせたヴィネグリットソースを、野菜毎に使い分けているとのこと。
特に感動したのが、蓮根、大根などの根菜類。聞くと鶏出汁にベーコン、シェリービネガーを利かせて火を通したとの事で、根菜の甘味を見事に倍増させていて、噛めば噛むほど旨味が溢れます。泣けました。

❻ホワイトアスパラガスをスライスしたものに半熟タマゴと、ホタルイカとギリシャ産カラスミの組み合わせ。カルボナーラをイメージしたとの事。ギリシャでカラスミなんか使ってるんですね?全く知りませんでしたが、このカラスミとホタルイカの組み合わせが、素晴らしいです。初めての組み合わせで感動レベル。

❼ホワイトアスパラガスのブルーテ。
これも美味かった〜。アスパラガスの冷製スープにウニ、コンソメジュレ、ジュンサイが入ってます。濃厚なホワイトアスパラガスの甘味とウニの旨味のハーモニーで、激うまでした。

❽鮎のミルフィーユ仕立て
和歌山県産鮎をパートブリックを使用して鮎、イチジク、サマートリュフをミルフィーユ仕立てに。
ソースは赤ワインに内蔵を溶かしたシヴェのソース。更に紫蘇のピューレ、山椒のオイルが味に変化、厚みを持たせて正に大人の味わい。当然、頭から尻尾までいけます。
今回で3回目ですが改めて感動しました。
そして3回目にして、このメニューに込められたいろいろな仕掛けが、初めてきちんと理解できたような気がしました。
とにかく奥が深い味であり、絶対、食べるべき1皿。

❾鮎の骨から出汁を取ったスープ
このスープが、何というか立体感の有る味わいでした。鮎のガツンとくる旨味とスッキリしたスープが層になっていて別れているような時間差で口の中に広がります。素晴らしい。

➓ロニョンドヴォー(フランス産仔牛の腎臓)
レアなメニューらしいのですが、私は偶然にも赤坂『タンモア』の4月のメニューでロニョンドヴォーを初体験して今回で2回目。
これぞフレンチと言ったメニューです。
サービスマンいわく『フキのソースの苦味と粒マスタードのカラミが腎臓の臭みを消して、味を引き締めてくれる』との的確な説明があります。
内蔵系が苦手な人には厳しかもです。

11キャラメルのムース、パッションフルーツのソース
これも定番メニュー。
私と同じで甘いのが大好きな相棒はこれを食べた瞬間、期待以上のリアクション。(笑)
思いっきり唸ってました。
キャラメルの甘味、パッションフルーツの酸味、そして塩が振りかけられていて見事に引き締めます。
これ、ほんとに素晴らしいです。単品で売って欲しい。

12.デセール
ブラックチェリーとトンカ豆のクリーム、ピスタチオアイス

13.カフェ

14.お茶菓子
フィナンシェ
食用ほおづき
生チョコレート

最後のお茶菓子まで、まったく手抜きの無い味わい。山本シェフのその一つ一つの拘りの積み重ねが、これだけの感動と満足感を提供してくれるのでしょう。本日もご馳走様でした。

本日は事前にコース内容を聞く事なくメリメロサラダ以外は全くのブラインドメニューで、ドキドキでした。これ意外に楽しいです。(笑)
相棒に本日の1番を聞くと鮎が1番美味かったとの事。ボリュームもたっぷりで相棒も大満足。誘った甲斐がありました。
いや〜メリメロサラダ、美味かったなぁ。来年まで待てない。又来ちゃおうかなぁ。

  • メリメロサラダ

  • ロニョンドヴォー仔牛の腎臓

  • 鮎のミルフィーユ仕立て

  • ホワイトアスパラガス、ホタルイカ、カラスミ

2020/06/03 更新

4回目

2020/04 訪問

  • 夜の点数:4.7

    • [ 料理・味4.7
    • | サービス4.7
    • | 雰囲気4.7
    • | CP4.7
    • | 酒・ドリンク-
    ¥15,000~¥19,999
    / 1人

フカヒレ、ハトのパイ包み焼き、ライチョウのロワイヤルに感動

2月以来4回目の訪問です。
シェフは、銀座『レカン』、今はなき『ジョージアンクラブ』を経て、2015年からこちらのオーナーシェフとして活躍。

前回こちらでジビエの女王ベカスを食べて山本シェフのジビエの実力に完敗。
その感動を山本シェフに伝えると、『まだフカヒレを食べてない』と逆に挑戦状が返ってきます(笑)
え?フカヒレ?
私もここ数年フレンチを一生懸命食べてきましたが、フレンチで遭遇するのは初めてです。
すっかり山本シェフの世界にはまってしまった私は、シェフのオススメメニューを断る理由はありませんので、2ヶ月先になりますが、早速予約を入れるのでした。
開店時間の6時に到着すると、マダムと前回から登場した、新しいサービスの男性のお2人のお出迎え。
聞くとコロナウイルスの影響でキャンセル続出であり、本日は私の予約のみになってしまったと。
なんか逆に申し訳ないような...
ツレの到着が大幅に遅れ、貸し切りレストランで、マダムとサービスの男性と暫くおしゃべりして待つことに。
これが実に楽しくて、あっという間の90分でした(笑)
で、本日の感想ですが、前菜からシェフのフルアタックを感じる旨さの連続であり、フカヒレ、そしてハトのパイ包み焼きまで、怒濤の波状攻撃に前回を更に越える感動と、そしてそのボリュームに完全にノックアウトでした(笑)
今回貸し切り状態で、私達だけに作ってくれた山本シェフのフルパワーと愛情を感じました。
それにしても、どうして私の行くお店は、ポーションを増やしてくれと一言も言ってないのに、こんなにボリュームが凄いのでしょうか(笑)
まるで見透かされているように、見事に私の胃袋の限界ギリギリをついて来ます。
山本シェフいわく、本場フランスのフルコースは、物凄いボリュームであり大抵の日本人は食べきれないとの事でしたが、本日のボリュームをこなした私なら本場のフルコースでも大丈夫と太鼓判を頂きました(笑)

また、今回、男性サービスマンとかなり話しました。聞くとその落ち着きはらった雰囲気に反してまさかの20代後半の若い彼ですが、以前は代官山の某1つ星フレンチにいたとのこと。
各お料理の説明も的確であり、何よりもその味を自分で感じて、その感動を自分の言葉で述べてます。
その時点でこちらも興奮してきますよね。共感できるのがなんか嬉しくなります。
そしてこの若さでいろんなお店も経験しており、何よりもその老けた雰囲気が最高でした。20代でこんなに色んなお店の事を知っており、しかも有名シェフにも顔が広そうな彼。
将来は有名な赤坂『シュマン』のオーナーソムリエの柴田さんのような大物になるのではないかと、今後の彼が楽しみです。山本シェフも優秀なサービスマンを獲得されたかと。

本日の山本シェフ渾身のメニューは以下の通りです。

①レモングラスのアイスクリーム
山本シェフのスタートのスペシャリテ。優しい酸味と塩気のバランスを堪能しましょう。

②ビーツの中に薫製した鰻が。
この薫製が素晴らしく、ビーツと鰻が大好物の私にはいきなり激ウマです。
更にシェーブルチーズ、バルサミコ酢、ピスタチオと味の多重構造で攻めてきて私の味覚は早くもキャパオーバーになりそうな旨さでした。

③新タマネギのピクルス、ホッキガイ、ウニに新タマネギのエスプーマ
ホッキガイ特有の貝の甘味とタマネギの甘味のハーモニーがたまりません。
そこにフランボワーズビネガーの酸味と乳牛のミルクが加わり、私の口の中は旨味で溢れます。素晴らしい。

④パン
美味しくいっぱい食べたいのに先が怖いのでいつも自重します。

⑤スミイカ、アカガイ、ウド
これも旨かった~。
スミイカ、アカガイには一切生臭さは無く、旨味の塊。ウメを合わせたバジルのソースが、優しくアシスト。
更に紫蘇の花、キャビアもアクセントに。

⑥ホワイトアスパラ、ニンジン、菜の花、タケノコ、グリーンピース空豆、コゴミなど炊いたり、フリットにしたり、いろいろな調理法の春野菜をサラダ仕立てにして、生ハムの旨味のソースで1皿にまとめたメニュー。
昨年6月にこちらで食べたメリメロサラダに超~感動した私ですが、最近野菜の旨味で勝負するメニューに萌える私にはドストライクでした❗
ラトューエルのメニューで毎回思うのは、山本シェフはこういう野菜の旨味甘味を生かしたメニューがホントに素晴らしいです。
更にイタリア産のホワイトアスパラですが今シーズン6本目ですが一番旨かったかも。

⑦気仙沼吉切鮫のフカヒレ
このメニューも強烈なインパクトでした。
仔牛の出汁をベースに、干しエビ、干し貝柱など旨味の詰まったスープにチョリソークリームを合わせた1皿で
見た目は中華ですが食べると、全く違うアプローチで激ウマ❗
それにしてもこんなに厚みと大きさのフカヒレ、いくらするのよ~とビビる私(笑)
更にとどめのスッポンのラビオリが入っていて、当然の旨さ。もう四谷三丁目の某和食店さながらの暴力的メニューです(笑)
またアワビタケのフリットも旨かったなぁ~。

⑧イカのコンソメスープ
イカ特有の生臭さが無くイカの旨味が詰まったスープでこれまた素晴らしい。

⑨鳩、フォアグラ、トリュフのパイ包み焼き
この時点でツレの胃袋にはイエロー信号が点灯しポーション少な目でお願いします。
まずはツレから到着。
マダムいわく『だいぶ薄くしてあります』
って言って提供されたお皿を見ると全然普通のボリューム(笑)
え?おれはどうなるの~?
と叫ぶ私でしたが、間もなく男性サービスマンが、これは大きいですね~とニヤニヤしながら持ってきます。
見た瞬間、私はその大きさに衝撃を受けます(笑)
厚みがツレの3倍はあるような。
大型の梨である新高を半分にしたくらいあります。
正直食べきれる自信がありませんでした。
しかし食べて見ると、思わずツレとお互い見合って笑顔になります。実にバランスが良くホントに旨いです。
付け合わせの日向夏も、素晴らしい。
男性サービスマンいわく
『日向夏の苦味、柑橘類のフレーバーは、鳩との相性が良く、特に日向夏の苦味は、鉄臭い所と相性が良い』
とボキャブラの乏しい私よりも的確な表現力で説明してくれます。この若者凄いです。
このパイ包み焼き、私のパイ包み焼きランキングの3本指に入る旨さであり結局パクパク食べてしまい苦もなく完食。
この時点で私も自分の胃袋の底が見えなくなりました(笑)

⑩ライチョウのロワイヤル
ツレは辞退して私のみ。
この時期にまさかのライチョウ❗
しかも私の大好きなロワイヤル❗
フィナンシェの型に入れて金箔で覆われてます。
金塊をイメージしたというそのビジュアルがホントに美しい。更にお皿とのバランスも最高です。
リエーブルアラロワイヤルをあちこちで食べてきてそれなりに経験値を上げてきた私は、このソースのテカリ具合を見た瞬間に、このソースの旨さがわかります。
いや~最後まで旨かった~❗
ホントに舌と香りと目で楽しませてくれる山本シェフです。

⑪お口直し
パッションフルーツのキャラメルムース

⑬デセール
フレッシュのイチゴ
フリーズドライのイチゴ
ヨモギのクリーム
レモンのアイスクリーム
ルバーブを使ったアイスクリーム
赤ワインを、使ったフランボワーズのソース

⑭カフェ

⑮ミニャルディーズ

と言うことで、贅沢にも貸し借りで最高のお料理と最高のサービスと最高の居心地の良さでした。
時計を見ると7時半に始まったのに10時半になろうとしていました。私は6時から居座っていたのですが、楽し過ぎてあっという間の4時間半でした。
当店では今後テイクアウトを始めるとの事ですが、コロナウイルスに負けず、頑張って下さい。

  • フカヒレ

  • ハト、フォアグラ、トリュフのパイ包み焼き

  • ライチョウのロワイヤル

  • スミイカ、アカガイ、ウド

  • ホワイトアスパラ、春野菜のサラダ仕立て

  • スミイカのコンソメスープ

  • 分厚いパイ包み焼き

  • ツレのパイ包み焼き

2020/04/05 更新

3回目

2020/02 訪問

  • 昼の点数:4.6

    • [ 料理・味4.6
    • | サービス4.6
    • | 雰囲気4.6
    • | CP4.6
    • | 酒・ドリンク-
    ¥15,000~¥19,999
    / 1人

まさかのベキャスに感動

4回目の訪問。
こちらは、私の大好きなフレンチレストランの1つですが、最近はあちこちの他のフレンチに浮気していて、暫くあけてしまいました。
すると1ヶ月位前でしょうか、夜に知らない番号からショートメッセージが届きます。
怪しい勧誘かと恐る恐るスマホを見ると、なんとこちらの山本シェフからでした。
2月初旬でジビエも終わるのでぜひ来ませんかと言うお誘いでした。以前訪問した際にシェフからは、ジビエにも自信がある旨の話を聞いており、尊敬する山本シェフから、こんなメールを直々に頂いた私は、嬉しくて早速お店に電話を入れて予約するのでした。

と言うことで祝日のランチにオヤジ1匹フレンチです。
開店11時半をちょっとフライングしての到着すると一番乗り。
入口には本日、予約満席の案内がありさすがの人気です。
階段を上がって扉を開けると、初めてお目にかかるサービスの男性が対応して下さり席に座ります。
続いてシェフの奥様も登場。藤原紀香さんクリソツのお美しいマダムですが、本日は眼鏡をかけていていつも以上にセクシーです。
更に山本シェフから、本日のメニューについての説明があり、メインを鴨にするか、な、なんと『ベキャス』にするかで選択を迫られます。
日本ではシギと呼ばれるベキャスですが、滅多に遭遇することが無く、ジビエの女王と言われるベキャス❗
心の準備が、全くできていなかった私は動揺します(笑)
昨年初めて食べたベキャスの独特な香りに正直しっくり来なかった私ですが、食べたくても食べられない超~希少な食材であり、フーディーのはしくれである私は、山本シェフのベキャスを堪能したいという探求心が勝り、高額ですがベキャスでお願いすることに。

本日の感想ですが、やっぱり山本シェフ、凄いです。尊敬します。改めて思います。
私の大好きなフレンチである、恵比寿『セリエ』の林シェフ、『アーティショー』、湯島『アターブル』の中秋シェフ、赤坂『タンモア』の田中シェフ、目黒区『ユニック』の中井シェフもそれぞれのシェフの個性がしっかり伝わるお料理ですが、本日は山本シェフの技術と言うか、ベテランシェフの力量、熱量みたいなものに圧倒されました。
特に感動した1皿は、ベキャスは別格として、様々なニンジンを使ったムースの1皿。詳細は後述しますが、旨すぎて涙が出てきました(涙)
本日の内容は以下の通り。

①レモングラスのアイスクリーム
山本シェフの定番。

②ブータンノワール
定番のリンゴに赤ワインのジュレでコーティング。
一口の料理ですが、この中にシェフの技術というか、シェフの目的が明確に伝わって来ます。他のお店でも良く食べるブータンノワールですが明らかな違いを感じさせる旨さ。

③炭で燻したフォアグラのテリーヌとセップ茸のサブレと無花果の甘味で食べます。
こちらも、1口のお料理ですが、シェフのポリシーがバシバシ伝わって来ます。他店との明らかな差を感じさせる旨さ。

④パン
イズニーというノルマンディ地方?ブルターニュ地方?の無縁バターと有塩バター
エシレとベイユヴェールしか知らない私ですが、このバターもこくがあって旨いです。

⑤お花畑❗
と言うタイトル通り、まず見た目が、美し過ぎます。美的感覚の鈍い私でも感動しちゃいました。
・ムラサキニンジン
・キントキニンジン
・シロニンジン
・キンビニンジン
の4種類のニンジンを花形にカットし、その下にそれぞれのニンジンムースを。
更にその下にコンソメジュレ、ボタンエビ、生ウニと青海苔が散りばめてあります。
とても手の込んだお料理であり、食べてみると自家製の和牛の『ブレザオラ』と言われる生ハムの塩気と、ニンジンの甘味、ウニ、ボタンエビの旨み、コンソメジュレがそれらをうまくまとめていて素晴らしいハーモニーです。
ほんとにとんでもない旨さで、まじで旨過ぎて、涙が出てきました。

⑥パテアンクルート
シェフが直々に持ってきてくれて説明を受けます。
その内容を聞いているだけで鳥肌がたちます。
・ピジョンラミエ(鳩)
・鴨
・ペルドロー(うずら)
・ベキャス
・フォアグラ
・トリュフ

なんて贅沢なパテアンクルートでしょう。
また、見た目も私のパテアンクルート人生で一番華やかと言うか、美しいです。
で食べてみると、当然臭みなんか一切ない旨さ。
それぞれのジビエの強烈な主張と、紅芯大根のピクルス、金柑のキャラメリゼ、コルニション、黒トリュフ、シュクリーヌレタス、バルサミコ酢など一緒に食べると、もう私のチープなフレンチの経験では表現できない複雑な旨さです。素晴らしいです。
この1皿の味に、フレンチの味の奥深さと言うか、まだまだ知らない味があるんだなぁと、改めて山本シェフから教えられたように感じました。
更に柑橘類の甘酸っさの利いたドライフルーツをサワークリームであえたのがこれまた旨い。

⑦甘鯛の松笠焼
聖護院カブのピューレとスダチのソース
フェンネル
炊きあげたカブが味が染み込んでいて実に旨かったです。

⑧ベキャスのコンソメスープ
若干獣臭を感じさせる独特な香り。
そして飲んでみると、まったりと舌に絡み付く濃厚な旨みの塊で、素直に旨いと感じました。

⑨ベキャス
聞くとスコットランド産との事。
股肉、胸肉、レバーペースト、そして定番の頭部の脳ミソ
食べてみると、強烈な旨みが舌から伝わります。やっぱりベキャスって独特ですが、前回食べたときよりも、香りかきつくなくて食べやすく素直に旨いと感じました。
更にトランペット茸、ジロール茸と、珈琲豆のパウダーをまぶした御坊と食べると、もう悶絶する旨さです。
前回のベキャスのトラウマが払拭されました。

⑩パッションフルーツのキャラメルムース
塩味の利いた定番のお口直しですが、いつも以上に旨く感じました。ベキャスの余韻?

⑪デセール
チョコレートのムース
物凄いボリュームでしたが、パパマンガと言われるバナナ、マンゴー、パッションフルーツのアイスクリームが激ウマで、チョコレートムースと混ざりあって、最高のハーモニーであっさり完食。

⑫カフェ

と言うことで、本日も感動の連続で疲れはてました(笑)
ボリュームも凄くて大満足。
お店は、1時にはほぼ満席になります。客層は港区女子など皆無で品のいい中高年が多く、食通もしくはフレンチを食べなれた感じの方々であり、シェフのお料理を食べに来てる感がありました。
山本シェフ、本日はありがとございました。
また、宜しくお願いします。


  • ベキャス

  • パテアンクルート

  • ニンジンのムース

  • ブータンノワール

  • フォアグラのテリーヌ

  • レモングラスのアイスクリーム

  • 甘鯛の松笠焼

  • ベキャスのコンソメスープ

2021/01/22 更新

2回目

2019/09 訪問

  • 昼の点数:4.3

    • [ 料理・味4.3
    • | サービス4.3
    • | 雰囲気4.3
    • | CP4.3
    • | 酒・ドリンク4.0
    ¥10,000~¥14,999
    / 1人

確実に旨いフレンチ

6月以来3回目の訪問です。
常日頃フレンチを食べ歩いている私ですが、いつも迷うのが、行った事の無いお店を新規開拓するか、それとも確実に美味しいお料理を堪能できるお店を再訪するか?
限られた時間とお金を使うのでとても悩むところですが、今回は確実に旨くてかつポーションもバッチリで私の胃袋を満足させてくれるこちらを選びました。
今回の感想ですがランチコースで、モンサンミッシェル産のムール貝、ドーバーソール、シストロン産仔羊など、フランスの素材にこだわったメニューのオンパレード❗大満足のランチでした。
そして、相変わらずお美しいマダムのサービスもさることながら、今回は山本シェフともいろいろお話できてとても楽しかったです。
風貌がまるでフランス人のようで見た目も人柄も超~カッコいいシェフで、美男美女の息のあったホスピタリティー溢れる素敵なフレンチでした。
本日のランチ8800円のコースは以下の通りです。

はっさくのジュース

①レモングラスのアイスクリーム
こちらのスペシャリテでしょうか。塩味が利いていて爽やかです。

②枝豆のババロワ
コンソメのジュレ、キャビアのせ

③猪のコロッケ
パイナップルと食べると相性が素晴らしいです。

④モンサンミッシェル産ムール
久しぶりにご対面したモンサンミッシェル産のムール貝。身は小さいのですが、とても濃厚な旨味が持ち味のモンサンミッシェル産。
更にバターナッツカボチャのピューレと食べるとたまらない旨さでした。

⑤自家製パン
旨くておかわりしちゃいました。

⑥オマール海老と桃のマリネ
出てきた瞬間、まずビジュアルが華やかでとても美しい1皿です。
オマール海老、桃、甘味の効いたアーモンドのムースと根セロリ、コリアンダー風味のソースと全部口の中に放り込むだけでも大変でしたが、食べるとなんとも言えないハーモニーでした。

⑦アナゴのフリット
今回、一番感動した1品です。
予約時に前回感動したメリメロサラダをリクエストしたところ、アナゴのフリットにあわせて、夏野菜とビーツ、トリュフの1皿が登場。
シェリービネガー風味のナスや玉ねぎ、ヤングコーン、パプリカなどと一緒に、アナゴを食べると、官能的な旨さです❗
旨すぎて、しばらく脳が疲れました。

⑧ドーバーソールのグラタン仕立て
ソースが激ウマです❗

⑨シストロン産仔羊のロティ
メニューを見た瞬間、『シストロン産』の文字にテンションが上がります。お盆に高輪台の『ラリューム』で初めて食べて感動して以来のご対面です。
鞍下肉と言うことで身は柔らかく、シストロン産独特の濃厚な旨味と香りで旨い。
更にインディカ米のココナッツ風味のグリーンカレーと一緒に食べると悶絶もののハーモニーでした。またしても脳が疲れるほどの旨さです。
またオーストラリア産のグリーンアスパラガスの甘味も素晴らしいし、その他ガルニのトランペット茸、ジロール茸も、申し分のない味でした。

⑩パッションフルーツキャラメルのムース

⑪デセール
※すいません詳細を失念しましたが、旨いです。

⑫ハーブティ

⑬ミナャルディーズ

と言うことで、旨すぎて脳が疲れるほどのメニューでした。
1皿1皿、方向性のはっきりした味付けのクラッシックで、私好みのお店ですね~。
これからジビエの季節が始まり、山本シェフも得意分野との事なので、秋頃に又宜しくお願いします❗

  • シストロン産仔羊のロースト

  • ドーバーソールのグラタン仕立て

  • アナゴのフリット

  • オマール海老と桃のマリネ

  • レモングラスのアイスクリーム

  • 枝豆のババロワ

  • 猪のコロッケ

  • モンサンミッシェル産ムール貝、バターナッツカボチャのピューレ

2019/09/17 更新

1回目

2019/06 訪問

  • 昼の点数:4.3

    • [ 料理・味4.3
    • | サービス4.3
    • | 雰囲気4.3
    • | CP4.3
    • | 酒・ドリンク2.5
    ¥10,000~¥14,999
    / 1人

3年ぶりの訪問

6月の梅雨空の週末。趣味の登山を予定していましたが、当然この悪天候で中止となり、フラストレーションが溜まります。
更に金曜日に食べたフレンチが私には、完全に合わなくてかなり凹んだ私。
このままではフレンチが嫌いになりそうだったので日曜日のランチに旨いフレンチを食べに行こうと急遽決意します。
確実に旨くて、最近行ってなくて前日の土曜日でも予約できるお店を探すことに。
まず恵比寿の『アーティーショー』に電話を入れると、既に満席とのこと。気分はまたしても凹みます。
気を取り直して、神楽坂の『ラトューエル』に電話します。
直ぐそばの『ラトラス』と迷いましたが、印象が良かった『ラトューエル』に電話を入れると、オヤジ1人フレンチの予約完了です。
口コミにはあげておりませんが、ほぼ3年ぶりの訪問です。
当時の印象はかなり良かったのですが、他のフレンチ訪問で忙しく、こんなに空いてしまいました。
正直、『ラトューエル』と『ラトラス』は甲乙付けがたく、しかも2件並んでいるのは偶然なのか。他の口コミを読むと、どうやらラトューエルから、ラトラスが独立されたとの事です。
ラトューエルは、もう25年にもなるお店で、今のシェフで4代目になるという老舗になります。
日曜日11時半に到着すると、藤原紀香さんに似ている超~美人の女性(シェフの奥様)が出迎えてくれます。
店内は22席分あり、テーブルの間隔は広めでゆったり。
私は入口そばのついたてでしきられたテーブルに案内されます。目立たずオヤジ1人フレンチには、持ってこいのポジショニングです。
お店の雰囲気は、木造の梁がむき出しになっていてロッヂ風な雰囲気です。もう1人りのパンチの利いたサービス女性とシェフ、奥様の3人でやられてい感じでした。
予約時にムニュユミュール8800円をお願いしておきました。
感想ですが、この3年の間に私もいろいろなフレンチを食べてきて経験値も上がったつもりですが、3年前と変わらない印象を与えてくれる素晴らしい味、お店でした。
レカン出身であるシェフのベースはしっかりクラッシックであり、そこに和のテイストも入れ込んで攻めてる感じです。そしてボリュームも素晴らしい。かなりの大食いの私でも苦しくなる位、一皿一皿しっかりしたポーションで満足感120%。
ラトューエルに来て良かった~

以下本日の内容です。

①レモングラスの塩味を効かせたアイスクリーム

②ホワイトアスパラガスのムース
トマトピューレ
パドルフィッシュキャビア
スタートの一皿でしたが、しっかり旨い❗

③枝豆の蒸しパン
濃厚な枝豆の風味が利いていて旨い。
下に敷いてある枝豆はお飾りとの事で我慢するのが大変でした。

④パン

⑤40種類の野菜のメリメロサラダ
様々な野菜の甘味、苦味のハーモニーです。見た目は単純な文字通りごちゃ混ぜサラダですが、煮たり火入れしたりいろん手が混んでる感じのお料理です。シェリービネガーなどでうっすら味付けされていて、これがとてつもなく旨かった~。
かなりのボリュームでしたが旨いので大満足。しかしこの一品で、結構腹パンになります(笑)

⑥鮎
曖昧な記憶ですが3年前にも食べたかも。その時の記憶も旨かったような。
パートブリックで巻いた鮎。
鮎の肝の苦味と無花果のソースの甘味で攻めてくる料理で、当然旨いです❗
40分かけて焼き上げた頭も激ウマ。

⑦鮎のコンソメスープ
鶏ベースとの事でしたが、うっすら鮎の風味もしていて旨い。

⑧キス
ライスパックを巻いて焼いたキスに、目の前で玉露と貝からとったスープをかけて完成。
まずスープだけ飲むと、結構苦い。
しかし鮎と焼き那須と生のカボチャを一緒に食べるとなんとも言えない旨味が口の中に広がり旨いです。
一歩間違えば苦いだけの料理で随分ギリギリを攻めてるなぁと思いました。

⑨ビュルゴー家のシャラン鴨のロースト
恵比寿の『セリエ』、参宮橋の『ラファソン古賀』に続いて3回目のビュルゴーの鴨。偶然にしては続きます。
メニューには、苦手の羊と書いてあって凹んだのですが、今回たまたま手に入ったとの事で、ラッキーでした。
厚い大きな胸肉が、ドーンと2切れ。迫力あります。食べて見ると、セリエで食べたときと同じ食感で、独特の歯ごたえと旨味を感じます。これだよこれって感じです❗焦げた皮がこれまたたまらない旨さで、更にバナナのピューレと食べるともう昇天しそうです。
ガルニも素晴らしい❗文句ありません。金曜日の悪い記憶が、どんどん払拭されて行きます。

⑩パッションフルーツのキャラメルムース
お口スッキリ。お口直しにしてはこれがなかなか旨い。

⑪デセール
マスカルポーネのムース他のいろいろのってます。
恐らく専門のパティシエさんはいないと思われ、このクオリティは素晴らしいです。

⑫カフェ
スペアミント、和ハッカのフレッシュハーブティ

⑬ミニャルディーズ
食用ほおずき
フランボワーズのマカロン
野イチゴのドライフルーツ
フィナンシェ

と言うことで、スタートから最後のミニャルディーズまで、味、ボリューム、サービス、お値段、全てに大満足なお店でした。
恐らく厨房はシェフ1人でやられていと思われ、オペレーションは、やや遅めですが、美味しいなら問題なしです。
最後にシェフが挨拶に来てくださり、いろいろお話できて楽しかったです。
また1つ定期的に通わなければならないお店が増えてしまいました。

2019/06/23 更新

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