赤髪のすー吉さんが投稿したES(フランス/パリ)の口コミ詳細

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『赤髪のすー吉』の評論家じゃないんで!

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ESパリ/フレンチ

1

  • 夜の点数:5.0

    • ¥20,000~¥29,999/ 1人

      訪問時点の為替レート換算での金額になります。
      • 料理・味 5.0
      • サービス 5.0
      • 雰囲気 4.9
      • CP 5.0
      • 酒・ドリンク 5.0
1回目

2016/07 訪問

  • 夜の点数:5.0

    • [ 料理・味5.0
    • | サービス5.0
    • | 雰囲気4.9
    • | CP5.0
    • | 酒・ドリンク5.0
    ¥20,000~¥29,999
    / 1人訪問時点の為替レート換算での金額になります。

混じりっ気なし、純度100%の本城昂結稀の料理!

セーヌ川の南岸に位置するParisの中心地7区、オルセー美術館やロダン美術館からもほど近いグルネル通りに面している『Restaurant ES』さん!
この辺りは行政機関も多く、高級住宅街でもあるので、治安も比較的良く、夜でも静かで居心地が良い場所です(´∀`)

現地の方に教えてもらい、急遽当日の14時ごろに予約をしようと電話してみたのですが、残念ながら繋がらず・・・
「やっぱり当日の予約は難しいかなー」
と、思っていたら、まさかの折り返しの電話が!Σ(・ω・ノ)ノ
しかもシェフ自ら!Σ(・ω・ノ)ノ
しかも当日の予約だったにも関わらず、快く受け入れてくれました!

お店は、とてもシンプルに佇んでいます。
看板などもなく、大きなロゴなどが描かれている訳でもなく、驚くほどシンプルな店構えなのですが、それが逆にお店の気品を漂わせています。
「レストランとして自信持っているので、必要以上に着飾る必要はないです」みたいな(≧▽≦)

扉を開けて中に入ると、とても笑顔の素敵な超イケメンのメートルさんが出迎えてくれます。
予約であることと名前を告げ、荷物やジャケットを預け席に案内して貰います。
メートルさんのあまりの柔らかい笑顔とエスコートに「あれはてなマークここパリだよねはてなマーク」とちょっと戸惑います(笑)
思わず胸がキュンっとしちゃいました(笑)
ちなみに、英語も通じるのフランス語よりは安心してコミュニケーションが取れました。

店内も無駄な装飾品などはなく、とてもシンプルなレイアウト。
白を基調として、とても清潔感があります。

そしてまずはアペリティフ。
BOLLINGER
【映画007】でジェームズ・ボンドが飲んでいたシャンパンとしても、とても有名ですね音譜
自分の大好きなシャンパンの一つでもあります。
おかげで、、、
アペリティフと言いつつも、その後のマリア―ジュをガン無視で、最後のデザートまでこのシャンパンを飲み続けてしまいました(笑)
いや、この後出てきますけど、デザートがね・・・(笑)
あんな「シャンパンと一緒に食べた最高に美味しいですよラブラブ」みたいなデザート出されたら、そりゃー、、、ねえ、、、(笑)

そして、いよいよ料理!
ディナーのメニューは
シェフのおまかせコース
のみになります。

<アミューズ>
・玉蜀黍のスープ
・人参のシェル、柑橘のコンフィ
・空豆のタルトレットと空豆のピュレ、ブーダンのタルトレットとフォアグラムース


<前菜>
・ノルマンディー産の牡蠣の燻製、甲殻のジュレと馬鈴薯のエスプーマ
・ジロール茸のラヴィオリ、キャベツの泡
・パリ近郊農家のトマトのカルパッチョとスカモルツァチーズのソース、バジルのオイル
・自家製オレキエッテとプティポワ、オーストラリア産フレッシュ黒トリュフ
・ランド産フォアグラと株のコンソメ、雲丹のソース


<魚料理>
・ブルターニュ産テュルボとワタリガニのソース

<肉料理>
・キントア豚のフィレ、チョソリのソース

<デザート>
・パイナップルのソルベ
・白桃とアプリコットのブランマンジェ
・苺とリュバーブ


・コーヒーと茶菓子

以上14品!(茶菓子含む)

いつもなら一品ごとに色々とウンチクを語っちゃうところですが、、、、今回は止めておきます、、、(笑)
どんな言葉も無粋に感じるほど、完璧な料理とサービスでした。
アーティスティック過ぎないというか、奇をてらい過ぎてないというか、、、
お店の内装などと同じように、一切無駄な物がないんです。
純粋に食べ物として完成されてる料理。
食べ物として洗練されてて、食べものとしてのクオリティーが高い、料理。
温度だったり、香りだったり、食べる瞬間だったり、飲みこむ瞬間だったり、食べる全ての工程で「うわ!なんだこれ、めちゃくちゃ美味しっ!」と感じられる料理。
最後のエスプレッソを飲でるときには、「はぁー、幸せな時間だったぁラブラブ」と心の底から感じられること間違いなし(≧∇≦)

そしてそして、、、
そんな料理を作ってくれたのが、、、
パリの三ツ星レストランL'Astranceや世界一のレストランと評されるコペンハーゲンのNomaなどで修業を重ね、オープン1年で一つ星を獲得した、Restaurant ESのオーナーシェフ、本城昂結稀シェフです!

お時間を貰って少しお話を聞かせていただいたきました。
パリでレストランをオープンする際は、パトロンなどから資金提供を受けることも多いのですが、本城シェフはパトロンなどには頼らず、文字どおりゼロからこのRestaurant ESをオープンされたそうです。
それだにこのお店に対する思い入れも強く、
「今のところ次の出店は考えてない」
「今はこのお店に集中したい。このお店でもっと良い料理を出したい。もっとお客様に満足して欲しい」
とのこと。
何でこんなにも誠実で洗練された料理が作れるのか、本城シェフの人柄に触れて少し分かった気がします。

また、本城シェフの他にデザートを作ってくれた女性パティシエさんもいらっしゃるそうです!
デザートもホント美味しくて、特に『リュバーブ』にはホント感動して、今回お会いできなかったのですが、こんなデザート作る人なら、秒殺で恋に落ちますね(笑)

丁寧で繊細でありながらも、一皿一皿に作り手の強いパッションを感じる料理。
混じりっ気なし、純度100%の本城昂結稀の料理。
一瞬呼吸するのを忘れるほど感動しました。
誰しもに死ぬまでに一度は訪れて欲しいお店です!

まさに
「それを味わうために旅行する価値がある卓越した料理」
でした(^^)/~~~

  • BOLLINGER

  • 玉蜀黍のスープ

  • 空豆のタルトレットと空豆のピュレ、ブーダンのタルトレットとフォアグラムース

  • 人参のシェル、柑橘のコンフィ

  • ノルマンディー産の牡蠣の燻製、甲殻のジュレと馬鈴薯のエスプーマ

  • ジロール茸のラヴィオリ、キャベツの泡

  • パリ近郊農家のトマトのカルパッチョと スカモルツァチーズのソース、バジルのオイル

  • 自家製オレキエッテとプティポワ、オーストラリア産フレッシュ黒トリュフ

  • ランド産フォアグラと株のコンソメ、雲丹のソース

  • ブルターニュ産テュルボと ワタリガニのソース

  • キントア豚のフィレ、チョソリのソース

  • パイナップルのソルベ

  • 白桃とアプリコットのブランマンジェ

  • 苺とリュバーブ

  • 茶菓子

  • 店内

2016/11/24 更新

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