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昼の点数:4.2
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¥1,000~¥1,999 / 1人
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料理・味 -
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まさしく達人のつけ麺
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2025/02/08 更新
道と聞くと高村光太郎の僕の前に道はないという有名な一節を思い出すわけだが、
道という言葉は、噛みしめるほどエモーショナルな言葉である
そんなことを考えながら寒空の中、45分くらい待つ。
4名入れ替え制で、
着席するときは4人同時でテーマパークのアトラクションに乗り込む気分。
黒いお盆をカウンターと平行に合わせる大将の繊細さ。
コース料理のように順番に薬味、本日の薬味、トッピングが出される。
「みなさま、つけ麺のトッピングです。このあと麺とスープをお出しします」
と丁寧に案内されると否が応でも高まる期待。
ほどなくして麺とスープが到着し至福の時間がスタート。
まずは麺とスープでシンプルに食べる。
モチッとフワッと
そんな雰囲気に包まれる。
薬味の柚子胡椒は爽やかに、ネギはシャキッとした食感をプラスしてくれる。
トッピングたちは素朴でありながらも、絶対に一つでもかけてはいけないメンバーであり
それぞれが良い調和を保っている。
味玉はこれまで味わったことのない甘みがあり頬が落ちる。
最後にスープ割りで〆る。
「いつのまにかその美味しさに切られてた」
という表現が近いのかもしれない。
気負わず、丁寧、そして完璧に計算された調和。
美味しさに包みこまれて幸せになれるつけ麺だ。
店内に飾ってある
「福は無欲無為より生ず」
「参った」
という言葉からも、なにやら道を極めた剣豪がたどり着いた境地のようである。