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烏龍王子のレストランガイド
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烏龍王子 (男性・岡山県) 認証済
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1回
夜の点数:3.8
2016/06 訪問
今年も山の恵に感謝
牡丹鍋をいただいてから早くも半年が過ぎました。季節は冬から初夏へと変わり紫陽花が見頃を迎えています。また徐々にではありますが、蒸し暑い名古屋の夏が近付いてきました。2016年6月14日(火)17時に4人で名古屋の鶴舞を出発し久しぶりの大和さんへと車を走らせます。17時35分に大和さんに到着し一番奥の個室へと案内していただきました。今回は蛤しゃぶしゃぶのコース(4320円)×4をお願いしていましたので、8畳の個室の机の上にはすでに土鍋とコンロが用意されています。早速生ビール(594円)×2とノンアルコールビール、カボスの炭酸割り(420円)で乾杯ですカボスの炭酸割りはグレープフルーツのような酸味と甘さがあり大変飲みやすく美味しかったですね〜私はお酒を飲めないのでジュースをいただきましたが、焼酎で割ってカボス酎ハイにしたりコアントロ(オレンジのリキュール)やディタ(ライチのリキュール)等を加えオリジナルカクテルを作っても楽しめそうですよ。さて、付きだしとしては焼き野菜の数々が出されました。焼き野菜はピーマンやズッキーニ、万願寺唐辛子、茄子といった夏野菜が中心でそれらを生姜の入った甘めの味噌に付けていただきます。またこの味噌が癖になる味で非常に美味しいですね〜二品目にはとうもろこしの天ぷらが用意されました。今年に入ってから初めてのとうもろこしでしたが、甘味も食感も十分に満足のいくものでした。お塩を付けていただきましたが、一口で赤穂の甘塩を使ってあるのがわかりますね。高い金額を出せばいくらでも美味しい塩が買えますがスーパーで買える塩として考えると十分なレベルといえます。さていよいよメインの蛤のしゃぶしゃぶの登場です。4年ものの大きな蛤が一人につき12個も用意してくれています。女将さんの話では絶滅危惧種の日本蛤を使用してあるそうです。日本蛤は海水と真水の混じり会う気水域に住んでいる為木曽川が流れ出す桑名は昔からの蛤の産地になっているとのことです。蛤といえば平安貴族の遊び貝合わせにも用いられました。同じように左右で合うものはないようです。瀬をはやみ岩にせかるる滝川の われても末に逢はむとぞ思ふ百人一首の句の一つですが、貝に馳せた思いが伝わってきますね。また蛤には年輪があるのをご存知ですか?一年毎に地層のように年輪が増していきます。少し話が横に反れてしまいましたが、土鍋には昆布出汁と塩と煮切ったお酒が入っています。そこにさっと潜らせて貝が開いたら食べ頃です。お出汁と一緒に蛤をいただきます。物凄く上品で蛤自体にも甘味があり美味しいですね〜内蔵の部分にも甘味があります。ただ段々と出汁の塩味が濃くなっていきますので、最後の方は出汁が濃すぎて飲む分には辛すぎますね。蛤を全部いただくといったん土鍋をさげて、そこに豆腐と三つ葉を入れ湯豆腐としていただきます。葱とポン酢でいただきましたが、こちらもいい出汁が出ていてほっとする味つけです。最後に玉子を加え雑炊をいただきます。こちらも大変上品な味で最後まであさっりとした胃に優しい食事をいただくことが出来ました。食後のデザートは蕨餅です。蕨餅に使用されるでんぷんは馬鈴薯のでんぷん等が使われることが多いですが、こちらは本物の蕨の根から取ったでんぷんで蕨餅を作っているそうです。大変柔らかく食感もいいですし大和さんの隠れた名物といっても過言じゃないかもしれませんね〜今回は麦焼酎 克(3888円)を一本と烏龍茶(538円)や生ビール(594円)をかなりいただき…会計では26000円の支払いをしました。一人辺りにすると6500円となります。なお料理代金の4320円を差し引くと一人辺りの飲み代は2180円となります。今回も大満足です。木曽三川の自然を守り山から流れ出る栄養を海に届けてこそ蛤が育つ環境を整えることが出来るのだと思っています。大和さんで食事をいただくと山や森、川や海、大地に至るまでに感謝します。そして生きとし生きるものの命をいただいて私達は生きていると実感します。日本蛤が絶滅しないようにするのも我々日本人の責任ではないでしょうか?ご馳走様でした。今年も牡丹鍋の季節がやってきました。脂の乗った猪肉は本当に美味しく身体も温まりますね。ということで今回も多度町にある大和さんに再訪です。2015年12月17日(木)18時に予約を入れ大人5名で伺いました。初めてお伺いしてからもう10年近くになります。コストパフォーマンスの高さは勿論、雰囲気や接客、味に至るまでを気に入り10回近く訪れています。春は山菜料理がリーズナブルな値段でいただけますし初夏からは蛤のしゃぶしゃぶを楽しむ事が出来ます。通年を通して鯉や鰻を提供していますが、私は特に冬の季節を毎年楽しみにしています。まず店構えは木造の立派な民家といった感じで大和の看板がなければ間違いなく通り過ぎてしまうでしょう。店の前には10台前後停めれる砂利の駐車場があります。玄関を入ると右手には大きな一枚板のバーカウンターがあります。ここだけを見ても相当お金をかけているのがわかります。靴を脱ぎ中に入ると廊下はすべて畳敷きになっており奥に進むと突き当たりの左側が個室になっていて、そちらに案内されました。まずはビール(594円×4)と生絞り蜜柑ジュース(324円)で乾杯です。予約の電話をした際に牡丹鍋のコース(4320円×5)をお願いしておきましたので、あとは付きだしから順番に出されそれを平らげるだけです。今回は鹿肉のソテー 胡麻ソース合え サラダ春菊添えが一品目に登場です。いつもは付だしの3種盛りのようなものから始まるコースですが、たまたま新鮮な鹿肉が入ったからとのことでした。鹿肉の周りはこんがりと焼かれており、それを切ってラディッシュと交互に盛り付け胡麻ソースをかけたものです。見た目も華やかでフランス料理のように思えます。付け合わせにはサラダ春菊が添えられており生でいただきます。こちらも多少春菊の癖はありますが美味しいです。鹿肉は全くといっていい程臭みはなく本当に美味しかったですね〜私は今までにも色々な場所で鹿肉を食べてきましたが、文句なく一番です。いつもなら付だしの次にもう一品出てくるのですが、今回はこの一品だけで鍋の準備へと入ります。赤味噌ベースの甘い出汁が入った鍋に火をかけ大量の牛蒡を投入します。次に猪肉を入れルッコラやあわび茸、かもぎ茸、白菜、春雨、葱等の野菜を加え煮込んでいくと完成です。女将さんの話では猪肉には血液をさらさらにする成分を多く含んでいるそうです。それを聞くと更に有り難みが増しますね〜赤味噌は味醂や砂糖が加えられ少し甘めの味付けとなっていますが、猪肉との相性が抜群でいくらでも食べられます。牛蒡がまたいい味を出していて準主役といっても過言ではないですね〜あわび茸も触感がよく美味しいですし野菜も猪の脂を吸収してより一層旨味が増します。この段階で追加の生ビールを5杯(594円×5)と生絞り蜜柑ジュース(324円)、烏龍茶(538円)麦焼酎720ミリリットル入り 克(3888円)を追加でいただいております。食事は鰻茶漬けです。大和さんでは鰻も地元のものに拘り木曽三川産を使用しているそうです。たっぷりの針生姜が入っていて癖になる味です。最後は自家製かぼすゼリーで締めです。酸味があるので口の中がさっぱりします。今回は約2時間半の滞在で32020円(一人辺り6400円)の支払いをしました。相変わらず満足度の高い食事です。今年は猪肉だけでなく鹿肉もご馳走になりました。山の恵みに感謝です。ご馳走様でした。我が儘を言わせていただくと猪(ぼたん)、鹿(もみじ)と出てきたので、何処かに蝶々の小物や飾りがあれば遊び心があって楽しめたかもしれませんね〜 最もそれがなくても十分満足はしていますがね。ちなみに大和さんで飲んだあとはすぐ目の前にあるモトリーノさんへ行きボトルワインを2本とビール、グレープフルーツジュース、パイナップルジュース等と青唐辛子のピザ、明太子のクリームパスタ、プロシュート等をいただき2時間近く飲んでいました。
2016/06/17 更新
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日本酒あり
焼酎あり
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ソファー席
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牡丹鍋をいただいてから早くも半年が過ぎました。
季節は冬から初夏へと変わり紫陽花が見頃を迎えています。
また徐々にではありますが、蒸し暑い名古屋の夏が近付いてきました。
2016年6月14日(火)17時に4人で名古屋の鶴舞を出発し久しぶりの大和さんへと車を走らせます。
17時35分に大和さんに到着し一番奥の個室へと案内していただきました。
今回は蛤しゃぶしゃぶのコース(4320円)×4をお願いしていましたので、8畳の個室の机の上にはすでに土鍋とコンロが用意されています。
早速生ビール(594円)×2とノンアルコールビール、カボスの炭酸割り(420円)で乾杯です
カボスの炭酸割りはグレープフルーツのような酸味と甘さがあり大変飲みやすく美味しかったですね〜
私はお酒を飲めないのでジュースをいただきましたが、焼酎で割ってカボス酎ハイにしたりコアントロ(オレンジのリキュール)やディタ(ライチのリキュール)等を加えオリジナルカクテルを作っても楽しめそうですよ。
さて、付きだしとしては焼き野菜の数々が出されました。
焼き野菜はピーマンやズッキーニ、万願寺唐辛子、茄子といった夏野菜が中心でそれらを生姜の入った甘めの味噌に付けていただきます。
またこの味噌が癖になる味で非常に美味しいですね〜
二品目にはとうもろこしの天ぷらが用意されました。
今年に入ってから初めてのとうもろこしでしたが、甘味も食感も十分に満足のいくものでした。
お塩を付けていただきましたが、一口で赤穂の甘塩を使ってあるのがわかりますね。
高い金額を出せばいくらでも美味しい塩が買えますがスーパーで買える塩として考えると十分なレベルといえます。
さていよいよメインの蛤のしゃぶしゃぶの登場です。
4年ものの大きな蛤が一人につき12個も用意してくれています。
女将さんの話では絶滅危惧種の日本蛤を使用してあるそうです。
日本蛤は海水と真水の混じり会う気水域に住んでいる為木曽川が流れ出す桑名は昔からの蛤の産地になっているとのことです。
蛤といえば平安貴族の遊び貝合わせにも用いられました。
同じように左右で合うものはないようです。
瀬をはやみ岩にせかるる滝川の われても末に逢はむとぞ思ふ
百人一首の句の一つですが、貝に馳せた思いが伝わってきますね。
また蛤には年輪があるのをご存知ですか?
一年毎に地層のように年輪が増していきます。
少し話が横に反れてしまいましたが、土鍋には昆布出汁と塩と煮切ったお酒が入っています。
そこにさっと潜らせて貝が開いたら食べ頃です。
お出汁と一緒に蛤をいただきます。
物凄く上品で蛤自体にも甘味があり美味しいですね〜内蔵の部分にも甘味があります。
ただ段々と出汁の塩味が濃くなっていきますので、最後の方は出汁が濃すぎて飲む分には辛すぎますね。
蛤を全部いただくといったん土鍋をさげて、そこに豆腐と三つ葉を入れ湯豆腐としていただきます。
葱とポン酢でいただきましたが、こちらもいい出汁が出ていてほっとする味つけです。
最後に玉子を加え雑炊をいただきます。
こちらも大変上品な味で最後まであさっりとした胃に優しい食事をいただくことが出来ました。
食後のデザートは蕨餅です。蕨餅に使用されるでんぷんは馬鈴薯のでんぷん等が使われることが多いですが、こちらは本物の蕨の根から取ったでんぷんで蕨餅を作っているそうです。
大変柔らかく食感もいいですし大和さんの隠れた名物といっても過言じゃないかもしれませんね〜
今回は麦焼酎 克(3888円)を一本と烏龍茶(538円)や生ビール(594円)をかなりいただき…会計では26000円の支払いをしました。
一人辺りにすると6500円となります。なお料理代金の4320円を差し引くと一人辺りの飲み代は2180円となります。
今回も大満足です。
木曽三川の自然を守り山から流れ出る栄養を海に届けてこそ蛤が育つ環境を整えることが出来るのだと思っています。
大和さんで食事をいただくと山や森、川や海、大地に至るまでに感謝します。
そして生きとし生きるものの命をいただいて私達は生きていると実感します。
日本蛤が絶滅しないようにするのも我々日本人の責任ではないでしょうか?
ご馳走様でした。
今年も牡丹鍋の季節がやってきました。脂の乗った猪肉は本当に美味しく身体も温まりますね。
ということで今回も多度町にある大和さんに再訪です。
2015年12月17日(木)18時に予約を入れ大人5名で伺いました。
初めてお伺いしてからもう10年近くになります。
コストパフォーマンスの高さは勿論、雰囲気や接客、味に至るまでを気に入り10回近く訪れています。
春は山菜料理がリーズナブルな値段でいただけますし初夏からは蛤のしゃぶしゃぶを楽しむ事が出来ます。
通年を通して鯉や鰻を提供していますが、私は特に冬の季節を毎年楽しみにしています。
まず店構えは木造の立派な民家といった感じで大和の看板がなければ間違いなく通り過ぎてしまうでしょう。
店の前には10台前後停めれる砂利の駐車場があります。
玄関を入ると右手には大きな一枚板のバーカウンターがあります。ここだけを見ても相当お金をかけているのがわかります。
靴を脱ぎ中に入ると廊下はすべて畳敷きになっており奥に進むと突き当たりの左側が個室になっていて、そちらに案内されました。
まずはビール(594円×4)と生絞り蜜柑ジュース(324円)で乾杯です。
予約の電話をした際に牡丹鍋のコース(4320円×5)をお願いしておきましたので、あとは付きだしから順番に出されそれを平らげるだけです。
今回は鹿肉のソテー 胡麻ソース合え サラダ春菊添えが一品目に登場です。
いつもは付だしの3種盛りのようなものから始まるコースですが、たまたま新鮮な鹿肉が入ったからとのことでした。
鹿肉の周りはこんがりと焼かれており、それを切ってラディッシュと交互に盛り付け胡麻ソースをかけたものです。見た目も華やかでフランス料理のように思えます。
付け合わせにはサラダ春菊が添えられており生でいただきます。こちらも多少春菊の癖はありますが美味しいです。
鹿肉は全くといっていい程臭みはなく本当に美味しかったですね〜私は今までにも色々な場所で鹿肉を食べてきましたが、文句なく一番です。
いつもなら付だしの次にもう一品出てくるのですが、今回はこの一品だけで鍋の準備へと入ります。
赤味噌ベースの甘い出汁が入った鍋に火をかけ大量の牛蒡を投入します。
次に猪肉を入れルッコラやあわび茸、かもぎ茸、白菜、春雨、葱等の野菜を加え煮込んでいくと完成です。
女将さんの話では猪肉には血液をさらさらにする成分を多く含んでいるそうです。
それを聞くと更に有り難みが増しますね〜
赤味噌は味醂や砂糖が加えられ少し甘めの味付けとなっていますが、猪肉との相性が抜群でいくらでも食べられます。
牛蒡がまたいい味を出していて準主役といっても過言ではないですね〜
あわび茸も触感がよく美味しいですし野菜も猪の脂を吸収してより一層旨味が増します。
この段階で追加の生ビールを5杯(594円×5)と生絞り蜜柑ジュース(324円)、烏龍茶(538円)麦焼酎720ミリリットル入り 克(3888円)を追加でいただいております。
食事は鰻茶漬けです。
大和さんでは鰻も地元のものに拘り木曽三川産を使用しているそうです。
たっぷりの針生姜が入っていて癖になる味です。
最後は自家製かぼすゼリーで締めです。
酸味があるので口の中がさっぱりします。
今回は約2時間半の滞在で32020円(一人辺り6400円)の支払いをしました。
相変わらず満足度の高い食事です。今年は猪肉だけでなく鹿肉もご馳走になりました。山の恵みに感謝です。
ご馳走様でした。
我が儘を言わせていただくと猪(ぼたん)、鹿(もみじ)と出てきたので、何処かに蝶々の小物や飾りがあれば遊び心があって楽しめたかもしれませんね〜
最もそれがなくても十分満足はしていますがね。
ちなみに大和さんで飲んだあとはすぐ目の前にあるモトリーノさんへ行きボトルワインを2本とビール、グレープフルーツジュース、パイナップルジュース等と青唐辛子のピザ、明太子のクリームパスタ、プロシュート等をいただき2時間近く飲んでいました。