ノーグルメ・・・さんが投稿したAstrance(フランス/パリ)の口コミ詳細

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Astranceパリ/フレンチ

1

  • 昼の点数:5.0

    • ¥20,000~¥29,999/ 1人

      訪問時点の為替レート換算での金額になります。
      • 料理・味 5.0
      • サービス -
      • 雰囲気 -
      • CP
      • -
      • 酒・ドリンク -
1回目

  • 昼の点数:5.0

    • [ 料理・味5.0
    • | サービス-
    • | 雰囲気-
    • | CP-
    • | 酒・ドリンク-
    ¥20,000~¥29,999
    / 1人訪問時点の為替レート換算での金額になります。

フランスを代表するガストロノミー

ミシュランパリ三ツ星レストランの中でも予約が最も困難かつ最高峰と謳われている、『Astrance(アストランス)』へ。

外国料理のレストランの中では日本最高峰と言われているミシュラン東京三ツ星にして食べログランキング1位の『カンテサンス』岸田シェフやミシュランパリ二つ星『Passage 53(パッサージュサンカントトロワ) 』佐藤シェフの修業先として、日本とも多少縁のあるお店です。


ランチは80ユーロ。

その他に、ディナー用の150ユーロと230ユーロのコースがございます。

一生に一度の事ですので230ユーロのコースを・・・

と行きたいところですが事前情報により150ユーロにしておきました(笑


アヴァンアミューズ

青リンゴとプラリネをビスキュイでサンドしたものと、シュー・ドゥ・ブリュッセル(芽キャベツ)?とエディブルフラワーのタルト。

シンプルかつ繊細に五味を表現しておりますね。

いわばウォーミングアップ。

いきなり最高レベルのものを味わっても舌がついていきませんからね。


パン ド カンパーニュ

勿論バターも最高峰。

因みに、パリではバターのブランドを前面に押し出すようなことは致しません。


アミューズ

シャンピニオン・フォアグラ・グラニースミスのミルフィーユ。

『アストランス』のスペシャリテです。

こちらは単体では甘味と共に酸味も強いものなのでしょうが、フォアグラの旨味、シャンピニオンの野趣を洗練された味わいに昇華させているのでしょう。

でも、主役はあくまでもシャンピニオン。

日本でも牛窓産の新鮮なマッシュルームは生で食べてもかなり美味しいですが、シャンピニオン・ド・パリの中でも厳選されたものなのでしょうから旨味の質が凄い事になっておりました。

パウダーはポルチーニがメインでしょうか。

ソースはヘーゼルナッツオイルとローストレモン。


香り、食感、もちろん旨味全てが完璧なまでに融合された、正にスペシャリテですね。


口直しかな?

ジンジャーロールって言っていたかな。

紫蘇・海老・セップ茸を包んだものでした。


アントレ

ラングスティーヌでしょうか。

ソースはカレー風味でレモングラスの香りとナッツの風味が感じられる複雑なもの。

スパイス感は然程感じず。

近年は海外料理の要素を取り入れている料理に多々出会いますが、日本であっても一流フランス料理店であっても、美味しくても違和感が生じてしまいます。


ポワソン

鱸?のポシェ?・ミキュイかなぁ。。。

兎に角、魚の色に見とれてしまってメニューの説明が上の空になってしまった(笑

iphoneのカメラではこの美しさが表現されず残念。

焼き魚とは思えない、真珠と綿菓子をミックスさせた様な?言葉では言い表せない輝きが感じられました。

魚の旨味も完璧に引き出されており、あっという間に完食。

完璧な火入れとはこの事何だと初めて知りました。


ヴィヤンド

ポークベリー(豚バラ)のロティですね。

エマルジョンはキノコ類とバター・パルメザンチーズかな?

肉の旨味がまず日本のものと全然違いますよね。

火入れも完璧で脂の口どけも素晴らしく、芳醇なソースが、旨味を頂点にまで押し上げておりました。


鮨は世界に広がりましたが、日本の豚肉(料理)は全く評価されておりませんよね。

豚料理と言えば豚カツが最上級と考えてしまう思考こそがその証左。

ステーキやローストでは物足りないのでコロモを纏わせる必要があるのです。


もうお腹いっぱいでしたが、料理はまだまだ続きます。


シャラン鴨のロティ

これも美しいビジュアルですね~

赤身の旨味・食感・塩味・酸味・甘味、見た目も含め全てが完璧。

最高級鴨とチェリー系のソースの相性も素晴らしく、自分の経験値では例えようのない美味しさでした。


口直しのサラダ?

と思わせながら、レバーを美味しく食べるための料理ですね。

滑らかな口当たりと臭みは皆無なのに濃厚な味わいも、初めての体験でした。


アバンデセール

ヴァニラアイスクリーム、ポテトとフロマージュブランのムース仕立てって感じでしょうか。

アイスの甘味とチーズのコクと酸味、ポテトはそれらを円やかに包み込む役割と上品な舌触りを演出しており、奇抜ながら非常に美味しいですね。

タイムの香りもアクセントになっておりました。


グラニテ。

レモングラス、ジンジャー、チリペッパーのソルベ。

ポテトのピューレによって舌を覆っていたヴァニラの甘味が、これらの刺激的な味わいによってリセットされました。


デセール。

ルバーブ・ラズベリー・ストロベリー・ジャスミンのムース。

贅沢な甘酸っぱさ。

表面のオリーブオイルは、ビジュアルだけでなく味わいを円やかにさせる演出もしておりました。


この時点でパティスリーの食べ歩きは止めようと思いましたね(笑


エッグノッグ

ジャスミンとシナモンが香る、メチャ甘い牛乳ベースの飲み物。

フルーツ


マドレーヌ

これも美味しかったのですが、翌日に最高のマドレーヌを食べてしまったので記憶薄(笑


これにテがついて、アルコール3杯と合わせて2人で370ユーロ(約47,000円)。


安い!


日本でこの質の料理は食べられない事と、食べられたとしても一人35,000円~って感じでしょうから、大満足でした。

☆最新・無修正版(笑)はブログでどうぞ…NO GOURMET, NO LIFE !
http://blog.livedoor.jp/password11/archives/55734955.html

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2017/10/15 更新

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