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昼の点数：5.0
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料理・味 5.0
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［ 料理・味5.0
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| 酒・ドリンク- ］
恐らく世界でもトップレベルのパティスリー
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茂右衛門
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サヴァラン
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エキノクス
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ニコロ
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2017/10/14 更新
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国分寺駅近辺店を構える『茂右衛門』。
国分寺マンションの地下1階にございます。
本場フランスの味が高いレベルで楽しめます。
よって、万人受けするものではございません。
味の豊かなものを全く喧嘩させず完璧に融合させた緻密な計算、それを洗練された形で表現する技術力。
正に、天才パティシエのなせる業。
そのケーキがこちら。
サヴァラン（500円）
パータサヴァラン（発酵生地）にオレンジリキュールとシロップをたっぷり染み込ませ、キャラメリゼされたシブーストクリームをのせたもの。
がっつりラム酒のきいた本場のサヴァランとは違いますが、味の上質さ・センスの高さは一口で理解できるもの。
オレンジリキュールが生地全体に均等にしっかり浸み込んでおり、かつ食感も損ねてないというハイレベルぶり。
しっかりリキュールを使用しているのでアルコールの風味を感じますが、芳醇な香りほどの存在感はございません。
何故なら、ほんのりとした苦みと上品なカスタード・バニラビーンズの風味と混ざり合うと、甘味のグレードが一気に上がると同時にアルコールも感じられなくなり、
後味もスッと消えていく相乗効果が。
構成力とシェフ自体の味覚レベルの高さが凝縮されてますね。
エキノクス（580円）
上から、ココアパウダー、チョコレートのムース、マンダリンオレンジのクレームムースリーヌ、（オレンジソースと卵黄・生クリームのムース）、チョコレートのビスキュイ。
こちらもオレンジリキュールの味わいが効いてますね。
とにかく普通のオレンジより濃厚かつ洗練された風味があり、全体的にですが素材に対する拘りも感じられます。
ですので、単純にオレンジ+ショコラといったものではない、
奥深い味わいになるのでしょう。
ニコロ（580円）
ライムムース、アーモンドのビスキュイ、フランボワーズムースの組み合わせ。
ムチっとした食感がポイントですね。
よって、中々それぞれの味が一体化しないのですが、それが狙いなのでしょう。
ライムの爽やかでありながら深い味わいが最初。
そしてアーモンドの香ばしさとジンが
カクテルを思わせる大人の味わいに。
最後にフランボワーズの甘味が混ざり合うと、芳醇かつ重層的な旨味が贅沢な気分にさせてくれます。
非常に難解な味わいですが、デパ地下ケーキに満足しない方であれば、ある程度は理解できるでしょうね。
久々にハイレベルのケーキを食べたので、然程シェフの意図は読み取れなかったかな。。。
正に、パティシエ界の小林幸司シェフですね。
ですので、美味しいと感じるものの、無い頭をフル回転して疲れちゃいました笑
恐らく、世界的にみてもトップレベルなのではないでしょうか。
☆最新・無修正版（笑）はブログでどうぞ…NO GOURMET, NO LIFE !
http://blog.livedoor.jp/password11/archives/55703642.html