22回
2024/02 訪問
純正の100 やっぱこれだよね 唯一無二
純正の100!
店主後藤さんの上品塩がとてもすきなので、ついつい、どちらも純正の日でも上品塩や、その対比で正油ヲタ飲むことが多いので、振り返れば1ヶ月以上ぶりの純正の100(12月26日以来!)。
この日は味玉、焦がし葱、そして写真には写っていないけど青唐というこれまた鉄板のTP!
着丼後の直飲みスープで感じる「やっぱこれだよね」感。延々と飲み続けたくなるスープ。
他に喩えたりジャンル分けが無意味な「ならでは」の唯一無二の味。
節系と干系が絶妙なバランスで動物系と絡み合う。
悪魔肉も悪魔的なしょっぱさと豚の旨み甘味が絡み合った絶妙さ。
またこれらに特龍麺が良く合う。
そして、ほぐれるチャーシュー、メンマ、葱の基本具材、さらに、ネックという隠れアイテム。
全てが必要不可欠。
これらだけでも十分に完成されているが、これに加わるTP。
食べている最中と、食べ終えた後、そして思い出したときの多幸感。
やっぱこれだよね。唯一無二!
美味美味美味!
2024/02/02 更新
2024/01 訪問
「真鱈白子とウニの100sp」再び
1月3日のこのメニューが、1月28日に再登場した。
同様の再現版かと思ったら大違い。
前回のソースはウニと白子がペースト状になっていたが、今回は、ウニが粒状となっていた。
これがソースのコクに影響を与えたのかもしれない。
着丼時に真っ先に啜る100スープ。すなわち、純度の高いソースと混ざっていないスープ。これからしてウニや白子を感じさせる。このスープだけでも延々と飲み続けたい。
そして悪魔肉と絡めれば、キリッと醤油味で引き締まるとともに動物的脂の旨みとのアンサンブル。もちろんこれは麺ともあう。
しかし、やはり、溶くと美味さが爆裂。文句なしであろう。
一口一口が至福で、食べ続けていって残りが少なくなると感じる寂しさ。
良質のエンターテイメントを楽しんでいるときと同様の感覚。
これだからこのお店は通い続けたくなる。
2024/01/29 更新
2024/01 訪問
悪魔初め
あくまはじめか、あくまぞめか。要するに2024初の悪魔。
この日は、前日の北寄貝の100をベースとした本悪魔ラーメンと聞いて、「高血圧なんだけけどなー」「このところ塩分とりすぎてるからなー」という心の声による逡巡を乗り越えて、そう、まさに自分の中で天使と悪魔が争って、いわば当然のごとく悪魔が勝って、四谷荒木町へ。
開店一時間後の10時ころに並び始めると階段には到達してなかったものの20人待ち。正月休みのためか、「悪魔ラーメン」食べたことのなさそうな人もちらほらと。なので、開店はやや遅め。1時間強の町で入店。
北寄貝20kgの悪魔ラーメンに、トッピングはつけ玉、青唐、こがしネギを選択。
店内に充満する出汁の香りもさることながらカエシの匂いもかなり漂っているかのよう。
着丼した丼も漆黒のスープ。
悪魔肉もいつもの悪魔に加わって、「本悪魔肉」ともいうべきいい色と艶の悪魔肉が同居している。ビジュアル的にも完璧である。
そして、一口目の直飲みスープで感じた悪魔感。突き刺すようなカエシ、そしてその奥にあるだしの濃厚さ、うまいけどしょっぱい、まさにしょっぱうまい。これぞ悪魔感である。
しかしながらそれはあくまで序章に過ぎず、食べ飲み進めて分かるのが悪魔の本領である。突き抜けるしょっぱ旨さ。
本悪魔肉をつけ玉に浸して食べたり、スープに浸した海苔をつけ玉に浸して食べたり、サッポロめんフーズの特龍麺をスープにからめこれをつけ玉に浸して食べたり、これもまた最高にうまい。そして、焦がしネギが味に甘さと苦さを加えて妖艶に。さらに青唐で引き締める。
まさにShout At The Devil!!
後先考えず完飲完食!
2024/01/09 更新
2024/01 訪問
2024ラーメン初め
元旦と二日と雑煮とおせちを食べ、そろそろラーメン初めを体が欲してきた。
ラーメン初めをどこで食そうかと考えかけたが、そもそも考えずとも、最近のお気に入りの店は、こちらであり、しかも元日から開いているとあらば、こちら一択である(覆麺智さんというこちらもまたすごい魅力的な店もあるのだけれども。。。)。
この日は、「真鱈白子とウニの100sp」。そしてこれが、限定でソース付で。
もちろんこのソース付を狙い、三が日の四谷荒木町へ!
やや出遅れのために、ほぼ開店時刻である9時ちょっと前に行ってみると階段2階。さすがの行列である。
待つこと1時間ちょっとで入店。
限定ソースにはなんとかありつけた。ありがたし。
一口目の丼直飲みスープは香ばしさを感じむしろ澄んだような野太い味。白子なのでまったり感を予想したら、ちょっと意外な感じ。白子をあぶったのかなあなどと想像をめぐらす。
しかし、このスープ、飲み進めるほどにまろやかになる。さすが白子。雲丹も入っているのだが、スープからはあまり感じられなかった。そこでソースの登場である。雲丹ソースはさすがにダイレクトに雲丹を感じられる。この一舐め雲丹を堪能したあとスープに溶けば、スープはさらにまろやかさを帯びてより一層のコクが出る!
実に、丼の中で、千変万化な変化を楽しめた。
良いラーメン初めであった。
2024年は良い年になればと!
2024/02/02 更新
2023/12 訪問
上品 純正 塩
金色の澄んだスープ。スペシャルも素晴らしいとはいえ、基本の純正が物凄く美味しいのが尊い。スープ、麺、チャーシュー、メンマ、ネギ、カニカマ。これら基本具材のどれをとっても至高である。中でもスープは抜きん出ている。正油より塩の方が、スープの旨さが直裁に分かるような気がする。丸鶏、牛骨、加えて節系干系スルメ系の様々な乾物から織りなす複雑かつ明快な美味さのエキスが十二分に引き出され、それが金色に輝くスープと帰結する。麺も、サッポロめんフーズの中細麺が絶妙なマッチングである。かつて家元がこの麺を選ぶ理由を「スープを邪魔しないから」と説明していたという話を伝聞ながら聞いたことがあるが、それもよく分かる気がするところである。そして、チャーシュー。ほろっと柔らかく、溶けてしまいそうな位であり、実際ほろりと崩れる。これが崩れる前に啜るスープの透明感と、崩れた後の混ざり合った美味さのギャップが実に面白い。メンマとネギも良いバランスである。そして、カニカマ。実に謎である。カニカマってあのカニカマである。しかしながら「カニカマをこれ以上においしく食べる方法があるのだろうか」ってくらいに、スープを吸って旨みをまとったカニカマは絶品である。これらの基本具材だけでも至高である。
それにトッピングの焦がしネギと青唐と味玉が至高をさらに高みへと誘う。
正に真骨頂であろう。
2023/12/13 更新
2023/12 訪問
イソツブ貝10キロ100SP 神保町某店とのセッション
前夜、後藤店主は義兄弟である神保町某店店主及びそのお弟子さんたちと会食したためか、前夜には「臨時休業させていただきます」「限界です」とのXでのポスト投稿があった。
しかし、すかさず、義兄弟のお弟子さんである花木さんが「漢気を信じてます」との返信投稿があったこともあり、日付が変わった頃に、後藤店主は「ゲリラ営業します」「イソツブ貝10キロ100のみです」と投稿した。
「ゲリラ営業」?。何だろう。
期待を胸に、翌朝荒木町へ。8時前に着いたが先客13人待ち。未だゲリラの正体は分からず。
定刻9時になり、いつものように家元の「さらば恋人」と共に開店。すると厨房の後藤店主の傍らには、奥野さんではなく神保町某店のブルーさんが。そして、カウンターには総監督のように神保町の店主が陣取っていた。これがゲリラ営業の正体であった。
さすがイソツブをふんだんに使用されているだけあって、深みのある旨み。豊かな風味で実に美味。青唐がまたことのほか良く合う。ゲリラ営業とはいえ、真剣勝負な一杯でおいしかった。
2023/12/13 更新
2023/12 訪問
カメノテ 10kg 上品 正油 (カメノテ3daysの初日)
カメノテ。しばしがんこでは登場すると聞くこの食材。自分はこれまで未食の食材であった。見た目と裏腹に甲殻類とのこと。
これも是が非でも食べねばならぬ一杯ということで、この日も朝から四谷荒木町へ。モーニングコーヒーならぬモーニングラーメン。
カメノテは、100で提供されるのが多いらしいが、この日は珍しく上品でということ。これは悩ましい。塩か正油か迷いに迷った末に、結局正油とした。また、この日はいつもの葱油ではなく鶏油もあるとのことで鶏油をチョイス。
磯の香りと甲殻類特有の濃厚な旨みがビンビンに感じられ最高!鶏油はコクと旨みを増幅したかのよう。実に美味。
この時点ではこのあと2日間、計3日間にわたってカメノテが続くことや、そして、それらが「下品」(不純+追い出汁)で提供されることなどは当然分からなかったが、3日間連続で食べて改めて上品バージョンを振り返ると、インパクトが一番強かったのは、「上品」だったのかもしれない。「下品」系だと、煮干し系の混沌さが加わり、もちろんその混沌複雑さも大変おいしいのではあるが、カメノテの単体としての美味さを存分に引き出して味わうには、「上品」のスープの方が良いように思われた。
また、当日も思ったし、振り返って思っても、やはり、これは塩でも合わせてみたかった。塩で食べている人もいて、実際それらも旨そうであった。
2023/12/13 更新
2023/11 訪問
ホタテ貝柱3キロの上品SP 豚挽肉と貝柱のワンタン付き
この日は、前日から、後藤店長の意気込みが特別であった。
前日の公式Xでのポスト
「明日は平日ですが上品SPやります。丸鶏10キロくらいと干しホタテ貝柱3キ
ロ!」
「師匠は2キロでやってましたが1回3キロでやっちゃうと戻せません」
ものすごい気合いのあったポスト投稿である。
さらには、
「明日のために専用返しを仕込んどります これで明日休んだら笑われますね
俺たちは命(睡眠時間)を削ってやってます。」
これは相当であり、意気込みとかいうレベルではない気迫である。
そうして、「ホタテ貝柱3キロの上品SP 豚挽肉と貝柱のワンタン付き」がリリー
スされたのである。
これを塩で、そしてワンタン追加と青唐トッピングで。
着丼したときの香りからして素晴らしい。ホタテ、ホタテ、ホタテである。
金色の上品スープはさすがである。専用カエシにも貝柱の出汁が含まれているの
だろう。スープを啜ったときに感じたのは、上等な干し貝柱複数個を口の中に頬張っ
たときに匹敵する旨みの広がり方である。
スープの完成度が極めて高い。
そしてこのスープを絡め取る定番のサッポロめんフーズの中細麺との絶妙な相性。
チャーシューもいつもと違う厚みのあるもの。存在感のあるワンタンに負けないようにこういったチャーシューだったのだろう。
さらに、みっちみちのワンタン。中には「これでもか!」ってくらいにふんだんに
ほぐし貝柱が。このワンタンだけで、紹興酒であればボトル半分は行けてしまう
ぐらいに旨い。これを追加したのでなんと贅沢な。
そして途中から青唐を投入。ソリッドな青唐の風味が良いアクセントとして引き締める。
あっという間に完食完飲。
絶品、正に絶品であった。
後藤店長にとって、上品・塩はスペシャリテなのではないだろうか。
この日の出来は、後藤店長にとっても相当の自信があるようで、実際にご本人か
ら後日話をした際にその旨おっしゃっていた。
その自信にふさわしい逸品である。相当の労力もかけ、コストもかけ、文字通り
魂を削った逸品を食すことができた自分は幸せである。
2023/12/13 更新
2023/11 訪問
純正 上品 醤油
このところ、短期間でハードリピートしてしまっている。
これには複数の理由がある。
地の利、時の利、そして天の利である。
地の利、これは自宅からアクセスが良好だからである。通勤路の途上で寄り道にちょうど良い。
時の利、9時開店というのが絶妙である。自分の通勤時間帯で朝の通勤の途中でいける時間帯である。
けれども、それらはあまりに付随的な事情である。
天の利、要するに、この店の提供するラーメンが素晴らしいことにある。しかも、日々変化に富んでいるところである。この短期間で体験できた特別な食材、子持ち鮎・真鱈白子・牡蠣・はまぐり・かぼちゃ。いずれも土台・幹は共通するも千変万化と言って良い。
他方で、この店はスペシャルな食材で作られる「スペシャル」も素晴らしいが、オリジン・原点ともいうべき「純正」こそに真髄があるとの見解も多い。
ところが、四半世紀の空白期間を経た再食後、まだ小生、純正は「100」のみで、「醤油」「塩」は未食である。醤油に至っては純正はおろか、上品ですら未食であった。。。
しかも、奥久慈の卵を使用した味玉を期間限定で食せるという好機!
なので、どうしても、連日ながら、「純正 上品 醤油」 に味玉トッピングの一杯に出会うべく、本日もまた寄り道。
純正上品醤油。醤油だからこそのキレ感がたまらなく美味。あまりの美味ぶりにスープを啜りまくってしまう。具材が溶け出し渾然一体となる前のスッキリとした味のフォルムをすっかりと堪能。そして麺を啜るとスープ単体の時とは別の顔を見せる。チャーシューもほろほろとなって焦がしネギも溶け出す頃には得も言われぬハーモニー。スープをまた啜り、啜り、そして啜る。食べ始めとは別世界。これぞ味変。「味変で○○を入れてください」などよくあるパターンだが、そのような人工的な味変ではなく、天然の味変。これが、じぶんにとっても一条流がんこラーメンに感じる魅力の一つである。
そして、3分の2ほど食した段階でおもむろに味玉を半分かじる。とろっとした黄身の仕上がり。黄身がとても濃く、その存在感は、スープに決して負けないし、スープも決して負けない。とても良質のアンサンブルである。
至福であった。
(なお、智颯の小池さんのツイートによると、「今日の上品は小樽版寄りのキレ重視仕込み」「いつもとは多少異なります」とのことでした。)
あとは、純正上品塩と、そして悪魔、、、
2023/11/01 更新
2023/10 訪問
一期一会な一杯
本日はハロウィンということで、お店は黄色いかぼちゃを使った100か、白いかぼちゃとベーコン仕立ての純正塩かとのこと。どちらも魅力的だったが、ベーコンでピンときたことと、公式ツイッターで純正塩が出ていたので、後者をチョイス。
着丼時、ホワイトですと一言添えられて供される。
澄んだスープは貝類の出汁にベーコンのスモーキーな旨みがずっしりとしつつ白ワインの香りも。肉はかの天使肉か?美味い。実に美味い。スープへ一部ホワイトシチューのようなソースが。まさにホワイトシチューか?そこにはハマグリが殻付きで2個ほどある。
食べ進むうちにそのホワイトシチューと混ざり、特別なスープ。初めてながら絶対的な正解のようなスープだ。一期一会的で、また出会えるのだろうかとも思えた素晴らしい一杯であった。
2023/10/31 更新
2023/10 訪問
Ganko Poisoning
その前の週末に行ったばかりなのに、また新たな週末になると吸い寄せられてしまう。
封印を解いた第1回が、鮎。第2回が、真鱈の白子。
本当は第2回の前に「剥き牡蠣」に惹かれたが、それを食べ損ねたこともあって、募る思い。
10月21日
迷わず、荒木町へ。
この日は、「100は真鯛のアラ12キロ!」「上品は剥き牡蠣10キロ!」とのこと。
どちらも魅力的だが、上品の塩を選択。
上品の塩でトッピングもしなかったので、チャーシュー3枚に焦がしネギ。そして、牡蠣が!
ビジュアル的にも非常に美しい。
カキの旨み香りがビンビンくる一口目の澄んだスープ。まさにその上品さはさだめしオーボエが単独で奏でる旋律のように繊細かつ優美。
それが、食べ進めるうちに、チャーシューや焦がしネギのエキスと混然とし、最後に飲み干す時には重層的な重厚なハーモニーに。さすがともいうべき。
上品 塩 を今度食すときは、青唐もは入れようと思った。
食材の使い方が半端ない。ラーメンとしての単価は安くはないが、使っている食材を考えると破格である。CPはもはや最高点でよいだろう。
2023/10/23 更新
クリガニは蟹汁がベストらしいがそれ故に100はうってつけ!
レギュラーのベースに蟹出汁が合わさることによる相乗効果で旨さ甘さが二乗三乗と引き上がる。
これを吸った麺が旨いから、いつも150gだが、本日は麺大盛りにして満喫。
途中でつけ玉の椀内で卓上悪魔ダレを投入し、セルフ悪魔も堪能する。
そして最後は丼の100に戻って、最高!