1回
2016/01 訪問
再訪:西麻布けんしろう【特選膳20000円】盆と正月とついでにクリスマスもいっしょにきちゃったな~ってくらいすごいディナーだった夜!!
かんぱーい
自家製サングリア
バターナッツのすりながし
焼き肉テッパンサラダ
三種盛り
赤身ユッケ
アキレス
30日間スノーエイジング
♪たらららったたーん
ボーグル ヴィオニエ
ケン ライター セラー ウィラメット ヴィンヤード
支配人臼井氏
泡醤油じゅわー
ロンシエール ヴァンド ド ペイ
ラヴァンチュール
寵児けんしろう氏
ラングドック
炊き込みご飯
テキーラ
2016年1月訪問 けんしろうさん
2016年1月訪問 マルク・テンペ クレマン・ダルザス
2016年1月訪問 白い茶碗蒸し
2016年1月訪問 とろろあんかけ 優しいお出汁
2016年1月訪問 安定の焼肉サラダ
2016年1月訪問 かめのこ食べ比べ 右から 塩→ユッケ→特製しょうゆ
2016年1月訪問 スノーエイジング タン食べ比べ
2016年1月訪問 塩ダレタン
2016年1月訪問 片面しっかり片面赤くフレッシュ
2016年1月訪問 支配人兼ソムリエ臼井さん 天才的に焼肉を仕上げてくれます!
2016年1月訪問 タンタレはネギといっしょに
2016年1月訪問 けんしろう焼き ふたを取ると・・・
2016年1月訪問 ぱっかーんと開けば、黒トリュフの香り
2016年1月訪問 けんしろう焼き シャトーブリアンは例えるなら「絹」
2016年1月訪問 尾崎牛イチボとサガリ
2016年1月訪問 肉汁うますぎー!!
2016年1月訪問 イチボ 柔らかいったら柔らかい♡
2016年1月訪問 箸休め 肉そうめん風
2016年1月訪問 イチボカツ 低温調理で中まで火が通り初体験食感
2016年1月訪問 カイノミ 本日1番の柔らかさでひと飲み!
2016年1月訪問 トモサンカク 赤身の旨みにサシがキラリ☆
2016年1月訪問 ハラミみそ焼き
2016年1月訪問 ハラミ生卵といっしょに♪
2016年1月訪問 山形牛トモサンカク丼
2016年1月訪問 1枚2枚とってもまだまだ重なるウマい肉♡
2016年1月訪問 凍み豆腐の汁物
2016年1月訪問 コナコーヒーとマカダミアナッツジェラート&たい焼き
2016/01/22 更新
西麻布けんしろうさんへ再訪♪
この日は、
「めっちゃゴージャスな特選膳で美女子としっぽり最高のものをいただく会」
マルク・テンペ
クレマン・ダルザス
で、かんぱーいカンパイ。
熟したリンゴのような風味とコクをもったスパークリングワイン。
美女子に泡は似合うよね♡
さあ、特選膳が始まりますよ~。
茶碗蒸し
トロロあんかけがかかった、
白い茶碗蒸し。
この、やさしいお出汁で、
お腹のキャパがぐいっと広がるんですよね。
安定の焼肉サラダ
今宵のファーストミートは
カメノコ 食べ比べ
カメノコとは、後ろ脚モモの部分で赤身、
生でいただきます。
塩 → ユッケ → 特製しょうゆ の3種類を順番で。
まずは塩から、
やさしい塩使いで、肉の甘みを感じます。
ユッケはこの旨さにコクがプラス。
さらに特製しょうゆで味付けされたお肉はそれまで、
繊細だと思っていたお肉は、実は「オレ旨いんだぜぃ」
という、多少にかかわらず複雑なキャラの主張を感じるのでありました。
赤身で肉本来の旨みを感じます。
スノーエイジング
タン 食べ比べ
まずは塩ダレ。
片面はしっかり焼きをいれて、
もう一方の面はまだ赤く柔らかいまま。
これはこのままでいただくと・・・、
弾力がたまんない!
さくっとした噛み応えに肉汁が溢れます♪
この日は、支配人 臼井さんが
ジーニアスな焼き加減を実現。
そう、
西麻布けんしろうは全個室。
肉を熟知したスタッフさんが
すべて焼いてくれるのです。
そしてタレは、
ネギを乗せたら
塩ダレとは異なる触感!
肉とネギの甘みとゴマの風味が美味すぎ~♡
ずーっとタンだけ食べていたい衝動にかられちゃったー♡♡
焼肉女子ってキレイな人が多いけど、
中でも「タン好き」女子って、色っぽい♡
なんて、偏見かしら。
そして
真打ち けんしろう焼き
スモークで真っ白な蓋を
ぱっかーん、と、開けると、
香りがふわーっと部屋中に広がりますよ~。
使用されているのはシャトーブリアン。
黒トリュフ塩。
こんな大きいお肉噛み切れないよ~。
なんて心配はいらないのよ^^
例えるなら、
絹の肉
どこにもひっかかるところがなく
こんな厚みのある肉が
さらーっといただけるなんて、
もうイリュージョン並みに驚きです。
尾崎牛
イチボとサガリ
サガリはハラミと同じ横隔膜の部位。
この網の上で焼かれている間、
この後のことは、わたしはまだ知らなかった。。
見た目にゴツく、
しっかりと焼かれたこの姿態が、
噛めば噛むほど、
肉汁がじゅわーっとあふれ、
喉を潤すだなんて!!
切に思う、
この肉汁を、
デミタス缶で販売して欲しいと。
そしてイチボ
これがまた、
赤ちゃん赤ちゃんかじったか?
ってくらい柔らかい。
で、
もう、ここまでですでにじゅうぶん盛り上がった雰囲気のなか、
ブレイクでいただいたのは、
牛そうめん風
湯引きでなく、
片栗粉でコーティングされているので、
表面はむにゅん♡
土佐酢でお口さっぱりレモン☆
そのさっぱり感を余韻に残したまま次にいただくのは、
イチボのかつ
フレッシュな赤い色を保っていますが、
生じゃない!
低温調理で中までちゃんと火が通っているから、
さくっと衣とともに肉をかみ切り、
軽快に喉の奥へと消えていくカツ。
こんなビーフカツ
食べたことなかったなぁ・・・。
そして、
何度目のクライマックスだろう。
近江牛のカイノミとトモサンカク
まず焼いてくれたのはカイノミ。
ヒレとバラの中間にあるような部位で、
肉質と脂のバランスがよく、
希少部位だそう。
これを白醤油でいただくんですけど、
柔らかいのなんのって、本日一番
そして味わいは滋味深く、
脂じゃない、
赤身肉の旨さ!!
これは美味い!!
そしてトモサンカク。
片面は香ばしく、
別片面はレアに焼いてもらったら
肉の旨みに、
まろやかな脂をまとわせたよう☆
さあ
いよいよ最後の焼きは
ハラミみそ焼き
大きな塊がどーんとお皿に盛りつけられ
豪快にじゅーっと、
途中はさみでちょきちょき切ってもらったら、
生卵といっしょにいただきまーす。
あんなにさんざん美味しいお肉を食べてきたのに、
香り、
歯ごたえ、
旨みが、
混然一体となって、
お皿から消えて行ってしまうんだなーっ。
そして最後に
山形牛トモサンカク丼なのだー。
ひとくち、ふたくちは生醤油でいただけば、
おほー♪
甘さの中にこっくりとした風味が感じられるのねー♪♪♪
お次は
とろろといっしょに。
つるつるーっといただいちゃうー。
そして最後は、
凍み豆腐の汁物をかけていただきます。
この生肉がお出汁をまとって、
あいまって、
相乗効果っていうアレね。
これまた、
ずずーっと、
胃にすんなり消えて行っちゃうんだからフ・シ・ギ。
別腹の
コナコーヒー&マカダミアナッツのジェラート
&たい焼き
もしっかりいただき、完食。
さすが特選膳、
いただいたすべての肉が突き抜けていましたね!
夢見ていたように特選膳を食べつくして思うこと、
夢なら覚めないで・・・。
はち切れそうなお腹をさすりながらの帰路は
夢じゃなかったんだ、と反芻。
シェフのけんしろうさん、
今回はけんしろうマジックにかかってしまいました。
今後どこでこのような美味しいお肉をいただけるのか、ギモンです(笑)
支配人兼ソムリエの臼井さん、
肉のポテンシャルを最大限に生かした
絶妙かつ天才的な焼き加減でした。
スタッフのみなさま、
お料理、ホスピタリティ、雰囲気すべてに素晴らしい体験をさせていただきました。
ごちそうさまでした、
ありがとうございました。
****************************************
西麻布交差点から徒歩ちょっと
焼肉激戦区と言われるこの地にごく最近オープンした
西麻布 けんしろう さんで、女子会。
どんな骨太な焼肉屋さんかと思っていたら、
和食屋さん風情な店構え。
戸を開けると、
白木の香りすがすがしく、
全室個室というお茶室をイメージした小さな間口をくぐると、
和モダンなおもてなし空間が。
席につくと、
ソムリエでもある支配人登場。
今夜はこのテーブルを担当してくれる、という。
そう、こちらのけんしろうさん、
全室個室にもかかわらず各テーブルへの給仕はもちろん、
お肉を抜群な状態で焼いてくれる、という焼き肉屋さんなんです。
メニューはコース仕立て。
■ バターナッツのすり流し
最近、こだわったお野菜売り場なんかで見かけますよね。
ポタージュスープのような滑らかさ甘み。
風味が高い。
■ シンプルサラダ
やっぱり焼肉屋さんのサラダは、
白髪ねぎとゴマの風味がテッパンでしょ。
素材にこだわり、
今日のサラダは、長野の高原野菜を使用しているそう。
野菜も自然の賜物。
決まったものを決まった量を仕入るのでなく、
今日おいしい状態のものを、おいしい状態で提供する、
これがけんしろうスタイル。
そして、ここが重要!
こちらで食べられるお肉は尾崎牛。
宮崎の単独牧場で
環境=空気、水、飼料に細心のこだわりを用い飼育されている牛で、
赤身の美味しさから、最近ではヨーロッパでも引っ張りだこな人気。
1世代前の焼き肉と言えば、
グリッシーな脂の旨み、
ヴォリューミーなものが主流だったけど、
この赤身、
肉本来の旨みを最高の状態で提供する、
というのが、焼き肉の新しい潮流を生み出しているんですね。
■ 刺身三種盛り
先ほどからサービスしていただいている
支配人臼井氏いわく、
現在、
生肉を提供できるお店って、
港区では4か所しかないんですって!
さらに、
認可を受けた加工施設っていうのは
日本全国でも7か所しかないんですって!!
生肉をいただくということが、
いかに貴重なことかというのが、よくわかりますね。
その貴重な生肉をいただいちゃいますよ。
■ カメノコ
美しい赤身。
潔いまでにあっさりしていながら
ねっとりとした食感。
舌の上で、しばらく甘みを愉しみます。
■ 赤身のユッケ
赤身だからこそ、肉のうまみがダイレクト。
噛めば噛むほど深い。
■ アキレス
軽く湯引き。
おろしポン酢といただきますよ。
くにゅっともっちりコラーゲン。
これ、好き~❤
ここから焼きです。
■ タン スライス
新潟県内で、30日間のスノーエイジング。
お皿とお肉の美しさに一同うっとり。
しっかり厚みのある焼いても縮まないんです。
大きさそのままに口に頬張ると、
食べ応えがっつり。
期待を裏切りませんね。
次に登場したのは、白いふたの器。
と、思いきや、
ふたを開けると、
芳しい香りが漂う・・・
■ けんしろう焼き
低温調理されたランプを
贅沢にサクラのチップを使って燻製の香りがつけられています。
ひとつはそのまま。
もうひとつはオニオンソースにつけて。
無駄がそぎ落とされ
美味をまとった香りの高いお肉には、
白ワインがいいな。
■ ボーグル ヴィンヤードヴィオニエ 2013
リッチなカルフォリニアワイン。
ヴォリュームたっぷりで
トロピカル感が、お肉ともあう。
同席の赤ワイン好きのメンバーには
■ ケン ライト セラーズ
ウィラメット ヴァレー ピノ ノワール 2012
オレゴン産
■ ミカヅキ&タテバラ
支配人臼井氏が
けんしろうのたくさんのこだわりを語ってくれつつ、
お肉を絶妙に仕上げてくれます。
ミカヅキ
一頭から5~6人分しかとれないという希少部位。
熱々のお肉の上でじゅわーっと
ゼラチンで固めた泡醤油が溶けていきます。
脂に頼らない旨みは直球!
泡醤油の塩分が締る。
もうひとつはタテバラ
淡いピンク色した美しいお肉。
あえて脂を残すことで、
さっぱりとしたカルビをイメージ。
赤身推しなけんしろうさんですが、
尾崎牛のカルビを食べて、脂の旨みにあらためて開眼。
そう、脂の質が違うんですっ!!
脂はあくまでさらっと。
いくらでも食べられてしまいそうです~♪
止まらないワイン欲に応えてくれたのは、
■ ロンシエール
ヴァン ド ペイ NV
淡い色調がブルゴーニュっぽい。
ピノ・ノワール、ガメイ、グルナッシュ、ムールヴェードルと、
やはりブルゴーニュには珍しい品種が使用されていますね。
赤ワイン好きちゃんには
■ ラヴァンチュール
エステート キュヴェ 2012
フランスの醸造家がカルフォリニアに新天地を求め、
ラヴァンチュール=冒険に打って出た、というストーリーあり。
こちらのほうが今回のお肉にはぴたっとっくるかな。
箸休めは
■ キノコの酢の物
出汁を利かせてた繊細な土佐酢。
和食に見られるお気遣い。
■ 肉豆腐
尾崎牛のタテバラを使用し、
冬瓜とともに上品に炊かれ、
胃も、心もほっこり温まります。
ここからの焼肉はタレ。
けんしろうさんでは、
使用する醤油に版権を持ち、
肉の部位により、
もみダレ、つけダレを組みあわせ提供しています。
尾崎牛への愛情を感じますね。
■ カメノコ&ハラミ
まずは、カメノコ。
強い赤がタレをまとい、さらに濃厚に見えます。
キレイで繊細なサシのおかげで、
焼いても縮まることはありません。
そしてハラミ。
ハラミは白醤油でいただきます。
甘いタレに白醤油の塩味が締まります。
最後のお肉は
シェフのけんしろうさんが焼いてくれました。
美しいサーロイン
愛情を持ち、
性質を知り尽くしたシェフが
貴重なお肉を誰にでも、最高の状態で食べさせてくれます。
卵は栃木県産。
すき焼風にいただきます。
大きいお肉で、
ひと口では食べきれない!
口いっぱいゴージャス、デリシャス&マーヴェラス!!
最後のお肉に合わせてもらったのは
■ シャトー ポール マス
コトー ド ラングドック 2013
シラー主体のドメーヌのトップキュヴェ。
オーク100%熟成で、
スパイスを感じながら、まろやかさはさすが。
大きいお肉をほおばって、
ぎゅっと赤ワインでぎゅっとのみこんだら、もう至福❤
最後のお食事は
■ 炊き込みご飯
丹波で懇意の農家さんに、
旬の山の幸を送ってもらい、
このひと皿にも、
今最高のものが詰まっています。
あんなにお肉を堪能したのに、
この炊き込みご飯も全部すっかりいただいちゃいました。
お肉が鈍重でないから、
モタレることがないんですね。
最後はデザート
■ たい焼きとコーヒーアイスクリーム
和食器にかわいいミニサイズのたい焼きは、
バターの利いたリッチ君。
甘くほろ苦いコーヒーアイスクリームは、
何かの思い出みたい(笑)
今まで焼き肉っていうと、
スタミナとか、
がっつりとか、
マッチョなイメージばかりついていたけれど、
この日いただいたお料理はどれも繊細。
それは、
けんしろうさんの想いや、
食材に敬意を払うスタッフさんの、
わたしたちへのおもてなしの現れ。
全室個室なので、
女子会きゃははトークも安心だし、
お子さん連れも、気兼ねなく食事に集中できますね。
でも私だったら、
デートで連れてきてもらいたいなぁ~。