2回
2017/08 訪問
地獄の小心者2
バイオレンスニボ煮卵大盛り880えん+150えん
細麺。そしてレンゲ落下(死)
バイオたまご（笑）
ラーメン店らしい入口
ラーメン店らしくない入口
ラーメン店には見えない店内
ドラムの椅子（笑）
2017/08/25 更新
2017/06 訪問
地獄の小心者
かなり昔ですがヘヴィメタのコピーバンドをやってた自分が是非とも行きたかったこちらに来ました。
かなり閑静な住宅街にあります。
お店のコンセプトとのギャップが凄すぎます。
外観は普通のラーメン店さんです。
ヘヴィメタバンドのロゴ風暖簾に痺れながら外にある券売機の前に立つと普通のラーメン店では絶対流さないディストーションの効きまっくったギター音が聞こえてきて、ラーメン店では無く、初めて来るライブハウスに来た緊張感を思い出します。
中に入ると全員ヘッドバンキングしながらラーメンを待っているのかと思いましたがそんな事は無く、お客さん達は一般の方で店員の女性も一般の方(恐らく)で、ラーメンを作ってる方だけがゴリゴリのメタルの人でした。
券売機に話しを戻して、トッピング全部乗せにするつもりが全て不可になっていたので、元々全部乗せ不可の超鶏そば 塩 煮卵を購入し店員の女性に渡すと中指を立てられる事もなく笑顔で注文を通してくれました。
しかし店内は完全に通常のラーメン店と較べると亜空間です。
まず座ってるお客さん全員の椅子が通常の椅子では無くドラムの人が座る椅子です（笑）
待ってる間店内の写真を撮りたかったのですが、浮かれてカシャカシャやってると包丁を持ったメタルの人が何かの臓物を振り回しながら出て来そうで怖くて撮れませんでした。
そして配膳されたラーメンは…
うわあ！美味そうやんかあ！
と叫びたくなる程見た目美しく繊細。
味も…全てにおいて文句のつけようが無く、夢中で食べました。
あまりに美味かったので、一旦外に出てもう1回食券買って、他の味も食べようと考えた程でしたが、そんな奇行をすると何が起こるか分からないと思い諦めました。
退店時に丁重に、ご馳走様でした。と告げると、厨房のメタルの方が笑顔で感謝の言葉を伝えてくださり、ああ、やはり先入観で物事を見てはいけないなあ。と切に思いました。
これからは仮に、ユーロビートを大音響で流しながら店主がパラパラを踊りながら調理するラーメン店や、
店員がラジカセを肩にしょって韻をふみながら注文を復唱してくるラーメン店があったとしても恐れずに行きます。
もしラーメンは好きだけどロックは好きじゃないから…という方がいれば恐れず行って欲しいと思います。
恐るべし仙台(富谷)
超鶏そば塩 煮卵
普通のラーメン店
メタルバンド風ロゴ(ラウドネスみたいでカッコイイ)
2017/08/25 更新
ランキングと口コミで探せるグルメサイト
グルメキュレーションサイト
毎日の外食が楽しくなるグルメ情報
前回来訪時に凄まじいインパクトを与えてくれたこちらですが、
来月で活動を一時休止されると聞き、行かないと思い来ました。
実は初訪問から何回か来ているのですが、定休日だったり、長蛇の並びで諦めたりしてたのですが、今回はどんな事があっても食ったる食ってこましたる。
と考え、なんでも休止の原因が駐車場問題という事だったので、迷惑がかからないよう家人に近くまで送ってもらい徒歩で到着。
別にビビったり怖がったりしてる訳ではありませんよ（笑）。
外に並びが7人程。
前回同様、全部乗せやチャーシュートピは不可との事。あと前回食べた超鶏ソバ、PAGE郎は終了との事で、バイオレンスニボ煮卵大盛りを食券マシンで購入。
前回で中にヘッドバンキングしながらラーメンを待ってる人や、
ステージ(厨房)で臓物を振り回してる人が居ないのは確認済みですが、
活動休止が近い為、テンションが上がりきった本物のメタルファンが居ないとも限らないのでドキドキしながら順番を待ちます。
一見メタルの人では無い(恐らく)女性の店員さんに案内してもらい中に入ると、
ステージ(厨房)の前で円になってグルグル回ってる人や、カウンターからダイブする人は居らず、皆静かにラーメンを待っています。
待つ事5分で配膳された見た目は名前に負けずバイオレンスな感じで、
前回写真撮っても怒られなかったので調子に乗ってパシャパシャやってると、勢いあまってレンゲを落としてしまい、
今度こそ「何さらしとんじゃあっ！ワリャあっ！ボケェっ！」となるのか？死ぬのか？俺。と、全身が凍りましたが、
女性の店員さんが「大丈夫ですか？」と言ってくださりすぐに新しいレンゲを持ってきてくれました。
「本当に申し訳ございません」と心の中で丁重に謝罪し、気を取り直してバイオレンスニボを食べると、ズッシリしたスープに煮干しがディストーションのように効きまくりでまさにメタルな1杯です。
煮干しのエグ味がいい感じでまたあっという間に完食。
いつもなら満足感を感じながら、また来るぜアディオス！と心の中で叫んですぐに退散するのですが、
この雰囲気の中でこの美味いラーメンを食べるのが暫くできないのか、、、
と思い、寂しくなり、余韻に浸っていたくなりましたが、
外には炎天下の中並んで待ってる人達がいるので、
ステージ(厨房)でラーメンを作ってらっしゃる間違いなくメタルの方に丁重に御礼の言葉を言うと、また笑顔で応えてくださり、
ああ、来て良かった。あなたの為なら多少遠くても必ず行きますので早く活動再開してください。
と切に思いました。
そして昔観た、
未来からやって来たサイボーグが自分の主人を守り最後に記録を消すべく溶鉱炉に自ら沈む映画のサイボーグの口調で、
「アスタラビスタ、ベイビー」と呟きながら店を出ました。
恐るべし地獄の台所。