top.hさんが投稿したすし 陸(東京/外苑前)の口コミ詳細

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すし 陸外苑前、表参道、乃木坂/寿司

2

  • 夜の点数:4.4

    • ¥15,000~¥19,999 / 1人
      • 料理・味 -
      • |サービス -
      • |雰囲気 -
      • |CP -
      • |酒・ドリンク -
2回目

2017/06 訪問

  • 夜の点数:4.4

    • [ 料理・味-
    • | サービス-
    • | 雰囲気-
    • | CP-
    • | 酒・ドリンク-
    ¥15,000~¥19,999
    / 1人

知る悲しみ〜究極のあん肝〜


ロスから帰国した友人と「すし陸」さんにおじゃましました。

友人は店主の握る寿司を食べるのは4年振り。

私も8ヶ月振りの再訪、すし陸さんはどんな進化を遂げられてるか楽しみです♪

いつも通り入り口の5段は3人で持ち上げて頂き、問題だったカウンターの高さもしっかりした木箱を用意して頂いて無事解決。
前回のお約束を果たして頂きました!!

店主も前掛けをしっかり締め直し気合十分。

「それでは始めさせて頂きます!!」

さあ、大伴劇場の開演です。

今回はお祝いも兼ねたので「BILLECART-SALMON」で乾杯。
店主から料理に良く合うシャンパンですと薦めていただき、飲み口はドライで炭酸強め、料理との相性が素晴らしい。

先ずおつまみからスタート

【本日のお造り】
・17kgのハタ
釣り上げて直ぐは硬すぎて噛めないほどの身も、7日目となると身の弾力が素晴らしい状態に変化して身がブリブリ
・イワシ
食通にイワシがここまで美味しいとは知らなかったと言わしめるほどのネタ、確かに最高の脂の乗りです
・スズキ
旬の魚らしい鮮度、歯ごたえもいい

【穴子の白焼き】
対馬沖の穴子は梅雨が明けた今の時期から食事を始めるそうで身がふっくらして肉厚。皮目もパリッと焼き上がっていて、スダチを絞って柚子胡椒でいただきました。最高です♪

【毛ガニのウニ和え】
北海道の毛ガニにウニを和えた一品。つけだれは煮切り醤油と特製カニ酢。
何もつけずとも濃厚で十分美味しかったです。

【有明海のあげまき貝】
初めて食べたが醤油と貝のうまみ汁がマッチして美味しい。柔らかい食感でした。

【北海道産のあん肝】
圧巻の一言!!
知る悲しみとはまさにこのこと。
夏のあん肝は脂の乗り、甘み、溶ける食感が超一級品。口の中に入れた瞬間凝縮された旨味が一気に広がってきて昇天しました。
もう普通のあん肝が食べられなくなりそうです(笑)
「この時期あん肝をお出ししてるお店は少ないと思います」と、、、
店主の自信作は間違いないと再確認。

ここで日本酒に移ります。
先ずは口当たりの軽い山形の地酒
《フモトイ夏純吟純米吟醸》
夏季限定酒で淡い水色ラベルに透明ボトル。清涼感ですね〜

【若鮎】
稚鮎とは比べ物にならないほど大きい若鮎。これを超低温で6分間じっくりと揚げた状態で出していただきました。頭から尻尾まで全て食べられ、中の骨まで柔らかく完食です。

【梅の茶碗蒸し】
すし陸さんの梅茶碗蒸しはこの時期最高ですね。身体が塩分を欲してます!!

口の中もさっぱりしたところで、ここから握りに入ります。

握りの前に冷酒をおかわり
ピッチ上がってきてます(笑)
《玉川純米吟醸無濾過生原酒 Ice Breaker》
面白いことにこちらはロックで飲んでみてくださいとのこと。確かに口あたりが柔らかくなります。

【今回の握り】
・白イカ
・キスの昆布〆
・アジ
・ボタン海老
・赤貝
・大トロ
・ウニ
・赤身漬け
・煮穴子
・玉子

あま〜い白イカから始まり昆布〆のキス、脂の乗ったアジ、今回は熟成じゃないボタン海老、歯応え抜群の赤貝、嫌らしいくらいガッツリ脂の大トロ、しっかり浸かった赤身漬け、甘ダレに柔らかさ抜群の煮穴子、そしてしっかりめの玉子焼き。どれも甲乙付けがたい握りでした。

しかしこのラインナップの中、他を凌駕したのは礼文島の特大粒ウニ。そのまま召し上がっていただきたいとハンドtoハンド。シンプルに塩のみでしたが・・・

今日イチの握りです!!

口いっぱい濃厚な旨味が広がり、頬の筋肉が完全に緩みました(笑)

この時期の礼文島産は海苔無しでもシャリからこぼれ落ちないほどの大粒でした。

握りの途中、冷酒のおかわりをいただきましたが会話も酔いも最高潮です。
《いずみ橋夏ヤゴブルー》
こちらの冷酒けっこう力強い口当たりです。

ふと気付くとどこからか鈴虫の鳴き声が聞こえると思いきや、本物の鈴虫が鳴いていて演出に驚きました。

頃合いを見て、あら汁を出していただいたのですが、どうしても飲み足らず最後の1杯をグラスでいただきました。
《日置桜特別純米生酒山滴る》
ドスンとパンチのある冷酒です。店主からの優しさかな(笑)

デザートはコーヒーのシャーベットをいただき、余すことなく堪能させていただきました。

改めて感じましたが、すし陸さんはお客のペースに合わせて料理とお酒を提供していただけるのはもちろんのこと、旬の肴のベストな調理法や料理に合うお酒に本気でこだわっているところが凄いですね。

Openされて約1年、どんどん進化されるすし陸さん。
この勢いのままどこまでも上昇されてしまうのではないでしょうか。

今後の活躍がますます楽しみです!!
本日もごちそうさまでした☆

・3人入店
・カウンター着席、
・カウンターかなり高め
・入口5段、店内段差なし

  • 二代目盆栽

  • BILLECART-SALMON

  • BILLECART-SALMON

  • 17kgの高級魚ハタ

  • ハタ・イワシ・スズキ

  • ハタ・イワシ・スズキのお造り

  • 穴子の白焼き

  • 毛ガニのウニ和え

  • 毛ガニのウニ和え

  • 有明海のあげまき貝

  • 北海道産のあん肝

  • こだわりの地酒・夏季限定地酒

  • こだわりの地酒

  • フモトイ夏純吟純米吟醸

  • フモトイ夏純吟純米吟醸

  • 若鮎

  • 若鮎

  • 梅の茶碗蒸し

  • 玉川純米吟醸無濾過生原酒 Ice Breaker

  • 白イカ

  • キスの昆布〆

  • アジ

  • ボタン海老

  • 赤貝

  • 大トロ・赤身漬け

  • 大トロ

  • 赤身漬け

  • 礼文島の特大粒ウニ

  • 礼文島の特大粒ウニ

  • 煮穴子

  • 玉子焼き

  • 玉子焼き

  • いずみ橋夏ヤゴブルー

  • あら汁

  • 日置桜特別純米生酒山滴る

  • コーヒーのシャーベット

  • すし陸さん

  • BILLECART-SALMON

  • 行灯

  • 看板

2017/07/09 更新

1回目

2016/10 訪問

  • 夜の点数:4.0

    • [ 料理・味-
    • | サービス-
    • | 雰囲気-
    • | CP-
    • | 酒・ドリンク-
    ¥15,000~¥19,999
    / 1人

旨い酒と旬の肴が食べられる期待のお鮨屋

2016年10月初訪問。

お店は外苑前駅から徒歩10分、外苑西通りスキーショップJIROの路地横から30メートルの立地にあります。

こちらの店主には前出の高輪「鮨たかはし」時代からお世話になっており、新店の挨拶状を頂いていたので初訪問させていただきました。

先ずは表参道で開店祝いを購入してタクシーでお店まで。

前に着くと5段の階段があり、エレベーターは無かったのでお店に連絡を入れると若いスタッフが「お任せください」と2人掛りで車イスを持ち上げてくれました!

毎日力仕事をされてるだけあって流石です(驚)

6時過ぎに入店し、私達が初めてのお客ということで店主の前の席に通してもらい、先ず目に飛び込んできたのは、6メートルの一本檜を使った立派な白木のカウンターです。
鮨屋の命といっても過言ではないカウンターに店主のこだわりをさっそく感じます。

がしかし、ここでちょっと問題が・・・

カウンターの高さがかなり高い!?!?

無理して食べれないこともないがこの高さで2時間食事を続けるのはかなり苦痛だ・・・

すると困っていた私の顔を見てすかさず店主から、「これを下に敷いてみてはいかがでしょう?」
と雑誌を数冊出していただきました。

店主の機転で無事高さの問題も解消でき、これで食事が楽しめるなとひとまず安心。。

「今日はこんなものしか用意できませんが次回はもっとしっかりした台を用意しときますね」と言っていただき、こういった心遣い・気配りをしていただける店主の人柄に感激ですね〜

先ずはビールで喉を潤し、さっそくつまみから始めていただきました。

「お通しがわりにこちらを食べてみてください」と最初に出していただいたのは、、

【 のどぐろの棒寿司 】
軽く炙った皮の焼き加減が抜群!シャリとも絶妙にマッチしてて美味しい!

続いて本日のお造り三品、

【 ひらめ、しまあじ、のどぐろの昆布締め 】
どれも淡白な旬のお刺身、生わさびをたっぷりつけて食べるとすごくうまい。のどぐろは炙りとは違った昆布締めの酸味が口の中に広がり美味しく楽しめました。

店主から今日はいいこはだが入ってるのでよかったらつぶ貝と一緒に召し上がってみてくださいと、珍しく巻物で出していただきました。

【 こはだの巻物、北海道産のつぶ貝 】
脂の乗ったこはだが大葉とがりで巻かれてすごく美味しく、こういう食べ方もあるんだと新たな発見!
つぶ貝もおおぶりで歯ごたえ抜群!!

底をつきそうなビールグラスを見て「そろそろ冷酒いかれますか?」とお気遣いいただいたので、

「是非!いっちゃいましょう!!」即答(笑)

隣から「飲みすぎないでよ〜」とさっそく牽制が上がりましたが・・・(苦笑)

「うちは北から西まで美味しいものを揃えてますので始めは軽いのからいかがでしょう?」
もちろん!!今日は店主のストーリーに身を委ねようと思います♪

では、ポスト十四代と言われている青森の豊盃から召し上がってみてください。

一口飲んでみると・・・

おぉ!?すっきりしていてすごく飲みやすいじゃないか!!
これは気をつけないと飲みすぎちゃうや〜つですね〜

続いて、牡蠣はお好きでしたかと尋ねられ、大好きですと答え新鮮な生牡蠣を出していただきました。

【 生牡蠣 】
昆布森のぷりぷりでとってもクリーミ〜な生牡蠣
昆布森産だけあって、とってもおおぶりなのに大味でないのが流石〜!!

続いてのお椀は、、
いつもだと大好きな梅の茶碗蒸しが出るのですが、今日は秋の味覚ということで鱧と松茸の土瓶蒸し風です。

【 鱧と松茸の土瓶蒸し風 】
お出汁がしっかりと効いていて、鱧と松茸も柔らかく三つ葉と絡み合って優しい香りと旨味を堪能♪
すだちを絞るとさらに香り立ちます。

【 戻り鰹 】
厚めに切っていただいて食べ応え十分

そして今日一番はなんといってもこちらでした。鵡川(北海道)でこの時期にしか獲れない大きな本ししゃも!!
これを食べに来たといっても過言ではないです。

【 本ししゃもと筋子の大根おろし和え 】
これはもう言葉では言い表せない旨さです!!身の詰まりと柔らかさが最高ですね☆
軽く3本は食べられちゃいます(笑)
筋子もいくら以上の濃厚さと塩分で、粗めにおろした大根と冷酒によく合います。

ここらで冷酒もなくなってきたので、店主にお任せして次は鳥取の日置桜をいただきました。
はい、かなりいい感じで酔ってます(笑)

・・・隣からの視線はとりあえず無視します。

次は毛蟹と秋刀魚です。

【 北海道産の毛蟹 】
蟹の身をほぐして出してもらえるので、手の不自由な私でも食べやすく、
お店オリジナルの蟹酢につけてさっぱりといただきました。
う〜ん、たまらない!

【 秋刀魚のわさび和えソース白髪ねぎ添え 】
こちらも絶妙の味付けでソースがとにかく旨い!!
このソースのレシピを教えて欲しいとよく聞かれるそうで、店主も快く応じてるそうですが、
「秘伝の味はやはりここでしか食べられないです(笑)」と豪語されてました。

最後のつまみは穴子の天麩羅です。

【 江戸穴子の天麩羅 】
こちらは身がフワッフワで、塩、天つゆは一切付けず、すだちを絞ってシンプルにそのままの味を楽しむのが最高でした!

ここからはいよいよ握りに入ります。といっても、つまみを終えた時点でなかなかお腹が満足してます。。
店主はその辺も察知してくれ、お好きなものとお勧めを少し握りますねと始めてくれました。

同時に「最後の日本酒ね」と隣から釘を刺されつつ、奈良「睡龍 生もとのどぶ」を店主お勧めのぬる燗でいただきました。
こちらは、にごりでありながらぬる燗にすることでどぶの重みはなくなり、握りにもすごく合う酒です。

【 今回の握り 】
・烏賊
・あじ
・ぼたん海老
・赤貝
・大トロ
・うに
・穴子

どの握りも相変わらず美味しく、シャリは少なめでネタとの絶妙なバランスに大満足です!!
ぼたん海老は5日間寝かせ熟成のギリギリのところを見極めて出していただきました。
もうねっとり感が半端なかったです(笑)

食事の締めはやはり味噌汁です。店主から最高に旨い味噌汁を作りましたんでどうぞと
しじみの味噌汁で胃を優しく包んで食事を終えました。

デザートはコーヒーのシャーベットでエスプレッソの余韻に浸り、
本日の大伴劇場は終演となりました。

新しいお店でも本当に素晴らしい料理の数々を提供していただき、
結局3時間も居座ってしまい今回も値段以上の満足感を味わうことができました。

数年後、なかなか予約が取れないお店になっていても不思議じゃないすし陸さん。
またお邪魔したいと思います。
ごちそうさまでした!!

・2人入店
・カウンター着席、半個室あり
・カウンターかなり高め
・入口5段、店内段差なし

  • 白木のカウンター

  • スガハラガラス

  • のどぐろ棒寿司

  • お造り三点

  • こはだ・つぶ貝

  • 昆布森生牡蠣

  • 鱧と松茸の土瓶蒸し

  • 鱧と松茸の土瓶蒸し

  • 戻り鰹

  • 本ししゃも・筋子

  • 毛蟹

  • 秋刀魚

  • 秋刀魚

  • 江戸穴子の天麩羅

  • あじ

  • ぼたん海老

  • 赤貝

  • 大トロ

  • うに

  • 穴子

  • コーヒーシャーベット

2017/06/29 更新

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