MYKRJさんが投稿したレミニセンス(愛知/大須観音)の口コミ詳細

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私の食事。

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移転レミニセンス大須観音、矢場町、伏見/フレンチ、イノベーティブ

1

  • 夜の点数:3.8

    • ¥15,000~¥19,999 / 1人
      • 料理・味 3.9
      • |サービス 3.5
      • |雰囲気 3.5
      • |CP 3.5
      • |酒・ドリンク 3.0
1回目

2016/07 訪問

  • 夜の点数:3.8

    • [ 料理・味3.9
    • | サービス3.5
    • | 雰囲気3.5
    • | CP3.5
    • | 酒・ドリンク3.0
    ¥15,000~¥19,999
    / 1人

技術、知識、経験、意思、意欲。

点数が低い様に見えますが食べログの性質上、テイクアウトファストフードから三つ星レストランなんかもこの5段階の評価の内ですので悪いという意味ではありません。

日本のトップのレストラン2つ(関東と関西)で修行した男がお店を開店させたらしい。
そんな噂は田舎の私の土地まで流れて来ました。
修業先はカンテサンスとHAJIMEです。年齢は30歳での開業。とにかくすごいパワー。行かなくては。
名古屋。そこの飲食店はミシュランが何故か無いなど、評価されていない感がある。
そこにレストランレミニセンスがある。

立地は繁華街で賑わいのある場所。
予約も困難では無く今の所すんなり取れそうです。

ランチも営業しているみたいですが、今日はディナーでお邪魔します。
お店は有名な食パン屋さんの2階のテナント。
トンネルの様な階段を明るい方に進むとそこはレミニセンスでした。
シンプル美しく品のある店作り。ナチュラルな感じと白く清潔な感じのイメージです。
サービスもしっかり丁寧です。若い男性スタッフが目立ちます。

テーブルには木目のプリントのされた陶器のショープレート。
その上にナプキンとコースメニュー。カトラリーはクチポール。
HAJIMEを彷彿とさせます。構成自体がストーリー仕立てなのもHAJIMEと似ています。
内容は一章〜三章と終章と四部仕立て。

お料理は順番に追っていきます。
コースとは別にワインのマリアージュもお願いしました。
ワインのコースは全部で3価格構成。
上2つの価格帯のワインコースはワインの種類では無く「量」での違いとの事なので2番目にワインコースにしました。

第一章〜余韻〜
雲丹
丸い石ころの様な白い器で、その上に乗って出てきました。
フィンガーフードです。
葛で作ったチップの上に雲丹と百合根が乗っています。
食感のコントラストと雲丹を楽しむ一品。



バケットラビットの丸パン。
名古屋の有名店バケットラビットさんのパン。以前にバケットラビットさんのパンはいくつか頂いたことがあるが、それと同じで、小麦粉が希少なを使用。食感がかなり独特でモチっとしていて歯ごたえがある感じです。甘みも強め。

玉蜀黍
まずやってきたのがバニラビーンズの鞘。お料理との相性が良いので、香りを楽しみながらとの事。

フォアグラ
新玉ねぎのチップとフォアグラとカカオ。
新玉ねぎのチップのがかなり美味しい。フォアグラとカカオは相性はバッチリ。
木目がプリントされた。陶器のお皿。


フライにした鮎とその上に炭火焼した稚鮎。
肝のソース、蓼酢のエマルジョン、花穂、ゴマ、エストラゴン。


第二章〜記憶〜
天然鰻
フレンチレストランでの修行のあと、スペシャリテ習得の為に鰻店へと修行へ。
そこで身に付けたのがこの鰻の一皿。
鰻の白焼きとセロリラブピュレ、マイクロセロリ、アーリー、パクチー、本ワサビ、シトロンキャビア。
ちなみにお店を開店させた現在も休みにたびに鰻屋で修行されているとか。
鰻とセロリは組み合わせは間違い無いです。



38度で丁寧に火入れした金目鯛。ヴィスクソース。シブレット。
さすがHAJIMEで修行しただけあっての一品。完全に再現できている様に感じます。
食べた感じも抜群です。
虹色の火の入り、皮目のパリッと感。
ガルニはカリフラワーと豆。
この魚はそうそう食べれるものではない。かなり美味しいです。


仔羊。
木の年輪調のお皿。
レギュオールのナイフがカナリ切れます。
お肉にキノコに冬瓜とエストラゴン、ベニエ。
黒にんにくと八丁味噌のエマルジョン。
火入れもよく美味しいです。
塩加減も良い。
これはハジメさんほどではない気がします。


第三章〜安堵〜
パイナップル

さくらんぼ
アメリカンチェリー、佐藤錦、ピスタチオの焼きたてのケーキはトロトロでかなり美味しい。出来たてに勝るものは無い。

終章〜追憶〜
茶菓子
左から雪見だいふく、プッチンプリン、プチシュー、チョコボール。
シェフの子供の頃の思い出を形にしたそうです。

アフタードリンク
コーヒーor紅茶
コーヒーは浅めの煎りのコーヒーでここまで抜かりが無いとは。

レミニセンスの物語を体感して思う事は、やはり修行先っぽさがまだまだあります。
どちらも三ツ星レストランなので影響されるなという方が無理しょうが。
味は十分に満足出来ます。
事実なのは、30歳までで名だたるレストランで修行し、名古屋の繁華街で開店したのち、私みたいな田舎のレビュアーにまで噂は広がった。これには間違いはありません。
そのすべてはシェフの意思。
技術、知識、経験、意思、意欲。これに間違いはありません。必ず結果を出してくるお店です。あとは表現力と、その意味。自分にしか無いものをどれだけ提供出来るか。
とても期待できます。
逆に言うと今のうちに行っておくべきお店。世間からも納得できる様な結果を出してからでは内容的にも席数的にも予約は困難になる事は必須。

またお邪魔します。


写真は後日。

2017/01/28 更新

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