MYKRJさんが投稿したカハラ(大阪/北新地)の口コミ詳細

レビュアーのカバー画像

私の食事。

メッセージを送る

この口コミは、MYKRJさんが訪問した当時の主観的なご意見・ご感想です。

最新の情報とは異なる可能性がありますので、お店の方にご確認ください。 詳しくはこちら

利用規約に違反している口コミは、右のリンクから報告することができます。 問題のある口コミを報告する

カハラ北新地、大江橋、東梅田/創作料理

1

  • 夜の点数:4.3

    • ¥20,000~¥29,999 / 1人
      • 料理・味 4.4
      • |サービス 4.1
      • |雰囲気 3.9
      • |CP 4.0
      • |酒・ドリンク -
1回目

2016/07 訪問

  • 夜の点数:4.3

    • [ 料理・味4.4
    • | サービス4.1
    • | 雰囲気3.9
    • | CP4.0
    • | 酒・ドリンク-
    ¥20,000~¥29,999
    / 1人

日本のElblli。

点数が低い様に見えますが食べログの性質上、テイクアウトファストフードから三つ星レストランなんかもこの5段階の評価の内ですので悪いという意味ではありません。

既に伝説のお店と言っても過言ではない大阪北新地、
レストラン?【カハラ】にようやく行く事ができました。
ミシュラン、お料理マスター、、、数多くの功績。
「行きたい行きたい」とは言っても、ディナーのみ。カウンターのみ。8席。1日二部制の同時スタート。さらに予約困難。この条件をクリアしなくてはいけません。

店舗は繁華街の二階。
これといって目立つ看板も無く。シンプル。
体験した結果から考えると逆に異様ささえ感じるシンプルさ。
この異様な感じがすでにカハラ。

店舗にはいると早速、カハラ特製の調味料やポスターや書籍やら。
一直線にカウンターが配置され、店内の家具や調度品も独特の雰囲気。
全てがオリジナル。そんな感じです。

着席すると目の前にはショープレートのようなお皿と大きな鉄板。
しばらくすると他のお客さんも揃われて、お料理がスタートします。
◆食前酒
大阪柏原の生ワイン。
生の葡萄のジュースのようなフレッシュな味。
グラスはリーデル。

濡れたお箸。
とても気持ちが良い。

◆ドジョウとドジョウの子
冬瓜とおくらバジルシード。
丸い冬瓜と中身を抜いたオクラ。
ミョウガがアクセント。
味付けは和出汁。の寄せ。
あっさりした味。季節の寄せ和えは気持ちの良い一品。

◆八寸的な皿。
1大根の継ぎ目のない鎖。
2広島岩ガキのバージンオイスター。あっさり。
3もやしにカラスミ。あっさりしたもやしとねっとりとしたカラスミの塩味。
4温めたモッツァレラと新ショウガ。お持ちのようなイメージだろうか。とても秀逸な一品。お代わりしたい。
5シラス山椒のオイル錦ゴマ。柔らかい茹で上げたてのしらすと錦に輝くゴマ。自家製の山椒オイルがベストな組み合わせ。
6うなぎバジルにセロリ。ボイルしたセロリの上に白焼した鰻。さらにジェノベーゼでアクセント。組み合わせが美味しい。
7コニャックとハチミツ緑の和がらしとベーコン。コニャック蜂蜜もそれ程強くは感じなかったが良く燻されて脂ものったベーコンは美味しい。

◆岡山吉田牧場カチョカバロと焼き海苔
これも合わせ方は餠のイメージ。磯辺焼き。

◆シューカレーとコーヒーオイル。
サクッとしたシューの中にはややスパイスが強めのカレー。食べた後スグに添えられているコーヒーオイルを飲むとか。辛みが和らぐとの事。サクッ、ピリッ、フワッ。そんなイメージ。とても組み合わせがスゴイ。コーヒーオイルがはオリジナルだとか。

◆焼いたフカヒレと緑ナス埼玉固有のナス。淡雪塩を大量にかけてたべる。
フカヒレじょ香ばしさと柔らかさ。独特の淡雪塩は独特の食感を生み出してくれます。

◆サマートリュフ蕎麦。
十割一蕎麦。近所で細めに打ってもらっている。
トリュフオイルをまぶし。サマートリュフで覆う。
バターとつけ汁も意外で良い組み合わせ。
蕎麦湯は仕上げで、そのままでもスープかのように味わえる。蕎麦つゆは蕎麦とは別につくっているとか。
「蕎麦って奥深いよね」って味わいから「単純に旨い」に変わった瞬間である。

次に出てきたのは3点盛りのお皿。かなり熱されておりグツグツとなっている。
◆才巻海老のチーズフォンデュ。
◆松坂のエスカルゴエシャロットと味噌と豆乳のソース。
上にはシブレット。
◆鮑のチーズフォンデュ。

次は口直し的な一品。グラスで飲むお料理。
◆パプリカと豆乳の冷たいスープ。
日本パプリカコンテスト優勝。
少し量が多い。醤油で軽く味付け。
豆乳にもこだわり。清一郎豆乳。http://www.sei16102.com

それが終わるといよいよメインディシュなのか目の前の鉄板に火が入れられていきます。
◆薄いお肉を5枚重ねたミルフィーユステーキ。
1:お寿司屋さんの付け台の様な下駄の様な器に。サシのしっかり入った一見カルビにも見えるお肉が登場。 目の前で調理してくれて提供。お料理説明と食べ方も説明してくれます。一枚肉に見えていたもには5枚肉で、ミルフィーユ仕立てでした。添えられたわさび半分とガーリックチップで食べます。本わさびなのでそれほど刺激的でもありません。5枚という事もありますが予想以上に柔らかかったです。
2:辛味大根とポン酢で。辛味は弱い。
3:残ったワサビ半分とガーリックチップと淡雪塩で。
◆お肉の付け合わせで。
1:野生のクレソンのサラダ。醤油とゴマで。
2:焼きナスと万願寺とうがらし。
3:くじみな炒め。蔓植物。ワカメのような質感。

さて締めです。
◆焼きトウモロコシごはん。
盛りの量は調整可能です。
予想よりも大量のトウモロコシ。トウモロコシはやはり焼き目がしっかりある方が美味しい。味付けは醤油で。
◆水ナスとそうめん南瓜の漬物。
旬の味わいです。
そうめん南瓜の食感が良かったです。

◆広島のブルーベリーとワシントンのサクランボ。
水物はシンプルに素材の味わいで 美味しい。
和のお店ではここで終わるところも多いだろうが、シンプルの後には一捻りな。

◆アカシアのハツミツの苦いカラメルとブリュレベースにピオーネとジュンサイ。
ようするにプリン。
最初にカラメルのき味わって下さい。と店主。かなりの苦さ。それだけではまともに食べることさえできない。
プリンの甘み、カラメルの苦味、ピオーネの酸味とフレッシュ感、じゅんさいの食感。
これはイノベーティブ。独特の視点と感性で作られたデザートです。とても美味しいです。

最後はお茶菓子的なものとアフタードリンク。
◆イリオモテのパイナップルとチョコレート。
◆砂糖をコーティングしたフェンネルシード。
◆チャイ。

◆お土産に本日食べた、錦ゴマとフェンネルシード。
お土産があるのは何となく嬉しい気分になります。

日本しか知りませんがミシュラン2つ星以上は、やはり少し別格なイメージです。
ここまで独自の方向性を進み結果を出しているお店は未だかつて見たことがありません。
「奇を衒う」そんな方向性で、「うちのお料理は違う!。。」だなんて世間知らず常識知らずで、どこも頭打ちのお料理や、組み合わせが突飛に見えるだけのお料理、ただのパフォーマンスなお料理なんてのは所詮は小手先でしれています。
カハラのお料理はそんな小手先では無く、1つ1つがちゃんと完成されて纏まっています。

細かいものも含めるとトータル30品近い。メニューは毎月ほぼ変わるらしいです。
日本のElblliそんな評価も大げさではない。

またお邪魔します。

  • 入口。

  • 看板。

  • ディスプレイ。

  • 1年の楊枝入れ。

  • 席。

  • サマートリュフ蕎麦。

  • サマートリュフ蕎麦。

  • サマートリュフ蕎麦。

  • 蕎麦つゆ。

  • 蕎麦湯。

  • パプリカグランプリパプリカ。

  • パプリカと豆乳冷製スープ。

  • 野生のクレソンのサラダ。

  • 焼きとうもろこしご飯。

  • 香の物。水ナスとそうめん南瓜。

  • 苦いアカシアのカラメルのプリン。じゅんさいとピオーネ。

  • 苦いアカシアのカラメルのプリン。じゅんさいとピオーネ。

  • チャイ。

  • お土産。

  • お料理マイスター。

  • 夜の北新地。

2016/08/05 更新

エリアから探す

すべて

開く

北海道・東北
北海道 青森 秋田 岩手 山形 宮城 福島
関東
東京 神奈川 千葉 埼玉 群馬 栃木 茨城
中部
愛知 三重 岐阜 静岡 山梨 長野 新潟 石川 福井 富山
関西
大阪 京都 兵庫 滋賀 奈良 和歌山
中国・四国
広島 岡山 山口 島根 鳥取 徳島 香川 愛媛 高知
九州・沖縄
福岡 佐賀 長崎 熊本 大分 宮崎 鹿児島 沖縄
アジア
中国 香港 マカオ 韓国 台湾 シンガポール タイ インドネシア ベトナム マレーシア フィリピン スリランカ
北米
アメリカ
ハワイ
ハワイ
グアム
グアム
オセアニア
オーストラリア
ヨーロッパ
イギリス アイルランド フランス ドイツ イタリア スペイン ポルトガル スイス オーストリア オランダ ベルギー ルクセンブルグ デンマーク スウェーデン
中南米
メキシコ ブラジル ペルー
アフリカ
南アフリカ

閉じる

予算

営業時間

ページの先頭へ