lala75さんが投稿したロオジエ(東京/銀座)の口コミ詳細

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ロオジエ銀座、新橋、内幸町/フレンチ

1

  • 昼の点数:4.5

    • ¥100,000~ / 1人
      • 料理・味 -
      • |サービス -
      • |雰囲気 -
      • |CP -
      • |酒・ドリンク -
1回目

2026/01 訪問

  • 昼の点数:4.5

    • [ 料理・味-
    • | サービス-
    • | 雰囲気-
    • | CP-
    • | 酒・ドリンク-
    ¥100,000~
    / 1人

品格と温度感、その両立こそがロオジエの真骨頂

ずっと憧れていたロオジエに、ようやく足を運ぶことができた。
その体験は、食事という枠を軽々と超え、「場」と「時間」を丸ごと味わう、まさに特別な日だった。

まず圧倒されるのは門構え。正装したドアマンが静かに扉を開ける瞬間、ここから先は日常ではないと自然に背筋が伸びる。ハイブランドのブティックに入る時のような高揚感と、ほんのわずかな緊張感。そのバランスが心地いい。

吹き抜けの上階ロビーで待ち、やがて階下のダイニングへ。
50年以上の歴史を持つとは思えない、ゴールドを基調とした洗練された内装は、クラシックとモダンが完璧に融合している。重厚なのに古さは一切なく、むしろ“今”に強くフィットしているのが印象的だ。

店内は驚くほど静かで、客同士の距離感も実に絶妙。椅子を引く音ひとつで目立ってしまいそうなほどの静謐さが保たれている。その空気を壊さないよう、最初にカメラを構えた際も「シャッター音だけご配慮くださいね」と、柔らかく、しかし明確に伝えてくれる。その所作一つにも、この店の美意識と矜持を感じた。

この日はトリュフのコースをオーダー。
最初にコースに使われるトリュフを見せてもらったが、ロオジエのトリュフは、今まで出会ったトリュフの中で、最も香りが強く立体的な印象である。
最初に供されたシャンパーニュの完成度の高さに、早くも期待値が一段上がる。きめ細かな泡と伸びやかな酸が、この後に続く料理への序章として完璧だった。

料理は、どれもが美しいという言葉を自然に呼び起こす。なかでも強く記憶に残っているのが、卵を中心に、その周囲を円環状にトリュフが添えられた一皿。構成は極めてシンプルなのに、香り・温度・食感が一体となり、トリュフという素材の持つ力をこれ以上なく引き出している。過剰な演出はなく、ただ純度の高い贅沢だけがある。

ワインのペアリングも見事で、料理の余韻を受け止め、次の一皿へと自然につないでいく。主張しすぎず、しかし確実に料理を引き上げるセレクトは、さすがの一言。
前菜からメイン、そしてデザートに至るまで、すべてが「計算され尽くした美しさ」に貫かれていた。

接客は終始完璧でありながら、決して緊張を強いることはない。品格と温度感、その両立こそがロオジエの真骨頂なのだと思う。

ここは気軽に美味しいものを食べに行く店ではない。
けれど、記念日や人生の節目に「間違いのない時間」を過ごしたいと思ったとき、真っ先に思い浮かぶ場所であることは間違いない。

また必ず、特別な理由を携えて訪れたい。
そう思わせてくれる、数少ないレストランだった。

2026/01/17 更新

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