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食べログ イタリアン TOKYO 百名店 2025 選出店
広尾、恵比寿/イタリアン、イノベーティブ、パスタ
2回
かつて「ビッフィテアトロ」という優雅なリストランテがあった場所に生まれた「TACUBO 白金台」は、まるで別の世界線のような空間だった。以前のクラシカルな雰囲気とは打って変わり、店内は土のような温もりを感じる漆喰の壁に包まれ、中央には大きな木製の長テーブル。シェフと客が距離を超えて呼吸を合わせる、ライブ感に満ちた舞台のようだ。 この夜はアラカルトで前菜3皿、パスタ2皿、メイン1皿の計6皿を注文。ワインはグラスで6種、料理ごとにペアリングしてもらった。どのグラスも日替わりで選ばれており、自然派を中心に、バランスと香りにこだわったセレクションが印象的だった。 最初の一杯はアルザスのクレマン「Mersiol Extra Brut」。シャルドネとピノブランのブレンドで、細やかな泡が心地よく、口中に広がるミネラルが食欲を呼び覚ます。これに合わせたのは、まぐろのタルタルブルスケッタ。酸味と塩味の設計が絶妙で、香草の香りがワインの酸と寄り添う。 次に登場したのは白ワイン、エチケットの抽象画が印象的なボトル。ふくよかでグリップのある味わいが、焼き秋刀魚とレンコンのソースを引き立てる。香味野菜のアクセントが和の余韻を残し、この店らしいフレンチとイタリアンの境界線を感じさせる一皿。 続いてはイタリア北部テルランのゲヴュルツトラミネール。ライチや白胡椒の香りにうっとりしながら、キャビアをたっぷりのせた冷製カッペリーニをいただく。塩味の輪郭とワインの華やかさが見事に融合していた。 そしてパスタの温皿は、秋の味覚・ポルチーニをふんだんに使ったタヤリン。バターとチーズの旨みに、ブルゴーニュのギヨモ・ミシェル「Quintaine 2018」が寄り添う。ナチュラルながらも骨格のある味わいで、皿の深みを一段引き上げていた。 メインは薪火で焼き上げた牛肉。シンプルながらも香ばしい表面としっとりした中心部のコントラストが完璧で、添えられた焼き野菜の苦味がワインの余韻と響き合う。最後の一口まで温度と香りの緊張感が保たれ、見事な締め括りだった。 全体を通して、料理・ワイン・空間のトーンが見事に統一されており、「火」と「発酵」、そして「余白」を意識した構成が感じられる。クラシックを土台にしながら、今の時代の空気感をまとうTACUBOの新章。白金台という街の静けさの中で、料理人の情熱が静かに燃える一夜だった。
2025/10訪問
1回
食べログ イタリアン TOKYO 百名店 2025 選出店
広尾、表参道/イタリアン、イノベーティブ
一皿ごとに趣向を凝らした料理とともにワインの余韻を楽しむ贅沢な時間
2025/07訪問
2回
1回
食べログ イタリアン TOKYO 百名店 2025 選出店
日比谷、有楽町、銀座/イタリアン、パスタ、イノベーティブ
1回
とても混んでいたが、料理も美味しく、スタッフの方の対応も良かった。 カツレツが美味しかった。 途中で人数が増えたら快く席の移動をしてくれた。 また利用したい。
2024/08訪問
1回
食べログ イタリアン TOKYO 百名店 2025 選出店
田町、三田、芝浦ふ頭/イタリアン、フレンチ、ワインバー
1回
「来るたびに必ず幸せな気持ちにしてくれる」稀有なレストラン。