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銀座の喧騒から少し離れた場所に佇む「蕎麦 流石」。静かで凛とした空気が流れ、木の温もりと土壁の質感が心地よい。扉を開けた瞬間に広がるのは、蕎麦屋でありながら割烹の品格を感じさせる空気。気負わず過ごせるのに、背筋が自然と伸びる——そんな絶妙なバランスがまず好印象だ。 この店の核は何と言っても 若い蕎麦の実で打たれた十割蕎麦 である。一般に十割というと黒みが強い蕎麦がイメージされがちだが、こちらの蕎麦は瑞々しい緑色。若い実だからこそ楽しめる 青く爽やかな香り が立ち、噛むほどに蕎麦本来の甘みとナッツのような香ばしさが舌に広がる。 そして、十割とは思えないほどの 強いコシと歯切れ。喉越しよりも噛んで味わうタイプで、蕎麦を“食べている”実感がしっかりある。噛むほどに口内がじんわりと香りで満たされていく体験は、他店の蕎麦とは確かな違いとして残る。 つまみ類も秀逸。 写真の 桜海老のかき揚げ は、サクサクと軽く、油の重さが全くない。噛むたびに海老の香りが弾け、蕎麦の前に食欲を呼び覚ます。蓮根の天ぷら は素材の厚みが感じられ、しゃくっとした歯触りが楽しい。いずれも“蕎麦が主役”という軸を崩さずに、確かな技術で寄り添う。 そして締めくくりの 蕎麦湯。とろりとした濃度で、蕎麦粉そのままの旨味が感じられ、食後の余韻を優しく包み込む。最後まで丁寧に作られた一杯で、満足感がじわりと高まる。
2025/12訪問
1回
鮨 富味での今回の体験は、これまで3回訪れた中でも特に印象深いものでした。直前でも予約が取りやすいという点は、仕事帰りやふらっと一人で立ち寄りたい時に本当にありがたい存在です。銀座や麻布の高級鮨店では数週間前からの予約が当たり前ですが、ここは気軽に立ち寄れるのにクオリティはしっかり高い。その“肩の力を抜いて楽しめる鮨”という立ち位置が、私がリピートしている大きな理由の一つです。 今回は麻布十番の予約困難店出身の職人さんが握ってくれました。実際に始まってみると、一品一品の仕込みや提供のテンポが良く、どれもバランスの取れた味わい。中でも車海老の握りは絶品で、甘みと旨みが口いっぱいに広がり、鮮度の高さと職人の技をしっかりと感じさせてくれました。正直なところ、前回いただいたウニとイクラのチラシ丼がもう一度食べたかった気持ちもありましたが、今回のラインナップも満足度は高く、特に焼き物や煮物の仕事も丁寧で、コース全体の構成がしっかり計算されている印象でした。 また、コストパフォーマンスの高さも見逃せません。昨今の鮨ブームで価格が高騰する中、このクオリティでこの価格帯は非常に良心的。味だけでなく、空間の雰囲気やサービスの距離感も程よく、一人で静かに楽しみたい時にも最適です。格式張った店だと一人での訪問はやや気が引けることもありますが、ここは居心地が良く、会話を楽しみたい人にも黙々と鮨を味わいたい人にも対応できる柔軟さがあります。 総じて、鮨 富味は“予約困難店の味を肩ひじ張らずに楽しめる、通いたくなる鮨店”という表現がしっくりきます。気軽さと本格派の両立、そして職人ごとの個性を楽しめるのも魅力。これからもふらっと立ち寄って、季節ごとの旬を味わいたい、そんな一軒です。 美味しかった! 雲丹の入った小さなお椀での海鮮丼は、いろいろな味や食感を楽しめ、幸せな気持ちになりました。 予約も取りやすいし、コスパは良いと思う
2025/08訪問
2回
今回はランチコースの「上」を注文したが、正直なところ量はやや控えめで、物足りなさが残り、車海老を追加することになった。 一貫一貫はきちんと美味しいものの、「もう一歩で記憶に残る」というところに届かない印象。ネタ、シャリ、流れのどこかに強い個性や高揚感があれば評価は変わりそうだが、全体としては無難にまとまっている分、印象が薄い。 価格帯を考えると、コストパフォーマンスが良いとは感じにくく、「悪くはないが、積極的に再訪したいかと言われると迷う」というのが率直な感想。 渋谷で綺麗めに寿司を食べたい時の選択肢の一つ、という位置づけだろう。
2026/02訪問
2回
四谷の和食店「はらまさ」を訪問。上質な食材を使った料理はどれも美味しく、特に魚料理は絶品。接客も丁寧で、残っていた料理をつまみに出してくれるなど、お客様目線の心遣いが感じられた。全体的にボリュームが多く、満足感は高い。一方で、〆のトリュフご飯は牛カツと卵がのっており、味も見た目も豪華だが、ご飯だけで味わいたかったかも。全体的に完成度は高いが、〆の重さがやや惜しい印象。
2025/05訪問
1回
渋谷の喧騒を抜けたところにひっそり佇む寿司店「スプリム」で、7,000円のお任せランチコースをいただきました。店内に一歩足を踏み入れると、暗めの照明に包まれた空間にチームラボの映像が静かに流れ、非日常感を演出。視覚的な仕掛けに目を奪われつつも、寿司はしっかりと丁寧な仕事が光ります。中でも印象的だったのは、茹でエビの上に贅沢にキャビアを乗せた一貫。縞鯵も脂の乗りが絶妙で、口の中でとろけるような旨みが広がりました。大将がひとりで全てのオペレーションを回している様子は頼もしく、職人の静かな集中力が伝わってきます。客層はインバウンドの外国人が目立ち、観光スポット的な側面もあるのかもしれません。全体として、味は「まあ普通に美味しい」といった印象ですが、空間演出や雰囲気込みで考えると、話題性のある一軒と言えるでしょう。特別な期待をせず、体験込みで楽しむには悪くないお店です。
2025/04訪問
1回
派手ではない。だが、深い。