banetteさんが投稿したアーンドラ・ダイニング 銀座(東京/銀座一丁目)の口コミ詳細

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banette (女性)

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アーンドラ・ダイニング 銀座銀座一丁目、京橋、宝町/インド料理、インドカレー、ダイニングバー

1

  • 夜の点数:4.2

    • ¥5,000~¥5,999 / 1人
      • 料理・味 4.0
      • |サービス 3.0
      • |雰囲気 4.0
      • |CP 4.5
      • |酒・ドリンク 4.0
1回目

2019/01 訪問

  • 夜の点数:4.2

    • [ 料理・味4.0
    • | サービス3.0
    • | 雰囲気4.0
    • | CP4.5
    • | 酒・ドリンク4.0
    ¥5,000~¥5,999
    / 1人

皆で食べると、楽しいね。

オフ会でご一緒したマイレビ様が只今レビューを上げてくださった。
私はそれに追記する形で、
何を食べたか述べるのだ...

前もって述べておく。
私はカレーレビュアーじゃない。
偉そうなことかいているが、
度々間違える。
今日もコメントいただくことを覚悟している...

―――――――――

2019.1.11 18:30~

チャナマサラ(ひよこ豆とたまねぎのサラダ) 690円 
ティッカ・チキン 4p 1050円
アーンドラ・マトンウェプドゥ(羊肉のスパイシーココナッツ炒め) 1390円
パパド 2p 250円
アーンドラ・マサラドーサ 1390円

タンドゥーリ・ナン 390円
アーンドラ・スペシャル・チャパティ 690円
バスマティ・ライス 490円

トマト・パップー 1250円
チキン・チェティナドゥ 辛口 1490円
トウガラシ・マトン 中辛 1490円
ジンガー・プルス(海老とトマトのクリーミーなカレー) 1390円

レモンハイ 690円
メロンハイ 690円
Revilo nero d‘avola  4900円

マンゴー・クルフィ 520円

――――――――

チャナマサラ。
ほんのりと塩気の効いたひよこ豆と、
甘酸っぱくマリネされたオニオン。
ピリ辛のマサラに絡み合い
サニーレタスの上を彼岸花のように咲き誇る。
ホクホクとした食感に、胃袋が満たされるよう。

ティッカ・チキン。
ティッカは一口大というが、
どうも一口大じゃない。
ナイフで切ったらミントソースをかけて。
ジューシーな肉感がたまらない。

マサラドーサ。
ドーサを初めて食べる方がいらっしゃるから説明して差し上げよう。
南インドのクレープで、
米とダル(豆)を吸水してからペースト状にすりつぶし、鉄板の上に薄く広げて焼く。
ココナッツやトマトのチャツネとサンバル(野菜のスープカレー)と一緒に食べることが多い。

このパリフワの皮を破ると、
ジャガイモ(アル)がゴロゴロ、ホクホクと。
マサラが口のなかで舞い上がる。

ウェプドゥ。
これはすごい。
ねっとりとした舌触りに、
コラーゲンのぷりぷりや肉身のホロホロとした感触が紛れ込む。
ココナッツというが甘い香りはなく、
黒胡椒と生姜の刺激が何よりも勝る。

下手に噛むと涙がでる。

そして辛味は体内に浸透し、
身体の芯から熱を帯びるのを感じる。

鼻にツンと抜ける「羊肉臭」...
私は、このクセある香りを求めていた。
しかし羊肉が苦手なはずのマイレビ様が、
臭くないと仰る。

つまり臭みを嫌がる方を臭みがないと、
そうでない方は香りがあると、
真実はどちらなのか分からぬが、
(恐らく「臭みがない」方が正しいと思う)
どちらか錯覚を起こしている。
これぞスパイス・マジックだ。

トマト・パップー。
Pappuとは、アーンドラ料理のサンバルの一種。
ヒンズー語でお馬鹿さんとの意味もあるそうな。
こちらは煮込んだレンズ豆に、マスタードシード、クミン、ターメリック等のスパイスを合わせる。

トマトというが、トマトを使ったカレーというわけではなく、パップーにトマトが乗っただけのこと。
それ故甘酸っぱさはなく、
とろっ、ホロホロっとした舌触り。
豆の旨味がぎゅっと凝縮される。

チキン・チェティナドゥ。
チェティナドゥ地方のペッパーチキンカレー、
つまりタミル料理。
タミル料理はフィンネルを多用するのが特徴。
一般にフィンネルは魚に使うが、肉にも用いるらしい。

こちらのチキンチェティナドゥは
フィンネルよりクローブの香りが際立っている、らしい。といっても分からない
タマネギとトマトをじっくり煮込む故に
ドロリと濃厚、奥深い甘味。

その甘味と旨味が強い為に
フィンネルかクローブを感じる余地はない...
というより覚えていない。
それでいいと思う、
そもそもこれを述べたところで
誰が注目するだろうか?
(カレーレビュアー様か、怖い怖い、いい加減なこと書いてるから見せられぬ)
とにかく複雑なスパイス使い、
それが凄く美味しかった。

トウガラシ・マトン。
ためしてガッテン!で放映。
「南インドでは唐辛子は辛味の演出だけでなく味付けとして使う」との具体例もして取り上げられた。
ドロリと濃厚なカレーにホロホロと柔らかなマトンがゴロゴロと。
青唐辛子が「味付け」であることは分からない、
ただ舌が麻痺しない程度の心地よい辛味を感じた...

それでいいんだ。
そもそも唐辛子の味を述べたところで誰が注目する?
(カレーレビュー様か、怖い怖い)

悪魔のような辛さに痺れた後に、
天使の微笑み。

ジンガー・プルス。
Jinga=海老 pulus =ココナッツにタマリンドを加え煮込んだもの。
生クリームを含むのか、とろっとした舌触り。
ココナッツとタマリンドの甘味は、
トマトの酸味を柔らかく丸め上げる。

私は、異様な甘党。
単にスイーツが好きなだけでなく、
料理に甘さを求める。
そんな私が、正に求めていたカレー...

最後にクルフィ。
ガッシリと硬く、始めのうちはうんと力を入れなければ救えない。
牛乳とコンデンスミルクから作られるために、
マンゴーシャーベットより濃厚、ハーゲンダッツよりあっさり。
小粒のナッツがかりっと踊る。

それにしても
スイーツを頼んだのは私だけ。
だめだ、私はオッサン女子になろうと決意をきめたのに、
こんなことしては可愛い女子に戻ってしまう...

―――――――――

私は、コルカタの孤児院でボランティアをしたことがある。
そのなかで
栄養失調のために関節が曲がった子供、
親に捨てられた子供、
学校に行けず、大人に叱咤されながら働く子供
散々な光景を目にしてきた...

カレーレビュアー様誰もが絶賛する
アーンドラ系列を誕生させたのは、
伝説のシェフ、ラマナイア氏。
そんなラマナイア氏は同じ光景を見てきたのだろう。
貧しい家庭に生まれ、学校に行けず
幼い頃から親のレストランで働いていた、
そこで腕を磨き上げ、
インドの高級ホテルに務め、
日本の高級ホテルに務め、
銀座のレストランを立ち上げた。

そんなラマナイア氏の顔を見ることができた。
ふさふさと髭から満面の笑みを窺える。
とても優しい笑顔で、
自分に自信をもっていること、
沢山の苦労と経験を重ねてきたことを
感じられる。

本当に美味しいカレーだった。
ご馳走様でした。

  • チャナマサラ

  • ティッカ・チキン

  • アーンドラ・マトンウェプドゥ

  • Revilo nero d‘avola

  • パ~イ

  • パパド

  • アーンドラ・マサラドーサ

  • タンドゥーリ・ナン

  • チャパティ

  • トウガラシ・マトン

  • トマト・パップー

  • バスマティライス

  • トウガラシ・マトン

  • ジンガー・プルス

  • マンゴークルフィ

  • メロンハイ

2019/01/13 更新

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