6回
2025/09 訪問
独創的で心震える料理・それがCHIUnEの真骨頂!!
紀尾井町のイノベーティブレストラン CHIUnE。
古田諭史シェフの織りなす料理は、まさに唯一無二。素材の組み合わせ、火入れ、香りの重なりが美しく、全ての皿が記憶に残る体験でした。
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お品書き
• 岐阜県鮎のビスク
• ほっき貝の冷たいビーフン
• ムール貝とゆめぴりかの新米リゾット
• 茶豆のムースと毛蟹とコンソメのジュレ
• チョリソーとマッシュルームとナスのソース
• サマートリュフのスープ
• マリネしたのどぐろ焼きとはまぐりとすだちのソース
• げんぼく椎茸と卵黄とジャガイモのソース
• イタリア産サーロインとなめこのソース
• 天城黒豚をマリネした炭火焼き
• ハモのカルドソ
• 紹興酒のアイス
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感想
鮎のビスクから始まる流れは清らかで力強く、海と山の幸が次々と新しい表情を見せてくれます。特に のどぐろとはまぐりの一皿 は、酸味と旨味のバランスが秀逸。最後の 紹興酒のアイス まで余韻が心地よく続き、料理哲学を強く感じました。
古田シェフの感性と探究心が詰まった一皿一皿。ここでしか味わえない体験が待っています。
2025/09/09 更新
2025/04 訪問
センスの塊、古田諭史シェフの絶品料理!!
桜満開の紀尾井町ガーデンテラスで、最高イノベーティブ・レストラン「チウネ」へお邪魔しました。
料理を手がけるのは、素材と対話するかのような感性を持つ古田諭史シェフ。
和と洋の境界を軽やかに越えながらも、どこか「日本人の記憶」に訴えかける一皿一皿が印象的でした。
【お品書き・印象的だった料理】
・山菜を使った茶碗蒸し
春の香りがふわりと広がる、優しい一品。山菜の苦味と出汁の繊細さが絶妙。
・桑名はまぐりリゾット
濃厚な旨味を含んだはまぐりと、しっとり仕上げたリゾットが見事に調和。
・ホワイトアスパラガス
シンプルながら素材の力が光る。春の訪れを舌で感じました。
・ホッキ貝、春野菜とネギのソース
火入れが抜群。ホッキの甘さとネギの香ばしいソースが好相性。
・蕗のとうのコンソメスープ
春のほろ苦さを閉じ込めたクリアな一杯。心まで澄んでいくよう。
・えごだい
ふっくら焼き上げられた白身魚の上品な旨味。
・これぞチウネの代表作、卵黄を潰して、下のじゃがいもに絡めてしいたけと食べる一皿
遊び心と技術が詰まった逸品。食感のコントラストも楽しい。
・鹿児島 きさき鶏の炭火焼き
皮目はパリッと、身はジューシー。炭の香りがふわっと鼻を抜けます。
・10日間マリネした豚バラ肉の炭火焼き
熟成された深い旨味と香ばしさが堪らない。
・ノドグロのご飯
贅沢すぎる〆ご飯。香ばしさと脂の甘味が白米に染み渡る。
・紹興酒のアイス
これまた定番の絶品アイス、香り高く、余韻まで美しい。和洋の境界を越えた大人のデザート。
一皿ごとに季節の風が吹き抜けるような、繊細で奥深い体験。
料理、空間、サービスの三位一体で心が満たされる時間でした。やはり、古田諭史シェフのセンスは素晴らしい!!
2025/04/11 更新
2024/12 訪問
紀尾井町/CHIUnE 食べログゴールドの実力!!
紀尾井町にあるイノベーティブレストラン「CHIUNE」。古田諭史シェフによる独創的かつ繊細なコース料理が楽しめます。和の素材や技法をベースに、世界のエッセンスを取り入れた一皿一皿が五感を刺激する最高の料理。
訪問した日のコースメニュー
◆香箱蟹の茶碗蒸し
• 旬の香箱蟹が贅沢に使われ、なめらかな茶碗蒸しとのバランスが絶妙。
◆百合根(月光)のリゾット
• 百合根特有の優しい甘みと「月光」の芳醇な風味が調和。日本的なリゾットの進化系。
◆カミナリイカのビーフン
• 歯ごたえの良いカミナリイカに、軽やかなビーフンがマッチ。香り高いソースがアクセント。
◆源助大根とコンソメ
• 源助大根の甘さがコンソメの深みと共鳴し、素材の味を最大限に引き出した一品。
◆チョリソとマッシュルーム
• スパイシーなチョリソとマッシュルームの旨味が絶妙なハーモニーを奏でます。
◆白トリュフのスープ
• 贅沢な白トリュフが漂う濃厚なスープ。香りの余韻が印象的。
◆オニアジ 蛤のソース
• しっとりとしたオニアジに、蛤のソースが海の風味を引き立てる絶妙な一皿。
◆原木椎茸卵黄
• 原木椎茸の香りと濃厚な卵黄が重なり、至福のひと口に。
◆うずら
• 外はカリッと中はジューシーに焼き上げられたうずら。肉の旨味が濃縮されています。
◆天城黒豚
• 天城黒豚の芳醇な脂と柔らかな肉質を最大限に生かした一品。
◆越前蟹のにゅう麺
• 越前蟹の旨味が凝縮されたスープに、滑らかなにゅう麺が絡む贅沢な締め料理。
◆紹興酒のアイスクリーム
• 芳醇な紹興酒の香りを楽しめる大人のデザート。
総評
一皿ごとに驚きと感動があり、古田シェフのクリエイティビティが光る素晴らしい料理。素材を尊重しながらも革新性を感じる料理の数々に魅了されます。
2024/12/27 更新
2024/10 訪問
紀尾井町のイノベーティブフレンチ『CHIUnE』古田諭史シェフの巧みな技と唯一無二の引き算料理!
今回訪れたのは、紀尾井町にあるイノベーティブフレンチの名店。シェフの手掛けるコースは、どの一皿も期待以上で、季節の素材を活かした美しい料理が続きました。
まず登場したのは渡り蟹ロワイヤル。繊細な甘みとクリーミーなテクスチャーが、最初の一口から驚きをもたらします。続くムール貝のリゾットは、貝の風味が濃厚で、絶妙な塩加減が光ります。
特に印象に残ったのは、松茸のビーフン。和とフレンチの融合が素晴らしく、松茸の香りが豊かに広がり、軽やかで風味豊かな一品でした。
続いてアオリイカ、毛蟹とトマトのソース。トマトの酸味と毛蟹の濃厚な旨味が完璧に調和していました。
驚きが続くなか、名物の一品、マッシュルームとチョリソーの組み合わせが提供され、スパイシーなチョリソーの風味がマッシュルームのまろやかさを引き立てます。
そして、贅沢な白トリュフのコンソメスープは、トリュフの香りと共に心地よい温かさを感じる至福のひと皿。
ノドグロ・蛤と巣立ちを使った料理も絶品で、旨味の層が深い。
さらに、世界一美味しいと思ってるチウネの代名詞、原木椎茸と卵黄を絡ませた一品は、椎茸の濃厚な香りと卵黄のコクが絶妙にマッチ。悶絶級の旨さ。
メインはサーロインと天城黒豚。肉の旨味が際立ち、完璧な火入れ加減に感動しました。
最後に提供されたのは、帆立貝の入麺と、驚きのデザート、紹興酒のアイス。紹興酒の独特な風味と冷たいアイスの相性が良く、食後の余韻も完璧です。
全体的に、どの料理も素材の個性を最大限に引き出し、驚きと感動が詰まった素晴らしいディナーでした。次はどんな料理が楽しめるのか、今からもう期待しています。
2024/10/04 更新
2024/07 訪問
Simple is best 、それがCHIUnE(チウネ)の真髄!!
紀尾井町に移転し2度目の訪問。
店内はあのデザイナー森田恭通氏がデザインし、今までより更にお洒落な空間で食事が頂ける。
若き天才料理人・古田諭史シェフが手がける究極の引き算料理を提供するレストランです。シンプルながらも唯一無二の料理が楽しめるこの店は、素材の良さを最大限に引き出す豊かな発想に満ちています。
料理の紹介:
1. 濃厚な鮎のスープ
- 鮎の旨味が凝縮された一品。口に広がる風味がたまらない。
2. 平貝のカッペリーニ
- 新鮮な平貝と絶妙なカッペリーニの組み合わせが絶品。
3. アオリイカのフリット
- 外はカリッと、中はジューシーなアオリイカのフリット。食感が素晴らしい。
4. 絶品チョリソー
- 一度食べたら忘れられないほどの旨味とスパイスが効いたチョリソー。
5. 最高峰の賀茂茄子焼き
- 賀茂茄子の甘みと香ばしさが引き立つ逸品。
6. 香り豊かなトリュフのコンソメスープ
- トリュフの香りが鼻孔をくすぐる極上のコンソメスープ。
7. 食感が最高な太刀魚の天ぷら
- 太刀魚のふっくらとした食感が堪能できる天ぷら。
8. チウネ名物・原木椎茸と卵黄
- シンプルながら深い味わいのある一品。名物料理として大人気。
9. 過去一旨い・蝦夷鹿のロース
- 蝦夷鹿のロースが持つ独特の風味と柔らかさが絶妙。
10. 病みつきになる、黒豚炭火焼き
- 炭火焼きで香ばしく仕上げた黒豚。ジューシーで旨味が凝縮。
11. 渡り蟹の素麺
- 渡り蟹の風味が活かされた素麺。夏にぴったりのさっぱりとした味わい。
デザートは究極の紹興酒のアイス
- 独特の風味と甘みが絶妙な紹興酒のアイスクリーム。締めくくりにぴったりの一品。
CHIUnEは、素材を活かしたシンプルながらも豊かな発想の料理で、一度訪れたら忘れられない体験を提供してくれます。皆さんもぜひ訪れてみてください。
2024/08/08 更新
東京のガーデンテラス紀尾井町に佇む、イノベーティブの名店「チウネ」。
古田諭史シェフの料理は、一言で言えば“シンプルイズベスト”。
奇をてらわず、素材の良さと火入れ、構成力で勝負するスタイルが、結果として唯一無二の世界観を生み出している。
派手さはない。
だが、一皿一皿に宿る完成度と余韻が、静かに、しかし確実に心を掴んでくる。
この日のコースは、最初から最後まで一切のブレがなく、流れるような美しさ。
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【料理】
・こっぺ蟹の茶碗蒸し
蟹の旨みが凝縮された出汁感。余計な要素を削ぎ落とした、まさにチウネの真骨頂。
・野付半島産帆立貝のカッペリーニ
帆立の甘みと海のニュアンスが、細麺と見事に一体化。温度感も完璧。
・げんすけ大根
大根という素材の可能性をここまで引き出すとは。滋味深く、記憶に残る一皿。
・十勝の月光百合根とゆめぴりかのリゾット
百合根の甘さと米の旨みが重なり合う、静かで贅沢なリゾット。
・アルバトリュフのコンソメスープ
澄み切ったコンソメに、トリュフの香りが立ち上る瞬間の幸福感。
・とらふぐのフリット
軽やかな衣とふぐの旨み。油のキレも良く、完成度の高い揚げ。
・げんぼくしいたけと卵黄とじゃがいもソース
土の香り、コク、優しさが同時に押し寄せる構成力の高さ。
・あまぎ黒豚の炭火焼き
炭の香りと脂の甘みが絶妙。余韻が長く続く。
・蟹のリゾット
終盤にこの一皿を持ってくるセンス。満足感のピーク。
・紹興酒のアイスクリーム
食後にふさわしい、大人の余韻。
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全体を通して感じたのは、
料理人の感性・センス・引き算の美学。
流行に流されない、芯の通ったイノベーティブ。
静かに、しかし確実に「また来たい」と思わせる一軒。
東京で、間違いなく特別な時間を過ごせるレストラン。
ごちそうさまでした。