4回
2025/07 訪問
西麻布の隠れ家で味わう蟹尽くしの贅沢会席 『かわさき』
西麻布の閑静な住宅街にひっそり佇む、知る人ぞ知る名店「かわさき」。
一日二組限定という特別感に包まれながら、最高の素材と技を堪能できる贅沢な夜を体験出来ます。
大将と女将さんの人柄も抜群に良く、毎回楽しい時間を過ごせます。
この日の主役は、北海道根室直送の花咲蟹(1.2kg)。刺身、レア、ミディアム、焼き…と火入れを変えて繊細に提供され、最後は爪と唐墨をあしらった一皿、蟹とアボカドのサラダ、そして名物の甲羅盛りと、まさに蟹尽くし。
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本日の献立(抜粋):
• 岩手紫雲丹・青茄子・汲み上げ湯葉
濃厚な雲丹に、柔らかく炊かれた青茄子と湯葉の組み合わせが絶妙。
• ヤングコーン・車海老・スナップエンドウ・新生姜
食感と香りが際立つ初夏らしい一品。
• 塩釜本鮪 脳天寿司
とろけるような旨味と、シャリの温度が完璧にマッチ。
• 鹿島蛤・キャビア・馬鈴薯
濃厚な貝の旨味にキャビアの塩気とじゃがいもの甘さが調和。
• 北海道根室 花咲蟹(1.2kg)
・刺身
・レア
・ミディアム
・焼き
・爪 唐墨
・蟹とアボカドのサラダ
・甲羅盛り(旨味が凝縮された〆の一品)
• 白米・いくら醤油漬け・ちりめん山椒・すき焼き
炊き立ての白米に好みの薬味をのせて楽しむ至福の締めご飯。
• 宮崎マンゴーかき氷・ドラゴンフルーツ・ブルーベリー
見た目も涼やかで甘味と酸味のバランスが完璧なデザート。
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季節感あふれる食材の数々、そして何よりも花咲蟹のポテンシャルを最大限に引き出す火入れと構成に脱帽。まさに“蟹を食べ尽くす”とはこのこと。
2025/07/22 更新
2025/03 訪問
東京・西麻布でいただく贅沢すぎるタカアシガニ尽くし。一日二組限定!!
東京・西麻布の閑静なエリアにひっそりと佇む「西麻布かわさき」。
こちらではなんと“一日二組限定”で、今回はタカアシガニを中心とした驚きのコース料理を堪能しました。
この日は春の味覚を織り交ぜた贅沢なラインナップでした。
【お品書き】
◉あわびとわかめの酒付き
食前酒の代わりにしっぽりと。磯の香りがふわり。
◉ホタルイカと行者ニンニクの春巻き(カラスミのせ)
春巻きの中に詰まった旨みが爆発。カラスミの塩味が絶妙なアクセント。
◉穴子鮨
ふわっととろける穴子。握りの温度も完璧。
◉ひがんふぐと筍の西京焼き
香ばしく焼かれた西京味噌と筍の食感がたまらない。
◉タカアシガニ(刺身、ちょい茹で、ミディアム、焼き)
圧巻のメイン。特にミディアムは火入れが神がかりで、口の中でとろけるような甘み。焼きも香ばしさ全開で日本酒が進む。
◉脚の茹でとビアンケットトリュフのオリーブオイル和え
茹で蟹にトリュフ…これは罪。香りだけで白ワイン飲めそう。
◉天ぷら
軽やかな衣で素材の旨みを閉じ込めた職人技。
◉茹でと蟹味噌と心臓
蟹のコクと珍味のハーモニー。初体験の旨さ。
◉すきやき
贅沢すぎる蟹すき。甘辛い割り下と蟹がこんなに合うとは…。
◉いくらとしらす山椒ご飯
香り高い山椒がいくらとしらすを引き立て、箸が止まらない。イクラはかけ放題が魅力的!
◉いちごのプリン
優しい甘さで口直しにぴったり。
◉さくらの餡子のどらやき
春を感じる締めの一品。上品な甘さにほっこり。
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どの皿も美しく、味わいも最高レベル。
特にタカアシガニの魅力をここまで多彩に引き出す技は圧巻でした。
まさに“東京で蟹を食べるならここ”。
静かで落ち着いた空間、細やかなサービス、贅沢な素材と完璧な火入れ。
すべてが揃った特別な夜になりました。
何より大将と女将さんが、醸し出す居心地が素晴らしい!
2025/04/01 更新
2024/11 訪問
松葉蟹解禁、最高の蟹と絶品料理の組み合わせ『西麻布 かわさき』
秋も深まる季節、ついに松葉蟹が解禁されました。西麻布にある「かわさき」では、一日二組限定の贅沢な蟹料理と、季節の食材を生かした一品料理を楽しむことができます。
【お品書き】
◉伊勢海老焼松草クレソン紫菊
香ばしく焼き上げた伊勢海老に、松草とクレソンが添えられた一品。紫菊が華やかさを添え、見た目も味も楽しめました。
◉蛤舞茸春卷 銀杏素揚
舞茸の香りと蛤の旨味が詰まった春巻き。銀杏の素揚げがアクセントとなり、秋を感じる逸品です。
◉香箱蟹(兵庫県産)寿司キビア花穂
兵庫県産の香箱蟹を使った寿司は、キビアと花穂の華やかな盛り付けが印象的。口の中でとろけるような食感がたまりません。
◉鴨胸肉 タレ山椒アスパラ
柔らかく火入れされた鴨胸肉に、タレと山椒が効いており、アスパラが爽やかさを添えています。
◉松葉蟹(津井山12に×2)刺身
新鮮な松葉蟹の刺身は、津井山産ならではの濃厚な甘みと旨味が特徴。肉厚な蟹身が堪能できました。
◉松葉蟹脚ミディアム
丁寧に焼かれた蟹脚は、ミディアムな火入れでプリプリの食感を楽しめます。
◉蟹瓜
蟹の甘みが凝縮された一品で、瓜との相性も抜群です。
◉燒蟹
外は香ばしく中はジューシーに焼き上げられた蟹は、一口ごとに旨味が広がります。
◉脚先ミディアム・焼き松茸・柚子
脚先部分を焼き松茸と柚子でいただく贅沢な一品。松茸の香りと柚子の酸味が蟹を引き立てます。
◉脚天麩羅 蓮
蟹脚の天ぷらは、外はサクサク、中はしっとり。蓮根が添えられ、食感も楽しめる仕上がりでした。
◉甲羅抱身
蟹の甲羅にたっぷり詰まった蟹身を堪能できる贅沢なひと皿。
◉白飯・すき焼き・いくらとちりめんかけ放題
締めの白飯は、いくらやちりめんがかけ放題。牛のすき焼きと共に楽しめ、最後まで満足度が高いです。
◉黒無花果杏仁
デザートは、黒無花果の酸味と杏仁の甘さが絶妙なバランス。爽やかな締めくくりとなりました。
◉洋梨どら焼き
ふんわりとしたどら焼きに、洋梨の風味が香る上品なデザート。
「かわさき」では、旬の食材を丁寧に料理しており、一皿一皿が特別な体験が出来ます。
ぜひ、贅沢な蟹料理を味わいに訪れてみてください。
2024/11/14 更新
広尾の名店「かわさき」。
この日は川﨑真人大将にお願いして、特大1.2kgの毛蟹を用意していただいた。
柔らかな語り口と優しい笑顔の大将、そして女将さんの行き届いた心配り。
食事の流れも、空気も、まさに「癒しの懐石」。
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【お品書き】
・焼き松茸のお浸し 淡路鱧湯引き 春菊 黄菊
・鮑ごはん キャビア 花穂
・子持ち鮎最強焼き
・牛タン炭火焼き 坊ちゃん南瓜 蓮根 アスパラ
———毛蟹懐石———
・北海道根室産 毛蟹(1.2kg)
・刺身で甘く
・レアでとろけ
・ミディアムの爪で香ばしく
・焼き蟹で旨味凝縮
・焼き松茸×ミディアム蟹×黄柚木の妙
・松茸と蟹玉 三つ葉の香り
・甲羅盛りで至福の一口
———〆———
・白米 いくら醤油漬け ちりめん山椒・かけ放題 すき焼き添え
———甘味———
・無花果 バニラアイスクリーム
・和梨どら焼き 白餡 マスカルポーネ
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大将の手から生まれる蟹の世界は、繊細で立体的。
特に「レアとミディアムの温度差」で味わう蟹の香りの立ち上がりが印象的。
松茸との共演も見事で、秋の余韻を存分に感じさせてくれる。
女将さんの細やかな心配りも、訪れるたびに心を温めてくれる。
一皿ごとに季節を閉じ込めた、まさに“日本の美意識”を感じる名店。