3回
2025/10 訪問
究極の火入れ、焼き鳥最高峰『酉囃子』
ご夫婦で営む林さんご夫妻の丁寧で温かなおもてなしが心に残る。
一本一本の串に魂がこもり、焼鳥の概念を超える繊細な味わい。
香ばしさ、旨味、香りのバランスが完璧で、全てに感動がある。
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【八寸】
・千葉県の落花生
・いちじくの白和え
──素材の甘みと香ばしさが優しく調和。序章から心を掴まれる。
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【焼鳥コース】
・比内地鶏とホロホロ鳥の食べ比べ
・新潟県の大黒まいたけ
・比内地鶏のねぎま
・青柚入りの手羽先
・紅生姜とチーズとクミンのさつま揚げ
・かぶ焼き
・ぼんじり
・かわち鴨の胸肉
・神楽なんばんの肉詰め
・ホロホロ鳥のもも肉のわら焼き
・手羽元手羽先とり鶏の胡麻酢合え
・焼き稲荷
・ハラミと葉生姜
・せせり
・名古屋コーチンのもも
香ばしく焼かれた串は、すべてが主役。
炭の香り、塩のあて方、火入れの完璧さに惚れ惚れする。
ホロホロ鳥の藁焼きは特に圧巻、香りと旨味の爆発。
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【締め】
・にゅうめん
・ホロホロ鳥の親子丼
──心がほぐれる優しさ。特に親子丼は必食。出汁と卵の黄金比が絶妙。
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【甘味】
・レアチーズケーキ
──食後の余韻を柔らかく包む一皿。林夫人の手作りの温もりが感じられる。
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️総評
麻布十番の隠れた名店「酉囃子」。
焼鳥という枠を超え、“食の芸術”として成立する一軒。
林ご夫妻の真心と技が生む、2025年最高の感動したお店の一軒!
静かな店内で、心を満たす至福の時間を。
2025/10/17 更新
2025/07 訪問
【酉囃子|麻布十番】全国最高峰の焼鳥を、林夫妻の温もりと共に。
麻布十番にひっそり佇む、完全紹介制の名店「酉囃子」。
仲良しメンバーでの貸切会。林夫妻の笑顔と心のこもった接客に包まれながら、全国から厳選された極上の地鶏と真摯に向き合う時間。
名古屋コーチンの冷製茶碗蒸しに始まり、水茄子や茶豆で季節を感じながら、焼鳥はまさに“芸術”。
高原比内地鶏とほろほろ鳥の胸肉食べ比べは、まるで品種ごとのワインテイスティングのような奥深さ。
タンカイ地鶏のねぎま、青柚ピールを添えた手羽先、薪と藁で香りづけされたほろほろ鳥のもも肉──焼きの技術と素材の力に圧倒される連続。
中でも驚いたのが、椎茸の肉詰めにブルーチーズと比内地鶏の提灯卵黄を合わせた一串。焼鳥というジャンルを飛び越えた“料理”がそこにありました。
焼き稲荷には鰹節ではなく鳥節を使用。〆のにゅうめんは16秒だけ茹でて絶妙な歯ざわりに。親子丼は一度焼いたもも肉とネギの香ばしさが絶妙なアクセントに。
最後のデザートまで抜かりなし。宮崎マンゴーとレアチーズケーキでフィニッシュ。
焼鳥の概念を覆す、まさに全国最高峰の一軒。
林夫妻のもてなしとともに、心から満たされた夜でした。
新たな発見、素晴らしいお店です!!
2025/07/30 更新
麻布十番の路地裏ビル内に、ひっそりと佇む焼き鳥の名店「酉囃子(とりばやし)」。
変わらない温度感で迎えてくれる林夫妻の丁寧な接客は、来るたびに心がほぐれる“帰ってきた感”のある場所。
焼鳥の火入れ、塩の当て方、部位ごとの旨味の生かし方…
どれを取っても安定感抜群で、「いつ来てもホッコリ」という言葉がぴったりの一軒。
今回の訪問で特に印象に残った一品たち。
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■ 焼き稲荷
カリッと香ばしく焼き上げた稲荷に、ふんわりと広がる甘さと香り。
“焼く”というひと手間で旨味がギュッと締まり、ビールでも日本酒でも相性抜群。名物級の完成度。
■ 安納こがね
焼鳥屋で出てくる焼き芋の枠を超えた一品。
ねっとり濃厚、蜜が滴るほどの甘さ。
外は香ばしく、中はとろける食感──デザートとしても十分主役になれる。
■ 椎茸の肉詰め - ブルーチーズ
肉厚の椎茸にジューシーな肉種、そこへブルーチーズの強烈な香り。
椎茸の水分とチーズの塩味が見事に合わさり、ワインが欲しくなる大人の味わい。
■ 親子丼
酉囃子の〆の王道。
濃厚な卵、ふわふわの食感、炭の香りをまとった鶏肉。
飲んだ後でもスルッと入る優しい味で、毎回頼みたくなる安定の逸品。
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【まとめ】
焼鳥の技術はもちろん、温かい接客と居心地の良さがそろった、麻布十番の“帰りたくなる名店”。
今回も心もお腹も満たされる最高の夜でした。
大将、女将さん、いつもありがとうございます。