3回
2026/01 訪問
「5か月だけ開く、蟹料理日本一の覚悟」
銀座・かに松
蟹料理日本一と呼ばれる理由を、今日も静かに再確認。
ここは通年営業ではない。
11月から3月までの、わずか5か月間のみ。
松葉蟹が最も美味しい季節だけ店を開け、それ以外は一切やらない。
この潔さと覚悟こそが、かに松という店のすべてを物語っている。
主役はもちろん松葉蟹。
甘み、香り、身の張り、火入れの精度——
どの一皿も「今が一番うまい瞬間」を逃さず切り取ってくる。
蟹を知り尽くした者にしかできない仕事。
そして何より、大将の人柄がいい。
派手さはないが、蟹への敬意と客への誠実さが言葉の端々、所作の一つ一つに滲む。
この人だからこそ、この蟹が出てくると心から思える。
今日も最初から最後まで、一切の妥協のない蟹尽くし。
季節限定だからこそ生まれる緊張感と完成度。
「また来年、この蟹に会いに来よう」
自然とそう思わせてくれる一軒。
蟹好きなら、一度は体験すべき場所。
いや、体験したら毎年の恒例行事になる店。
2026/01/24 更新
2025/11 訪問
蟹の聖地、銀座かに松の季節がやってきた
冬の訪れとともに、真の“蟹の季節”を知らせてくれる店がある。それが 『銀座かに松』
もはや “蟹料理の聖地” と呼んでも過言ではない、日本最高峰の蟹体験。
蟹の旨味を知り尽くした大将が織りなすコースは、
一皿ごとに「蟹の新しい顔」を見せてくれる圧巻の構成。
この店を知らずして、“蟹を語る資格なし”。
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【いただいたコース】
● 蟹しんじょうのお椀
一口目から心を掴まれる、研ぎ澄まされた出汁。
しんじょうのフワッとした食感に、上品な蟹の甘みが広がる。
● 甘海老の塩辛 × 香箱蟹の塩辛
塩辛という名の“宝石箱”。
香箱の内子・外子の力強さと、甘海老のねっとりとした甘さが溶け合う。
● 蟹のお刺身
鮮度の証。“ザクッ”と切れる身。
口の中でじわっと立ち上がる甘み。
刺身でこのレベルは、全国探してもそうない。
● 蟹のバター焼き
バターの香りに負けない蟹の旨味。
表面は香ばしく、中はレア。
罪深いほど濃厚。
● 茹でたて香箱蟹
冬の女王。
茹でたてならではの香り、瑞々しさ、内子の濃密さ。
この一杯に“冬の全て”が詰まる。
● 蟹味噌
濃厚の極み。
香り、苦味、甘みのバランスが完璧。
酒泥棒。
● 焼き蟹
炙ることで甘さが跳ねる。
焦げた殻の香りさえ旨い。
● 蟹のかぶら蒸し
優しさの塊。
蟹の甘み × かぶらのとろみ。
出汁の引き方が完璧すぎる。
● 蟹のポテサラ
かに松名物級。
じゃがいもの甘みの中で、蟹がしっかり主役。
● 香箱蟹丼
これを食べに来る価値がある。
濃密な旨味の集合体。
丼界の頂点。
● えび芋蟹コロッケ
ホクホクのえび芋に蟹を閉じ込めた贅沢な一品。
外サク、中とろり。
● 蟹雑炊
〆の王様。蟹の身が詰まった究極の雑炊。
全ての旨味を集めきった優しい一杯。
● ジェルマスカットとマンゴーのシャーベット
最後は爽やかにフィニッシュ。
蟹の余韻を消さない完璧な甘味。
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【総評】
“日本一の蟹料理”の名に一切の誇張なし。
技術、鮮度、火入れ、盛り付け、すべての精度が高すぎる。
毎年冬が楽しみになってしまう、危険な店。
11月から3月しか営業してない、本気の蟹料理。
蟹を本気で食べるなら、ここ一択。
2025/11/14 更新
銀座で蟹料理の頂点を味わうなら、間違いなくここ。
『かに松』は、日本一の蟹料理と呼びたくなる圧倒的完成度。
松葉蟹の旬を追いかけて、3ヵ月連続で訪問、今期3回目。
来るたびに「蟹ってここまで美味しくなるのか」と更新され続ける名店です。
コースは最初から最後まで蟹尽くし。
一皿ごとに技術と素材の格が違う。
お品書き
・かにしんじょのお椀
→ 旨味の出汁が身体に染みる最高のスタート。
・蟹と海老のユッケ 外子乗せ
→ 濃厚な甘みとプチプチ食感が贅沢すぎる。
・蟹のお刺身
→ 松葉蟹の透明感ある甘さが際立つ。
・蟹のバター焼き
→ 香ばしさと蟹の旨味が爆発する鉄板。
・蟹と春野菜のサラダ
→ 蟹の主役感を崩さず、季節の軽やかさも完璧。
・蟹味噌
→ これだけで酒が止まらない濃密さ。
・蟹の茶碗蒸し
→ 優しい口当たりの中に蟹の存在感がしっかり。
・蟹のしゃぶしゃぶ
→ 火入れ数秒、甘みが最大化する瞬間。
・蟹の酢の物
→ 口が整い、次への期待が高まる。
・蟹のくずそうめん
→ つるりと上品、余韻が美しい一品。
・蟹の天ぷら
→ サクッと香ばしく、中はふわっと蟹の甘さ。
・蟹の雑炊
→ 蟹の旨味をすべて回収する究極の〆。
・金柑のシャーベット
→ 最後まで完璧な余韻で終了。
銀座で松葉蟹をここまで突き詰めた店は他にない。
蟹料理の最高峰、今期あと何回行けるか本気で考えてしまう一軒です。