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昼の点数:4.4
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¥1,000~¥1,999 / 1人
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料理・味 4.4
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|サービス 3.8
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|雰囲気 3.5
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|CP 4.5
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|酒・ドリンク -
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[ 料理・味4.4
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| サービス3.8
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| 雰囲気3.5
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| CP4.5
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| 酒・ドリンク- ]
ミールスの原点
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ランチ・ミールス(コーヒーorチャイつき) 1100円
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チャイ
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2017/01/02 更新
正月に福岡県中間市の [KALA] さんでミールスを初めていただいてから、サンバル、ラッサム···の名称を聞くたび耳をピクピク、目をパチパチさせる日々だったこの1年。
[ケララの風Ⅱ]さんの訪問は悲願でした。
今回、実は息子の部屋の片付けが目的の上京でしたが、「飲み過ぎて眠い」という理由で3時間後に来てくれない?と言われた私は、期せずしてケララの風を訪れる時間、幸せを掴んだのでした。
ちなみに前回は待ち合わせに息子が寝過ごし、来るまでの間にこれまた [アーンドラ・ダイニング] 訪問を果すことが出来たという、実に親孝行な息子なのです。メルシー息子よ。
ランチミールス(チャイつき) 1100円
「サンバル」(右手前)は日本の味噌汁のような、という表現をよく目にするのですが、こちらのはなるほど、と思わせる穏やかな慈味。この時期に冬瓜を使っていますね。
「ラッサム」(後列右から2)も初めての人でも違和感のない、優しく食べやすい趣。でも、スパイス感は深く味わいも深い。
「クートゥ・ティーヤル」〈野菜の焦がしココナッツマサラ和え〉(後列中央) はスパイス感バリバリで、しかし一方でほっとするような温かい味でもあり、単品ではこれが一番感動的でした。
「キャベツのトーレン」〈ココナッツ炒め蒸し〉(後列左2)は意図的にあっさりと仕上げている感じ。カレーリーフの姿も見えます。
「バナナのカーラン」〈スパイシーなヨーグルト煮〉(後列左1)は塩気がありますね。
「アチャール」(左中央)は尋ねてマンゴーだとわかりました。塩気、辛味、酸っぱさあり。
「ライスは」インディカ米だそうですが、いままで食べたことのあるバスマティよりは太め。違う品種でしょうか。
他に
「カード」〈ヨーグルト〉(後列右1)
「ダール」〈豆のカレー〉(ライスにかかっているもの)
「ココナッツチャトニ」(左手前)
「パパダム」(豆のせんべい)
パパダムを割り入れ、カードもライスにかけて惣菜を混ぜながらいただくと、一つ一つはやわらかな味わいに思えたものが、キリッとした旨味に変化したり、さわやかなまろやかさを感じたり、辛さ、甘さ、酸っぱみの強弱を同じ舌の上で感じたりと、さまざまな味覚を1度に目覚めさせられる思いで、この上なく楽しいです。
しかしながら、全般的にはインパクトのある派手な印象ではなくて、油っぽさもなく塩気も意識することなく、野菜の美味しさを味わうとても温かみがあって食べやすいミールス。それでいて非常にスパイシー(スパイス感があるという意味で)。
日常的に食べる食事としてみると、こういうものが原点なのかな、とも思えます。
美味しい、美味しい、を連呼しながらいただきました。(心の中で)
惣菜(カレー)もライスもおかわりできますよ、との優しい声かけに、単品で絶品だと感じたクートゥ・ティーヤルを少し。
個別に味わってみると、最初の感動ほどは感じません。混ぜ合わせた時の絶妙な味わいを知ってしまったからでしょう。
これがミールスの愉悦ですね。
カルダモンの香りの立った、スッキリとした味わいのチャイをいただいたあと、余韻に浸る間もなく、寝ぼけ眼(まなこ)の息子の待つにぎやかな(足の踏み場がない?)下宿部屋へ向かったのでした。(涙)
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