kasuganomichiさんが投稿したイタリア食堂 910(京都/河原町)の口コミ詳細

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kasuganomichi 嚐味隨想                           メインテーマは「京都の好きな店を再訪」

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閉店イタリア食堂 910京都河原町、祇園四条、三条/イタリアン、バル、野菜料理

1

  • 夜の点数:4.1

    • ¥6,000~¥7,999 / 1人
      • 料理・味 4.2
      • |サービス 4.1
      • |雰囲気 3.7
      • |CP 3.7
      • |酒・ドリンク 3.8
1回目

2017/11 訪問

  • 夜の点数:4.1

    • [ 料理・味4.2
    • | サービス4.1
    • | 雰囲気3.7
    • | CP3.7
    • | 酒・ドリンク3.8
    ¥6,000~¥7,999
    / 1人

階段なんかこわくない!おたく全開のイタリアンバトル!!

4.3 [料理・味4.4 サービス4.3 雰囲気4.0 CP4.0 酒・ドリンク4.1] が私の評価です。


以前尊敬する先達の方に連れられて一度参りました。その際はこの店ただものにあらず、と考えて写真なし、ひたすら飲み食いと説明に聞き入ることに専念しましたので投稿は控えました。


さて、コンサートがはねて、連れが新しい洋のお店を、と申します。そこで予約を入れておきました。ちなみに最初ご不在でしたがコールバックしてくださいます。

皆さんが書かれているように入店までにはかなりしんどいハードルがあります。だがその値打ちは十二分にあり。

9時半の予約時間より少し早く到着です。テーブル席の一番厨房寄りの席。他にお客はなし。

まずはワインを選定。これは連れの管轄。数本並んだ白から、Kシェフとの熟議の結果選んだのは、Cambrugiano 2011 5000円。

黄金色、かすかにフルーツの香り、なめらかな口あたりでおいしい。近ごろ輸入が止まっているそうで、貴重な1本をいただきました。土着種Verdicchio、甘みだけでなく後から来るほろ苦さも素敵。

まずは手作りのグリッシーニ。長ネギ、干しブドウ、ピスタチオの3種。長ネギの適度の塩味が選んだワインにぴたり。

前菜は、いくつか指定をしたうえでのおまかせ4種盛り。ジャンボマッシュルームのサラダ・生ハムと柿・バーニャカウダ・ポレンタ。

運ばれるとさっそく「仕上げです」とチーズおろし器をポレンタの上に。どうみても粉チーズをかけているようですが、実はピスタチオをおろしているのです。チーズはすでにポレンタに含まれていて、小さな驚きが早速。

生ハムと柿は連れが初めての取り合わせなので、と指定しておりました。これもびっくり、一つは普通のものですが、もう一つは柿に昆布〆をほどこしてあり、これがまた絶妙のうまさ。ジャンボマッシュルームもさっぱりとしていい感じ、そしてバーニャカウダソースが、やや控えめな味付けで全体をまとめています。ロマネスコ、ブロッコリ、赤万願寺などとも合うのですが、これまた驚かされたのが百合根。「月光」という北海道の品種、育てにくいらしく出荷量もごくわずかだという、これがネトッとした独特の食感でとても百合根とは思えない。いろいろと仕掛けが満載のアンティパストですが、トータルでおいしく、奇を衒っただけに終わっていないのがさすがでございます。バーニャカウダソースはマッシュルームにも合うし、最後は指で掬って鏡のようなお皿になりました。

パスタは2種、まずはカサレッチェ イワシのフェンネルのシチリア風 1400円。
シチリアの伝統的ショートパスタ。断面がS字形をしていてソースのからみがいいです。松の実や干しブドウなどの複雑な味ですが、ちゃあんとまとまっているのが素晴らしい。

ここで後客、常連さんで元仕事仲間だという若い女性お一人。しばらくして、赤ワインの相談。選んだのはBorgo Dell’Ora Marzemino 4000円。
これも土着種マルッツェミーロ、苺そのものの愛らしい甘さが身上。穏やかではあるが主張もはっきりしたロンバルディアのテーブルワイン。

お店フェイスブックによると、昨日は「イタリアロンバルディア州のワイナリーPERI社当主アンドレアを招いての飲み放題ワイン会のため貸切り営業」だったそうで、そのアンドレアさん夜通し歌いまくりだったそうです。だからサイン入りボトル。

赤ワインの香りって、私の場合鼻孔に2次元的に訪れる(アルミホイルをきれいにひきだしたものみたい)のですが、このワインは3D的に複雑な感じが面白かった(アルミホイルをクシャクシャにしたもの)。

パスタもう一品。ガルガネッリ ンドゥイヤのアラビアータ 1200円。 ンドゥイヤとはカラブリア産のペーストみたいなサラミ。豚挽肉、岩塩、乾燥赤唐辛子を混ぜて盲腸に詰め燻製後熟成させたもの。独特の辛味が面白い。パスタが来る前にまずはお味見をさせていただく。けっこう辛くて汗が出てきました。パスタはまた、特徴のあるショートパスタで味わい深い。ペンネアラビアータがあまり好きでなかったのですが、気合いを入れてつくるとこうなるんだ。


セコンドピアットは丹波産鹿モモ肉のカツレツ仕立て 2000円。ジビエ大好きな夫婦にとっても、鹿の揚げ物なんか食べたことないからもう嬉しくて。フレッシュなトマトと、わさび菜が実にカツレツと合います。

最初はKシェフの独特のノリ(アンガールズ田中?)にやや気圧され気味だった連れも、すぐに慣れて会話も大いにはずみました。

いやああ楽しかったおいしかった。あっという間の2時間。最後は1階までお見送りいただいて、再訪を誓う我々でありました。


  • 店内

  • メニュー1

  • グリッシーニ

  • 白ワインたち

  • 選んだ白ワイン

  • 前菜4種盛り合わせ

  • 仕上げ

  • 明鏡止水

  • イワシのカサレッチェ

  • 赤ワインたち

  • 選んだ赤ワインは醸造主のサイン入り

  • ンドゥイヤ試食 

  • ンドゥイヤの塊

  • ンドゥイヤのアラビアータ 

  • 鹿モモ肉のカツレツ

2017/11/22 更新

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