kiyo1682さんが投稿したL'ESSOR(東京/外苑前)の口コミ詳細

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L'ESSOR外苑前、表参道、青山一丁目/フレンチ、ワインバー、ケーキ

2

  • 昼の点数:5.0

    • ¥10,000~¥14,999 / 1人
      • 料理・味 5.0
      • |サービス 5.0
      • |雰囲気 5.0
      • |CP 5.0
      • |酒・ドリンク 5.0
おすすめポイント

食事そのものを楽しむことを第一に考える人におすすめ

2025/12/19 更新

2回目

2025/12 訪問

  • 昼の点数:5.0

    • [ 料理・味5.0
    • | サービス5.0
    • | 雰囲気5.0
    • | CP5.0
    • | 酒・ドリンク5.0
    ¥10,000~¥14,999
    / 1人

さらにファンになりました

名物のナポレオンパイが食べられる時期になったということで、再度来店しました。
今回はスタンダードのランチコースをベースに、メインを仔羊のマリア・カラス(メニュー外)に、デザートをナポレオンパイに変更して注文しました。

アミューズは、サクッと焼いたパンに豚肉のリエットを乗せたもので、旨味がずっしり詰まった感じがありながらも、ぺろりと食べられて次の前菜を楽しみに待てるものでした。
前菜は真鯛のマリネに野菜やきのこを乗せたサラダ仕立てで、酸味控えめのフレンチドレッシングに香り高い柚皮が、落ち着いた印象を感じさせました。
パンは自家製となり、ライ麦・全粒粉・小麦の3種類のもので、バターとの相性もよく、何度もおかわりしました。

お魚はイトヨリ鯛とホタテ貝を蒸したメダイヨンで、ホタテ貝がはんぺんのようにふわっとした食感に仕立てており、ムール貝の出汁が効いた、これまたマイルドなソースで味わって食べます。
2切れ乗っており、付け合わせのほうれん草も多めに敷いてあります。
もちろん、ソースとパンの相性もばっちりです。

酸味をうまく効かせた印象のある夏のランチとは打って変わって、今回の冬のランチは落ち着いた優しい味わいで楽しませてくれるコンセプトなのかなと思いましたが、自分が頼んだお肉のメインである仔羊のマリア・カラスは印象が大きく異なりました。
切って一口食べた瞬間、フォアグラとソース、肉とパイの間の鶏のムースの旨味がまずダイレクトに伝わってきます。
噛み進めていくと、瑞々しい仔羊とパイの味が次第に強くなってきます。
これまでのお魚までが全て、このマリア・カラスの引き立て役になったかのように思えるほど、衝撃的な一皿でした。
こちらもしっかり2切れあり、付け合わせのポテトフライ、クレソン、きのこといんげん豆のソテーも惜しみなく入っており、がっつり食べられました。

そして、楽しみにしていたナポレオンパイ。
香り付けの洋酒の効果か、カスタードクリームが意外とライトな味わいで、お肉まで食べてかなり満腹になりながらもするするとお腹に入っていきました。
苺はとちおとめで、酸味が抑えられて調和に適したものでした。
ほかの付け合わせの果物まで食べて、多そうに見えたものがあっという間になくなってしまいました。
マリア・カラスを食べていた時もそうでしたが、食べ進めていくほどに、この時間が終わってほしくないという思いを抱いてしまいました。
お土産にナポレオンパイを買えたらなあと、帰宅した後で今更ながら思いました。

焼き菓子をあてに重厚なコーヒーを飲み終えて、お会計をしようとスタッフの方に声をかけると、「コーヒーと焼き菓子のおかわりはいかがですか」と勧められたので、お言葉に甘えて頼んでしまいました。

マリア・カラスとナポレオンパイに変更したことで、もともとのコースの倍の金額を最終的には払いました。
ですが、前回の来店で満足度の高い時間を過ごせたということで、その変更には何のためらいもありませんでした。
量と質、どちらも兼ね備えた納得感を得ることができたので、結果としてその判断は大正解でした。
コースの品数自体は特に多いわけでもありませんが、味わい深い料理の1つ1つをじっくり味わっていけば、最終的に充分に満腹になれます。
ちまちました料理を出して、食べている最中から予想される退店後の空腹を埋める食べ物を何にしようかと考えてしまう虚しい時間を過ごさせるような、金儲け第一主義のフランス料理店とは一線を画すのがこちらのお店だと思いました。
料理やサービスから「自信を持って作った料理と向き合って、美味を感じる時間を過ごして、満腹になって帰ってもらいたい」というメッセージを、勝手ながら感じました。
10%のサービス料がかかるようになり実質値上げとなりましたが、簡単に他店では代替できそうにない価値を提供し続けている以上、次もぜひ来店したいと思うばかりです。

利用金額
Menu Chef: 6,600円
お肉をマリア・カラスに変更: 5,500円
デセールをナポレオンパイに変更: 1,100円
サービス料(10%): 1,320円
合計: 14,520円(税込)

  • 左が全粒粉、右がライ麦のパン。もう1種類のパンは、後程来ました

  • お魚。写真ではわかりにくいですが、奥にも同量のものがちゃんとあります

  • 切り分ける前のナポレオンパイ

2025/12/19 更新

1回目

2025/08 訪問

  • 昼の点数:5.0

    • [ 料理・味5.0
    • | サービス5.0
    • | 雰囲気5.0
    • | CP5.0
    • | 酒・ドリンク5.0
    ¥8,000~¥9,999
    / 1人

夏を味わう素敵なランチ

アミューズからデセールまで、夏を意識したと思える、酸味を用いた爽やかな味わいで、素晴らしいランチでした。
特に気に入ったのがメインの豚肉で、しっとりした柔らかいお肉に旨味たっぷりの濃厚ソースがよく合いました。
食が進みすぎて、デセールをさらに追加してしまいました。
デセールを追加したからかはわかりませんが、コーヒーのおかわりが無料でできました。
開始時にドリンクの注文を強制されることも、サービス料を請求されることもなく、支払い総額を考えると非常に良心的なお店だと思います。
接客も丁寧で、最後はシェフも挨拶に来てくださいました。
他の季節のメニューも味わうために、ぜひまた来店したいです。

利用金額
Menu Chef: 6,600円(税込、ネット予約時に事前決済)
パイナップルのデセール: 1,980円(税込、追加注文、退店時にカード決済)
合計: 8,580円

  • ランチメニュー

  • アミューズの、ガスパチョ

  • 前菜の、スモークサーモンのテリーヌ

  • 上はカリカリ、下はもちもちのパン。おかわりのパンはバゲット

  • 魚料理、スズキのロティ。下にはモン・サン・ミッシェル産のムール貝が

  • 肉料理、イベリコ豚のロティと付け合わせの野菜

  • デセールの、桃のコンポートとジュレ、ソルベを添えて。しっかりした味のコーヒーに負けない美味しさ

  • 焼き菓子

  • 追加注文した、パイナップルのデセール。ココナッツのアイス付き

  • さらに付いてきた焼き菓子

お店からの返信

L'ESSOR

2025/08/16

この度はご来店頂き有難う御座います。

素晴らしい評価と口コミ、お写真も重ねて御礼申し上げます。


コーヒーやお茶のお代わりは、通常でも行っております。
お気兼ねなくお申し付け下さい。

秋〜冬の時期に、是非ご来店お待ちしております。

2025/08/17 更新

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