2回
2019/02 訪問
念願が想像を超えて叶う事ってそうそう無いですよね?
事は突然に起こります。
何時も飲み屋で顔を合わせるアンテナ感度ビンビンのお友達から不意に言葉がこぼれて来ました。
「マンナの近くにドラム缶酒場できたの知ってる?」
いっ!!!?うっそ!?
ドラム缶酒場と言えば銀座を本店(以前は)としながら、よく分からない各地に散らばる、私がずっと前からブックマークしてある憧れのお店です。
ああ、立ち呑みミュージアムになりつつあるピオシティにでも入って頂けないものだろうか…
と、叶いもしない夢を漠然と抱え、七夕の短冊に書き記したり、流れ星に願いをかける日々を過ごしておりました。
ところがなんと!ピオシティの枠には収まらず、うっかり野毛まで飛び越えて、米の得意な伊勢佐木町まで来てしまったのですからコレは驚き!
チョイとシて頂けるのかなと思ってたら*までイジメて頂けたと申すとわかり易いでしょうか?
想像を超えた夢の叶い方をしたお陰で頭がパァになりそうです。
場所を聞くとそんな所に?!と思うような立地。
ここら辺はフラフラフラフラしておりますが全くのノーマークでした。
ホントに有るのかしらと訝りながら歩いていくと…
ありました。
ホントに有りました。
本物見るの初めてです。
感動です。
中は明るく、混沌としたムードは感じられません。
ガラス張りで店内が見易く入りやすいですね。
中に入ると前評判通りのお値段ですが実際目の当たりにすると、わかっていても驚きます。
カウンターでまずはドリンクをオーダー
後はお席でオーダーしてキャッシュオン
だと思います。
まずは安定にホッピーセット
300円
安い。
しかしジョッキが少し小さい。
中ジョッキと小ジョッキの間ぐらい。
まあお値打ちなのでそれでもお得感はビンビンです。
料理もお値段相当で(良い意味で)なんじこりゃとなる物は見た限り無いと思います。
お料理に特化したお店では無いと解釈しております。
酒 おツマミ 価格に全て満足できるお店である事はお分かり頂けると思うのでチョイと違う所を触れたいと思います。
まずメニュー
ツッコミまくってますね。
「オレならこう突っ込むな」とぼんやり一人で
笑点するのもオツだと思います。
こちらのお店お値打ちが自慢のお店ですが一つだけ高級品が有ります。
テレビのザッピング 10,000円
あまりに贅沢な商品なので子供の誕生日とか結婚記念日などの特別な日にオーダーして見ようと思います。
テーブル(ドラム缶)にマジックが置いて有ります。
ボトルキープの名前書き用かな?と見ていると
「ドラム缶に落書きしてやって下さい!」と店員様
これからオキニの席になるであろう箇所にサインを残して置きました。
ちなみに白いドラム缶だけが対象だと思います。
そんなこんなで飲んでいると野毛で顔を合わせるメンバーが入れ替わり立ち替わり…
皆さんホントにお好きですね。
それだけ注目度の高いお店だと言う事なのでしょう。
更に申せばお値打ちで優良なお店をレポートする超有名なブロガー様にもばったり遭遇
いやぁ凄い店だ。
こんな大御所を召喚できるだなんて。
そしてお店の方も柔らかくあったかな感じ
最高ですね。
隣になった方とも楽しくお話できたり。
大人の駄菓子屋ですね、素晴らしい。
アジトがもう1件増えました。
かよいマース!!!
2019/02/08 更新
最近めっきりお世話になってるドラム缶様
スッキリ落ち着きながら呑めて
お手すきの時はチョイチョイ店主様と小気味よい会話も楽しめる居心地の良い空間で御座います。
最近認知度が上がり、最近は満卓で大盛況の時も有りますが
普段使いの米にとっては嬉しいやら、悲しいやら(笑)
そんな気さくな店主様からこんなお言葉が。
主:「今度こんなのやろうと思ってまして。」
と、テーブルに黒い氷の塊をゴトリ。
米:「…これなんですの?」
主:「マグロのかまっす。」
何と!これは米の大好物!
万年枝豆オーダー野郎の米にとっては嬉しい選択肢!
けど今度って…モーいま食べたい。
黒板メニューにも書いてないし…やはり次回に期待か?!
米:「今度って…今日はやらないんですか?」
主:「解凍からなのでお時間掛かかりますが宜しいですか?」
ワガママ申し上げて申し訳御座いません。
柔軟な神対応に頭が下がります。
焼き上がるまで枝豆でも喰ってて下さいと
オーダーしていた枝豆が絶妙なタイミングでサーブ
きめ細やかなホスピタリティに頭が上がりません。
待つ事数分
バーナーで軽く炙って仕上げる音が聞こえます
このひと手間が仕事人で御座います。
「お待ちどう様でした」と提供されたお品が此方
見た目は大好物の普通のカマ
身も脂もしっかり乗ってウマウマなフォルム。
フォークでこそげ取って喰っちゃってくださいとの事
ではでは早速こそげちゃいましょうとフォークでホジホジ。
絵面が汚くて申し訳ありません。
すると驚き!中は半生!
大丈夫ですの?とお伺いすると
知り合いの漁業関係者から仕入れている間違いないブツですとの事
これは期待が高まります。
ホジホジすると写真の通りたっぷりと身が取れました。
それでは良く焼けている外側と、半生のみが付いている所から頂きましょう。
てことでパクリ
想像を超えた感動が脳天を突き抜けます。
米:「なにこれメチャクチャに旨い・・・」
私、これまでため息を付いた事が無いのですが、人生で初めてため息を付いたと思います。
辛い時にじゃなくて旨い時に出る人種だったのですね。
焼く事でジューシーな油がたっぷりと滲み出て
半生の部分と絡み合い見事なハーモニー。
中心部は殆ど生で、ねっとりとした食感。
芳醇な油が口の中を占領します。
お手軽でお値打ちなオツマミが大好評のドラム缶様
こんな立派なお料理が頂けるなんて、「嫁の」シリーズに続くスマッシュヒット!
安くて旨いなんてこんなに都合の良い事は有りません。
見事なハイブリッド。
単純にこの界隈でこんなに旨い物が喰えると言う事が素直に嬉しいです。
アタマに思い浮かべる私の中の旨い店は2店ありますが
3店目に堂々ノミネートであります。
主:「これ400~500円で出そうと思ってるんですよね」
ヤッス!
これは確実にお店の看板メニューになりますね。
やばい・・・どんどん家に帰れなくなる(笑)
今の所メニューには出していないので
「カマ有りますか?」と聞いて、あればお出ししますとの事
少量仕入なので数に限りがあるとの事で早い者勝ちとなります。
有ったらラッキーな絶品で御座います。
同じお店はレビューしないクセが有るのですが
どうしてもこれだけは伝えたくてリベンジレビューです。
てことで通いま~~~す(笑)
☆修正☆
グランドメニューに登場です!*写真参照