『「聖者たちの食卓」』戸田市のオイシイお店!さんの日記

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5月2日に川口市で「聖者たちの食卓」というインドのハリマンディル・サーヒブ<黄金寺院>に
500年以上受け継がれる「無料食堂」と毎日10万食分の豆カレーをまかなう「聖なるキッチン」の舞台裏を紹介したドキュメンタリ―映画の上映とその後、カレーキャラバンによるカレーの配布というイベントがあったので、参加してきました。

男も女も子供も大人も老人も階級の違う人たちも一緒に食事を取るという、インドのハリマンディル・サーヒブ<黄金寺院>に伝わる。風習と言っていいのか行事と言っていいのか、宗教の教えなのか…
日本人からすると、大勢で同じものを食べると言うことは、別に抵抗のないことかもしれないが、カースト制度で階級社会がしっかりしていたインドで、みんな一緒に食事をするということが数百年も昔から行われていたことに、驚きました。

ドキュメンタリー映画なのだが、学校の授業のように説明をしてくれる映像では無く、ただ、食事を作る工程や配膳、食事をしている人たちの様子、後片付けなどを映し続けるだけという、かなり見る側が目を凝らしていないと、良く分からない映像を見させられているだけということになりかねない。
私の座っていた席の前に小学5年生くらいの男の子がいたのだけれど、始まって10分くらいで頭がフラフラし始めて、夢の中に入っていったようです…汗

個人的には、面白い映画だと思います。大勢で大量の料理をするって分担作業になるわけです。こんなことを書くと失礼になってしまうかもしれないが、ずっと同じ作業をする人を見ていると、チャップリンのモダン・タイムスを思い出してしまいました。

上映後、無料で美味しいカレーをいただきました。
口にいれると、爽やかな酸味のあるカレーでした。
看板にレモンが入っていると書かれているので、それが酸味のカレーになっていたのかもしれません。
今度、自分でカレーを作る時に試してみよう!
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