6回
2018/02 訪問
真のナポリピッツァ協会認定番号185号
2018.2.14
定例会合がありましまので、例によってランチは「バードランド」へ。
この日の注文はカルツォーネを選びました。カルツォーネとはイタリア語でズボンや包むを意味し、三日月型の所謂包み焼きピッツァです。起源は家庭料理の延長で中身には様々なバリュエーションがあるそうですが、当店のそれは中身にリコッタチーズ、モッツァレラ、サラミが入っていました。
三日月を真っ二つに割ると中からトロッとしたチーズが溢れ出し食欲を掻き立てます。元々は家庭料理であったことが示すように味自体はチーズ主体のシンプルな物でしたが、当店の素晴らしい生地によって立派なご馳走に昇華ており美味。アツアツなチーズが好きな方におすすめのピッツァです。
2022/09/05 更新
2018/01 訪問
真のナポリピッツァ協会認定番号185号
2018.1.30
この日は定例会議とは別で三国方面に出張があったので迷うことなく「バードランド」を訪問。
この日はあくまのピッツァを注文。「あくま」とは文字通り「悪魔」です。辛めの料理のことをイタリア語で「ディアボロ(悪魔)」と呼ぶことからこの名前に。トマトソースベースにモッツァレラ、フレッシュトマト、ウンドゥイア(唐辛子と豚ペースト)という構成です。
ピッツァは辛いオイルをかけて辛味を調整するものですが、ディアボロは元々が結構辛いのでより尖った仕上がりです。辛い物が好きな方におすすめ。
2022/08/30 更新
2018/01 訪問
真のナポリピッツァ協会認定番号185号
2018.1.25
2018年ナポリピッツァ初めに「バードランド」を訪問。
高頻度で行くことになると色々なメニューを試したくなります。この日はスパッカナポリをオーダー。
スパッカナポリはほうれん草ベースのソースにモッツァレラとサルシッチャという面白い組み合わせ。後にも先にもほうれん草ベースのピッツァを食べたのは今回だけです。
よくソースの色でロッソ(トマトソースベース)、ビアンカ(クリームソースや生地の上に具を直乗せ)とメニューを分けているお店がありますが、ほうれん草はヴェルディとでも言うのでしょうか。
味はほうれん草の苦味を軸に、サルシッチャのパンチの効いた塩味がいい塩梅です。変化球的な一品ですが、素晴らしい仕上がり。ピッツァイヨーロの高い技術力がなせる技ですね。
2022/08/26 更新
2017/12 訪問
真のナポリピッツァ協会認定番号185号
2017.12.22
この日のランチは私が真のナポリピッツァに目覚めるきっかけとなった「バードランド」を再訪。
仕事の関係で毎月当店の近くで定例会合があり、この日以降、会合前後で当店に通うことが定番化しました。この日は当店1番人気というカプレーゼを注文。
カプレーゼはモッツァレラチーズベースに、生ハム、トマト、ルッコラという構成。この日の生地も最高。焼き加減、口溶け、塩味、旨味共にピッツァイヨーロ円熟の域です。トッピングもひとつひとつがハッキリした味覚で食べてて楽しいですね。特に気前よく盛られたルッコラのフレッシュな食感と苦味がグッド。ランチだからかちょっと小ぶりなのですぐに無くなってしまいます。
今日も美味しい真のナポリピッツァでした。振り返ってみると、この後真のナポリピッツァ認定店巡りが本格化するのですが、当店はその中でも相当ハイレベルです。福井でピッツァを食べるなら当店で決まりでしょう。
2022/08/23 更新
2017/07 訪問
真のナポリピッツァ協会認定番号185号
2017.7.14
仕事の合間にランチのため、バードランドへ。
この近辺では珍しいイタリアンという理由だけで、気軽に訪問しましたがあまりのピッツァの美味しさに驚き、思わず当店について調べてしまいました。
すると、真のナポリピッツァ協会なるものがあることを知り、当店もその認定店とのこと。協会の設立趣旨については以下のとおりで、協会HPから引用です。
「Associazione Verace Pizza Napoletana、通称AVPNは非営利団体としてナポリで1984年6月に創立されており、AVPNの法人事務所及び本部もナポリにあります。AVPNは会長のアントーニオ・パーチェ(Antonio Pace)氏を筆頭に、技術顧問パオロ・スラーチェ(Paolo Surace)氏、会長代行マッシモ・ディ・ポルツィオ(Massimo Di Porzio)及びゼネラルマネージャーのステファノ・アウリッキオ(Stefano Auricchio)氏などの委員会から構成されています。
真のナポリピッツァ協会の目的は大きく分けて二つあります。ひとつ目は、ナポリに古くから伝わる職人の伝統技術を再評価し、ナポリピッツァの伝統が世代交代の中で変わっていくことを少しでも防ぐことです。ふたつ目は、その記憶が失われないように緻密な基準づくりをし、伝統技術を後世に伝えることです。 上記の目的を貫くため、AVPNは特別な商標の保護を行っているだけではなく、真のナポリピッツァの標章取得に係わる国際規約、又はいわゆる「真のナポリピッザァ作り手順国際ガイドライン」も作られています。」
ピッツァイヨーロの小田原氏は北陸エリアのエリアリーダーでもあるそうです。
当店との出会いをきっかけに、真のナポリピッツァ協会認定店巡りが始まりました。
2021/04/17 更新
2018.3.28
福井から異動することになり、「バードランド」に別れを告げるため訪問。
当店では真のナポリピッツァとは何かを学ばせてもらい、自分のグルメ遍歴の中でも画期的なお店となりました。異動する際は必ず行き、注文はPizza D.O.Cにすると決意していました。
D.O.CとはDenominazione di Origine Controllataの略で原産地統制呼称と呼ばれるものです。イタリア政府が定めた食料品に対する地理的表示のことで、日本で言えば宇治茶みたいなやつですね。
ピッツァにおけるD.O.Cは、真のナポリピッツァ協会が指定したイタリア産の材料のみ使用すること、窯で薪を使って焼き上げること(温度、時間も指定あり)、全て手作業で行うこと等が指定されています。
具材は、生地が小麦粉、水、塩、酵母のみ使用。上に乗せる具材はカンパーニャ州の水牛モッツァレラチーズ、バジリコ、フレッシュチェリートマト(トマトソース不可)、塩、EXTバージンオイルのみ使用と言った具合です。
イタリア産の材料のみ使われたD.O.Cこそが真のナポリピッツァの中の真のナポリピッツァということで、最後に必ず注文することにしていたわけです。
味は小麦の香りがより強く、塩味、旨味ともに抜群。具はチェリートマトのフレッシュな酸味が水牛モッツァレラと好相性。水牛モッツァレラはナポリのあるカンパーニャ州から直送され鮮度も維持されています。通常のモッツァレラよりも濃厚で甘味もはっきり感じられ何とも美味。
最上位のピッツァを食べ、改めて当店の凄みを思い知らされました。厳選素材と名ピッツァイヨーロのコンビネーションを最後に楽しめて大変満足しました。福井に行くことがあれば必ず再訪しようと思います。