3回
2017/03 訪問
全面ガラス張り、瀬戸内海が一望できるギリシアレストラン
岡山のホテルリマーニのギリシアレストランです。
ギリシア人シェフがかなりこだわって作られています。
まず口にしたこのピタパン、とっても上品なお味で感激しました。
◆ピタパンにかかっているハーブ
普段はローズマリーを使うようですが、この日は岡山牛窓の地元のディルを使っているとのこと。
ディルの方が柔らかくて上品ですよね。
香り豊かで心地よさを感じました。
牛窓のハーブはとっても香りが良いです。
お食事にかかっていたローズマリーも、
東京のスーパーに売ってるのと違って味と香りがハッキリしてて
サイズも大きかったです。
◆厳選した素材のピタパン
美味しいなと思ったら、このピタパン、
やはり水、オリーブオイル、小麦、少しの塩・砂糖だけで作られているようで、
ベーキングパウダーなど一切入れないで作られたとってもシンプルなもの。
今まで食べたピタパンの中で一番美味しかったです。
それもそのはず、素材はすべてこだわってるものを使用しているようです。
小麦粉はすべてイタリアから輸入した厳選したもの。
砂糖はフランスから特別なものを輸入
塩もギリシアの質の良い岩塩を輸入。
お水もミネラルウォーター(どこのものか忘れました)を厳選して使ってました。
オリーブオイルはフレッシュな特殊なものを使用。(以下記載)
レシピを教えてもらったので、家に帰って、
私はスペルト小麦を使って、素材を最高にして食べました。
幸せを感じます。
◆ソラマメのペースト
そして、ソラマメのペーストがこちらもシンプルなのに絶品でした。
こちらで使われているオリーブオイルを購入したらレシピが載っていました。
忘れてしまいましたが、そら豆とリコッタチーズ混ぜて、オリーブオイルと白ワイン入れただけのものだった気がします。シンプルなのに本当に美味しいです。
牛乳からチーズを自分で作って家で作ってみたらこちらも絶品でした。
ソラマメのペーストに使っても余ったチーズは、
モデナの高級熟成バルサミコをかけておやつにして、サラダにも使ってと、色々楽しめました。
シニプルで上質なものは何よりも美味しいですね。
◆特殊なオリーブオイル
こちらのオリーブオイル、
エキストラバージンオリーブオイル トルトサというもので、
まるでジュースのようなお味です。
2月頃から数量限定で販売されます。
スペイン、バイシャ・エブレ地域で伝統的に栽培されている地域希少品種モルーのみ使用した、
シングルエステート、単一品種のエキストラバージンオリーブオイルで、
通常のオリーブオイルは収穫後24時間以内に搾油を行いますが、
このオリーブオイルは8時間以内に搾油してるとのこと。
そのため、このオリーブオイルは青りんごの甘みと若草のようなフレッシュさの感じられるフルーティでまろやかな味が特長です。
◆サラダ
サラダも美味しい。
見かけは洋食屋で普通に出そうなサラダなのに。
シェフのこだわり感が、上品な味になって表れてて、食べた瞬間に衝撃を受けました。
塩とレモンとオイルとビネガーのシンプルな味付けでした。
牛窓町はお野菜が美味しくて有名のようです。
ホテルの横でとれたオーガニック野菜とのことで、新鮮でした。
◆お酒
シャンパーニュはフランス、
その他のワインはイタリア、フランス産、ギリシアから。
◆お肉、お魚
大切に育てられた岡山牛、目の前の漁港で取れたばかりのお魚
ギリシア料理が大好きになりました。
お料理を運んで説明してくださった方はもう辞表を出したばかりのようで、
前にここで働いていたイタリア人とお店を開くんだと言ってました。
ザテラスのようにこだわり抜いた素材のものだけを使った地中海料理を
イタリア人と一緒にオープンすると。
イタリア人も舌が肥えてそうなので、とても良いお店になるんだろな〜と、行きたいなと思いました。
ただ、このザテラスは景色も素晴らしく、バックに大手がスポサンサートして入ってるので、
収益度返しでやっていけるので、簡単には真似できないだろうなとも思いました。
この日も顧客がオフシーズンで私の他に2組しかいなかったにもかかわらず、
テラスのキャンドル、ライト、すべてつけて、完璧な雰囲気でもてなしてくれました。
経費削減で使わない場所の火を消したりしそうなものですが、
そういうことをやらないでオフシーズンでも手抜きなしなのがとっても好感度高かったです。
そして、このお料理、お部屋代に含まれており、なんだか申し訳ない気持ちになりました。
このまま今のシェフにこだわりを持って続けて欲しいです。
ホテルの運営会社さんにもこのままのサポートをお願いしたいものです。
またお伺いいたします!!
2018/06/12 更新
2017/03 訪問
瀬戸内海を一望できるギリシアレストラン
ギリシア人シェフがかなりこだわりを持ってお料理を出してくれるレストランです。
岡山牛窓のホテルリマーニの中に入ってます。
目の前からは瀬戸内海が一望できます。
朝食でお部屋代に込みなのですがこんなに豪華に頂いて良いのか申し訳なくなるくらい。
品質は妥協しておらず使っているオリーブオイルも超一級です。
モーニングシャンパーンからスタートで、魚介のお料理をいただきました。ソースの甘みがいい具合に新鮮な魚介と調和してて気に入りました。
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その日の明け方、牛窓漁港より水揚げされた魚たちを使ってギリシアンスタイルに仕上げます。毎日ちがう魚が顔をのぞけます。豊富な漁場と巧みな調理法で織りなすフィッシャーマンズブレックファーストを朝の落ち着いた食卓でお楽しみください。
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とののとで、朝から手抜きないです。
ただ、オフシーズンで顧客はわたしともう一組だったのもあると思うのですが、お食事がお皿ごとではなく、初めの方に急いでガンっと出てきてしまったのが忙しない感じで、少し残念だったのですが、間違いなく赤字だと思われるお料理に空間を提供していただき、海好きのわたしにはたまらない時間でした。パンもフワフワでとっても美味しくてお代わりをいただきました。
ディナーのレビューも別途アップします。
2018/06/12 更新
前日朝は新鮮なお魚料理だったので、お肉料理をチョイス。4パターンから選べます。
お肉料理は熟成牛です。
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ドライエージングビーフとは、室温2℃、湿度70%の環境で約45日間にわたり熟成を施した牛肉です。
熟成に必要な麹等、数種類の菌の働きと特別な庫内環境により、独自のフレーバーと柔らかさ、凝縮された肉の旨みを生み出します。当レストランでは、蒜山産をはじめ、厳選された岡山産の赤身牛肉に、時間をかけて熟成を施し、エージングビーフとしてご提供しております。
又、蜂蜜、メタクサ、オレンジで風味付けしたポークレッグハムを香ばしくグリルしております。
自家製マフィンと野菜のソテー、スクランブルエッグとご一緒にお愉しみください。
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とのことで、この日も朝から瀬戸内海を見ながら、シャンパンスタートで、一人優雅に朝食をいただきました。
この日もパンがフワフワでこのパン気に入りました。
ブレックスファーストは海を一望できるお部屋代金に入っていて、だけど素材に手抜きなし、そして、この日の朝の顧客はわたしだけで経営がとっても心配になって(なくなって欲しくないので),運営会社の方がお土産やさんにたまたまいらっしゃったので声をかけてしまいました。
このホテルに関しては確かに経営は厳しいけどオンシーズンになると人で賑わうそうです。
このあと、お部屋で海を見ながら一人リラックスしていたら、このお店からギリシアワインボトルの差し入れが入りました。
え!??とおもったら、どうやら、岡山にわたしがいることを知ったビジネスパートナーがこのレストランに電話して、わたしの部屋にワインを届けるよう手配してくれたようです。
ワインを開けようとしたらコルクが古くなっていたようで、普通にそのままわたしに提供すればバレないのに、コルクが古いからといって、新しいギリシアワイン持ってきてあげてくださいました。
この店は美味しいギリシア料理を味わってもらいたいというプロとしての信念を感じるのでとっても好きです。
ディナーもとっても良かったので絶対また来ます!!