Hannibal Barcaさんのマイ★ベストレストラン 2016

氷見漁港前のお寿司屋さん。

氷見漁港の大きなブリの看板から徒歩１分、吊り橋のたもと付近に蔵の様な建物があり、「鮨処きよ水」とあります。お魚的には最高の立地です。戸をくぐると清潔感のあるカウンターが数席あり、若い大将が居られます。なお、個室も複数有って、衝立を取っ払えば20人入る座敷もあります。

おまかせにぎり（3500円）：お寿司は全体にネタが大き目で、酢飯は殆んど印象に残りません。いわゆる技巧派では無く、しかし丁寧に仕事をされたのか、何れもストレートに美味しく、しかもウニを含めて余計な臭みや雑味が無く爽やかです。

帰ってから、前回美味しかった特製味噌汁を注文し忘れてたのに気が付きました。次回は必ず注文します。
品の良いお寿司屋さん。

氷見漁港の大きなブリの看板から徒歩１分、吊り橋のたもと付近に蔵の様な建物があり、「鮨処きよ水」とあります。お魚的には凄い立地です。
品が良いのに意外に入り易い戸をくぐると清潔感のあるカウンターが８席あり、若い大将が居られます。なお、個室も複数有って、衝立を取っ払えば20人入る座敷もあります。この座敷は掘りごたつになっていて、足元が暖かいです。

お寿司は全体にネタが大き目で、酢飯は殆んど印象に残っていません。そのネタですが、いわゆる技巧派では無く、しかし丁寧に仕事をされたのか、何れもストレートに美味しさが引き出されており、しかもウニやイクラを含めて余計な臭みや雑味が無く爽やかです。これは、かなり好みです。うまく説明できませんが、「きよ水」という店名がしっくりくるお味です。

また、このお店はお寿司以外も美味しいのです。
のど黒の焼き物（2000円くらい）：焼き加減・塩加減とも絶妙で、今まで食べた焼魚の中でも屈指の美味しさです。脂っこくないのにしっかりとお魚そのものが美味しく、上品なのに存在感があります。
特製味噌汁（200円税抜）：お魚の風味がしっかりと出たお味噌汁。氷見はお味噌汁が美味しいお店が多いですが、これはその中でも好みです。

富山で美味しいお寿司屋さんというと鮨金ですが、それとは別系統の美味しさです（技巧派との違いは、イカや白身魚への包丁の入れ方などが大きいです。）
ネタの質が格段に高い富山では、ともすれば切って乗せただけと言われかねないお店が多いですが、ここは更にその道を突き進み、洗練されたお寿司に昇華させたようです。

予約制のパン屋さん。
各種パンと、シュトレンを販売しています。特にシュトレンを通年で販売しているのが嬉しいです。

シュトーレン（2800円）：ドイツでクリスマスに食べられているバターケーキのようなもので、1cm位にスライスして食べます。23cmX8cmX5cmで約550g。パッと見は素朴ですが、オレンジピール、レモンピール、カリフォルニアレーズン、サルタナレーズン、マカダミアナッツ等がギッシリ詰まっており、美味しいです。冷蔵で長持ちし、日にちが進むと、ドライフルーツや洋酒の風味がシュトレン全体に回って一体感が増し、よりしっとりと、そしてとても良い香りがするようになります。

ショコレンA（3200円）：シュトレンの生地にチョコチップをたっぷり加え、更にチョココーティング。チョコとオレンジピールの組み合わせが好きです。甘党にお勧め。

なお、ホームページには書いてませが、時折バウムクーヘンも焼いてます。（価格は１年前）

バウムクーヘン（1300円）：レンガのような長方形のバウムクーヘンは、はっきりとした層が刻まれてます。自然な甘みが美味しく、いくらでも食べられます。
バウムクーヘン・ナッツ（1400円）：ナッツ入りはまた良い風味です。

バウムクーヘンも美味しかったです。
予約制のパン屋さん。
各種パンと、シュトレンを販売しています。特にシュトレンを通年で販売しているのが嬉しいです。注文を入れて後日、家まで届けてくれました。

シュトレン（箱入りで3000円）：ドイツでクリスマスに食べられているバターケーキのようなもので、1cm位にスライスして食べます。23cmX8cmX5cmで約550g。パッと見は素朴ですが、オレンジピール、レモンピール、カリフォルニアレーズン、サルタナレーズン、マカダミアナッツ等がギッシリ詰まっており、美味しいです。冷蔵で長持ちし、日にちが進むと、ドライフルーツや洋酒の風味がシュトレン全体に回って一体感が増し、よりしっとりと、そしてとても良い香りがするようになります。ちょっと一切れのつもりで食べ始めるのですが、もう一切れ、もう一切れと食べてしまいます。

ショコレンA（箱入りで3400円）：シュトレンの生地にチョコチップをたっぷり加え、更にチョココーティング。チョコとオレンジピールの組み合わせが好きです。

ドライフルーツと洋酒の風味、粉砂糖の感じが良いシュトレンも美味しいですし、更にチョコがけしたショコレンも甘党にお勧めです。
予約制のパン屋さん。
各種パンと、シュトーレンを販売しています。注文を入れて後日、家まで届けてくれました。忘れた頃にお届け日のメールが来たので見落としましたが、電話番号も予約メールに書いておいたので、電話でも知らせてくれました。

シュトレン（2400円）：ドイツでクリスマスに食べられているバターケーキのようなもので、1cm位にスライスして食べます。23cmX8cmX5cmで約550g。パッと見は素朴ですが、オレンジピール、レモンピール、カリフォルニアレーズン、サルタナレーズン、マカダミアナッツ等がギッシリ詰まっており、美味しいです。冷蔵で長持ちし、日にちが進むと、ドライフルーツや洋酒の風味がシュトレン全体に回って一体感が増し、よりしっとりと、そしてとても良い香りがするようになります。ちょっと一切れのつもりで食べ始めるのですが、もう一切れ、もう一切れと食べてしまいます。

ルヴァン三世（450円）：「ルヴァンとはフランス語で醗酵種のことです。ここに紹介するパンは我工房で三番目にできた醗酵種で作ったのでルヴァン三世と名付けました。小麦にアラ挽きの全粒紛とライ麦も配合しています。さらに自家製のザワータイクを使うことで、我工房でしか作れない風味が生まれました。」
だそうです。パンを注文すると、約15mmにスライスしたものを届けてくれますので、必要な分だけ取り出して焼きます。袋から取り出すと、もう香ばしいです。これをトースターで焼くと、ミミはカリッと、中はモチモチに焼き上がります。程良い酸味と苦味が特徴です。

シュトレンはここのが一番好きです。
2016.11追記

トースター買いました。このパンのために。
最近のトースターは、パンを入れてトーストのスイッチを押すだけで、パンの温度を感知して、良い感じにカリッと焼き上げてくれます。しかも、余熱不要の上に、焼き過ぎる事もありません。Panasonic万歳です。さて。

予約制のパン屋さん。
各種パンと、シュトーレンを販売しています。

ルヴァン三世（450円）：「ルヴァンとはフランス語で醗酵種のことです。ここに紹介するパンは我工房で三番目にできた醗酵種で作ったのでルヴァン三世と名付けました。小麦にアラ挽きの全粒紛とライ麦も配合しています。さらに自家製のザワータイクを使うことで、我工房でしか作れない風味が生まれました。」
だそうです。パンを注文すると、約15mmにスライスしたものを、冷凍で送付してくれますので、必要な分だけ取り出して焼きます。袋から取り出すと、もう香ばしいです。これをトースターで焼くと、ミミはカリッと、中はモチモチに焼き上がります。私はこの焼き立てを、何も付けずに食べるのが好きで、カリカリ、モチモチ、カリカリ、モチモチといつまでも食べ続けてしまいます。今まで私が食べたパンの中でもトップクラスです。

ルヴァン三世・レーズン（550円）昆布（550円）：レーズンや昆布が入ったものもあり、美味しいのですが、私は何も入れないルヴァン三世が一番です。

ショコレンＢ（2800円）：シュトーレンにチョコをコーティングして、更に中に板チョコを仕込んだもの。これも美味しいですが、板チョコ無しのショコレンＡの方が好みです。

という訳で、お勧めはルヴァン三世（プレーン）と、ショコレンＡです。

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予約制のパン屋さん。

通販でシュトレンを取り寄せました。
シュトレンは、ドイツでクリスマスに食べられているドライフルーツやナッツなどがたっぷり入ったバターケーキのようなもので、1cm位にスライスして食べます。要冷蔵で長持ちするので便利です。このお店では、夏場以外はずっと取り扱っているそうです。

シュトレン（2400円）：23cmX8cmX5cmで約550g。パッと見は素朴ですが、ナッツやドライフルーツがギッシリ詰まっており、美味しいです。
ショコレンＡ（2800円）：23cmX8cmX5cmで約600g。シュトレンにチョコを加え、更にチョコでコーティングしたもの。チョコとオレンジピールの組み合わせが好きです。

すぐ届けてくれますが、冷蔵庫で半月くらい寝かせた方が、味がまとまると言うか、しっとり美味しさが増します。
ちょっと一切れのつもりで食べ始めるのですが、もう一切れ、もう一切れと、すぐに止まらなくなるのが困りものなので、いつもは冷蔵庫の目に留まり難い所に隠してあります。

なお、立山連峰の形をしたシュトレンポウというものも有ります。ネタになるかも。

行列のできる、セルフうどん屋さん。

いつもは凄い行列ですが、この日は色々あってか、ほとんど並ばずに頂けました。
とは言え、店内は狭いので、殆どのお客は外で食べてます。

うどん・小（150円）：丼のうどんを受け取って、かけ出汁は冷たいの・温かいの・濃いのと好きなのを自分でかけます。程良いコシがあって、しなやかで喉ごしも良いうどんです。澄んだ出汁もスッキリしてて好みです。これを150円で食べられる近所の人たちは幸せですね。

私がうどん県で初めて行ったうどん屋さんです。あれから４年、60件ほどで食べましたが、やっぱりここは輝いてます。何時の日か、またうどん県に来たいです。
大行列のできる、香川県のうどんのお店。

瀬戸大橋を渡って、東に車で約20分の所にあります。

お店は凄い行列で、結構流れているにも関わらず、お昼なら30分以上待ちます。なので、時間を選んで行くようにしてます。店内は狭いので、殆どのお客は外で食べてます。

メニューはうどん小（１玉150円）、大（２玉250円）、特大（３玉350円）、天ぷら（100円）、あげ（100円）等で激安です。麺は温か冷かを選び、出汁は温かいかけだし、冷たいかけだし、濃い口だし、醤油から選んで自分でかけます。

うどん（温・温かいかけだし）：うどんは普通の太さで、温かいかけでありながら、しっかりとエッジが立っており、コシがあって美味しいです。だしは薄い茶色のきれいに澄んだものです。私はうどんの出汁を残す事が多いのですが、ここのは気付いたら全て飲み干していました。

うどん（冷・冷たいかけだし）：冷で頼むと、よりうどんのコシと、小麦の風味を強く感じて、好みです。かけだしも、温かいのよりも、冷たいかけだしの方がお魚感があって好きです。

うどん（冷・濃い口だし）：これも美味しいですが、だしが更に強くなった分、うどんは逆に弱くなったような？

あげ・てんぷら：あげは甘めの味付け。天ぷらはお値段の割に大きい印象ですが、入れない方が出汁を美味しく頂けます。


私がうどん県で初めて行ったうどん屋さんです。ここを最初にして良かったと思います。
ここのは、うどんの冷に、冷たいかけだしをかけて、トッピング無しで食べるのが、私の一番の好みです。
シンプルで美味しく、激安のうどんです・・・瀬戸大橋を渡って行くので、往復3900円かかりますけど！

落ち着いた和食のお店。

お店は41号線から一軒挟んだ場所にありますが、外観は和風の家なので、知らない人がここに行く事はないでしょう。
入口を開けると、掃除の行き届いた玄関に正座した着物姿の女性に迎えられ、個室に通されました。和室にテーブルですが、掘りごたつ型になっていて楽です。お料理はコースの椿（16000円＋税）です（＋席代もあるようです）。お料理は一品ずつ持って来られますが、すぐに出られるので、割と気楽です。

お料理は上品な薄味の出汁がベースになったものが多いですが、味の強弱が工夫されてます。品数が多かったので、詳細は記憶が曖昧ですが・・・
①柚子湯、生姜湯（食前酒の代わりに）。
②しんじょう。
③蒸しあわびと、うにを乗せたなにか。
④甘海老の珍味、めじまぐろのお刺身、白身魚のなにか（ちりづくり？ポン酢とおろし）。
⑤焼物（マスの酒粕味噌）と、光物の酢の物。
⑥ほたるいかのしゅうまい。
⑦酢の物。
⑧冷しゃぶ。お部屋に料理人が来られて、目の前でしゃぶしゃぶします。引き揚げた時点ではまだ赤いですが、余熱で火が通って、丁度良い加減になります。柔らかく美味しいお肉です。
⑨ご飯、赤出汁、香の物。
⑩オレンジのワイン煮。
⑪⑫蓮根餅と抹茶。

印象が強いのはお刺身や冷しゃぶですが、それ以外にも色々と知らない味もあり、デザートの抹茶も好きでしたし、お箸の交換や、お茶の出し方（タイミング、器、量）も工夫されていて面白いです。

金沢の近江町市場にある海鮮丼のお店。

お昼頃に近江町市場に行くと、人とカニでごった返していました。北陸にこんなに人がいるとは。その近江町市場には入り口が沢山ありますが、市姫神社口のすぐ横に山さん寿司本店があります。行列ができていて、１時間待ちでした。なお、基本的に予約はできません。

海鮮丼（2700円）：15種以上のお刺身が溢れるように盛られていて、ホタテ？の貝殻とカニが立ててあり、イクラに金箔が散らしてあって、宝船のようです。これだけ種類があっても、お刺身はどれも外れなく美味しいです。ただ新鮮なだけではなく、白身などもしっかりと食べ頃で、ウニやイクラも全く臭みが無いです。

のどぐろの刺身（2700円）：のどぐろの刺身を炙ってから、黒胡椒？を振ったもの。脂が乗っていて、胡椒がやたらと合います。ごはんが強烈に欲しくなる一品です。

並んだかいがありました。でも、冬は寒いので、次は開店直後に来ます。

お魚とステーキのお店。

お店の看板には「魚料理の店」とありますが、最初に勧められたのは牛ヒレ網焼きです。お料理は他に、お魚の刺身や炙り、うなぎ、天ぷら等があります。
席はカウンターの他、小上りや、奥の座敷があります。

岡山産牛ヒレ網焼き（4200円）：柔らかで美味しい牛ヒレ肉のミディアムレアステーキで、付け合わせのサラダも量があります。全体に醤油ベースのステーキソースがかかっており、お好みでわさびを乗っけて食べます。ステーキにワサビって合いますよね。

さわら塩たたき・小（1300円＋税）：脂の乗ったさわらのたたきです。たっぷりの玉葱のスライス、ネギと一緒に、塩とレモンで頂きます。

天丼・小（1600円）：注文した時は、小で1600円は高目に感じましたが、出てきた天丼は、ちっとも小ではありません。正確には、ご飯は少な目なのですが、20cm大の太い海老が凄い存在感です。大きな海老にありがちなパサつき感もないので、このお値段も納得です。他の天婦羅（筍・蓮根・しめじ・ピーマン・かき揚げ）も全体に美味しく、普段脇役になりがちなしめじも肉厚でジューシーでした。タレは薄目で、具材を感じる味付けになっています。なお、天丼（大）は大海老が２尾に増えます。

うなぎ白焼き（3500円＋税）：長さ約50cmの細長いお皿で出ました。もっちりとした焼き上がりで、付いて来た塩・レモン・わさび・醤油で頂きます。私的には、塩が一番だと思いますが、わさび醤油にも負けないうなぎなので、それも悪くないです。

うな重・小（2800円）：注文を受けてから焼くので、約30分待ちます。先に出るサラダはサーモン付きで、結構量があります。背開きのうなぎは、ややふっくらと焼かれており、皮はややパリッと感があります。タレは多過ぎず、丁度良い感じで美味しいです。


色々とお料理の幅が広く、どれも美味しいお店です。

こだわりのトンカツ屋さん。

有沢橋の西側にあります。お店の外観はラーメン店のようですが、中は清潔感もあります。カウンターが７席とテーブル席が沢山ありますが、この日は１人でお店を回しているようで、料理、接客やテーブルの片付けまで１人で大変そうでした。

メニューは各種とんかつの他、海老フライ、唐揚げや生姜焼き定食、丼もあり、揚げ物は単品で頼む事も出来ます。定食のご飯は大盛りでもお代わり一杯無料です。

310gのトンカツを注文したところ、夜の２周目で既に売り切れていました。また、２周目の途中で早くも御飯がなくなり、閉店となったので、一番食べたいのを注文するには、昼の早い時間に来た方が良さそうです。

プレミアム上ロース定食（2200円）：210gの大きく厚みのあるトンカツ。しっとりジューシーな赤身と甘くて口解けの良い脂身には、岩塩が凄く合ってて、白御飯が進みます。

大エビ（500円）：15cm位の大きな海老フライ。海老は太く、ぷりっとしてて美味しいです。そのままでもいけますし、タルタルをつけても美味しいです。ご飯が進みます。

この大きさのお店を１人で回すのはかなり困難に感じるので、良い人が見つかると良いんですが。
こだわりのトンカツ屋さん。

有沢橋の西側にあります。お店の外観はラーメン屋さんか安い定食屋さんのようですが、中は結構綺麗で清潔感もあります。カウンターが７席とテーブル席、あと小上りにテーブルが２つあり、本棚に漫画が並んでます。
メニューは各種とんかつの他、海老フライ、唐揚げや生姜焼き定食、お持ち帰りの丼が数種あり、揚げ物は単品で頼む事も出来ます。定食のご飯は大盛りでもお代わり一杯無料です。なお、カウンターに座ると、揚げる様子をじっくり見る事が出来ます。

ロースかつ定食・160g（1280円）：低温の油でじっくり揚げてお肉に火を通した後、高温の油で衣をしっかり揚げます。豚肉が厚目で、衣は薄めです。お肉はピンク色に仕上がっていて、柔らかく、普通のとんかつ屋さんに比べるとジューシーですが、ジューシーさよりお肉の旨みそのもので勝負する感じです。これに御飯・お味噌汁・山盛りのキャベツ・小鉢・お漬物が付きます。

氷温熟成特上ロースかつ定食・310g（2030円）：１番のお薦め。豚肉が凍る直前の低温で、鮮度を保ったまま熟成させたそうです。低温の油でじっくり、じっくり、じ～っくりと揚げ、更に高温で4～5分揚げますので、時間がかかります。分厚い310g肉を良い感じに揚げるには、これが必要なのでしょう。長時間油を切って（お肉を休ませてる？）から、到着です。
衣はかなり薄めで、ピンク色の豚肉は分厚いです。この辺のバランスは他店とかなり差を感じます。これに塩をかけて口に入れると、ナニコレ！？旨っ！とびっくりする位、肉です。ちょっととんかつのイメージから離れていて、ミディアムレアの豚ロースステーキと言った方が良いかも知れません。普通のトンカツは、衣とソース、マスタード等と御飯のコンビネーションが売りの食べ物で、場合によっては胡椒の風味だとか溢れだす肉汁だとかが売りで、実はお肉そのものはあんまり目立たない事も多いです。しかし、ここのは衣が薄く、ソースでは無く塩を推奨し、ピンクのお肉はしっとりしているものの肉汁が溢れ出したりはしません。ただお肉そのものが美味しいのです。これは賛否が分かれそうです。
なお、塩ではなく２種のとんかつソースを使うと、イメージは一気に通常のとんかつに近付きます。一口目は必ず、一番良いところを塩で食べる事をお勧めします。

トッピング・エビフライ（440円）：２番目のお薦め。15cm位の大きな海老です。衣は薄く、海老は太く、ジューシーで美味しいです。何か下味がついているのか、そのままでもいけますし、タルタルをつけても美味しいです。ご飯が進みます。

トッピング・ヒレカツ（340円）：衣が薄く、しっとりしたお肉のヒレカツ。
トッピング・ゲンコツ唐揚げ（300円）：一個100gの大きな唐揚げ。結構ジューシーです。ちょっと胡椒が欲しいです。

まだ全てのメニューを食べた訳ではありませんが、個人的なランキングは

氷温熟成特上ロースかつ　＞　エビフライ　＞＞　その他　です。


このお店は、マイレビさん達の意見が割れてたのが気になっていたのですが、何となく納得するところもあります。予想とのギャップではないでしょうか？
・ラーメン屋さんの様なお店の外観と、一部のメニューの味が何となく一致しない。
・とんかつの衣はサクッとしてますが、薄いので目立ちません。普通のトンカツ屋さんの様に厚めの衣でザクッとした食感を期待すると、それは無いです。
・衣とソースと御飯のコンビネーションよりも、豚肉そのものが主。しかしソースをかけるとB級成分が勝ち、コンビネーションが生きて来る。しかし、B級にしては価格が高い。

とんかつを食べに来る人の多くは、無意識の内にB級成分を求めているのではないかと思うのです。九州出身の私がラーメンにインパクトとこってり感を求めるようなものですね。とんかつもまた、国民食なのでしょう。

氷見漁港の２Ｆにある、お魚中心の食事処。

氷見漁港の中にどんどん入って行くと、「魚市場食堂 海寶」という大きな看板が出た建屋があります。今はこの看板に「２階へどうぞ」と書いてありますので、階段で市場の２階へ上がります。なお、６年位前に来た時は、大きな看板は無く、「２階へどうぞ」の代わりに「関係者以外立ち入り禁止」と書いてあったのを思い出します。観光客向けに、オープンになったんでしょうね。

コンクリート打ちっぱなしの２階へ上がると、市場の上に出ますので、市場がよく見えます。首の長～い鳥さんが海際に居て、市場の中をじ～～～っと見ていたのが可愛いです。店内は外とは違い、漁港感は無く和食のお店といった感じです。但し、席によっては窓から市場を見下ろせます。

メニューはお刺身や焼き魚の定食が５種類あります。

よくばり刺身定食（2000円）：欲張りな感じのお刺身・ご飯・かぶす汁の定食です。メニューの一番上に書いてある上に、これだけが赤字で書いてあり「これを選べ」と言わんばかりです。他にもお店の名前が付いた海寶定食なんてのもあったのですが、皆これを選んでいて、13時頃には「刺身売り切れました～」という訳で、ほどほど早めに行った方が良さそうです。
お魚は新鮮で美味しいです。朝獲れたお魚を直ぐに出してるのかと予想してたのですが、お刺身の感じでは、丁度良い感じになるまで待って出してるようです。５月でこのレベルなら、氷見のお魚のシーズンである冬に来れば相当なものでしょう。しかし、イクラの鮮度は今一つ。イクラはここで揚がったのではないのかも。

海鮮丼定食（1600円）：海鮮丼とかぶす汁の定食です。海鮮丼のお刺身の一部は別皿で出ますので食べ易いです。（氷見にはコスパが良い海鮮丼のお店が複数あるのですが、盛り沢山過ぎて、ご飯が見えないのです。）

各定食にはかぶす汁が付いてきます。「かぶす」とは氷見の方言で「分け前」の意味だそうで、船の上で獲れたばかりのお魚をぶつ切りにして鍋に投げ込み、ぐつぐつと煮込んだ漁師料理ですね。ここではカニ・エビ・ブリ系のお魚のぶつ切りが入っていて、良いお出汁が出ていて美味しいです。こういうお味噌汁好きです。

椀物が美味しい和食屋さん。

富山の和食は、海産物が弱くなる夏場はシーズンではない印象なのですが、ここはどんなものを出してくれるのか楽しみです。
昼食（6000円＋税）はうろ覚えですが以下の通り。

①八寸：笹と短冊を飾った七夕バージョンで楽し気です。

②椀物：南瓜の真薯に炙った白えびを乗っけたもの。ここのお出汁は富山の和食で一番好きです。

③お刺身：トヤマエビ、キジエビ、メジマグロ。富山のとろける海老が好きです。

④渡り蟹
⑤焼魚：スズキとタイ。身の弾力がある焼き加減。
⑥山芋羹とじゅんさいとトマト。
⑦さや豆の卵とじ。

⑧お食事：炙ったトウモロコシをもち米に乗っけたもの。凄く夏っぽいです。トウモロコシの甘みがご飯とも合います。海苔のお味噌汁もお出汁が良いからか美味しいです。

⑨デザート：水ようかん。
⑩抹茶。

安定の椀物と、とろける海老が何時来ても美味しいです。
優しいお味の和食屋さん。
離れの個室に案内されましたが、冬はもう一つの個室の方が、お料理を持って来た時の隙間風が気にならないかも。

冬に伺うのは、今回が初めてです。6000円のコースを頂きました。
①八寸：冬バージョン。大きな枯れ葉の上に料理が並びます。白子があっさりと美味しいです。
②椀物：蕪と蟹しんじょのお吸いもの。ここはお出汁が美味しいです。
③お刺身：ぶり。さくさくした食感です。あがったばかりなのかも。
④ボタン海老：２尾の大きな海老がとろけます。富山ですね。
⑤紅白のなますに、完熟の柿を合わせたもの。なますは非常に細切りでサクサクと食感が良く、塩梅が程良く美味しいです。完熟した柿がこれに合っていて面白いです。
⑥ぶりの焼物：焼き物も程良い味加減で美味しいです。
⑦しんじょ：出汁が良い感じに優しいです。
⑧お食事：海苔と炙ったへしこを乗せた御飯、分厚い赤かぶ、茄子のお味噌汁。どれも程良く美味しいです。
⑨大納言と抹茶

このお店のお料理は、どれも優しいお味でありながら、しっかりと美味しいです。
お出汁だとか、塩梅が丁度良いんですよね。
和食のお店。

隠れ家？と言って良いか迷います。と言うのも、このお店はウェルシア（ドラッグストア）の駐車場の片隅にあり、パッと見にはお食事処には見えないのです。しかし、中はきちんと掃除の行き届いた、感じの良い和室のお店です。
飲み物は、種類によってグラスを変えているようですが、お水のコップが非常に薄く軽いものでびっくりしました。グラスの種類が違うだけで、お水がスッと入る感じになって面白いです。

今回は6000円のコースを頂きました。
①おひたし
②月見豆腐とコチの椀：お椀の裏に、風の盆の絵が描かれてました。
③お刺身：ここのわさびは、舌に残る様な辛さが殆んど無く、爽やかな香りが抜けて行く感じです。
④お刺身
⑤八寸：この小さなお料理達が、全て丁寧に作られていて美味しいです。
⑥かぶすの炭火焼
⑦胡麻豆腐としんじょ
⑧栗ご飯とお味噌汁：砕いた栗、銀杏、塩昆布の御飯。こういう栗ご飯は初めてですが、美味しいものですね。
⑨抹茶と粒餡：食器の都合で、粒餡が食べ難かったかも。

全体的に優しいお味で、とても丁寧に作られています。ほっとしますね。けばい感じは皆無です。人を案内する場合は、趣味を考慮する必要がありそうです。

このお店は、赤い本2016では星が付きませんでしたが、個人的な感想としてあの本は、ある程度お店が立派で、分かり易いお料理を出す方が有利なのでしょう。このお店の場合、場所がウェルシア駐車場の片隅にある事、お店の外観が分かり難い事がマイナスに効いた気がしてなりません。店構えやお料理の分かり易さを考えると、あちらの方が人に勧め易い事は理解できますし。

富山環水公園にある、雰囲気が良いフレンチのお店。
湖畔にあるので眺めも良いです。２階は本格的なフレンチですが、１階は割と気軽に行けます。

ラシャンスコース（1800円）：サラダ・スープ・パン・メイン（ハンバーグ）・ドリンク・デザートのセット。どれも普通に美味しかったですし、お店の雰囲気も良かったのですが、先日行った２階の印象が凄く良かったので、もうちょっとお料理にフレンチ感が欲しかったです。

アラカルト・パニーニ（650円）：お皿に盛り盛りのパニーニとポテト。かなりお得な感じです。これはテイクアウトして、公園で頂いても良いかも。

この御時勢に価格を変えてないのは立派ですが、ちょっと前は、上のレストランのわぁっという雰囲気を感じさせる気軽なお店でしたので、その感じがもうちょっと欲しいです。
富山環水公園にある、雰囲気が良いフレンチ。
夜は運河にかかる橋がライトアップされていて綺麗です。

クリスマスディナーに行きました（10,000円）。料理名が長～いです。

①鮪とサーモンの大理石仕立て　天使海老とサラダを添えて
②パン：中がもっちりとしてて、風味も良いです。
③マッシュルームのブルーテ　蝦夷アワビのコンフィ：柔らかいアワビやカリフラワー入りのスープ。
④鮮魚のポワレとタラバ蟹　柚子風味の白ワインソース：雑味の無い焼き蟹が美味しい。
⑤和牛ロース肉のポワレ　マデラソースとバジルの香り：ロースなのに、切っても肉汁は流れません。それでいて、中はロゼ（バラ色）で、しっとりとしていて旨いです。
⑥ラ・シャンスデセール：オペラとカシスシャーベット。紅茶が美味しいです。
⑦小菓子

雰囲気の良いお店です。
富山環水公園にある、雰囲気が良いフレンチのお店。
湖畔にあるので眺めも良いです。２階は本格的なフレンチですが、１階は割と気軽に行けます。

ランチセット（2800円）
①テリーヌ：しっとり。粒マスタードが添えてありますが、そのままで充分美味しいです。
②バケット：焼いて出て来ますが、冷めても美味しいです。
③野菜のスープ
④ヒレステーキ：ロゼに仕上がってます。ソースはメインのも良いですが、バジルソースもあって、これも好み。
⑤モンブラン：すっきり甘いモンブラン。作りたてかな？
⑥紅茶：ケーキにはこれですね。

どれも外れなく美味しいです。雰囲気も良いです。
富山環水公園にある、雰囲気が良いフレンチのお店。

フレンチの鉄人・坂井シェフ監修のお店ですが、本人がいる訳では無いので、あまり気にせずに行きました。
１Fは気楽なブラッセリー ラ・シャンス（予約できません）、２Fは高目のキュイジーヌ フランセーズ ラ・シャンス（予約可）と別のお店になっていて、この日は２階が団体さんで満席だったので、１Fの方に行きました。土曜日のランチで30分待ちでした。

ランチセット（2800円）
①野菜と鶏のスープ
②パン
③オードブル（サラダ・生ハム・サーモンetc.）
④ステーキ（肉か魚か選びます）
⑤ロールケーキ
⑥紅茶

ヒレステーキはミディアムレアだったと思いますが、柔らかく、中は全体がロゼに仕上がっていて、良い感じです。ソースもお肉に合っていて美味しいです。やっぱり、フレンチならお肉にした方が満足感があります。

他のお料理は特別感は無く普通です。フレンチと言うと、もうちょっと重めソースのイメージでしたが、全体的にあっさりな印象でした。

１Fはランチ時間が終わると、カフェになるのですが、椅子を交換して模様替えしてました。確かに椅子だけで結構カジュアルな雰囲気になるものですね。
しかし、食事してる隣で椅子を交換するのはどうなんだろ。