Hannibal Barcaさんのマイ★ベストレストラン 2018

丁寧なお寿司屋さん。

大通りからちょっと入った住宅地にあり、お家のような佇まいです。店内は桧のカウンター席（9席）の他、小上り（6席、4席、4席、2席）がありますが、現在は親子２人で握っているそうで同時には２組程度の予約しか取っていないそうです。以前の様な威勢の良い活気というより、落ち着いた雰囲気です。お寿司は何れもネタが大き目で、お醤油やワサビだけでなく、岩塩や柑橘類など色々と工夫した味付けで出ます。

昼・おまかせ握り（7700円）：付き出し、お寿司10貫くらいと、お味噌汁、巻物とかのセット。

付き出し　：ウニとイクラ。
トヤマエビ：立派です。
イカ
カニ
何か白身　：煮きりで。
ハタ　　　：柑橘系が良い風味です。
バイガイ　：甘い。
赤身ヅケ　：厚みのある赤身がねっとりと旨いです。
トロ　　　：岩塩とワサビ。ワサビたっぷりながら辛さはなく爽やかな風味。
白エビ
アナゴ　　：ふわっと。
ウニイクラ軍艦
トロタクと梅山芋

どれも美味しかったですが、特にトヤマエビ、ヅケ、トロが美味しかったです。
ちょっと高級感のあるお寿司屋さん。

大通りからちょっと入った住宅地にあり、お家のような佇まいです。店内は桧のカウンター席（9席）の他、小上り（6席、4席、4席、2席）があります。お寿司屋さんなので、威勢の良い感じです。お寿司は何れもネタが大き目で、お醤油やワサビだけでなく、岩塩や柑橘類など色々と工夫した味付けで出て来ます。

昼・おまかせ握り（6600円）：付き出し、お寿司10貫と、お味噌汁、細巻き、玉子焼きとかのセット。

カワハギの肝和え：濃厚で、薬味と合わせると臭みも無く美味しいです。
アオリイカ　　　：ねっとり。
ヒラメ
トヤマエビ　　　：とろけます。
アジ
タチオウの炙り　：香ばしいです。
ブリ
バイガイ　　　　：臭みが全く無く、甘いです。
マグロの漬け　　：
大トロの炙り　　：分厚い炙りにモンサンミッシェルの岩塩。
白海老　　　　　：とろける上品な甘み。
トヤマエビの頭
味噌汁
トロたくと梅巻き
玉子焼き

どれも美味しく、特にトヤマエビと白エビが好きでした。海老好きなので。
更に追加で色々食べましたが、本ズワイガニの軍艦は、蟹の身や蟹味噌が濃厚でありつつ、全く臭みがないので、美味しさがストレートにやってきて旨かったです。

ご馳走様です。また来ます。
やや料亭に近い雰囲気のお寿司屋さん。

大通りからちょっと入った住宅地にあり、お家のような佇まいです。店内は桧のカウンター席（9席）の他、小上り（6席、4席、4席、2席）があります。お寿司屋さんなので、威勢の良い感じです。お寿司は何れもネタが大き目で、お醤油やワサビだけでなく、岩塩や柑橘類など色々と工夫した味付けで出て来ます。

昼・おまかせ握り・其の２（5800円+税）：お寿司12貫と、お味噌汁、細巻き、玉子焼きとかのセット。

あら　：藻塩で。お醤油より、淡い味の白身魚には合うと思います。
あじ　：新鮮でさわやかな風味です。生姜と葱乗せ。
いか　：柚子の香り。甘いです。
昆布〆：ねっとりと美味しいです。

お味噌汁：しじみ。三つ葉の香りが良いです。

カワハギ：肝と紅葉おろしを乗せて。ポン酢もあってます。
甘えび　：とろけます。
大トロ　：岩塩とわさびで。お醤油より旨みを引き立てます。
赤身ヅケ：ただの赤身とは別物になっていて、これはお魚苦手な人でも大好きだと思います。

白海老軍艦：甘くとろけます。
カニ軍艦　：蟹味噌の旨みがしっかりしつつ、全く臭みがないので、美味しさがよりストレートにやってきます。
雲丹軍艦　：濃厚で甘く、それでいて後味はすっきり。
ノドグロ炙り：口に入れた瞬間、香ばしさで幸せになります。肉厚のノドグロは脂が乗ってて旨いです。

さっき食べた海老の頭を焼いたの：パリパリと香ばしいです。海老の頭は是非食べるべきです。

玉子焼き　：甘くふっくらとした、ジューシーな出汁巻き。
鉄火巻き・梅紫蘇巻き：〆にぴったりの爽やかな巻物。

富山らしい鮮度や味の雑味の無さが有りつつ、よく切って乗せただけと言われる富山のお寿司一般と違って、色々と美味しくなる工夫があって、更に富山が苦手な大トロは地物以外も使ってます。富山らしい良い所と、富山らしからぬ良い所が揃ったお寿司です。

大満足でした。御馳走様です。
やや料亭に近い雰囲気のお寿司屋さん。

大通りからちょっと入った住宅地にあり、お家のような佇まいです。店内は桧のカウンター席（9席）の他、小上り（6席、4席、4席、2席）があります。大将の声が大きいのは、お寿司屋さんだなあと。

お寿司は何れもネタが大き目で、お醤油やワサビだけでなく、岩塩や柑橘類など色々と工夫した味付けで出て来ます。

ランチ（6000円）：お寿司約15貫のセット。
・クエ：藻塩で。この白身だと、普通のお醤油より合います。
・タイ：白身魚らしからぬ旨みと甘みです。
・甘海老
・イカ：ねっとりと美味しいです。
・アジ：旨みがしっかりしてるのに、臭みがないです。

・メジマグロ
・ブリ
・大トロ：トロの脂で、上に乗ったワサビを感じません。岩塩が良い感じに効いてます。
・カワハギ：肝が乗ってます。
・ノドグロ：塩胡椒が合う、脂の乗った旨い炙りですが、後味はスッと消えてしつこさゼロです。

・軍艦・蟹：蟹の身や味噌がたっぷりと乗った軍艦。これほど蟹の旨みが強く、カニカニしい蟹の軍艦は初めてです。それでいて、蟹臭さと言うか磯っぽさがないので、ストレートに蟹を味わえます。マイベスト蟹の軍艦です。
・軍艦・香箱蟹
・玉子
・鉄火巻き
・梅しそ山芋巻き

富山らしい鮮度や味の雑味の無さが有りつつ、よく切って乗せただけと言われる富山のお寿司一般と違って、色々と美味しくなる工夫があって、更に富山が苦手な魚はちゃんと地物以外も使ってます。富山らしい良い所と、富山らしからぬ良い所が揃ったお寿司です。
料亭に近い雰囲気のお寿司屋さん。

大通りからちょっと入った静かな住宅地にあり、知る人ぞ知るみたいな佇まいが良いです。店内は桧のカウンター席（9席）の他、小上り（6席、4席、4席、2席）があります。料亭風とは言え、大将の声が大きいのは、お寿司屋さんだなあと。

おまかせ・夜（10000円）：食材がほぼお魚の、お寿司が入った懐石風のコースです。

・カワハギの肝和え
・お刺身：ぶり、鯛、バイガイ。
・香箱蟹
・のどぐろの塩焼き：程良い焼き加減・塩加減で、塩焼きはお寿司屋さんが一番ですね。

・握り１皿目：あじ・大トロ・漬け・ぶり。握りは何れも味を付けてあって、お醤油は要らないそうですが、ネタによっては欲しいです。

アジ　：旨みがしっかりしているのに、臭みが無いもので美味しいです。
大トロ：岩塩とわさびが乗せてありますが、トロの脂でワサビは殆んど感じません。
漬け　：１皿目でこれが一番美味しいです。
ぶり　：これはちょこっとお醤油を付けた方が美味しかったかも。ぶりは強いですから。

・握り２皿目としじみ汁：白海老軍艦、うに軍艦、太刀魚の炙り、ノドグロの炙り。

白海老軍艦：美味しいけれど、上にちょこっと乗ってる生姜は無い方が好きかも。
うに軍艦　：臭みも無く、ねっとりと甘くて美味しいです。
太刀魚炙り：淡白な白身で美味しいですが、これはお醤油が欲しい。
のど黒炙り：鉄板で美味しいです。

・梅しそ山芋巻きと玉子焼き

お魚が一番美味しいのは、お寿司屋さんだと再認識した日でした。
有名な和食のお店でも、お寿司屋さんの塩焼きを超えるお魚は、なかなか見ません。

富山環水公園にある、雰囲気が良いフレンチのお店。
湖畔にあるので眺めも良いです。２階は本格的なフレンチですが、１階は割と気軽に行けます。

ラシャンスコース（1800円）：サラダ・スープ・パン・メイン（ハンバーグ）・ドリンク・デザートのセット。どれも普通に美味しかったですし、お店の雰囲気も良かったのですが、先日行った２階の印象が凄く良かったので、もうちょっとお料理にフレンチ感が欲しかったです。

アラカルト・パニーニ（650円）：お皿に盛り盛りのパニーニとポテト。かなりお得な感じです。これはテイクアウトして、公園で頂いても良いかも。

この御時勢に価格を変えてないのは立派ですが、ちょっと前は、上のレストランのわぁっという雰囲気を感じさせる気軽なお店でしたので、その感じがもうちょっと欲しいです。
富山環水公園にある、雰囲気が良いフレンチ。
夜は運河にかかる橋がライトアップされていて綺麗です。

クリスマスディナーに行きました（10,000円）。料理名が長～いです。

①鮪とサーモンの大理石仕立て　天使海老とサラダを添えて
②パン：中がもっちりとしてて、風味も良いです。
③マッシュルームのブルーテ　蝦夷アワビのコンフィ：柔らかいアワビやカリフラワー入りのスープ。
④鮮魚のポワレとタラバ蟹　柚子風味の白ワインソース：雑味の無い焼き蟹が美味しい。
⑤和牛ロース肉のポワレ　マデラソースとバジルの香り：ロースなのに、切っても肉汁は流れません。それでいて、中はロゼ（バラ色）で、しっとりとしていて旨いです。
⑥ラ・シャンスデセール：オペラとカシスシャーベット。紅茶が美味しいです。
⑦小菓子

雰囲気の良いお店です。
富山環水公園にある、雰囲気が良いフレンチのお店。
湖畔にあるので眺めも良いです。２階は本格的なフレンチですが、１階は割と気軽に行けます。

ランチセット（2800円）
①テリーヌ：しっとり。粒マスタードが添えてありますが、そのままで充分美味しいです。
②バケット：焼いて出て来ますが、冷めても美味しいです。
③野菜のスープ
④ヒレステーキ：ロゼに仕上がってます。ソースはメインのも良いですが、バジルソースもあって、これも好み。
⑤モンブラン：すっきり甘いモンブラン。作りたてかな？
⑥紅茶：ケーキにはこれですね。

どれも外れなく美味しいです。雰囲気も良いです。
富山環水公園にある、雰囲気が良いフレンチのお店。

フレンチの鉄人・坂井シェフ監修のお店ですが、本人がいる訳では無いので、あまり気にせずに行きました。
１Fは気楽なブラッセリー ラ・シャンス（予約できません）、２Fは高目のキュイジーヌ フランセーズ ラ・シャンス（予約可）と別のお店になっていて、この日は２階が団体さんで満席だったので、１Fの方に行きました。土曜日のランチで30分待ちでした。

ランチセット（2800円）
①野菜と鶏のスープ
②パン
③オードブル（サラダ・生ハム・サーモンetc.）
④ステーキ（肉か魚か選びます）
⑤ロールケーキ
⑥紅茶

ヒレステーキはミディアムレアだったと思いますが、柔らかく、中は全体がロゼに仕上がっていて、良い感じです。ソースもお肉に合っていて美味しいです。やっぱり、フレンチならお肉にした方が満足感があります。

他のお料理は特別感は無く普通です。フレンチと言うと、もうちょっと重めソースのイメージでしたが、全体的にあっさりな印象でした。

１Fはランチ時間が終わると、カフェになるのですが、椅子を交換して模様替えしてました。確かに椅子だけで結構カジュアルな雰囲気になるものですね。
しかし、食事してる隣で椅子を交換するのはどうなんだろ。

いつ行っても、最高の状態の釜あげうどんを食べられるお店。

休日は常に店外まで大行列が出来ていて30分待ちが基本ですが、この日は店内こそ満席に近かったですが、待ち客ゼロの衝撃的な状況でした。日本全国の小中高校の休校が決まったばかりのご時世が効いたのでしょう。駐車場の車の半分は相変わらず県外ナンバーがずらりですが。

冷しうどん・小（300円）：相変わらず、美しいうどんです。しっかりと立ったエッジや、ひと目で分かるコシ、弾力がありつつ喉ごしも良くて、これを漬ける出汁も美味しく、言う事無しです。

釜あげうどん・小（300円）：麺は外側がとろっとしつつも、しっかりとコシがあり、噛んだ時の弾力も程良いです。このうどんは何も付けなくても美味しく小麦の風味も良いです。そして、大きな徳利に入った濃い目の鰹出汁が強烈に美味しいです。これだけ濃い出汁なのに、飲みたくなる、と言うか、みんな結構ちびちび飲んでるくらい美味しいです。

マイベスト釜揚うどんです。ご馳走様でした。またいつか必ず来ます。
行列のできる、釜あげうどん屋さん。

瀬戸大橋から西に車で約20分の所にあります。
広い駐車場があるお店で、いつも外まで行列が出来ています。席に着いてからも待ち時間があるので、出汁をちょこちょこ飲みながら待ちます。

釜あげうどん・小（250円）：麺は外側がとろっとしつつも、しっかりとコシがあります。このうどんは何も付けなくても美味しいです。そして、大きな徳利に入った濃い目の鰹出汁が強烈に美味しいです。香川県のうどん屋さんは、出汁が個性的に美味しいお店も多いですね。マイベスト釜揚うどんです。

観光客向けのお店でありながら、うどんは最高。
回転も速く、営業時間も9～17時と長めなので、使い勝手も良いです。
釜あげうどん屋さん。

瀬戸大橋から西に車で約20分の所にあります。
うどんツアーのバスも停まっている広い駐車場があるお店で、外まで行列が出来ていましたが、約10分で席に着けました。おばちゃん達が４人がかりで茹でているので、ペースが速いのです。席に着いてからも待ち時間があるのですが、出汁をちょこちょこ飲みながら待ちます。メニューはうどん（釜揚・冷し）と御飯もの各種があり、麺と出汁を持ち帰りできます。

釜あげうどん・小（250円）：麺は外側がとろっとしつつも、しっかりとコシがあります。この食感のうどんは初めてです。そして、大きな徳利に入った濃い目の出汁が強烈に美味しいです。香川県のうどん屋さんは、出汁が個性的に美味しいお店も多いですね。マイベスト釜揚うどんです。

冷しうどん・小（250円）：目の前に置かれて思った事は「うつくしい」です。しっかりと立ったエッジや、ひと目で分かるコシ、その曲線の有り方と言うか、とにかく、うどんを見て美しいと思ったのは初めてです。期待を裏切らないしっかりとしたコシのうどんでした。


観光客向けのお店でありながら、うどんは最高です。
回転も速く、営業時間も9～17時と長めなので、使い勝手も良いです。

椀物が美味しい和食屋さん。

富山の和食は、海産物が弱くなる夏場はシーズンではない印象なのですが、ここはどんなものを出してくれるのか楽しみです。
昼食（6000円＋税）はうろ覚えですが以下の通り。

①八寸：笹と短冊を飾った七夕バージョンで楽し気です。

②椀物：南瓜の真薯に炙った白えびを乗っけたもの。ここのお出汁は富山の和食で一番好きです。

③お刺身：トヤマエビ、キジエビ、メジマグロ。富山のとろける海老が好きです。

④渡り蟹
⑤焼魚：スズキとタイ。身の弾力がある焼き加減。
⑥山芋羹とじゅんさいとトマト。
⑦さや豆の卵とじ。

⑧お食事：炙ったトウモロコシをもち米に乗っけたもの。凄く夏っぽいです。トウモロコシの甘みがご飯とも合います。海苔のお味噌汁もお出汁が良いからか美味しいです。

⑨デザート：水ようかん。
⑩抹茶。

安定の椀物と、とろける海老が何時来ても美味しいです。
優しいお味の和食屋さん。
離れの個室に案内されましたが、冬はもう一つの個室の方が、お料理を持って来た時の隙間風が気にならないかも。

冬に伺うのは、今回が初めてです。6000円のコースを頂きました。
①八寸：冬バージョン。大きな枯れ葉の上に料理が並びます。白子があっさりと美味しいです。
②椀物：蕪と蟹しんじょのお吸いもの。ここはお出汁が美味しいです。
③お刺身：ぶり。さくさくした食感です。あがったばかりなのかも。
④ボタン海老：２尾の大きな海老がとろけます。富山ですね。
⑤紅白のなますに、完熟の柿を合わせたもの。なますは非常に細切りでサクサクと食感が良く、塩梅が程良く美味しいです。完熟した柿がこれに合っていて面白いです。
⑥ぶりの焼物：焼き物も程良い味加減で美味しいです。
⑦しんじょ：出汁が良い感じに優しいです。
⑧お食事：海苔と炙ったへしこを乗せた御飯、分厚い赤かぶ、茄子のお味噌汁。どれも程良く美味しいです。
⑨大納言と抹茶

このお店のお料理は、どれも優しいお味でありながら、しっかりと美味しいです。
お出汁だとか、塩梅が丁度良いんですよね。
和食のお店。

隠れ家？と言って良いか迷います。と言うのも、このお店はウェルシア（ドラッグストア）の駐車場の片隅にあり、パッと見にはお食事処には見えないのです。しかし、中はきちんと掃除の行き届いた、感じの良い和室のお店です。
飲み物は、種類によってグラスを変えているようですが、お水のコップが非常に薄く軽いものでびっくりしました。グラスの種類が違うだけで、お水がスッと入る感じになって面白いです。

今回は6000円のコースを頂きました。
①おひたし
②月見豆腐とコチの椀：お椀の裏に、風の盆の絵が描かれてました。
③お刺身：ここのわさびは、舌に残る様な辛さが殆んど無く、爽やかな香りが抜けて行く感じです。
④お刺身
⑤八寸：この小さなお料理達が、全て丁寧に作られていて美味しいです。
⑥かぶすの炭火焼
⑦胡麻豆腐としんじょ
⑧栗ご飯とお味噌汁：砕いた栗、銀杏、塩昆布の御飯。こういう栗ご飯は初めてですが、美味しいものですね。
⑨抹茶と粒餡：食器の都合で、粒餡が食べ難かったかも。

全体的に優しいお味で、とても丁寧に作られています。ほっとしますね。けばい感じは皆無です。人を案内する場合は、趣味を考慮する必要がありそうです。

このお店は、赤い本2016では星が付きませんでしたが、個人的な感想としてあの本は、ある程度お店が立派で、分かり易いお料理を出す方が有利なのでしょう。このお店の場合、場所がウェルシア駐車場の片隅にある事、お店の外観が分かり難い事がマイナスに効いた気がしてなりません。店構えやお料理の分かり易さを考えると、あちらの方が人に勧め易い事は理解できますし。

白木のカウンターの江戸前寿司屋さん。

魚津駅前のロータリーにひっそりと有って、穴場だと思っていたのですが、数年前に一気に有名になりました。この日はツマミ3品、握り15貫、お味噌汁と飲み物を頂きました（29,200円/2）。以前行った時の倍のお値段ですが、高いネタも多くて、お値段相応でしょうか。

握りは富山の良くあるお寿司に比べるとやや小振りですが、丁寧に仕事されていて、それぞれのネタに存在感があります。置いたお寿司がゆっくりと沈み込む位に柔らかく握られつつも決して崩ず、口の中でほろりと解けます。私の知らない味で美味しいものも多く、他店ではなかなか食べられないので、また行きたいです。ネタは北海道や築地からの取り寄せもありますが、多くは地物だそうです。

光り物や穴子が美味しいのは、如何にも江戸前寿司です。気に入ったのは・・・

ツマミ：ヒラメにジュレをかけたもの。
サワラの握り：炙りです。
キングサーモンの握り：私の知ってるサーモンとは全然違いました。マスに近いものだとか。

ガリ：多くのお客さんが「なんせガリが美味しい」と言うそうです。実際、お隣の客も随分気に入ってましたので、ガリを切る暇がなくて、前にスライス前のものをそのまま置かれたりしましたが、すぐに無くなりました。
魚津のお寿司屋さん。

魚津駅のロータリーにひっそりとあり、最初はお店がある事に気が付きませんでした。店内は品のある清潔な感じで、白木のカウンターに７席と、小上りにテーブルが２つあります。箸置きはガラスの花型、コースターは木枠に陶器をはめたもので、色々と気を使っているようです。

お任せで11貫とお味噌汁、追加で数貫を頂きました。味付けは醤油も含めてお店の方がしますので、醤油皿とかはありません。
シャリとネタは小さ目で、握りは置いたお寿司がゆっくりと沈み込む位に柔らかく握られつつも決して崩ず、口の中でほろりと解けます。シャリや酢、更にわさびも、ネタの邪魔にならない感じですね。また、お寿司の見栄えが良いのも特徴でしょうか。お寿司の中でも気に入ったのは、

うに（塩）：私は殆んどのお店のうにが苦手なのですが、ここのは臭みも殆んど無く、うにを直で味わえました。
甘海老の昆布締め：甘海老を昆布締めし、更に甘海老の味噌をまぶします。いつものとろける甘海老も良いですが、これはそれにねっとりと昆布の旨みが上乗せされています。

なお、お任せでコハダが出てきたのは、富山のお寿司屋さんでは珍しい（頼めば出すお店は結構ありますが）と思って尋ねてみると、御主人は北海道で修業されたそうで、その師匠は江戸前で修業されたとか。技術的な事に関しては、そちらの系統なのですね。

一軒家の懐石料理のお店。

住宅地にある純日本家屋を改装したお店です。
御年配の夫婦でお店をなさっているからか、１日に１組しか予約を取っていませんが、運良く予定が合いました。雪の中お店に着くと、御主人が入口の雪かきをされていました。お疲れ様です。

お店ではまず、待ち部屋に通されます。このお部屋は実家の和室と非常に良く似た造りで、落ち着く日本家屋そのものです。障子の向こうに雪の積もった小さなお庭が見えていました。

暫くすると、テーブル席のあるお部屋に通されました。床の間には掛け軸や、雛人形が飾られており、左手には金屏風、右手には雪の積もったお庭に花が飾られており、食卓にはテーブルクロスのような感じに綺麗な帯が敷かれていました。

お料理はうろ覚えですが以下の通り（色々込で16500円/人）。

食器は季節毎に替えているそうで、今回は２月バージョンの梅を模したお盆が最初に出て来ました。

①お刺身：ぶり、ガス海老、ヒラメ。ヒラメは旨みが強いものだったのでうっかり昆布締めかと思ったら、おかみさんに怒られました。懐石では昆布締めは出さないそうです。

②吸物

③八寸：酒粕は苦手でしたが、それ以外は好きです。牡蠣を醤油味で煮たものは、ふっくらしていて、臭みも無いので、貝や海の風味が苦手な人でも行けます。柚子の皮も面白いですし、フキノトウに似たお野菜はサクサクと美味しかったです。

④焼魚

⑤アスパラの肉巻き：お肉の方が多いのに、アスパラがメインの１品。実は肉巻きよりも横に付いていた人参に特有の嫌みが全く無くて美味しかったです。何でも、ホワイトチョコで煮込んだらこうなるそうで、おかみさんが、これならお子さんでも残さずに食べてくれると言ってました。料理人の思いを感じます。

⑥揚物：天ぷらではなく、カリッとしたあられ状の衣です。たらの芽が好きです。

⑦白子豆腐：私もそうですが、白子の見た目が苦手な客もいるそうなので、裏漉しして豆腐の形で出しています。

⑧炊き合わせ：２月なので、笹と雪を象った器です。
⑨酢の物

⑩お食事：鯛御飯とお味噌汁。お食事のはずなのに鯛が出て来たので驚いたら、お腹にもち米と枝豆とくわいを詰めて蒸したものでした。横に付いてるお漬物も好きです。こういうのを頂くと、お漬物に手が出る癖が付きます。

⑪水菓子：苺と柑橘類ゼリー。

⑫和菓子と抹茶：別室に案内されました。お部屋は３本の燭台で明かりを取っており、雰囲気があります。昔は灯りと言うと電気ではなく蝋燭だったので、この薄暗い状態で生活していたのですね。雪の夜に伺って良かったです。

お店を出ると、石畳と車が除雪されていました。御主人、お疲れ様です。

フルーツパフェのお店。

1階は各種果物を使ったお土産、２階は各種フルーツ一いっぱいのパフェ、タルト、アイス等を食べられます。なお、店内にはガレのガラスの花瓶なども飾ってあって、雰囲気があります。観光客で２時間以上待ちもある人気店ですが、朝10時に行けば普通に食べられるので、時々朝食に行きます。

デコポンとショコラのパフェ（ドリンク付きで1870円）：デコポンのオレンジ色が映えるパフェ。かなりの多層構造で、上からチョコ、クリーム、たっぷりデコポン、デコポンシャーベット、デコポン、焼き菓子、チョコアイスクリーム、クリームとどんどん味を変えて行って飽きさせません。

苺とマスカルポーネのルージュパフェ（2200円）：こちらも上から、たっぷりの苺、チョコ、クリーム、フランボワーズのシャーベット、バニラアイス、ピスタチオ、マスカルポーネチーズクリーム、スポンジケーキ、カスタードクリーム、苺、ゼリー、苺と丁寧な造りです。今回は季節的なものでしょうけど、苺よりアイスクリームの方が甘かったので、それだけはちょっと残念。

なお、くらしき桃子はお店が増えて、倉敷中央店、倉敷本店、総本店の３つになりました。どれも本店の様な響きですが、私的にはガレの花瓶のある倉敷本店が一番良い雰囲気だと思います。
フルーツパフェのお店。

日曜日は朝9:30から開いてるので、たま～に朝食に行ってます。
1階は各種果物を使ったお土産、２階は各種フルーツ一いっぱいのパフェ、タルト、アイス等を食べられます。なお、店内にはガレのガラスの花瓶なども飾ってあって、雰囲気があります。

完熟マンゴーパフェ（2592円）：上から濃厚な甘みの完熟マンゴー、更にマンゴーアイス、マンゴープリン、たっぷりの甘いクリーム、そして一番下にまた完熟マンゴーが入ってます。アイスもプリンもクリームもかなり甘いですが、それ以上に完熟マンゴーがしっかりととろける甘さです。

極早生ピオーネパフェ（1728円）：しっかり甘いピオーネたっぷりのパフェ。

マスカットのタルト（1080円）白桃のチーズタルト（648円）：共に土台のケーキ以上にマスカットや白桃がしっかりと甘いです。

普通、果物のパフェはバランスが難しいですが、ここは果物のレベルが高いので、しっかりと果物主役で美味しいのでお薦めです。
（但し、桃パフェは時期次第です。桃は味を安定させるのが難しいとは聞きますが、確かに。）

富山のお寿司屋さん。

個室をお願いするとコースで7000円からとの事で、取り敢えずそれにしましたが、美味しかったので追加で色々注文しました。

・白海老の刺身
・ニシン昆布巻：濃過ぎず、お魚と昆布がじっくりと美味しいです。今まで食べた昆布巻きでも１番かも。
・お造り：ひらめ・海老・ぶり・ばいがい。白身魚がしっかり美味しいのは良いお店です。

・かに酢：蟹くささのない、食べ易い蟹。蟹がかなりの量ありますが、広げて派手に盛り付けるのではなく、可愛い感じに盛り付けてあって綺麗です。酢もきつくなくて食べ易いです。

・白子：ぷりっとした新鮮な白子。
・玉子焼き
・お寿司、鯵・中トロ・イカ・白身（忘れた）：お魚が大振りで厚みのある、富山のお寿司らしいお寿司。ネタもシャリも大きいので、４貫でもボリュームがあります。

・お味噌汁：薄味ですが、しっかりと良い出汁が出てて好きです。
・洋梨のシャーベット

派手さはないですが、どれも綺麗に盛り付けられてて、お魚臭さとかもなくてすっきりと美味しいです。追加で結構頼んだ割には高くもなく、満足です。また行きそう。

予約制の和食屋さん。

富山城の近くに鱒の寿司屋さんが４軒（せきの屋、高田屋、前留、川上）集まっている場所があり、その前留さんの並びにあります。松川沿いですね。

店内は綺麗な白木のカウンター８席のみ。京都で修業されたという、つる木さん達２人でお店を回している事もあって、お客は予約の２組だけしか取ってないそうです。それで敷居が高い感じかな？と思っていたら、「いえいえ、手が回らないだけですよ」とつる木さん。お話してみると２人とも気さくな方です。

和食のコースは10000円で、お酒は和洋揃っている感じです。勝駒の特吟とかもあります。
お料理はうろ覚えですが、以下の通り。全体的に出汁がハッキリしたものが多く、１品の量は少な目ですが、頂くとほっとすると言うか、不思議にくつろぎます。

①小さな茶碗蒸し：とろっとした出汁の効いた餡がかかってます。
②前菜：太刀魚の一夜干し、蓮根の挟み揚げ、鯛の煮凝りなど。菜の花のお浸しが一番美味しかった。
③お吸い物：お出汁が効いてます。
④お刺身：イカ、甘海老、鯛。甘海老がとろけて美味しいです。
⑤鯖寿司：今まで食べた中で一番爽やかな鯖寿司。
⑥筍の炊き合わせ

⑦ブリ大根：ミディアムに炙った鰤で大根を巻き、おろしと出汁のジュレを乗っけたもの。お口の中でブリ大根が生まれます。こんなにフレッシュなブリ大根は初めてですが、間違いなくこれはブリ大根です。

⑧かぶらの汁物に炙った白子を入れたもの（料理名忘れた）：白子が香ばしくもとろっとしていて美味しいです。

⑨揚物：油揚げで白身魚を包んで揚げたもの。軽い感じで、白身魚もホクっとしつつもしっとりしていて美味しいです。

⑩お食事：バイ飯（バイ貝入りの御飯）とお漬物。貝の臭みとかは全くなく、シンプルなお味の貝です。

⑪水菓子：三方柑のゼリー。賽の目状の苺が乗ってます。スッキリと美味しく、既にお腹一杯だったのにスッと入りました。

⑫善哉

お料理は大体１口サイズですが、上品ながらも１品１品お味がしっかりしているため、お腹を空かせて行くと吉です。

また、このお店は器もバリエーション豊富で楽しいです。目の前でお料理しているにも関わらず蓋をして霧吹きしてから出すあたり、蓋を取った時のわあっという感じを大切にされているのでしょう。

なお、私は車だったので温かいお茶を頼んだところ、ほうじ茶を小まめに出して頂けました・・・かなりの杯数を飲みました。その湯呑も毎回違うセットに替わって行き面白く、最後の善哉の時だけ煎茶でした。お茶も、お店のまったり感に拍車をかけてた気がします。

御馳走様でした。

富山駅近くの大衆居酒屋さん。

富山在住でない事もあって、今年はあまり美味しいブリの刺身に当たっていないのに、ブリシーズンが終わりかけていたので、ここならばと入店です。

カウンターのみのお店ですが、いつも混んでいる印象があります。メニューはお魚系が中心ですが、おでんもあり、お酒は豊富ですが、あんまり高いのは無い印象です。座り難い割に、いざ座って見るとお高い感じがないのが良いですね。

この日頼んだのは、お刺身各単品（ぶり、がすえび、めじまぐろ）、ぶりかまの焼き物で6100円でした。ぶり刺しは、数年前の富山の様な振り切ったレベルとはいかないものの、流石の美味しさで、このお店に来て良かったです。かすえびも甘くて美味しく、めじまぐろも中トロが締まったのかというレベルで濃厚です。

ぶりかまも満足感のあるものを頂けました。ブリが無いと言っても、有るお店には有るんですね。来年から、困ったときはこのお店に行きましょう。