2回
2015/03 訪問
★コスパ最強フレンチ ビストロの王道★
デザート(黄桃のクラフフティ)
デザート(黄桃のクラフフティ)
いつも季節の生花が飾ってあります。
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バゲット
必ず付いてくる、オリーブ
オリーブ
牛の胃のソテー
スープ・オ・ピストゥー
ホワイトアスパラガスのオランデーズソース
ホワイトアスパラガスのオランデーズソース
リヨン風クネルのグラタン
リヨン風クネルのグラタン
京都特産ぽーく
じゃがいものミルフィーユ
黄桃のクラフティー
黄桃のクラフティー
キウイのシャーベット
キウイのシャーベット
キウイのシャーベット
2015/07/11 更新
7/10 ランチ利用 ブション
本日はランチにお邪魔しました。
◆ランチ(デザート付き) 1440円×2
サラダとメイン、パンとデザートが付いているコースです。
メインは子羊の肩肉の赤ワイン煮をチョイスしました。
ランチの特徴はとにかく安いことです。これだけついて1500円いかないわけですからフレンチにしては驚異的なランチコースです・・・。主観ですが、メインのお肉の量もディナーよりも多い気がします。
変わらず美味しいブションの料理・・・子羊はコラーゲンたっぷりでぷるぷる・・・身はお魚の切り身のように柔らかくほぐれ、口の中でとろけます。一緒に煮込んだ人参も甘く、ベーコンも程よい塩辛さです。これがソースと合わさると幸せ~★な気持ちになります!毎日でも食べたいです♪
余談ですが、ブションのパンは昼と夜とだと微妙に違うらしく、夜の方が若干細めのバゲットになっているのだとか・・・
デザートは、キウイのシャーベットとアリババをチョイス!いつ食べてもほっこりするブションのデザートです。アリババはブランデーたっぷりで、切ってから断面を更にブランデーに浸して頂きます(笑)
ごちそうさまでした♪
こんなに美味しいのになぜビブグルマンがつかないのでしょう・・・
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もう15回以上は利用しているでしょうか・・・京都で一番大好きなフレンチレストラン ブション・・・
何度食べてもずーっと美味しい・・・
大人2人で注文したのは、
◆前菜+主菜+デザート 2,880円×2名分
-(スープ オ ピストゥー)+(京都特産ぽーく、豚ロースのグリエ)+(黄桃のクラフティ)
-(牛の胃のソテー)+(リヨン風クネルのグラタン)+(キウイのシャーベット)
◆別途 前菜 一品(単品)アスパラガスのオランデーズソース 2,180円
まずひと品目。私が頼んだのはスープ オ ピストゥー。
ピストゥーとは、ニンニク、バジル、トマトなどを使ったソースを言うのだとか。
バジルペーストのようなものがかかっていて、それを混ぜて食べます。
美味しかったけどこのチョイスは失敗だったかも…と後で後悔。相方が牛の胃ソテーを注文していたので羨ましくて、もらいました。
お店のメニューはほぼ全て食べ尽くしているので、新メニューが出ると必ず試しに注文してみることにしています。でも今回はちょっと期待外れだっかも(笑)美味しいけど普通すぎる。
・牛の胃のソテー 前菜の中で一二を争うほど好きです。これは一度食べたら癖になる美味しさ。
まず、驚くほどに柔らかい。腸をこんなに柔らかくして出すところはそうないんじゃないかとおもいます。そして噛めば噛むほどに味がでてくるのです。胃のソテーというと臭みを気にされる方もいるかもしれませんが、臭みもそんなに強くはありません。絶対食べるべき一品その1です。笑
次に出てきたのは、コースとは別途単品で頼んだ・白アスパラガスのオランデーズソースこれは絶対食べるべき一品その2
見た目はボイルした白アスパラガスにソースがかかっただけのシンプルなもの。でもこれがめちゃくちゃうまいのです。
白アスパラガスはヨーロッパでは春の食材として親しまれているようです。日本ではあまり食べる習慣がないですよね。
太いものの方が甘みがあるのだとか。一口食べると驚くほどにジューシー。そして甘い。野菜ってこんなに深みのあるダシが出るんだと感動します。ソースは、オランデーズソース。
オランデーズソースとは、バターとレモン果汁、卵黄を混ぜたものが基本になってるのだとか。個人的には勝手に、サラダ油のかわりにバターを使ったマヨネーズ的なソースだと思っています。
一口食べると、程よい酸味の後にすぐバターの強い香りがグッとくる。それが鼻から抜けて最後は少しの酸味と塩味が残ります。このバターの溶けるスピードと広がる感じがもう、、最高なのです。アスパラガスにつけても当然美味しいのですが、たっぷりパンにつけて食べても◎
何がすごい…とも言い切れませんが、これだけの溶け感があるというのは使っているバターの融点が低いのでしょうか。あとはシェフの腕ですかな。
アスパラはロワール地方で取れたものだそう。私もよく知らなかったのですが、ロワール地方はアスパラガスの大産地なのだそう。白アスパラガスは土から少し頭が出る頃が収穫時で、 春先のアスパラは株の養分がよく行き渡る分、夏のアスパラよりも糖度が高くうまみがあるのだとか。
次は主菜。私が頼んだものは、
2cmはある分厚いお肉とジャガイモのミルフィーユをオーブンで焼いたもの。
がっつりしたものが食べたかったのでこれを注文。
肉はしっかりと締まっていますが、かたすぎず、噛んだ瞬間のお肉が歯に当たる感じがたまりません。脂身も、相方曰く、肉のうまみが詰まったとても美味しい油なのだとか。
相方が頼んだ主菜は、リヨン風クネルのグラタン。クネルとは肉や魚をすりつぶし、形を整えて湯でたり、蒸したりしたものだとか。
ヨーロッパ風のしんじょみたいな感じですね。ホロホロとしていて、面白い口当たりです。
最後はデザート。一人一つですが、二つとも私の胃袋に納まってしまいました…
一つ目は黄桃のクラフティ
クラフティとは、タルト型に入れて焼き上げて作る果物入りプティングのことだとか。
私は通年あるデザートの中ではこれが一番好きです。プディングの部分は柔らかく、たっぷり入った黄桃の歯ごたえがいい感じです。
でも一番好きなのは、はしっこの方で、焼きがしっかりしている所がまた美味しいのです。
二つ目はキウイのシャーベット。ここのフルーツは全て本物です。ドリンクもオレンジジュースを頼んだら全部搾りたて。キウイのシャーベットも、全部フレッシュなキウイから出来ています。そういう嘘の無いところも好きです。
キウイのあのつぶつぶの種がそのまま残っていて面白い食感でした。さっぱりとしていて、締めにはなかなか良いチョイスだったと自分でも思います。笑
ここのお店は、最初に書いたように現代的な、先を先を行くフレンチではありません。どちらかというと、トラディショナルなフレンチです。
だから、見た目がすごいとか、見たことない食材使ってるとか、驚くような調理方法をしている、というわけではないような気がします。
でも、いつも使う食材でもいいものを仕入れていいものを使おうとか、もともとある調理方法の熟練度を上げ、昔からある料理そのものをもっと美味しくしようとか、そういう方向に努力の方向が向かっているような気がします。
だからいつ来ても美味しいし、飽きないのかもしれないです。