かなた9999さんが投稿したふじ(京都/京都市役所前)の口コミ詳細

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おいしいは人を幸せに

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閉店ふじ京都市役所前、神宮丸太町、丸太町(京都市営)/日本料理

1

  • 夜の点数:4.5

    • ¥10,000~¥14,999 / 1人
      • 料理・味 4.5
      • |サービス 4.5
      • |雰囲気 4.5
      • |CP 4.5
      • |酒・ドリンク 4.5
  • 昼の点数:4.5

    • ¥6,000~¥7,999 / 1人
      • 料理・味 4.5
      • |サービス 4.5
      • |雰囲気 4.5
      • |CP 4.5
      • |酒・ドリンク 4.5
1回目

2016/05 訪問

  • 夜の点数:4.5

    • [ 料理・味4.5
    • | サービス4.5
    • | 雰囲気4.5
    • | CP4.5
    • | 酒・ドリンク4.5
    ¥10,000~¥14,999
    / 1人
  • 昼の点数:4.5

    • [ 料理・味4.5
    • | サービス4.5
    • | 雰囲気4.5
    • | CP4.5
    • | 酒・ドリンク4.5
    ¥6,000~¥7,999
    / 1人

★なんともしあわせな時間★

――――★ふじランチ再訪★2016/7/10 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
本日も幸せな時間を求めてふじへ★夏のふじといえば、去年の最強の藤本さんのプレゼンテーション!鮎の炭火焼を思い出しますね★今回も出ましたよ~★
藤本さんが目の前で大きな鉢に入った鮎を見せてくれます。「わ~~♥」手でつかみとり、ピチピチのまま串打ち。そのままカウンターで炭火焼にしてくれます。ジュッ・・・モクモク・・・パタパタ・・・こんがりやけた鮎の身体からはやがて脂が溢れ出てきます。煙がすごくて(笑)女将が玄関を開けてくれます。ファ~ッと夏の風が店内に入ってきます。目の前では美味しそうな鮎が焼かれてて・・・もうこれ以上の夏の至福ってないように思います。あれこれ悩んでいること全部も~ど~でもい~や~ってなります。笑
丁寧に焼かれた鮎は背びれも尾びれも格好良く立っており、とっても美しい(*^_^*)
ガブりガブりと三口くらいで一瞬にしてなくなります。
苦味が良い。夏を感じます。

◆鱧の湯引き
ふじの一品目は季節感を感じさせるものが多く、今回は鱧でした。上にはお出汁のジュレ、一緒にグリーンアスパラ、トマト、ほじそが添えてあり、なんとも涼やかでキラキラ美しい一品です。グリーンアスパラはとっても鮮やかな緑色が出てました。また、お味も夏らしく、緑の濃さが際立ってました。最初は鱧とアスパラの組み合わせ?と思いましたが、これが不思議と合うんです。試行錯誤の末の美味しさでしょうか(*^_^*)
◆蓮根くずの椀物
荒くすりおろした蓮根の下には鯛が。とうもろこしと枝豆が一緒に入っています。
とにかくとうもろこしがあま~~い(*^_^*)一粒一粒噛み締めちゃいます。荒くすった蓮根のしゃりしゃりとした食感もまた夏を感じさせます。透明感のあるお出汁は食材の美味しさを邪魔しない程度に引き立ててくれます。飲み込んだあとにも口の中に出汁が広がります。
◆お刺身
お刺身はイカと鯛でした。イカはしっとり、どっしりと密度が高く、強い粘り気があります。喉の奥で感じるほんのり甘さが良いです。
鯛は身に弾力があり、うっすらと脂がのっています。鯛特有の旨みと甘い香りが鼻から抜けていきます。
◆鮎の塩焼き
◆お凌ぎ
今回はちまき!中は鯖寿司でした。ちょーっと鯖が臭ったかな・・。生臭さじゃないんですけどね。そこだけ気になったけど他が良いし、この価格なので文句なし!付け合せは鬼灯の中に万願寺とうがらし、シソの葉、小芋が。水々しくえぐみのない万願寺とうがらしでした。
◆炊き合わせ
冷たい炊き合わせでした。ニシンと茄子です。ニシンは品よく脂がのっていました。冷たいのにほどよく口の中で脂が溶けます。で、茄子が美味しいんです~(*^_^*)炊きすぎてくたっとなるわけではなく、出汁は染み染み・・・茄子本来の味も残しつつ。とにかく丁寧に丁寧に作られた事を感じさせる美味しさなのです。当たり前の事なんですが、こういうおうちでも出そうな一般的なメニューが、はっとするほど美味しいと、ああ、すごいなぁー、とため息が出ますね。
◆ごはん
◆マンゴープリン
最後はマンゴープリン!!待ってました!!!冬のあいだ出ないのか出ないのかとがっかりしていたのですが、今回ついに出ました!!
冬はピスタチオアイスで夏はマンゴープリンなのかな?


いつも 美味しい~ と ほっこり を ありがとうございます。(*^_^*)

にやり にやり(*´ω`*) なんと、今月はもう一回行けるのです。
うらやましかろう?

えっへん( ̄ー ̄)


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追記5/23 大事な事を書き忘れていました。お写真のトラブルがあったようで、撮影は一切禁止になりました。貸切などの場合は良いようです。

★ふじ夜再訪2016/5/3★――――――――――――――――――――――――――――


今回は藤本さんからお誘いのお電話をいただきました。これも、相方が粘って電話し続けてくれたおかげでしょうか。

コースは1万円になっていました。とり市で仕入れたたけのこがふんだんに使われていました。また、椀盛には鯉が出たり、お刺身には鰹が出ました。最後のたけのこごはんが最高でした。八寸では、小鯛のちまきや生ハムとアボカドのお寿司も出ました。金額が高くなったぶんの価値はあると思います。


――――★ふじランチ再訪★2015/11/21――――――――――――――――――――――――――――

・先付
朴葉味噌 こんがり~トロ~の朴葉味噌。お店に来てすぐ、シュゥ~という音と、香ばしい葉と味噌の焼ける香り。食欲を掻き立てられます。味噌を焼きつつ、ちょちょいとお肉につけてパクっ。んま~!!ほっこりこっくり焼けたお芋もたまりません。最初から心鷲掴みにされました。

・向付
鯛とマグロ  鯛の身の甘さ、繊細で奥深い味がダシ醤油と絶妙に交わります。飲み込むのが惜しいくらい。

・お椀
甘鯛 湯葉 銀杏をかたどった柚の皮が秋を感じる~。やっぱりふじは出汁が最高。前回飲んで感動した感覚は間違いではありませんでした。あの口に入れた瞬間キリッと締まったような雑味の全くない澄んだ感じ。魚臭さも海藻臭さも全く感じない、旨みだけを上手に出した出汁。口で転がすうちに膨らむダシの奥深さ。ほ~しあわせ~~。
クズで包んだ甘鯛の身は舌触りがつるりと良く、ふじの出汁にもよく合っています。喰むと身はほろりと崩れ、中から魚の甘味が飛び出します。湯葉も瑞々しく蕩け、豆のい~香りが口に広がります。

・焼き物
カマス タレ焼き 大将が目の前でカマスを焼いてくれます。ジュウジュウシュワシュワ・・・はやくできないかな、とそわそわ。甘めのタレで焼かれたカマスは、すこーし身のパサつきが気になる?でも合格点です。

・お凌ぎ
飯蒸し いくらのトッピング 一口口に含むと空気と一緒にもち米特有のい~~香りがします。もち米は立っており、ひと粒ひと粒つややかで、崩れた米粒は一つもありません。口に入れるとしっかりとした噛みごたえと弾力があり、柔らかな甘さが口に広がります。いくらがなくても美味しいけれどいくらの塩っけがまたもち米の甘さを引き立てます。

・炊き合わせ
厚揚げ かぶ 椎茸 生姜のあん お出汁がじゅんと染み込んだかぶは株そのものの旨みと出汁とが合わさって最高のスープとなって口の中でとろけます。

・ご飯
ご飯 香の物 赤出汁 これを楽しみに再訪したようなものなのです。美味しいふじのご飯。土鍋の中でグツグツグツ・・・米粒が絶妙な火加減でおいしい水と共に旨みを形成していたのでしょう。蓋を開けるとほっこりふっくらご飯。ひと粒ひと粒立っていて艶やかさがありながらも米粒に収まりきらなかった旨みが粘りとして外に溢れ出て、香りを嗅いだだけで甘さを感じます。おはずかしくも4回もおかわりをしてしまう始末。

・甘の物 
ピスタチオアイス 市販のペーストを使わずに、ピスタチオをすりつぶして一からアイスを作ったのだとか。これまで食べたピスタチオアイスの中で最も美味しいアイスでした。まず香りが全然違う。ピスタチオは一度炒ってあるのか、香ばしい香りが口に広がります。そしてとろけるようなミルクと粒のピスタチオをはさんで最後口に残るのは濃厚なピスタチオの油です。ここにも旨みがあるようで全然嫌な感じがせず、むしろピスタチオそのものを食べている感じが増します。


京都市役所前からトコトコ歩いて5分。お店の名前が書かれたのれんを見つけました。
晴れた日で風もあったせいか、店先ののれんが翻りとても涼やかでした。
カウンター6席ほどしかない小さなお店です。

カウンターとその中の敷居が少し高くなっているせいか、文楽の舞台のように感じます。
これから始まる事に期待感が高まります。
カウンター後ろは 6畳ほどの畳になっていますが一切使いません。なんとも贅沢なカウンターです。

席に着くと女将さんがお茶を出してくれます。
大きい玄関から外の光がいい具合に差し込んでおり、なんだかとってもいい気持ちです。お茶をすすりながらゆったりした時間を過ごします。
飲みものを注文し、コーススタートです。

・つきだし
蓮の葉の上にぽってりと1枚の花びらがのっかっています。葉は雫を帯びてなんて綺麗ななんでしょうか。これだけで心つかまれます。草花を使った飾り付や演出はいくつか見てきましたが、こんなに自然に食卓に溶け込んで、そいれでいてはっと思わせる美しさがあるものは初めてです。
・先付け
もずく、手毬寿司、鬼灯の中にはとうもろこしが入っています。手前のカラスミによく似たものはドライ杏です。
もずくは細く、シャキシャキとした歯ごたえが見事です。お寿司も握り方が絶妙でギュッと硬すぎるとことなく、ほどけすぎることもなく、ネタと交わり、この辺に職人の技術を感じます。
・椀物
鱧と湯葉、冬瓜です。お椀を開けると上品なカツオの香りがふわんと鼻をかすめます。
澄んだ出汁は透明でつややかな光を放ち、ポツポツと浮いた鱧の脂がキラキラとしています。
出汁はカツオぶしのえぐみや臭さが全くなく、すーっと口の中に広がります。上品で優しく、飲み込んだ後は口の中でカツオ出汁と鱧の脂が巧みに交わり、深い味わいが広がります。
・刺身
イカの刺身 綺麗な白色をしたイカです。まるで羊羹のようにずっしりと重みがあります。しっかりと歯ごたえはありますが、噛むと口の中でねっとりとした粘り気ができます。同時に口の中に特有の甘さが広がります。
・焼き物
行きた鮎を鉢に入れて見せてくれます。目の前で調理し、炭火で焼いてくれます。煙が夏の風と共にふわっと玄関に流れてゆきます。もうなにも言うことはありません。
塩焼きでがぶりと頂きます。内蔵の苦味が濃いのに生臭さはありません。鮎そのものの豊かな香りが口の中に広がります。
・汁物
そうめんを自家製の出汁でいただきます。麺は細くてツヤツヤとしています。歯触りもツルツルとしており、のどごしが良いそうめんです。出汁が濃い目なのに麺そのものの風味も負けていません。絶妙な組み合わせです。
・煮物
ほうれん草とエビを炊いたものです。ほうれん草の葉は若干しゃきっと歯ごたえを残しつつ、絶妙な加減で火を通してあります。
・ご飯
ご飯・香物・赤だし ご飯がとても美味しいのです。ご飯粒が立っているのはもちろんの事、お米のうまみがギュっとつまったご飯なのです。口に入れた瞬間にお米の甘さと水の香りが蒸気とともに鼻から抜けていきます。幸せだ・・・・・。お米は上手く洗わないと米の旨みまで削いでしまうと聞いたことがありますが、それが身にしみてわかったような気がしました。米の旨みは損なわず、余分なものだけを削ぎ落とした感じなのです。ご飯を噛むとそれまで土鍋の中でおいしいお水と熱で熟された旨みが口の中にぱーっと広がっていくようです。ご飯本当に美味しかった。
・デザート
マンゴープリン 上はとろとろのミルクソースとなっており、その下にマンゴー餡とも言えるようなやわらかで舌触りがザラりとしたものが入っています。このザラザラした感じと上のミルクが合わさり、とんでもなくすごいスイーツができています。これは洋菓子かとか和菓子かとかそういった垣根を完全に超えた、藤原さんにしかできないような感性でデザートを作ってらっしゃいます。マンゴーとミルクという組み合わせは何十回と食べてきたはずなのにこんなにお互いが巧みに混ざり合う感じは初めてです。一体どれだけ素材を知り尽くしてらっしゃるんだろうと、思ってしましました。

ため息もののお店です。


2016/07/10 更新

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