かなた9999さんが投稿したしのはら(滋賀/三雲)の口コミ詳細

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移転しのはら三雲、甲西/日本料理

1

  • 夜の点数:5.0

      • 料理・味 5.0
      • |サービス 5.0
      • |雰囲気 5.0
      • |CP 5.0
      • |酒・ドリンク 5.0
  • 昼の点数:4.7

    • ¥15,000~¥19,999 / 1人
      • 料理・味 4.7
      • |サービス 4.7
      • |雰囲気 4.7
      • |CP 4.0
      • |酒・ドリンク 4.0
1回目

2015/11 訪問

  • 夜の点数:5.0

    • [ 料理・味5.0
    • | サービス5.0
    • | 雰囲気5.0
    • | CP5.0
    • | 酒・ドリンク5.0
  • 昼の点数:4.7

    • [ 料理・味4.7
    • | サービス4.7
    • | 雰囲気4.7
    • | CP4.0
    • | 酒・ドリンク4.0
    ¥15,000~¥19,999
    / 1人

こだわりぬいた豪華絢爛な食材!最後のスペシャルコース!

しのはら8/14再訪
8月末で滋賀のお店を閉店し、銀座に移転されます。

30,000円のスペシャルコース注文は8/14の私たちの予約が最後との事でした。
昨年お伺いした時に30,000円のコースがあると知り、次の予約が1年後となってしまいました。

高級食材の連発に驚くばかりです。原価率60%〜70%とのこと。この土地だからできることなのでしょう。全てがホームランでした。

★アワビと雲丹のゼリー寄せ
まず最初に出てきたのがアワビと雲丹です。最初から豪華すぎる食材に期待感が高まります。
★アワビの肝ソースで煮込んだ肉厚アワビ
これは今ままで食べたことのあるアワビの中で間違いなく一番美味しかったです。3センチは厚みがあったと思われます。その大きいアワビをアワビの肝で炊いたとのこと。思わず「ほぉ~」と声が出ます。大胆にバクバクいただきました。
★クエの椀盛
大きな身と身の間にたっぷりたまったコラーゲンがたまりません~!!出汁にもたっぷりとうまみが染み出ております!
★松茸と鮎の春巻き
一口目から松茸の香りが口の中に広がります。鮎の身が口の中でほろほろほどけ、苦味がアクセントになっていました。美味〜!
★お刺身
金目、ハモ、小鯛など。金目鯛の脂が口の中でとろけます。今までに体験したことのないような感覚です。絶妙な温度が素晴らしい!!
★このわたののり巻き
珍味このわたを海苔巻きで。卵の黄身の部分をもっと濃厚に、複雑な味わいにしたようなお味でした。
★八寸
鮎、蛸、ちまき寿司、たまご、モロヘイヤ、トマト、さつまいも、すっぽん竜田揚げ等
★氷の器に盛った オクラそうめん、香茸天ぷら
氷で作った器で、見た目がなんとも涼やかなオクラそうめんです。香茸の香りが非常に不思議で、噛むほどに味が変化してゆくのです。。非常に珍しい茸なのだとか。
★琵琶湖の大ウナギ
通常のうなぎの2.3倍はあるウナギでした。思わず、これ、ほんとにウナギですか??と聞いてしまうほどに(笑)脂のノリも抜群で、わさびとお塩でいただきました。
★すっぽん炭火焼き
こいつがとにかくすごい!焼き鳥のような感じでタレをつけて焼いていくのですが、この調理法にふさわしく、大きく、コラーゲンたっぷりのすっぽんなのです!
★鱧と松茸のしゃぶしゃぶ
鱧は韓国産鱧なのだとか。韓国というと産地としてはどうなんだろう、、よく知らなかったのですが、とにかく食べてみて非常に脂の乗りがよく、味のある鱧でした。
★近江牛と冬瓜
これもおいしかったんですが、前半に出てきた素材がすごすぎて、、、感覚が完全にマヒしております。笑
★あゆと松茸の炊き込みごはん
ここに来るまでに鮎と松茸の美味しさは十分に堪能しましたが、最後に出てくると、また気持ちも盛り上がります。
★桃、ぶどう、白ワインがけ

ここまで書いて、改めて、篠原さん、すごいです。食材はどれも主役を飾れるパワーを持っていますが、喧嘩させず、食べる側に飽きさせず。ストレート、変化球、姿を変えて出てくる豪華な食材に驚き、感動し、大満足です。
こんなものが食べたい、あんなものが食べたい、なーんていう私の想像の範疇を楽々超えていきます。
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三雲駅からタクシーです。
三雲駅は本当に何にもない駅で、喫茶店すらありません笑 駅の待合室で時間を潰します。

田んぼ道を走ること約5分。一瞬えっ?ここ?と思いますが、小さくしのはらと書かれた看板が出ています。

予約時間が来る前に外でそわそわしていると、中居服を着た可愛い女の子がお店の玄関から声をかけて下さいました。言われるままに靴を脱いで中に入ると、お香の良い香りが…

今回は超プレミアムなカウンター席を2人で使わせて頂きました。

・つき出し
雲丹と海老/うみぶどう ダシのジュレがけ
蓮の葉が紐で括ってあります。開けてみるとキラキラ宝石のようなお料理が登場。海老はぷりりとレアに仕上がっており、それがウニと出汁のソースと共に口に広がると、なんとも言えない
出だしから贅沢です。

・刺身
アワビ/トロ/タイ
なんでも、熟成させたお刺身なのだとか。熟成肉という言葉は聞いたことがありますが、魚それも刺身を熟成させるとどうなるんでしょうか…。タイを一口いただくと、はっきりわかるほどに味が濃い、熟成させたことで旨味が強くなっています。醤油が無くとも食べられるほど。
大将曰く、熟成にはそれぞれの魚に合った温度、湿度があるそうで、細かく管理してないと失敗するのだとか。そんな繊細な技術が必要だったなんて…ただ寝かせておくだけではダメなんですね。

・もち米と穴子
炊き立ての餅米の良い香りと穴子の香りがなんとも…
柔らかな穴子の舌触りとつやつやとした餅米の食感が絶妙です。

・椀盛
鯛/冬瓜
大きな鯛が入った椀です。出汁は深〜い味わいで、飲み込んだ後にふくよかな香りが広がります。

・八寸
マジャク/鮎/手まり寿司/フォアグラ羊羹/さつまいものうま煮
マジャクとはヤドカリの仲間だそうで、有明海の干潟で取れるのだとか。見た目はシャコとエビを足して2で割ったような感じです。最初はなんじゃこれ?!と思いましたが、食べてみるとパリパリサクサク。更に出汁まで出るではないですか。殻は柔らかいのでまるごと食べられます。こんなに美味しいものがあったのかと驚きでした。岡山や熊本の一部ではよく食べられている食材みたいです。
鮎は一口噛めば香りが広がり、ホロホロと身が崩れます。また、内蔵の豊かな苦味が鼻から抜けてゆきます。

・煮物
タコ/里芋/かぼちゃ/湯葉
出汁の旨味はしっかり感じますが、濃さは強すぎず、素材の味を極限まで引き立たせています。特に里芋がねっとり、甘く美味しかったなぁ。

・揚げ物
カキフライと鱧の天ぷら
カキフライは和食には珍しく、ソースで頂きます。衣はさっくりと揚がっており、一口噛むと牡蠣のスープが口の中でとろけます。

・食事
イクラごはん
これも、とっても美味しかったです。土鍋で炊いたごはんはふっくら甘く、それだけでも美味しいのですが、今回はイクラが乗っております。イクラはまるで卵の黄身のような濃厚な味わいです。

・水物
マスカット/スイカ/桃 白ワインジュレがけ

大将が選ぶ食材の質の良さに驚き、またその組み合わせ方や技に驚き、本当に良い時間でした。。。

2016/10/01 更新

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