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かなた9999 (女性・京都府) 認証済
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1回
昼の点数：5.0
￥20,000～￥29,999/ 1人
2014/02 訪問
★アランパッサールの魔法★
パリに行ったのはもう2年前です。私にとっては、とても思い出深い訪問になったのと、場所柄もう伺うこともないかと思いますので、書いておくことにします。もう忘れてしまってる部分も多いですが思い出しながら、ぽつりぽつり、書いていきたいと思います。パリの旅行7日間の6日目に訪問しましたが、予約を取ったのはパリに到着して2日目か3日目でした。だから直前にランチの予約を入れたことになります。予約がとれたのも今思うと素敵なご縁だったのかと思うとなんだか不思議な気持ちです。前夜にジョエルロブションズのディナーに伺いましたが、それを凌駕する素晴らしい内容でした。地下鉄Varenne駅から徒歩15分ロダン美術館のすぐ近くにあります。ひとまず、ロダン美術館まではたどり着いたものの、肝心のアルページュがわからず、相方と同じ道を何回も何回も通りました。余裕を持って30分前にはその周辺にはいたのに、あっというまに予約の時間に。まあ見つかるだろうと高を括っていましたが、そんなに甘くありませんでした。笑ロダン美術館から出てくる人に「アルページュはどこですか？」と聞くと、「そこだよ！(指差し)」見当たらないので「どこ？！」とまた聞くと「そこだよ！」を何回か繰り返し、やっと発見。変な外国人だと思われたでしょう。普通にコンクリートの建物の上の方にアルページュと書かれていました。今思うとパリの三ツ星レストランだから豪奢な外観なんだろうという先入観があったのかもしれません。中は外観どおり、シンプルな白を基調とした内装で、適度な間隔で並んだテーブルがいくつかあります。素敵な中庭があるわけでもなく、窓があって見晴らしが良いわけでもなくごく普通のレストランです。席には既に何名か食事を始めている人たちが。メニューを見せて頂き、相談してコースを頼みました。ポーションは少ないですが、皿数が半端なく多いです。一生懸命読めないフランス語メニューの数を上から順に追っていっても明らかに品数が多いのです。メニューに記載されている以外にシェフがスペシャルで出してくれる料理がいくつもあります。メニュー記載が10皿くらい、メニューに書かれていない料理が10皿くらいあったような気がします。スタッフはみんなテキパキと協力して料理を運んでいます。中には日本語を知っていて私たちに話しかけてくる愉快なスタッフも。特に印象に残っているのはポタージュの上にベーコンの泡を乗せたもの。ベーコンが泡になっている…泡なのに確かに香ばしいベーコンの味がするし…こいつは何物なんだという驚きでいっぱいでした。後に分子料理法という言葉を知ってから少し納得しましたが、その頃はもう何がなんだかわからず、完全にアラン・パッサールの魔法にかかっていたわけです。陽の高いうちにお店に入って、全てが終わったのが(笑)16時近かったと記憶しています。相方とランチタイムの最高記録だねと、笑いながら話していたのを覚えています。私も相方も、とっても満たされた気持ちになりました。
2020/12/08 更新
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パリに行ったのはもう2年前です。私にとっては、とても思い出深い訪問になったのと、場所柄もう伺うこともないかと思いますので、書いておくことにします。もう忘れてしまってる部分も多いですが思い出しながら、ぽつりぽつり、書いていきたいと思います。
パリの旅行7日間の6日目に訪問しましたが、予約を取ったのはパリに到着して2日目か3日目でした。だから直前にランチの予約を入れたことになります。予約がとれたのも今思うと素敵なご縁だったのかと思うとなんだか不思議な気持ちです。
前夜にジョエルロブションズのディナーに伺いましたが、それを凌駕する素晴らしい内容でした。
地下鉄Varenne駅から徒歩15分ロダン美術館のすぐ近くにあります。
ひとまず、ロダン美術館まではたどり着いたものの、肝心のアルページュがわからず、相方と同じ道を何回も何回も通りました。
余裕を持って30分前にはその周辺にはいたのに、あっというまに予約の時間に。
まあ見つかるだろうと高を括っていましたが、そんなに甘くありませんでした。笑
ロダン美術館から出てくる人に
「アルページュはどこですか？」
と聞くと、
「そこだよ！(指差し)」
見当たらないので
「どこ？！」
とまた聞くと
「そこだよ！」
を何回か繰り返し、やっと発見。変な外国人だと思われたでしょう。
普通にコンクリートの建物の上の方にアルページュと書かれていました。
今思うとパリの三ツ星レストランだから豪奢な外観なんだろうという先入観があったのかもしれません。
中は外観どおり、シンプルな白を基調とした内装で、適度な間隔で並んだテーブルがいくつかあります。素敵な中庭があるわけでもなく、窓があって見晴らしが良いわけでもなくごく普通のレストランです。
席には既に何名か食事を始めている人たちが。
メニューを見せて頂き、相談してコースを頼みました。
ポーションは少ないですが、皿数が半端なく多いです。一生懸命読めないフランス語メニューの数を上から順に追っていっても明らかに品数が多いのです。メニューに記載されている以外にシェフがスペシャルで出してくれる料理がいくつもあります。メニュー記載が10皿くらい、メニューに書かれていない料理が10皿くらいあったような気がします。
スタッフはみんなテキパキと協力して料理を運んでいます。
中には日本語を知っていて私たちに話しかけてくる愉快なスタッフも。
特に印象に残っているのはポタージュの上にベーコンの泡を乗せたもの。ベーコンが泡になっている…泡なのに確かに香ばしいベーコンの味がするし…こいつは何物なんだという驚きでいっぱいでした。
後に分子料理法という言葉を知ってから少し納得しましたが、その頃はもう何がなんだかわからず、完全にアラン・パッサールの魔法にかかっていたわけです。
陽の高いうちにお店に入って、全てが終わったのが(笑)16時近かったと記憶しています。
相方とランチタイムの最高記録だねと、笑いながら話していたのを覚えています。
私も相方も、とっても満たされた気持ちになりました。