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お店外観。
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前菜のウフマヨネーズ。(ランチメニューの前菜)
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コック・オ・ヴァン、少しアップ。
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ババ バニラアイス添え。美味しそうでうっかり写真撮る前に食べ初めてしまった。ラム酒をたっぷり吸っていて、子供は勿論、大人でもお酒の弱い人には危険なほど。
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コーヒー。
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コック・オ・ヴァン (ランチのセットメニューの主菜にチョイス)とパン。グラスハウスワインの赤もお願いした。
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コック・オ・ヴァン、別の角度から。
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ウフマヨネーズ、少しアップ。
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ランチメニューの主菜に付くパン。
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水をお願いしたら、冷えたボトル1本、そのまま出して頂けた。
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セットとランチ(土日だけランチ営業有り)の説明と、チーズ盛合せ、デザート、食前、食後のドリンクが乗っている。
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セットとランチ(土日だけランチ営業有り)の説明部分。
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メニュー、前菜、主菜。
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メニュー、ワインとスパークリングワイン。
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メニュー、その他のアルコールとソフトドリンク。
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お店入口。
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入口ドアに貼られたプレート。デザインも字の色も素敵。
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BSテレビ放映を見て知ったお店。
放送でレシピが紹介されたコック・オ・ヴァン(骨付鶏もも肉の赤ワインソース煮)がとても美味しそう。
絶対に行きたいと思いBMした。
ランチタイムの営業は土日だけ。
(平日は17時〜ディナータイ厶のみ営業)
10月最終週の土曜日、合羽橋に食器を見に行くついでに1人で訪問した。
お店は浅草の観音裏にあり、海外観光客もほとんど居ないエリア。
あんですマトバさんのわりと近く。
気になるお店がポツリポツリと点在する中に、
赤い扉と、赤いチェックのカーテンが可愛らしい、小さなビストロを発見した。
リースの下に店名の Ça va? (ご機嫌いかが?)
赤い扉には BISTRO PARIS と書かれたプレートが貼ってある。
扉を開けて中に入る。
入口に4人掛テーブル1つ、カウンターは8席。
こじんまりしているが、美味しいものが食べられそうな心地良い気配がある。
「いらっしゃいませ」
マダム(店主の奥様)の温かい挨拶。
カウンターの両端に先客が居たので、カウンター中央近くに腰掛ける。
「テレビの植野食堂を見て、コック・オ・ヴァンがあんまり美味しそうだから頂きに来ました」
「ああ、有難うございます」(マダム)
「結構あのテレビ見ていらっしゃるお客様多いんですよね」と店主も言葉を添えた。
メニューを見ると
1番シンプルな単品メニュー(パンが付く)
は、鶏肉や豚肉料理が1500円、牛肉、鴨、仔羊などの素材になるとプラス料金が設定されている。
「ランチだと100円プラスでウフマヨネーズが付きますよ」
マダムの勧めに従い
「それではコック・オ・ヴァンのランチでお願い致します」
(ウフマヨネーズの前菜とパンが付いて1600円税込)
「かしこまりました」
※ウフ(Oeuf=タマゴ)マヨネーズがサーブされた。
フランスのビストロでは定番的な前菜のよう。
マヨネーズは自家製マヨネーズで作ったタルタルソース。
ピクルスが添えられ、半分に切ったゆで卵がタルタルソースの上に乗っている。
ゆで卵でも、前菜の体で出てくると、ワイン無しで頂くのもちょっと…。とは思うものの、白ワインを頼むほどでもないか。
ペロッと食べてしまってメニューを拝見。
アルコールのメニューにグラスハウスワインを見つけた。
「グラスハウスワインの赤を1つお願いします」
「はい」
次の料理はワインを頼まずにいられない。
静かに料理を待つひととき。
私の左側のカウンター席には、長い常連さんのような大先輩の男性がお二人。
料理とワインを楽しみながら美味しいものの話に花を咲かせている。
右側のカウンターは若いご夫婦と思われるカップル。お店には初めて来たよう。
(温かく感じの良いマダム、優しい店主と、カップルとの会話から伝わってくる)
カウンターの目の前に厨房(キッチン)。
収納された食器や調理道具が狭いキッチンで整然と出番を待っている。
料理を待つ時間が心地良いお店。
もう、メイン料理が出る前から、美味しいに決まってる。
赤ワインで煮る前の、茹で上がったやや小振りの骨付鶏もも肉が、10本以上バット型の皿の上に綺麗に重ねられている。
しっとりと、皮までツヤっツヤ。
…なるほど、そうか!
そうだったのか…。
実はテレビを見てレシピ通り自宅で1度作ってみた。
それなりのものは出来たが、多分お店のとは大分違うんだろうな、という出来上がり。
原因が良くわかった。
先ず骨付鶏が大き過ぎた。
赤ワインで煮込む時、鶏が大きいと、小振りの手鍋で煮込めない。一回りでも手鍋が大きいと、入れたいワインの量に対して、スペースが空き過ぎてしまうのだ。
もう1つ。
自宅では妻と私の2人分、2本の鶏肉を下茹でしたが、それでは鶏肉から脂分が抜けてしまい、しっとり仕上がらなかった。
何本もの鶏肉を1度に茹でれば、煮汁が濃くなって鶏から脂が抜け過ぎ無い。
つまり、家の晩ご飯ように作っていたのでは、何度作っても到底お店レベルの美味しいコック・オ・ヴァンは出来ない事がわかった。
やはり現場に足を運ばないと本当の事はわからない。
「コック・オ・ヴァンです」
ひゃ〜、綺麗だなぁ~!
小振りと言っても主菜として十分なボリュームのポーションで登場した骨付鶏もも肉は、艶々で深い紫色の煮詰められた赤ワインソースをまとい、生クリームとバターで練られたマッシュポテトの上に鎮座して、上には刻みパセリ1摘みのアクセント。
関節を切り、肉にナイフを入れると骨離れも良く、しっとり、ウットリな美味しさ。
ソースは味がビタッと決まっている。
甘味、酸味、塩味が、どの方向にも偏らず、
例えて言うなら、正三角形の各頂点から立てた割り箸を三角錐の頂点で合わせ、手を離しても、ピタッと倒れない様なバランスだ。
それが煮詰めたワインと、バターの深い旨味とコクで支えられている。
(自宅でテレビのレシピ通り作った時は甘味が少し勝ってしまった)
下に敷かれたマッシュポテトも最高!
ハウスワインも手頃な値段で申し分無く、
1人でも楽しめる。
(私のようにワインに詳しくない人間が下手な銘柄選びをするよりずっと良い)
料理とパンでは無く、料理とワイン。
パンはソース用になって、これもワインと合う料理となった。連れがいたら、ワインは2杯飲んでいるだろう。
あまりの旨さに黙々と食べ、うっとりしていると、マダムが
「ババ、食べますよネ」
絶妙なタイミングで切り出す。
「ぜひ」
「お酒は大丈夫ですか?お車ではないですか?」
マダムが聞いてくれた。
「大丈夫です」
ラム酒は大好きだし。
ビール、焼酎、日本酒、ワイン…色々な酒を飲むが、究極1番好きな酒は?聞かれれば、自分は旨いウイスキー、という事になる。
そうでもないウイスキーを飲むくらいなら旨いラム酒を飲みたい。
※ババ バニラアイス添え
固く焼き締まったケーキ生地に、たっぷり過ぎるほどラム酒の染み込んだババはこちらの人気デザート。バニラアイスが添えられている。
結構なボリュームだ。
人気デザートといっても、子供はもちろん、お酒の弱い方も頼まない方が良いだろう。
とにかく酒辛いほどアルコール度の高いラムがダイレクトに来る。
バニラアイス添えで無いとデザートとして成り立たないくらい。バニラアイスは必然。
「コーヒーはいかが致しましょうか」
マダムが温かく、優しく声をかけてくれる。
(本当の商売人とはこういう方の事だと思う)
「お願いします」
アルコールの口も少しクールダウンしたい。
「お水も1杯お願い出来ますか?」
「はい、わかりました」
どうぞ、とマダムは冷たい水の入ったグラスと、美味しい水の入った、しっかり冷えたボトルを1本出してくれた。
デザートやコーヒーを頂きながら
店主も気さくにフランスの家庭料理やパリのビストロの事など、料理への思いを話してくれ、それにマダムが相槌を打つ。
美味しくて、楽しくて、言葉に出来ない何かもプラスされて、素晴らしい時間が過ごせた。
「ご馳走様でした。お会計をお願いします」
「はい、お席のままお待ち下さい」
「3000円です」
(えっ?安!安過ぎない?)
デザート、ワイン、コーヒーと単品で追加していったのでもっとずっと高くなっていると思った。
後でメニュー写真を見ながら確認してみると、
デザートの分はデザート付きのセットメニューに組み込んでくれ、ワインもコーヒーもランチ価格になっていた。
これだけ満足してちょうど3000円とは。
再訪どころか時々、これから長く通って行きたいお店に出会ってしまった。
熟年夫婦がちょっとした記念日に、浅草寺をお詣りしてからこちらでゆっくりランチして、帰りは散歩がてらに合羽橋の道具街現物などすれば、とても良い1日になりそう。
自分も、次の結婚記念日には、妻をランチに誘ってみようかな。
ご馳走さまでした。
営業時間
平日:17:00−22:00(21:00LO)
土日:12:00−14:30(13:30LO)
17:00−22:00(21:00LO)
定休日
木曜