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昼の点数：4.8
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￥40,000～￥49,999 / 1人
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料理・味 4.3
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|サービス 5.0
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|雰囲気 4.5
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|CP 3.5
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|酒・ドリンク 3.5
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［ 料理・味4.3
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| サービス5.0
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| 雰囲気4.5
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| CP3.5
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| 酒・ドリンク3.5 ］
食する幸せ
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2019/01/26 更新
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自分では予約が取れない敷居の高い名店、でもいつかは伺ってみたいと願っておりました憧れの京味さんに、有難くも伺うことができました。
これも人と人とのご縁のお陰です。
心から感謝いたします。m(_ _)m
この日は、奇しくも西さんのお誕生日でした。
『8月8日 80歳』
そして、『京 味』は、それぞれが8画なのだそうです。偶々だったそうですが。
こんなにおめでたい日に伺うことができて、
食いしん坊人生忘れられない一日になりました。
初めて伺い、少し緊張気味の私達に、気さくに冗談を交えて話してくださる西さん。
一気に皆んなが笑顔になり緊張が解れます。
個室で日本酒を頂きながらスタート。
3種の盛り合わせ
・一日干しクチコ 鯛寿司 瓜と鱧
昆布〆の鯛のお寿司、瓜の中に味付け鱧、半生のクチコが強烈に美味しかったです
・雲丹とオクラのすり流し
甘い雲丹とオクラの食感が山芋みたいにシャキシャキ感があって美味
・ずいき汁
ずいきたっぷりの素朴な椀。どっしりほっと落ち着くお味、内臓に染み渡る美味しさ
・湯引きと炙り鱧
皮目をサッと炙った鱧と湯引きの鱧を梅肉とお醤油で
・鱧の卵と肝と浮袋
何かとても懐かしいお味がするのですけれども、プチプチとプルっとした食感もある初めての組合せのお料理。冷んやりとした温度も。とても印象的でした。
・無花果味噌餡
ほっこり炊いた大きな無花果も初めて頂きました。味噌餡もどこか懐かしいお味でしみじみ染み渡ります。
・コチのお造り
皮目も付いてきて美味しかった。ポン酢で頂きました。
・鱧と松茸のお椀
8月初旬、初松茸を頂きました。
・京都産鮎焼き
・鰊と茄子の炊合せ
実はこの炊合せに涙が出そうになりました。
実家の母がよく作っていたお料理なんです。
勿論田舎の家庭料理なので、京味さんとは似て非なる物なのは重々承知していますが、京味さんの少し濃いめのお砂糖の効いた甘めのお出汁と、鰊から出る香りと旨味には郷愁をそそられまして、グッときました。。(T . T)
・海老入り冬瓜と鮑ととろろのすり流し
・ハラスご飯
焼きたてのハラスの素朴なご飯に最後までほっこり。
・わらび餅、葛きり、ぜんざい
一つの選択でしたが、全部頂いてみたいと話していたら、快諾してくださって3種類を。
特に葛切りは京都の専門店でしかなかなか頂けないような葛切りでとても美味しかったです。
そして、ぜんざいは、またもや実家の母を思い出すような温かい甘みのある素朴なお味で、ここでも泣きそうになりました。。(T . T)
京味さんには、日本人の昔からのDNAや食習慣に訴える郷愁があるのでしょうか。
お食事中、何度も来てくださって、お話しをしてくださる西さん。
伝説の料理人と謳われる方なのに、終始客人を楽しませる会話や気遣いをしてくださる。
それがとても自然体で私達もその温かさに身を委ねていました。
一流の真からの料理人というだけではなく、一流の真の人間力、深さが、いらっしゃるだけでどんどん伝わってきて、一流の真のおもてなしの心に感動しきりでした。
お会計は日本酒を頂いて42000円程でした。
予約も困難ですし庶民にはなかなか伺えるお店ではありませんが、
不思議と心が浄化されるような空気、笑顔になり、ほっと寛げ癒される時間は、何事にも代え難いひと時だと思いました。
点数は8.8にしたいところですが、残念ながら無いので4.8を☆
大変ご馳走さまでした。m(_ _)m