1回
2023/12 訪問
創業明治34年の料亭【筑紫亭】にて懐石料理をいただく
●鱧・紫雲丹・金柑甘露煮
かなりの老舗料亭。歴史的な建物。敷居が高いな。。。
2023年12月22日(金) 12時30分の予約時間少し前
【ROCOCO Tokyo WHITE】
とてもクオリティーの高いビール。 シャンパンのような滑らかさにフルーティーで上品な味わい。
今年一番の寒さとなった九州。 エアコンとファンヒーターで温められた座敷『竹の間』の部屋で食事。
『日本初のラグジュアリービール』
柚子の黄色と藍の器が素敵にマッチしてます。
●柚子釜 白子・紫雲丹・なめ茸・百合根
●季節の前菜 鹿肉・鱧・むかご・万願寺唐辛子・エリンギ・出汁巻き玉子ほか
●鱧の握りずし
●日本酒 (鄙かずら) 大分県日田市の酒。
前菜を見た段階で日本酒が飲みたくなったので注文します。
●汁物 ワタリガニの身、卵・自家製カラスミ
●お造り 関鯖・クエ・ハマボウフウ(刺身のつま)
民芸コンロ登場!
●鷹来屋 生酒大分三井【期間限定】
●鱧のしゃぶしゃぶ 真鱧 (マハモ)・水菜・自家製ポン酢
残ったポン酢を紙鍋に入れてスープの様に飲みます。
●椀物 聖護院かぶ・鮑・百合根ほか
●水菓子 いちご・ミカン・ドラゴンフルーツ・柘榴(ザクロ)
●抹茶
●牡蠣としめじの炊込み飯
●巻蒸 (けんちん) ●紫芋のきんとん
いい感じの苔むした玄関前の小庭は自然な感じで美しい。
入り口(玄関)は閉まっています。何処から入ってよいものか (笑;)
2024/01/16 更新
2023年12月22日(金) 12時30分の予約時間少し前
12月21日(木)とこの日はこの年で一番の寒さ。
北九州市を出発する際は冷たい雨が降っていました。
22日の大分県中津市はかなり寒くて雪が吹雪いてます。
中津市にある美術館を巡り、ゆっくりと歩いて少し早めに到着。
普通の静かな街並みの中、この場所だけ違う空気が流れていますよ。
かなりの老舗料亭。歴史的な建物。敷居が高いな。。。
入り口(玄関)は閉まっています。何処から入ってよいものか (笑;)
あまりにも寒いので到着したことをTELすると、
すぐにシャキッとされた上品で素敵な女将さんが出てこられました。
ちょっぴり緊張しつつ、女将さんの案内で部屋へまいります。
まずは最初、乾杯の一杯。
エビスかキリンかスーパードライか(瓶ビールでね)かなと。
すると女将さんがこのビールをおすすめされました。
【ROCOCO Tokyo WHITE】
最初にBEERで乾杯をした後に、
日本料理などの味を損なわないよう作られたとのこと。
『日本初のラグジュアリービール』
何ですか?それは!!!え?、お値段が1,700円!!!お高い!
市販には出回ってなく、高級な料理店でしか提供されてないそう。
んんん・・・と30秒ほど考えて、
そんなに飲む機会はないので注文いたします♪。
ずいぶん前に中津市内の割烹料理店で鱧料理を食べて以来。
こちら筑紫亭さんは豊前海の真鱧(まはも)を使用。
カツオと昆布出汁に鱧をサッと潜らせていただきます。
身がクルリと美しく返ったら自家製のポン酢でいただきます。
フワフワで凝縮された旨味が口一杯に!
ハモってこんなに美味しかったのね。と驚き!
デザートがでるころに女将さんが登場。
軽くご挨拶でもされるのかと思いきや・・・。
食に対する女将の哲学や筑紫亭の歴史を話し始められました。
自分も食に対して興味があるほうなので、
女将のお話は面白くて為になりました。(ちょっと長いけど・笑;)
さすが名物女将さん、パワフルでエネルギッシュでシャキシャキです。
料理一品一品がとても丁寧に、見た目も美しく。
鰹、昆布、煮干しなどの出汁を十分に使い、
素材の味を損ねることなく、どれを食べても大変に美味しい料理でした。
自分にとってはかなり贅沢なお値段でしたが、
思い切って懐石料理をいただいて正解でした。またおじゃましたいですね。
歴史ある建物と味をこれからも守り続けてください。
★いただいた料理は懐石料理:1万4千円のコース(税・サ別)+アルコール代です。