『15000文字の壁。』パコ崎ミャ子さんの日記

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パコ崎ミャ子は、どうすればイイ?

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パコ崎ミャ子 (東京都) 認証済

日記詳細

・・・まぁ、なんだ・・・。
本編でつらつらホラほらと、何の脈絡も無く遊んで書いていると、簡単に15000文字などオーバーしてしまう。30分ほどで。ははっ~♡

なので、コチラに5000文字程移動。

ただ、それだけの話。ははっ~♡


・・・。・・・。・・・。



また、チョロっと知ったかすると、フラン人は「毎日何を食べているか?」

答えは、「牛肉をグリルしたモノに、大量のポテトのフライを添えたモノ」

「スティック フリット」と、呼ばれるモノ~♡

そりゃ、最近のヘルシー路線で選択肢の多さはパリでもイロイロとあるけど、
パリからちょっと離れて、大部分の人の住む地方での生活をみてみると、
日常の食卓には「塩コショウだけのステーキ」が、国民的料理でちゃんと控えてソコにあったりする。

フランス料理は、「ソース」とか言う話を聞くと・・・、
本当のフランス人なら多分、「カラシを塗ったくって食べる方が多いけど・・・」とか言うと思ったりする♡

トマトやニンジンだけのサラダとか、ゆで卵にマヨネーズとかを一皿目に食べて、
パンを手に取り、塩コショウとカラシでステーキと大量のジャガイモをかたずける。
後はレタスを胃の隙間に押し込んだら、お菓子かフルーツで蓋をする感じ♡

日本人が、毎日「懐石料理」を食べているワケでも無く、
フランス人だって、毎日「フルコース」を食べているワケが無い。

フランス料理は、「ソースが決め手」とかって・・・、
フランスで生活したことない人が話す、一般的現実から離れた「空想」のフランス料理の話・・・。



・・・。・・・。・・・。



・・・ちょっとした商談。
頑張れば、払えないこともない「イイとこ突いてくるなぁ~」とか思ってしまう値付け。
コチラに渡すにしても誠意が感じられる態度。

「軽く食事でしながら話を進めましょうか。知り合いのお店なので気軽にくつろいで下さい」

案内されたのは、見るからに・・・「絵に描いた」ような、
超高級なレストラン。

ドアマンは、イケメンで笑顔が軽やか。
進む足先に伝わる絨毯の感触は羽根の上を歩いているようだ。
通された部屋は、テーブルに真上からスポットがあたり、部屋の四隅が間接照明で照らされ、
空間に光のグラデーションが設けられている。
正面の壁々には、小作品ながら厚手の額装の人物画が、さり気なく飾ってある。
白い壁にその額縁がトンとかけられているだけで、値段が分からなくなる圧倒感がある。
対面の壁には、大型のガラスの筒に花が入っている。
聞くと、「花の香りがお料理の邪魔をしないように」とのこと。
テーブルに着く前に、全て「場が整い」、食べるまでもなく「味わい」までが一流と感じてしまう。

・・・。とまぁ・・・。

・超高級と言うレストランも、2か月前に経営難でフリースペースとして貸し出してある所。
日曜の夜とか週末の9時以降なら、借りたとしても地下なので

4時間で「1マン」ほど。

・入口のドア付近だけ内側から照明をガラス越しに強めにあてて置き、外側から見るとお店のドアが浮かび上がった感じを演出する。照明の側に安っぽいプラスチックの大き目の観葉植物を何個か置く。

・ドアマンは中肉中背ではなく、出っぷりと恰幅の良いタイプか、真逆の細身スレンダーのどちらかにする。
その方が見る側の印象として「体型」が残り、着ているモノや靴に腕時計と急ごしらえであったとしても目にとまることは無い。
ただ、香りは大事。香水やコロンはダメ。
着ているモノを普通の「入浴剤」を強めに溶いた残り湯で洗い、注水無しの脱水で乾かしてアイロンをかけておく。
不思議と、その服から香る匂いは、一日の終焉をイメージさせて嗅いだ者の「集中力」を削ぐ。店外デートとかの売れないホストがよくやる手。

全部レンタル。人、照明、観葉植物。しめて「1マン」ほど。人件費の安さに意外に驚く。妙齢のオヤジは余っている。

・室内の絵も、安物のハーバリウムの花もレンタル。

しめて「1マン」ほど。絵はコピーでもネットで拾ったモノでも何でもイイ。額も何重にもデコボコと必要以上に枠がぶっといモノだったらそれでいい。日本は、絵画に関しては超後進国。いや、そもそも絵画先進国ナンカ無いけど。基本、普通は誰も欲しがらないし興味も無い。感覚的な金持ちが踊って騒いで値を支えているだけ。だって、ちょっと考えれば普通の生活に全く必要ないモノだもの。A4ベースの紙っぺらを2メーター離れて見るのに本物かコピーの印刷かなんか問題ではない。ただ、壁に空いた穴を塞ぐことしか普通は意味をなさない。・・・モナリザとか本当は、超でっかい穴が壁の後ろにあいているって知ってる? ははっ~♡ 嘘だけど♡

・後は料理なのだが、料理の心得がほんのちょっとでもある者が扱うのなら、デリバリーを使っても、冷凍食品を使ってもイイ。
100円ショップの白い皿の真ん中に「ほんの少し」づつ盛り付けて、葉っぱを一枚添えるか、点々と市販のバルサミコかデミグラスソースなんかを縁や周りに目をツブッテたらすだけで十分。
後は、赤ワインには二三滴の醤油を入れ、白ワインには20分の1ほどブドウジュースを入れておくと・・・全てが整う。デザートは、小粒アイスの「ピノ」にホイップとオレンジソースを付けるのと、ちょっとシナモンをサッとかけると完璧。

これも「1マン」ほど。

だいたい・・・4~5マンもあれば・・・イロイロと「欲」にまみれた金持ちをはめ込む準備は整ってしまう♡

・・・。

「味が分かる」

との思い込みは、全然、悪くないし、それだけなら「可愛い戯言」なので笑える話なんだけど・・・。

「味だけで、ホントに大丈夫?」

とかと、善意の第三者でも無いが、言いたくなったりもする。

・・・。

高級なお店とか高級なお店のシェフを沢山知っていると言うのは、
別にその知っていると誇示する人が凄いワケでも何でも無く、
ただ純粋に、高級なお店とか高級なお店のシェフが凄いダケ。

ちょっとだけオーナー目線で言うと、
「ホント、いつもありがとうございます」
と目に「金マーク」を示しながら揉み手でベンちゃらの一つも言ってあげたくなる。
可哀想過ぎるから。

別に「ダマす」とかって言う話では無く、「全ての商売」に置いて、

「場を作る」「場を用意する」ことは大事。

それが、本当に価値があるもので構成されていれば尚よろしいが・・・別にそこまでしなくても結果が出る相手なら・・・ネ♡

・・・。

お店の扉、窓枠なりドアの価値とか別に知る必要ないこと?
立っているドアマンのシャツの襟の仕立、カフスの形態、少し見える腕時計、くるぶしにそろうズボンの裾の長さ、履いている靴、何よりも目線の流れ、確認すべきとことか無い?
踏みしめる絨毯はドコのモノ?
壁にかけられた絵画は、本物? 印刷? ナンバー入りのリトグラフ? 
額縁は何調? 絵の内容と時代は合ってる?
飾られる花は何? 花言葉は? 誕生花? 花瓶は誰の作? 模造品?

料理がノせられた皿、そそがれた器、手に持つナイフにフォークの価値をマストで分かったとしても、

「味」に行く前に、知らなけば「味など分からなくなる」「ダマされる」空間も・・・あるカモしれない♡

まぁ・・・「ダマす人達」は、「ダマすつもり」で最初から準備するので、逃れるのは、至難の業なんだけどね~♡

高いお店の全部が全部、別に人間性とか善人性とかホスピタリティが高いワケでは無くて、
「値段」が高いダケのトコも・・・無いとは思うけどネ。ははっ~♡

本当にその食べているモノに、その価値があるかドウかなんて、実はマジでドウでもイイ話。

だって、食べた後なんて、一律に分け隔てなく、塊で出てくるものだからネ♡

まさか・・・その塊にまで、原価の重みを感じつつコックを捻って水を流しているワケでは・・・。

ははっ~♡だとしたら、逆に尊敬するワ~♡

その「欲」に~♡



・・・。・・・。・・・。



「料理する」をチョットだけ遠目でさらに薄めの空き具合で観て見る話しなのだが・・・。

ナンカ「料理」とは「ことわりをはかる」とか、分かった様な分からない呪文でまくし立てる向きもあるが、その辺を軽くいなすと、

「結局、なんかそのまんまだと食えないモノを 誤魔化して食えるようにしているんじゃネ?」

と、小声で急に来た喘息の発作の咳にまぎらせながら、言いたくなったりして・・・。ははっ~♡

「料理」「調理」などのホントに腐り切った心で鼻でもほじりながら穿った見方をすると、「食べにくい 食べることが出来ない」モノを食べられるように「何かに仕立て上げている」のかもとチョットだけ思ったりナンカして。ははっ~♡

素材の味を生かして調理料理するとは、いかようなことなのか? 誰がマジで説明出来る?

そのまま食べても「美味しい」モノをより美味しくする必要性とか、ドコに焦点をあてるべきなのか、チョットだけ哲学風味で考えてしまうと、ナンカ、ソコには言ってはいけないタブーがあったりなんかして。ははっ~♡ 
いや、解答は最終的には曖昧な立ち位置でフラフラとするとは分かっているのだけどネ♡
ははっ~♡

「日本の何々は、イタリアやフランスの本場のモノと比べるとナンチャラだ」とか、鼻毛を鼻息になびかせて大声で騒いでいる大人をたまに見かけたりするのだが。ははっ~♡
大抵は、西洋かぶれでアジアンテイストモンゴロイド丸出しの顔面やや大き目のママに、似合わないスーツ姿で短い指に挟んだワイングラスなんかをグルんグルんと回していたりする~♡

その、飲んでいるワインは・・・本当にワイン?

マジで?
ちゃんとした、ワインですか?

しゃ、その根拠は?

「味」ナンか、何の根拠にもなりゃしまへんで・・・。

ははっ~♡
ははっ~♡
ははははははははっ~♡



・・・。・・・。・・・。



約一カ月の間、完全に平常とは違う空間で、沢山の人達の熱を感じながら、好む好まざるの選択が出来ない状態のままで笑顔を絶やさず集中して会話を続けなくてはいけない時間を過ごす。
・・・毎回、この特殊な環境で劇薬のような空気を吸いこむと「自分の好きなことだけ」で過ごす環境の有難さよりも、その「自分の好きなことだけ」の環境が、結果的に如何に閉塞感とかその後の発展性の無い「ダメな世界」なのかを如実に感じだす。

つまりは、なんと「好きなモノ」だけの世界が、どれだけ「ツマラナイ世界」だったかを実感すると言うコト。

「嫌なこと」・・・「嫌だと感じること」が無い世界が、一見素晴らしい環境と思いがちだけど「嫌でも何かあった方が幸せなのでは?」とマジで思ったりしたりナンカする。ははっ~♡

人と言うか、「私」がだけど、その日常が淡々と平穏無事に過ぎることを願いながらも、本当にそのまま何もなく過ごせる日々が続くと「飽きる」と言うか「物足りなくなる」と言うか、自然と「暇だなぁ~」とか思ったりする。
そうなると、気がつかずに創り出すものへの発想や思考のマンネリ化に傾き、意味なく安堵している自分が居たりする。そんな自分の「隙」のような危うさを自分でハッと気がついたりすると、心底、自分の中の価値観の至らなさ陳腐さに恐れおののいて、押しつぶされそうになる。

マンネリが生み出す、常識と思い込むことの無意味さと価値の無さ。

モノを創り出す人間として、一番立ち止まって行けない枠の中で安心している惨めさをマジで実感すると、超凹む。

本当に全てが「満たされた世界」が幸せなのだろうか?
毎食と目の前に並ぶご馳走が「大好きな食べ物」と並ぶことが幸せなのだろうか?

実際、本当に毎度の三食が「大好きな食べ物」と食べ続き続けていくことナンカ出来るのだろうか?

だとしたら、一番軽蔑している「普通」の感覚に馴染み染まってしまっている・・・と、思う。

マジでダメな私・・・。

マジで、日々、反省でごじゃる~♡
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