『【定義の思い込み】』パコ崎ミャ子さんの日記

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パコ崎ミャ子は、どうすればイイ?

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パコ崎ミャ子 (東京都) 認証済

日記詳細

大量の料理を自ら望んで頼み、ニコニコとたわむれているcoordinatorさんを
揚げワンタンで、5杯目の生ビールを飲みながら見ていた・・・。

・・・隣の席で、リーマン風の年の離れた二人組が、ちょっとtension高めの「コント」を始め・・・出汁た♡

ははっ~♡



「先輩・・・。なんか、このチャーハンについている小さいスープが美味しいと、その店の料理は全部旨いんですって」

『なんだ、その話?』

「なんか、ネットで自称インテリって言う老人が、得意げに、町中華で出てくる小さいスープが旨いと、その店の料理のチャーハンや炒め物には、鶏ガラや豚骨でとったソノ中華出汁のスープが「オタマ一杯」使われているから、だから旨いに決まっているってロジックなんですって」

『・・・まったくなんだヨ、そのバカみたいな虚言と言うか妄想と言うか、希望的観測でしかない与太話は?』

「なんか、自信満々でネットで書き散らかしていましたよ・・・小さい添え物のスープが旨いと、そのお店では、どんな料理にも「オタマ一杯のスープ」を入れるから、炒め物から何でもが旨いって」

『・・・あのよ・・・。町中華のチャーハンや野菜炒めに、鶏ガラや豚骨でとった中華出汁のスープを「オタマ一杯平均250CC~400CC」も入れて炒めている店って・・・ドコよ? 
せっかく、米や野菜の水分飛ばして旨味を凝縮させているのに、なんで「オタマ一杯のスープ」とか入れんだヨ。
ベチャベチャになるだろ普通は。考えなくても分かるだろ・・・。・・・料理したことネーんか?
スープに見えるかもしれないが、シンプルなチャーハンや野菜炒めに入れる水分は、醤油か酒か味醂か風味の油、程度だろう? 
中華出汁として作ったスープをもし入れるとしても・・・10~20CC、大さじ1~2杯程度、鍋に回し入れるくらいだろ? 味の優劣に関係するほど入れるワケねぇーだろ。

「オタマ一杯のスープ」を。

そんな「オタマ一杯のスープ」とかドボドボ入れる店とかって、普通に考えたら炒めすぎのリカバリー的な使い方だろ・・・。
高級店でも、そんな中華出汁「オタマ一杯のスープ」も入れて炒めるチャーハンとか野菜炒めなんて聞いたことネーぞ。
あんかけとか、うま煮とか、中華雑炊しか作れネー店の話か?』

「なんか、でも・・・ネットで書いてあったその自称インテリっていう人は、小さいそのスープが旨いかマズイかは、そのお店が旨いかマズイの絶対的な基準ナンですって・・・「オタマ一杯のスープ」を全ての料理に入れて炒めるからって」

『ぁあ・・・ネットね・・・。大方、誰にも相手にされない孤独で壊れた老人が、おおば比呂の味覚停車のマタギキの又聞きの知ったか程度の知識で言ってんだろヨ

いいか・・・、町中華の小さいスープが旨い店の料理が旨いって話はな、

何でもない添え物程度のスープであっても、手間暇をかけて作った出汁を使い、
刻んだネギすら角が立ち、新鮮な風味を漂わせるものを使っている。
そう言った心意気をみせられたら、
「手抜きせずに」一生懸命に作った料理を提供している・・・と、どうやったって感じるもんだ。

だから、そんな丁寧な仕事をした添え物のスープを出すお店なら、どんな料理でも心配りが出来ていて、信用して旨いと言えるだろう・・・、

てっ、話なんだヨ。
ぜんぜん、見ているモノも話の意味も明後日の方向向いてるじゃネーか。
なんだ・・・その、スープを炒め物に「オタマ一杯ジャバジャバ入れる」から・・・旨いって・・・炒め物ベチャベチャだろ・・・。
マジでモノを知らない、知ったかの害しかないから、誰にも相手にされないバカ老人だろ・・・そいつ・・・』

「なんか、でも、自信満々で書いていましたよ」

『・・・あのよ・・・。そんな話、普通の感覚をもって普通に生活している人なら、鼻で笑うただの嘲笑でしかないし、誰も相手にしねーヨ。そんな奴。
そんなこと真顔で言う奴は、実生活で孤立して、町では無意味に徘徊し、パソコンの画面しか話し相手が居ないんだろうヨ。
自分が可笑しなことを言っているって気が付かないのは、ただただ孤立して、心が壊れだしているんだヨ。

ネットで吠えるって、当たり前の感覚を持っている人から見たら、相当、オカシイ奴だろ? 

心がすり減って、真綿で首を締められているのに気が付いていないか、
自分が吐いた言葉がブーメランで戻ってきているか、
勝手に踏んではイケない尻尾をドコかで踏んで、気が付かない間に追い詰められて孤立してんだろうヨ』

「なんか・・・、ボクも変だとは思ったんですよ。上手い町中華の炒め物で、「オタマ一杯もスープ」を入れてチャーハンや野菜炒めを炒める姿なんか見たことないし・・・あんかけや、うま煮、それこそ中華雑炊の話かと思って・・・」

『そんな、バカの与太話、本気にする奴なんてイネーから安心しろ。
どうせ、そのうち自分が言ったり書いた話がめぐりめぐって、勝手に壊れていくから。
医者って人を直す勉強しているけど、それは人を壊す勉強でもアルって知らねーんだヨ。
何でもない言葉で人を少しづつ削って追い込むなんて、プロなら造作も無い話だしな』

「なんか・・・そうですね・・・。孤独からの変な叫びって、周りにはコダマしないですからね」

『じゃ、ちょっとオレのモヤシ炒めに付いてきたスープを一口飲んで見ろ』

「はい・・・。・・・あれ? なんかボクの麻婆豆腐定食のスープより・・・味が濃いような気がします」

『だろ? ここの中華屋が長いコト続いているのは、当然旨いから。
だが、それはトータルで食い終わりまで旨いからなんだ。

味の濃い麻婆豆腐なんかに添えるスープが、びったりと味の決まった濃い味のスープだと途中で飽きるだろ?
逆に、モヤシ炒めのように、素材感を出したくて優しい味付けにしているのに、同じように優しい味のスープが付いたらメシは進まないだろ?

味の濃いメインには、少し優しめの味のスープ。
素材の味わいを活かした優しい味わいのメインには、少しパンチ力を持たせた濃い目のスープ。

出汁の味わいに、ちゃんと変化を持たせたスープを提供する「気遣い」が出来るのが、この店の旨さなんだヨ。分っただろ』

「なんか・・・そうか、違うメインを頼んで、スープの味比べを一度にしたことなかったから・・・アレですけど、これは経験をして説明されると納得です」

『中華の味だって、元をただせば大きいくくりでのスパイスと脂、油でしかない。
でも、間違っちゃいけないのは、家庭でも素材と調味料はいくらでも揃えることが出来るが、

火力と火力を扱う技術が家では再現出来ない。

町中華の味を言い表すなら出汁とか調味料とか言っても意味なんか無いんだヨ。
だって、火力と技術の味は、家庭では再現出来ないし手に入らないモノで、町中華でしか味わえないのだからな。

町中華と言えば、最初に火力と技術の話だろよ。普通は』

「なんか・・・出汁がどんなに旨くても、麺が伸びたラーメンとか、「オタマ一杯のスープ」で作ったベチャベチャチャーハン雑炊とか野菜炒めとか・・・不味いでしょうね」

『町中華は、早い、安い、盛り良く旨い、が三種の神器。
バカみたいに、町中華に来て、添え物のスープをテイスティングして・・・
「うん。この出汁は丁寧に作られている。ここの料理は全て当たりに違いない。だって、オタマ一杯のスープを全ての料理にブチ込んでベチャベチャにするのだから・・・」
とか・・・、マジで孤独死のグルメだろ』

「なんか・・・孤独の虚栄心にあてられた話して・・・すいません。でも、納得の正解が聞けたので、有難いです」

『完全に【定義の思い込み】の話だな。
孤立していると自分の定義のドコが不足しているのかすら、相談できる人がいないからな。
最低限の協調性は犬猫にもあるモノだし、ソレが出来ない大人とか・・・先祖も親も泣いているだろうな』

「なんか・・・素直に、納得っス」



・・・そんな「オタマ一杯のスープ」を入れて炒めるチャーハンや炒め物なんて・・・、
あるワケないジャン・・・。

「オタマ一杯のスープ」と書いたのも、それを全部料理に入れる話ではなくて、
ただ、味のベースたる出汁に力をそそいでいる、ってコトを言いたいだけのコト。

読解力が無い人が、勝手な「思い込み」で、
自分の真意とは全く違う解釈で、責め立てて来るのは・・・気分が萎えるだろう・・・なぁ・・・。

たまたま、その孤独で心が崩壊した老人は、老眼鏡でもかけ忘れて、
オタマと大さじを見間違えただけかもシンないジャロっと、JAROで審議する程の話でもない感じを

・・・私は持った♡ はははははは、ははっ~♡ さぁ、次、どうよ?~♡
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